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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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初夏のブナ林でまったり: 若杉天然林その2 

2018年6月17日(日) 岡山県西粟倉村 若杉峠(1050m) 日帰り単独行 


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11:00 東屋からは緩やかな下りの道です。道端にある大ブナは直径が軽く1mを越えていると思われる大木です。案内板によれば、この付近は幹回りが3.5~4.5m、樹齢200~300年のブナの大木がみられるということで、いわゆる極相林になっているようです。


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おそらく若杉天然林の中で一番の見どころなのでしょうが、林床はご覧のとおり笹薮状態で、大山あたりのブナ林と比べるとかなり残念な状態です。これはカメラを持って腕を伸ばして撮ったものなので、肉眼で見るとほとんど目の前の笹しか見えません。


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11:22 第3分岐点に着きました。ここから左へ尾根道を進んで行けばまっすぐ若杉峠に着きます。ちょうど鳥取と岡山の県境になる尾根道ですが、鳥取側は植林帯になっていて、あまり楽しくなさそうな雰囲気です。ということで、自然研究路を第2分岐まで行くことにして、右へ下りました。


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5分ほど下ると東屋があり、その横にも大ブナが立っていました。このブナは根元のあたりが裾広がりのようになっていて、ドレスをまとった貴婦人のような雰囲気でした。


東屋はベンチが壊れていたので、ここでも休憩なしで先に進みます。


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自然研究路に入ったばかりの頃に1組の登山者とすれ違いましたが、それ以降は誰にも会っていません。静かな森の中をのんびりと歩きます。


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水平だった道が下りになり、下りきったところで小さな流れを渡りました。このあたりは広くて平坦な谷になっていて、木々の密度もやや高い感じです。新緑の頃に比べると、緑の色も濃くなり、淡いグラデーションのような色違いの感じもほぼなくなり、夏の森のなったなと感じます。


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11:56 第2分岐点に着きました。ここで中国自然歩道に再び合流し、若杉峠は左へ進みます。


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案内板のマップです。


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第2分岐点から若杉歩峠方面に進むと、すぐに広くて平坦な谷になり、なんとなく湿原のような雰囲気です。


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12:06 のんびりと歩いても第2分岐点からわずか10分ほどで、若杉峠に到着しました。ちょうどお昼時だし誰もいなかったので、ベンチで休憩することにしました。


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目の前の祠と抱き合ったような2本の杉の大木を眺めがら、おにぎりを食べました。祠の横を上がって行くと展望台があります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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休憩中に1組の登山者が展望台の方に登って行ったので、休憩を終えてから自分も展望台に向かいました。


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けっこう急な階段が続きます。


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階段を登りつめ、右に少し行くと展望台がありました。標高は1080mぐらいで、1050mの若杉峠よりも高いので、この山行の最高地点はこの展望台ですが、名前のあるピークではないので、若杉峠を最高到達点ということにしておきます。


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しかし展望台とは名ばかりで、植林された杉が成長してほとんど展望はありません。わざわざ登って来ましたが、無駄足でした。ただし、ここには東屋があるので、休憩やランチをするなら若杉峠よりもここまで上がってきた方がよさそうです。


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12:31 展望のない展望台からすぐに引き返して若杉峠まで下りてきました。これから下山ですが、往路を戻るのではなく直進して別のコースから下ることにします。ただ、植林帯のような雰囲気が漂っているので、あまり面白くない道かもしれません。


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若杉峠から南に尾根を登って行くと、やはり植林帯でした。引き返そうかと思いましたが、地形図を見るとこの先にかなり広い湿原のような地形があるので、なにか面白い風景がみられるかもしれないとそのまま進むことにしました。


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植林帯の中は杉の落ち葉が厚く堆積していて、トレースがかなり不明瞭でしたが、赤テープと埋もれかけの階段を探しながらなんとか道をはずれずに進むことができました。


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12:43 林道に出ました。ここから林道を横切ってさらに先に進み、尾根筋を少し歩いて1124ピークの先から別の林道で下るというコースもありますが、林道の反対側にトレースの入り口が見当たらなかったし、どうせ植林帯が続くだけのような雰囲気なので、ここから右へ折れて林道を下ることにしました。


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ちなみに、道標に書いてある峰越峠まで行っても戻って来れますが、かなり距離があるし、アスファルト道歩きが長くなるので、今回はパス。


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林道を下り始めると、すぐにこの道が長らく使用されていないことがわかりました。車のわだちがなくなっていて、雑草が生い茂っています。


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湿原のような場所は小高く盛られた土手状の道になっていて、途中には橋もありましたが、穴が開いていて車が通過できる状態ではありません。いつ足元が陥没するかわからないので、足元を確認しながら慎重に渡りました。結局、この湿原のような場所はほとんど草地のような状態で、なにも面白いものはありませんでした。


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12:51 別の林道との合流点です。ここを右折して下ると駐車場近くに出ることができるはずです。


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最初のうちは普通の林道でしたが、途中からものすごい岩ゴロの道になり、とても車両が走れるような道ではなくなりました。おそらくブルドーザーのような無限軌道車でないと通過できないでしょう。


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13:14 アスファルト道に出ました。これを右に上がって行けばすぐに駐車場です。


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13:19 最後のアスファルト道歩きで少し足裏が痛くなりましたが、先週感じた右足の痛みもなく無事に戻ってきました。


インソールですが、靴の中で足が滑るようになったソフソールをやめて、冬靴に入れていたスパーフィートグリーンに変更してみたのですが、ソフソールの時に感じていた靴のタイト感や靴底が少し柔らかいという感じが解消され、窮屈感がなくなり靴底もしっかりとした感じになりました。やはりインソールによって靴の性格が変わってくるというのを実感しました。ミレー オールロードGTXはこのままスーパーフィートグリーンでいくことにします。


ところで、せっかく担いできた一眼レフと三脚ですが、渓流とブナの大木の写真以外は撮ることもなく、ほぼ歩荷訓練の重しのような状態でした。ま、そんなこともあります。たいして汗もかかなかったので、温泉にはよらずに一般道で家まで直行しました。

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| 2018年6月 若杉天然林 | 18:12 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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初夏のブナ林でまったり: 若杉天然林その1 

2018年6月17日(日) 岡山県西粟倉村 若杉峠(1050m) 日帰り単独行 


6月13日の里山歩きで体調不良だったこともあり、17日の日曜日はピークハントのある登山はやめて、初夏のブナ林を散策する楽な山歩きに行ってきました。


訪れたのは西粟倉村にある若杉天然林。全く人の手が加わっていない原始林とちがって、ある程度伐採などで人の手が入っているものの、基本的には自然の状態が保たれているということで、天然林という名称になっているとのことです。


ずいぶん前に2度訪れたことがありますが、きれいな渓流とブナ林が広がる比較的なだらかな森の中に自然研究路という遊歩道が設けられていて、のんびりと森林浴を楽しみながら歩くにはいいところです。逆に言えば、登山的要素が少なく、これといってピークもないので、いまひとつ充実感や達成感は感じられないところでもあります。まあ、今回はハードな登山はしないということで訪れているので、充実感や達成感は必要ありません。


ただ、以前訪れた時に感じましたが、天然林とはいえあまり森がきれいではないというのが残念なところです。なんというか、極相林になっていないブナ林のような感じだし、林床に笹が繁茂していて、森のすっきり感もありません。写真を撮ろうにもこれはと思うところがほとんどなかったような記憶があります。数年ぶりなので、少し状況が変わっていることを期待しつつ歩きました。


本日の装備
●アッパー
 ドライレイヤー: モンベル ジオラインクールメッシュ ラウンドネックシャツ
 ベースレイヤ: マーモット クライムスピードL/Sジップ 
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット(不使用)
 インサレーション: なし
 グローブ: プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: アウトドアリサーチ ゴーストレインハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: ノースフェイス バーブパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ(不使用)
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス(ウール混)
 シューズ: ミレー オールロードGTX

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし


朝は少しひんやりとした感じがあったので、いつもはただの荷物となっているデイトリッパーフリースジャケットを着用しました。スタート直後から渓流の写真を撮りながら歩いたので、止まっている時間の方が長く、汗をかくようなことはありませんでした。しかし、研究路に入って歩き始めるとすぐに暑くなって脱ぎました。もうフリースは必要ない時期になっているのでしょうが、とりあえず梅雨が明けるまでは装備品に加えておくことにします。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




日曜日でしたが、駐車場には車が3台ほど停まっていただけで、静かな山歩きができそうです。


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駐車場に設置してある案内板で順路を確認します。ひとまず中国自然歩道を第1分岐点まで行き、白線で描かれている若杉自然研究路に入ります。第3分岐点で中国自然歩道に入るかそのまま自然研究路を第2分岐点まで行くかはその時の気分で決めることにして、若杉峠を目指すことにします。若杉峠からは案内図に描かれていない右方向に尾根道を南下して、途中から林道で駐車場に戻ってくる予定です。


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9:15 駐車場を出て中国自然歩道に向かいます。クマが出るようなので、クマ鈴をバックパックに装着しておきました。


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アスファルト舗装が終わるところにログで作られた立派な東屋があります。


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東屋の前にある若杉橋を渡ると、未舗装の道になります。


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若杉橋を渡ったところの森の雰囲気がけっこう原始林っぽくていい感じでした。このあたりは林床の笹もあまり茂っていないので、森の様子もすっきりとしてきれいです。この先もこんな感じであればいいのですが、なかなかそうはいきません。


若杉橋からすぐのところに渡渉点があります。ここの渓流がなかなかいい感じなので、三脚を据えて撮影することにしました。6Dでの撮影です。


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水の流れを滑らかにぶらすために、絞りをF11、ISO200に設定。シャッター速度は1.3秒になりました。写真クリックで拡大します。


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アングルを変えて、右側だけを縦構図で切り取ってみました。少し日が差してきたので、シャッター速度を下げるために絞りはF13まで上げています。このときのシャッター速度は0.8秒です。


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次に左側も同様に撮ってみました。右上から左下へと流れがS字状になるように構図を決めましたが、右上の部分の流れがほとんど見えていないので、写真としては失敗でした。


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少し上流に登ったところで、ここに来ると毎回撮影している場所で今回も撮ってみました。今年は、途中に木の枝が引っかかっていてちょっと雑然とした印象があり、残念ながら絵になりません。写真クリックで拡大します。


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ということで、撮影を切り上げて先に進みます。道は渓流に沿った石畳になっていて、さわやかで気持ちのいい散策路といった雰囲気です。


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10:31 第1分岐点に着きました。普通に歩けばおそらく30分もかからないぐらいの距離だと思いますが、撮影しながらのんびりと歩いてきたので、1時間15分もかかってしまいました。ここから渓流を離れて左手の森の中へ自然研究路を進みます。


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最初は小さな流れに沿って登って行きますが、すぐにその流れを渡り対岸の奥へと道が伸びていきます。


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やや傾斜のきつい斜面につけられた階段をゆっくりと登って行きます。


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傾斜が緩み、平坦な場所に出てくると、大きなブナが出迎えてくれました。G7XMarkⅡの広角端24ミリでは入りきらないので、6D+16ミリで撮影してます。


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少し進むとミズナラの大木も。


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10:59 東屋のある場所まできました。このあたりはほとんど高低差のない平坦な場所ですが、そのなかでも少し小高い丘のような場所に東屋が設けられています。林床の笹が繁茂していなければ眺めも良くて気持ちのいい場所だと思いますが、ベンチに座ってしまうと笹が視線より高くなってしまうので、いまいち解放感がありません。なので、休憩なしで先に進むことにしました。

つづく。

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| 2018年6月 若杉天然林 | 15:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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