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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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重装備に適したマムートのトップモデル: Creon Crest65+L

すっかりマムートにはまってしまい、頭の先からつま先までマムート製品で身を包むようになってしまった今日この頃ですが、持っているもののほとんどは廃盤品や在庫処分品のセールで購入したものか中古品なので、案外カタログに載っている現行品はそれほどありません。


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この大型バックパック クレオン クレスト65+Lは、僕が持っている数少ない現行品のひとつです。といっても、最近はセール品になっているので、遠からずモデルチェンジしてしまう運命かもしれません。


現行品とはいえ、こちらも新品で購入したものではなく、中古品でした。マムート オンラインストアでは税込価格47,300円となっていて、2020年5月2日現在は20%オフで37,840円ですが、僕が購入した価格は13,000円という破格の安値でした。外観は特に傷や汚れも無くほぼ新品のようでしたが、内部にすこしウレタンスポンジが張り付いたような汚れがあったため安く売られていたようです。実用的には何の問題も無いので、自分ではかなりお買い得だったと満足しています。


購入したのは2018年5月3日なので、ちょうど2年が経過したことになります。早くレビュー記事を書こうと思いつつすっかり延び延びになっていましたが、せっかくのGWもどこにも出かけられず暇をもてあましているので、ちょうどいい機会ということでレビュー記事を書いておくことにします。これ以上放置すると、せっかくの現行品が廃盤品になってしまいかねないので、いいタイミングだったのかもしれません。ちょうどセール対象品になっているので、購入を検討している人もいるでしょうから、何かの参考になれば幸いです。


クレオン クレスト65+Lは夏に宿泊を伴う縦走に2度使用しましたが、いまのところ不満もなく満足しています。以前使っていたオスプレー イーサー60は、どうも背面長が自分には長かったようで、一番小さいMに設定しても長期縦走で荷物が重くなるとヒップベルトの位置が腰骨の適性位置よりも下にずり下がってしまい具合がよくなかったのですが、クレオンクレスト65+Lは背面長をMサイズにしておけば、縦走の重い荷物でもそのようなことはありません。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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背中に当たる背面部分は、メッシュになっていて汗をかきやすい夏に使うのに適しています。腰にあたる部分とヒップベルトの付け根付近も表面が白いメッシュ生地で、ショルダーベルトの裏側も同様の処理が施されています。徹底して汗をかきやすい部分に汗対策を施しているようです。


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前面は大型の縦長ポケットが二つ設けられていますが、それ以外はデイジーチェーンやベルトなどはなく、すっきりとしたシンプルなデザインです。ちょっと見、昆虫のようなデザインに見えなくもありませんが、自分的にはとくにデザインが嫌ということはありません。前面につけられがちなストックやアックスの固定ループは側面との境あたりに設けられていて、ポケットの開閉に干渉しません。


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左側面のメッシュポケットは2段設けられています。上の段は一番下までではなく、下の段の上から1/3ぐらいまでの深さです。メッシュポケットのある部分を囲むようにジッパーがついていますが、このジッパーは側面から内部にアクセスするための専用ジッパーではなく、前面下部からつながっていて、右側面も同様につながっています。ひらがなの「ひ」の字のような形でひと続きのジッパーになっていて、前面下部からがばっと開くことができるようになっています。


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右側面のメッシュポケットは1段のみとなっています。


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メッシュポケットは、上からだけでなく横方向にも口が設けられていて、水筒の出し入れが楽にできるようになっています。縦方向は1Lサイズのナルゲンボトルがすっぽりと隠れるほどの深さです。


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横向きに入れた場合は、ちょうど口の部分が出るぐらいですが、1Lサイズのナルゲンボトルを入れるにはすこしきつい感じがあるので、500mlサイズのボトルのほうがよさそうです。


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右側面のジッパー部分には専用のスライダーがあって、右側側面から直接内部にアクセスできるようになっています


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背面長の調整機構は、いたってシンプルで調整も簡単にできます。ショルダーベルトのパーツが背面のメッシュの裏側まで延びていて、そこに調整機構が接続されています。


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メッシュの下を覗くと、このような調整機構があります。


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デイジーチェーン状のサイズの書かれたベルトがショルダーベルトにつながるパーツの末端に縫い付けられていて、そこに赤いベルトの先端に取り付けられた金属のフックを引っ掛けるという方式です。


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サイズ調整の方法は、ショルダーベルトのパーツを腰の方向、下側へ押し込んでやるだけです。


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押し込めば簡単にショルダーベルトのパーツが下に移動します。


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そうすると、金属フックのついた赤いベルトのテンションが緩んで外すことができるので、自分の背面長に合うサイズのところに引っ掛けるだけです。バックパックを背負えば自動的に重さでバックパックが下がるので、ショルダーベルトが上に引っ張られて赤いベルトにテンションがかかってサイズ調整が完了するというわけです。イーサー60ではベルクロテープで調整する方式なので、微調整できるものの調整するのが大変でしたが、クレオン クレスト65+Lでは微調整ができない代わりに調整自体は簡単です。


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右ショルダーベルトには、収納式のボトルホルダーがあります。


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ジッパーを開くと、中からメッシュポケットが出てきます。500mlのペットボトルが入る大きさです。右側面のメッシュポケットにボトルを入れる横向きの口があるので、ここにわざわざボトルを入れなくてもいいような気もします。スマホ入れにしてもいいかと思いましたが、スマホだとけっこう緩いのでうっかり落としてしまう危険性があります。水分消費が激しい夏場の山行であれば、サイドポケットとショルダーポケットの2箇所にボトルを入れられれば、たしかに便利かもしれません。


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ヒップベルトには、マムートにしては珍しく左右にポケットがついています。どちらのポケットもメッシュではなく、ちゃんとした生地でつくられていて、大きさも結構あります。コンデジとしては大柄なキヤノン パワーショットG7X MarkⅡも余裕で入ります。


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ポケットのサイズは、おおむねW15×H8×D5センチの大きさがあります。



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前面下部にあるダブルスライダーのジッパーは、前面と側面の間をぐるりと囲むように設けられています。


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すべて開放すると、前面が上方向に大きく開くことができるので、荷物の出し入れがとても楽にできます。前面を開いたときに中身がうっかりこぼれ落ちないようにネットも装備されています。


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前面にある縦長ポケットは、右側だけ内部にメッシュポケットが設けられています。容量的にはそれほど大きくありませんが、レインウェアぐらいは余裕で入ります。ダブルスライダーになっているので、入れているものによって使いやすい位置から開くことができます。


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ボトムのコンプレッションベルトには外したときにブラブラしないようにループがつけられていて、細かいところにまで配慮されています。また、ストックやアックス用のループもボトムから外向きに開かないような方向で縫い付けられていて、使っていないときはボトムコンプレッションベルトでうまく押さえるようになっています。かゆいところにまで手が届くような設計です。


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左側面のジッパー末端に前面下部にあったダブルスライダーを移動させれば、左側面からのアクセスも可能です。


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歩いているときはむしろこのように左右どちらからでもアクセスできるほうが楽かもしれません。前面をがばっと開くのはテントや小屋についてからになるでしょうから、通常はこのようにしておいたほうが使い勝手はいいと思われます。


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天蓋にはポケットが二つあり、トップ左右にはデイジーチェーンも装備されています。


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下側のポケットはかなり大きく深さ高さともそれなりにあるので、少なく見ても6Lぐらいの容量はありそうです。


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上のポケットは底面積は下のポケットとほぼ同じですが、高さがほとんどないので、地図やスマホなど平べったいもの用といった感じです。キーホルダーもついています。


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バックパックの内部は、シンプルな1気室です。背面側にハイドレーション用のポケットがあるだけです。


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ところで、クレオン クレスト65+Lは背面の隙間を調整する機構がついています。背面のメッシュの左右上側につながっているベルトを調整することで、メッシュと本体との間にある空間の大きさを変更することができます。



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これがベルトを一番緩めた状態です。


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左右のベルトを持って同時に下に引っ張ってやると、本体が下に引っ張られて背中の部分が弓なりに屈曲して背中の空間が大きくなります。写真の状態は一番下まで引っ張った最大の状態です。夏には便利な機能ですが、そのぶん本体が弓なりに曲がってしまうので、収納容量が圧迫されてしまうようです。ここまでいかなくても、少し空間を空けてやるだけで背中の涼しさはだいぶん変わってくると思うので、夏場は有効に利用することで快適性がアップしそうです。


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天蓋は取り外して小型リュックサックとして使うことができます。


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裏側にショルダーベルトが収納されています。


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容量的にはそれほどありませんが、行動食やレインウェア、水程度なら十分です。アタックザックとして使ったり、水場が遠い場合の水汲み用のバッグとして利用できます。


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クレオン クレスト65+Lには、レインカバーが付属しています。購入時は、天蓋の上側ポケットに入っていましたが、350mlのペットボトルぐらいの大きさがあるので、天蓋に入れるにはちょっとかさばります。下側のポケットの隅に入れておくのがよさそうです。


ということで、クレオン クレスト65+Lを詳しく見てきましたが、オスプレーやグレゴリーといったバックパック専門メーカーに劣らない優れた機能や細かい配慮が行き届いた優秀なバックパックだと思います。


以下は、マムートオンラインショップにある製品説明です。


数日間のハイキングや重装備に適したMammut_のトップモデル。フルコンタクトの背面システムを,背部の通気性を高める構造に変更可能。さらに、長さ調整機能により、サスペンションシステムを自分にあった長さに調節できます。使いやすいフルフロントジッパーで、横から出し入れすることも、開口部を全開して出し入れすることもできます。原野での長期ツアーに理想的です。
• レインカバー: 付属がございます。
• Creon Crest
• 重量: 2160 g
• エアスペースサスペンションシステムとフルコンタクト背面を組み合わせた独自のサスペンションシステム
• エアスペース サスペンション システムにより、シンプルな動きでさらに優れた荷重調整が可能
• 重い荷物の持ち運びに最適(最大重量20 kg)
• アナトミカルシェイプの着心地の良さ,ソフトなパッド入りヒップ、ショルダー ストラップ
• バックシステムにより、装着者の背中の長さに合わせて簡単に調節が可能
• 高さ調節可能なフラップは外ポケット2つと装着用ループ付き
• フラップを取り外してショルダーストラップを取り付ければミニバックパックとしても使用可
• 側面のコンプレッションストラップと,ボトムコンパートメント用のコンプレッションストラップ
• 取り外し可能な一体型レインカバー
• メインコンパートメントへのアクセスは大きなフロントジッパーから
• ピッケルストラップとトレッキング ポール ストラップ
• ヒップベルトの2つのジッパー付きポケット
• 2つのメッシュのサイドポケット。片方はボトルホルダーとしても機能
• ジッパー付きのゆったりとした2つのフロントポケット
• ハイドレーション システム対応
• 縫製パターン: Basic

品番 2510-03860

実寸 サイズ (65+L) 幅30 高さ69 マチ30 重量(g)2160

素材 Main Fabric : Nylon Flat Ripstop

Main Fabric - 面材料 : ナイロン74% 、 ポリエステル26%

Base Fabric : 840D Nylon JR Ballistic

Base Fabric - 面材料 : ナイロン100%
カラー black






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背面フルオープンが超便利: マムート トリオンプロ35+7L

30リットルクラスのバックパックはマムート クレオンライト32Lをすでに持っていましたが、無雪期のトレッキングで使用することを目的に購入したものなので、背面のパッド部分がメッシュになっていたり、ポケットも前面や側面についていて、積雪期に使うと雪が入り込んでちょっとめんどくさいことになってしまことがありました。


そこで、積雪期用のバックパックを昨年購入しました。メッシュのポケットがついていなくて、背面パッドも雪が入り込んだりする心配のないタイプのものを探した結果、マムートのトリオンシリーズがよさそうということで、最終的にトリオンガイドとトリオンプロで比較検討した結果、少し高いもののトリオンプロ35+7Lに決めました。定価は3万円を越えるみたいですが、24,000円で購入することができました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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決め手は、トリオンプロには前面にジッパー式の大型ポケットがついていることと、背面のパッド部分がジッパーでフルオープンするという2点でした。ことに、後者のほうが気に入りました。


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雪が入らないようにポケットがついていないほうがいいとはいえ、まったくポケットがなく、トップリッドの小物入れしか外部の入れ物がないというのは、やはり使い勝手の点でいまいちです。ジャケットやレインウェアのように急に必要になるものは、すぐに取り出せる場所に収納できるというのは便利です。いちいちトップリッドをはずして、中から物を取り出すとなるとつい面倒だから後回しにしたりして、結果的に体を冷やして雨に濡れたりして体調が悪くなったりしかねません。


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一番のお気に入りである背面のフルオープン機能は、使ってみると本当にあってよかったと思う機能です。側面や前面に同様の開口部がつけられているバックパックもありますが、実はあまり使い勝手がいいとはいえません。側面の場合はどうしても開口部が狭くなるし、反対側のものを取り出すためには、手前のものを取り出さないといけません。前面が開く場合は、ショルダーベルトを下にして置くことになり、ベルトや背面など体に密着する部分が汚れたり濡れたりする場合があるので、置き場所や置き方に気を使ってしまいますし、アックスやスノーシューなどを装備していると、前面を開くことができないこともあります。


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その点、背面が開く構造は障害になるものがなく、どれほど重装備であっても簡単に開くことができるわけです。


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最近は自立しない形状のバックパックも多くなっていますが、そういうタイプでも通常は背面は上にして平置きするので、開閉に支障はないし、ホント使い勝手がよくて便利です。ただし、ひとつ残念こともあります。写真を見てわかるとおり、背面部分の内側にハイドレーション用のポケットがあるのですが、上側にメッシュポケットがあるため、ハイドレーション用ポケットが浅く、2リットルクラスのハイドレーションパックを入れると、半分以上飛び出してしまい、赤色のベルトで固定することができません。そもそも背面長の半分にも満たないようなちいさなハイドレーションパックがあるのか、あったとしても意味があるのか疑問です。メッシュポケットはあってもなくてもかまわないので、ハイドレーション固定用のベルクロテープは一番上につけてほしいと思います。


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このほか、前面についているアイスアックス装着用のバックルも便利です。通常のループタイプだと、ループに差し込んでからぐるっと回転させないといけないので、脱着時はバックパックを水平にしておかないといけないので面倒ですが、バックルをはずしてポケットにピックを差し込んでバックルを留めればOKであるため、バックパックを立てたままでもアックスの脱着ができます。また、シャフト側はベルクロテープ方式なので簡単にしっかり留められます。


使用されている表生地は、極めて丈夫な耐水圧5,000ミリのTritanリップストップナイロンとなっていて、雨降りの日でも浸水しにくい生地になっています。もっとも、縫い目がシーリングされているわけではないので、生地から浸み込みにくいという程度だと思っておいたほうがよさそうです。


ギアループつきのヒップベルトは取り外し式らしいのですが、いまのところそういう使い方はしそうになりので、この点はとくにメリットなしです。ただし、ギアループはアックスを引っ掛けて腰にぶら下げておくことができるので、休憩時や一時的にアックスを使わないときに便利です。


トリオンガイドよりも3~4000円高いですが、どうせ買うならトリオンプロにしておいたほうが満足感は高いと思います。






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72%オフ! 登山用カメラリュック: GWアドバンス ピーク25

一眼レフなどのカメラ機材一式を入れるカメラリュックは各メーカーから様々な商品が販売されていますが、多くは過剰なほどのプロテクションが施されて、バックパック自体がけっこうな重さになっているものがほとんどです。しかも、荷室全部もしくは多くがカメラ機材を入れるスペースになっていて、雨具や着替え、その他小物類などを入れるスペースがあまりなく、いわゆる登山に使うにはちょっとどうかと思うような構造になっているうえにけっこうなお値段です。


そういうわけで、Lowepro(ロープロ)をはじめとしたカメラブランドのバックパックタイプはいままで購入したことがなく、カメラ機材はソフトケースに入れただけで荷物と一緒に登山用バックパックに詰め込むという方法でずっと通してきました。実際、それで機材が壊れたことはないし、なにか不都合があったこともありません。


ただし、その方法だと使い勝手がよくないことは事実です。レンズ交換式のカメラは、どうしてもレンズを交換したい、またはしなければいけないということがあり、そのたびにバックパックを降ろして荷室を開けて、いちいちレンズ交換をする羽目になります。日帰り登山で荷物が軽ければまだいいのですが、縦走登山の時には荷物を降ろしたり担いだりするだけでも大変です。まだフィルムカメラを使っていた頃に、割り切って便利ズームといわれる28-300ミリのズームを使ってみようとしたりもしましたが、撮影目的で行く登山なのに画質に妥協した写真を撮ったのでは意味がないということで、結局便利ズームは低山などで何度か使っただけで終わりました。


そういうわけで、現在までカメラ用のバックパックを使う機会はなかったのですが、ハクバが販売しているGWアドバンス ピーク25というバックパックは、発表された当時にメディアの記事で知って注目した数少ないカメラ用バックパックです。


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GWアドバンス ピーク25は、これまでのカメラ用リュックと違って、クッション素材をやたらめったら使わないで、ぱっと見普通の登山用バックパックにしか見えません。メーカーの商品説明によると、


”山登りやハイキングなどに最適なカメラバックパック。日本人の体形に最適化したハーネス形状や、ワイヤーフレームを搭載しS字曲線を描き背中へフィットする曲面構造の背面システムなど、身体への負担を軽減するさまざまな機能を搭載。速写性を追求し、バッグを下ろすことなく機材を取り出せるサイドアクセス構造を採用。一瞬の風景を求めるアウトドアフォトグラファーに最適。くびの負担がZEROフックを標準装備。”


ということです。




で、この商品は希望小売価格が29,160円(税込)となっていて、さすがに25リットル容量のバックパックとしては高すぎるので、注目はしていたものの購入には至りませんでした。ところが、先日アマゾンを覗いていたら、このバックパックがなんと72%オフの8,296円(税込)になっているのを見つけ、これはもう買うしかないということで手に入れました。


色は、黒、グレー、赤の3色ありますが、購入したのは黒です。5月27日の時点では、赤だけが9,126円で、グレーと黒が8,296円でした。今見ると、赤が12,822円、グレーが9,126円、黒は変わらずという値段になっています。週末だけの特別価格だったのかもしれません。



本日アマゾンからでかいダンボールで届いたので、さっそくブツの確認です。




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バックパック前面。中央縦についているジッパーは、前面についているポケットのジッパーです。下部にも横向きのジッパーがありますが、この中にはレインカバーが入っています。両脇にストックやアックスを取り付けるループもあります。ウェストベルトには左右ともポケット付き。



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背面は汗抜けを考えた素材と構造で、まんま登山用バックパックと同じです。ウェストベルトの内側も同じメッシュ素材です。



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左側面には、コンプレッションベルトとポケット。ポケットの周囲についているジッパーを開くと内部のカメラケースにアクセスできます。



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右側面も左側面と同じです。ポケットは縁のところにゴムが入っていますが、ペットボトルや水筒などを常時入れておくと伸びてがばがばになりそうです。ポケットを締める位置にコンプレッションベルトはついていないので、このポケットはあまりゴムが伸びるようなものを入れないほうがよさそうです。なお、三脚はこのポケットに脚2本を入れて、上のコンプレッションベルトで固定することになります。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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このバックパックの売りの一つが、「くびの負担がゼロフック」が標準装備されていること。カメラのストラップをこのフックにひっかけることで、首にカメラの荷重がかからなくなり、カメラを首からぶら下げていても首や肩が痛くなることがありません。ただし、ショルダーベルトのストラップ長さを調整するバックルが「くびの負担がゼロフック」で兼用されているので、このフックを外して他のバックパックで使おうとしてもできません。


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ウェストベルトのポケットはけっこう小さくて、5インチのスマホは入りません。ぎりぎりコンパクトデジタルカメラが入るぐらいの大きさなので、行動食や撮影用小物などを入れるといった使い方になりそうです。


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ショルダーベルトには、最近の登山用バックパックには使われなくなったDリングが装着されています。コンデジのカメラケースやボトルホルダーをアクセサリーカラビナで固定するのに便利です。



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前面のポケットはバックパックの一番上から、下部のレインカバーが入っているポケットのジッパー部分まで50センチ近い長さがあります。奥行きもそれなりにあり、レインウェアの上下だけでなく、薄手フリースの1~2枚ぐらいは余裕で入る大きさです。


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底面にあるポケットは、バックパックの底面すべてがポケットになっています。レインカバーだけ入れておくと底面がフラットにならず自立しにくくなるので、レインカバーはほかの場所に入れて、ここはもっと底面がフラットになるようなもの~たとえばピクニックシートのようなもの~を入れたほうがいいかもしれません。



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上部気室は深さ30センチ、幅25センチ、奥行き15センチぐらいのサイズで、およそ10リットルぐらいの容量がありそうです。前面側の内部にはポケット×1、ジッパーポケット×1、メッシュポケット×2、キーリング×1が装備されています。背面側にはハイドレーション用ポケットがあり、右肩の後ろからホースを出せるように穴があいています。このポケットはけっこう大きいので、ハイドレーションを使わない場合はA4サイズの書類を入れることができます。


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下部気室との仕切りはジッパーで固定されているので、隙間から細かいものが落ちてしまうことはなさそうです。下部のカメラケースを抜いてしまえば、1気室または2気室の登山用バックパックとして普通に使えます。


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カメラを取り出すときは、このように片側のショルダーベルトだけを外して、もう片方の肩にぶら下げた状態でカメラケースにアクセスします。カメラケースの向きはどちら側にもできるので、利き腕側で取り出すことができるようにすることができます。この写真はハクバのサイトから借用したものですが、右肩にぶら下げて右手でカメラを取り出しているというのは、ちょっと変です。右手で取り出すのなら左肩にぶら下げるようにした方が右手が自由に動くので取り出しやすいと思います。


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ジッパーを開ければ、中にカメラケースの巾着が見えます。


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巾着を開くとこんな感じです。



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わかりやすいように、カメラケースを取り出して撮影してみました。カメラはフードを逆付したEF24-105F4Lを装着したキヤノン EOS6Dです。ケースに対して少し余裕があるので、上位機の5Dでも大丈夫だと思います。1D系のような縦位置グリップ一体型のカメラはちょっと無理そうです。



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カメラケースの内部には、稼働フラップ付の仕切りと、小仕切りが各1枚はいっています。僕は、フラップ付仕切りを中央縦に入れて2分割し、小仕切りをカメラが入る側の下部に横方向に入れて、下にレンズが入るようにしています。



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カメラが入る反対側には交換レンズEF16-35F2.8LⅡがフード付の状態入ります。



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カメラが入る側の下部にはシグマ15F2.8フィッシュアイを入れました。ただ、この入れ方をすると、カメラボディが若干カメラケースの高さよりもはみ出してしまいます。巾着部分にも内部にクッション材が入っているみたいだし、バックパックの側面がやや膨らみますが、ジッパーも普通に閉めることができるので、とくに問題はなさそうです。



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カメラケースに入っていた機材一式です。EF16-35F2.8LⅡは、フードを逆付ではなく使用するときの状態にしたまま入れることが可能です。フードを逆付にすれば全長が短くなるので、下に小型の単焦点レンズぐらいは入れられそうです。広角ズームの代わりに70-200F4Lなどの望遠ズームを入れることもできますが、ケースの高さは70-200F4Lとほぼ同じぐらいなので、これよりも長いレンズは無理っぽいです。



一通りチェックしてみると、カメラ機材以外の収容能力がけっこうあり、無雪期の小屋泊まりの荷物ぐらいであれば2泊ぐらいは余裕でこなせそうです。一方で、クランポンやワカンなどを装着するのは難しそうなので、積雪期に使用するのは日帰りでも難しいかもしれません。背負った感じは、オスプレーなどの登山用バックパックととくに違和感のないものでした。定価で買うのはないとしても、72%オフならコストパフォーマンスは良さそうです。


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軽くて汗をかきにくい: マムート クレオンライト 32L

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どうしても必要というわけではなかったのですが、日帰りもしくは1~2泊小屋泊まりのような荷物があまり多くないときのバックパックとして、軽量で汗をかきにくいものがほしいと思っていたので、安くなっているクレオンライト32Lを購入しました。


クレオンライトはすでに生産完了したみたいで、今12,000円ぐらいで安売りされていますが、もう流通在庫のみのようです。昨晩、好日山荘のWeb店で25日午前9時までの限定で税込11,000円という安売りをしていましたが、どうも売り切れたみたいです。 キーワード検索で出てこなかったのですが、ブランドから探すで見てみると、24日13:47現在、まだありました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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背中にあたる部分はフレームにテンションをかけて張った全面メッシュになっていて、背負った状態でもバックパック本体と隙間が確保されるので、背中が汗で濡れて張り付くようなことはありませんでした。涼しい風が吹く稜線でバックパックを下ろしても、背中が汗冷えするようなこともなく、夏だけでなく秋から冬にかけてもメリットがありそうです。また、ショルダーベルトの付け根の位置を変更することで、3段階のサイズ調整ができるようになっています。


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背面に入っているアルミフレームはかなりしっかりしていて、重さが990gと1kgを切る軽量さのわりにふにゃふにゃせずしゃんとしています。フレームの形状がいいのか、背中に張り付くようなフィット感があり、背負ったときに一体感があって荷物が軽く感じます。


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ショルダーベルトとヒップベルトがメッシュ素材になっているので、暑い夏でもベルト部分が汗でべったりなることもなく快適です。左側のヒップベルトにだけメッシュ素材のわりと大き目のポケットがついています。


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右側のヒップベルトにはポケットはありませんが、中央部にベルトが通っているので、小物入れやポシェットなどを取り付けることができます。


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右サイドにジッパーがついていて、開けば直接荷室にアクセスできるので、底のほうに入れている荷物を直接取り出すことができます。このため、1気室ですが、事実上2気室のような使い勝手です。


生地が薄手だし、ショルダーベルトやヒップベルトも汗抜けと軽量化のために柔らかめのメッシュ素材となっているので、重い荷物を詰め込んだ状態で担ぐには不向きかもしれませんが、どちらかといえばUL志向で軽快な山旅をするのに適したバックパックのように感じます。


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新しいバックパックを購入: オスプレーイーサー60

一昨年あたりから、誕生月である11月頃になると不思議と体調不良に陥るようになりました。なんなんでしょうか。まあ、年齢的なものもあるでしょうし、9月~10月にかけて山に行かないことが多く、明らかに運動不足というのもあるのでしょう。やはり、体は定期的に使ってやらないとすぐ調子が悪くなってしまうようです。その意味では、車やバイクと同じですね。


そういうわけで、今年の紅葉シーズンはほぼ終わってしまいました。岡山市周辺の低山ならこれからというところですが、あいかわらず地元の低山に登ろうという意欲が湧かない状態で、秋の山より雪の便りが恋しい今日この頃。


16日の日曜日はリハビリがてらに蒜山あたりにでも行こうかと思っていましたが、結局家でぐーたらしただけの1日でした。誕生日だというのに、まったくもって怠惰な日常の1コマになってしまいました。


ただ、家でごろごろしていたおかげで、買いたかったものが安く買えたので、その意味では思わぬバースデイプレゼントをもらったような感じです。


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購入したのは、オスプレー イーサー60とモンベル ダウンブランケットM。
イーサー60

モンベルダウンブランケットM


今、長期縦走や冬期のテント泊山行などにイーサー85を使っていますが、2~3泊までの山行にはちょっと大きすぎて、もう一回り小さいバックパックが必要だなあと思っていたところでした。かなり昔に購入したミレーのバックパックがまだ使えますが、背面長があっていないことや、1気室で使いにくいことなどから、事実上の引退状態でした。


他のメーカーのものも検討してみましたが、いまのところイーサー85の使い勝手に満足しているし、2013年モデルからヒップベルトなどが改良されてより使いやすくなっているようなので、浮気はしないでイーサー60に決めました。


モンベルのダウンブランケットは、今年正月の仙丈ヶ岳にテント泊で行ったときに持っていった安物のダウンブランケット(中身はたぶんダックダウン)が思いのほか役に立ったので、ちゃんとした登山用品のもの(グースダウンの中綿)を買おうと考えていました。テント泊時にひざ掛けにしたり肩掛けにできるし、就寝時に寝袋の中に入れれば防寒性能が高くなるということもあってけっこう重宝します。


山渓楽天市場店で購入したのですが、楽天のポイントが7000ポイントほどたまっていたし、3万円購入で3000円のすぐに使えるクーポンがゲットできたので、あわせて1万円強の値引きをしてもらったのと同じ金額になりました。山渓楽天市場店のすぐに使えるクーポンは、1万円以上で1000円、3万円以上で3000円、5万円以上で5000円、10万円以上で1万円の4種類があるので、1万円以上の登山用品の購入を考えている人にはお得です。ただし、11月末日が期限です。


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| バックパック | 21:36 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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バックパックのアクセサリーポーチ: オスプレー デジストウ

GWのトレーニングをかねて伯耆大山に行こうと考えていたものの、10時ごろまで惰眠をむさぼってしまった本日。お昼から「相棒」の再放送を見てしまい、いつの間にやら午後3時。晴れていた空もいつの間にかどんよりとした曇り空になってしまい、なんだかすでに1日が終わってしまったような気分。


車にガソリンを入れに行くついでに、山用品の小物でも買いに行くかと好日山荘へ。


digistow.jpg
購入したのは、オスプレーの小物入れであるデジストウというもの。バックパックのヒップベルトにつけるアクセサリーポーチで、S,M,Lの3種類があり、購入したのはL。SやMだと取り付けベルトの長さが足りないので、ヒップベルトに取り付けできません。


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僕が使っているイーサー85は、まだヒップベルトのポケットが装備される前のモデルなので、ヒップベルトは何もないプレーンな状態。なので、いままで収納という点ではまったく役に立っていませんでした。形状的にも、ここに取り付けられるアクセサリーポーチは社外品では見つからず、やはり純正品しかないということでデジストウを買うことにしたわけです。


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取り付けるとこんな感じ。コンデジだと楽に2台は納まる大きさなので、サングラスだとか、行動食だとか、予備電池やヘッドライトなどが入れられそうです。


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装着は、裏側についているベルトを面ファスナーで留めるだけなので、ヒップベルトを締めても違和感やごわつき感はまったくありません。ヒップベルトにポケットがついていないバックパックには便利なアクセサリーだと思います。


ただし、取り付け用のベルトの長さが面ファスナー部分を除いて13cmなので、グレゴリーやカリマーのバックパックのように、ヒップベルトに厚いクッションの入ったタイプのものだと取り付けできないかもしれません。


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ついでに、天蓋の上に取り付けるバンジーコード120cmも買ってみました。250円ほどなので物は試しという感じです。


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イーサー85の天蓋はけっこう大きいので、この上に何なりと載せることができるのですが、いかんせんバンジーコードやベルトのようなものがついていないので、このままではどうしようもありません。コードを取り付けるためのフックだけはついています。いままでは、このフックにベルトを通して無理やりクランポンを装着していましたが、なにしろ天蓋がでかいので、クランポンの左右ぎりぎりのところをベルトで留める感じになって、いつ外れて落ちるかひやひやしていました。


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そういうわけで、天蓋全体に押さえが効くバンジーコードのほうがよさそうだということで、装着してみました。これで何かと装着することができそうです。



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OSPREYオスプレー OSPR...

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価格:2,592円(税込、送料別)


| バックパック | 19:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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中型バックパック: オスプレー ケストレル38

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いつも日帰り山行で使用しているバックパックが、オスプレー ケストレル38というモデルです。購入したのはもう1年以上前のことですが、いまでもさしたる不満もなく一番使用頻度が高いバックパックです。


単に日帰りの山行というだけなら20リットルぐらいのもっと小さいものでも事足りるのですが、僕の場合は一眼レフと交換レンズ数本を担ぐ上に、積雪期であればさらに防寒具やワカンなど装備が増えるということで、30リットルを越える容量が必要というわけです。


ケストレル38を選んだ理由は、同社の大型バックパック イーサー85を使ってみて、その使い勝手のよさが気に入ったからです。他社の同じぐらいの容量のバックパックと比較して、2気室、重量が軽い、便利な装備がいくつかある、レインカバー付きといったところが主な選定理由です。


中型のバックパックなので、2気室でなくてもそれほど困ることはありませんが、それでも底のほうに入れたものを取り出したいときにいちいち上の荷物を引っ張り出す必要がないというのは助かります。特に積雪期においてはけっこう重要です。予備の手袋とか、オーバーグローブなどいざというときすぐに取り出せるというのはとっても安心。


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便利な装備としては、なんといってもストウオンザゴーが秀逸。ストックを一時的に収納するためのループですが、武士が刀を身につけるように左のショルダーベルトとバックパックの左側面下部にあるループにストックを通すだけで歩行の邪魔にならないようにきちんと収納できるのです。いちいちバックパックを下ろして取り付ける必要がないというのがとっても便利。ちょっとした岩場などで両手を自由にしたいときにすぐストックをしまうことができて、とっても助かる装備です。


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個人的にポイントが高いのが、ストレートジャケットコンバージョン。バックパックの両サイドにある上下2本のコンプレッションベルトのバックルをはずしてぐるっと反転させて左右のベルトを連結すれば、ワカンやスノーシューをバックパックに装着することができるという装備です。ワカンのように縦の長さが短い場合は、写真のようにクロスして留めてやることもできます。


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また、スリーピングパッドストラップも付いているので、テント泊にも対応可能です。僕の場合は日帰り用にしか使っていないので、スリーピングパッドを装着したことはありませんが、場合によっては三脚を装着することも可能です。


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アイスツールループが下側の気室ジッパーよりも上に装着されているので、アックスを取り付けていても下側の気室の開閉に干渉しないというのも○です。


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ヒップベルトの左右についているポケットも行動食やヘッドライトなどの小物を入れておくのに便利です。


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実は、このバックパックを購入するときに、M/Lサイズの背面長が少し長いように感じたのでS/Mサイズを購入したのですが、やっぱりちょっと短かったかなという気がします。幸い、ショルダーベルトの取り付け位置が調整可能なので、一番長くなるように引っ張り出して使っていますが、いまのところとくに不具合もないしフィット感が損なわれているということもなく、快適に使えています。


ただし、不満点が3つあります。


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1つ目は、下側気室のジッパーの開閉がやりづらくて、購入後すぐにジッパーについている紐のループが切れてしまったこと。ループになっていなくても、紐を引っ張れば用は足せるので、今のところ壊れたまま放置ですが。


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2つ目が、サイドコンプレッションベルトの取り付け位置が良くなくて、通常の使用時においてあまり役に立たないこと。下側のベルトは、サイドポケットに入れた水筒などを押さえられるように、ポケットの中心部よりも少し上ぐらいについているべきだと思うのですが、なぜかポケットの下端に沿うようにつけられていて、まったく無意味です。上側のベルトもかなり上のほうについていて、サイドポケットに折りたたみ式の座布団や三脚などを入れて固定したいときに、ちょうどいい場所にベルトが来なくて使い勝手がよくありません。


3つ目が、天蓋の形状が小さく、ポケットの位置もいまいちで天蓋の中のポケットの使い勝手があまりよくないこと。行動食やサングラス、カメラのフィルターなどをいつもここに入れているのですが、ベルトを締めてきっちりとパッキングすると天蓋のポケットが圧迫されて物の出し入れがやりづらくなります。


この3つが改善されれば使い勝手のいい最強のバックパックになるのではないかと思います。



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| バックパック | 16:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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バックパック: オスプレー イーサー85

積雪期の山行用に購入した大型パック。最終的にマウンテンダックスのユーラシア80と比較検討した結果、オスプレーを選びました。

パッキング終了状態
詳しいことはオスプレーのHPマウンテンダックスのHPに譲るとして、購入を決めた理由は以下の通りです。


<検討項目>

1.カメラ機材の出し入れのため、フロントアクセスが可能であること。

2.ショベルを収納できる大型ポケットがついていること。

3.バックパックの重量ができるだけ軽量であること。

4.2気室であること。

5.スノーシューやワカンが取り付けやすいこと。

の5項目です。

<項目1について>
どちらも可能でしたが、開口位置がマウンテンダックスのほうが若干下であったことが気になりました。というのも、カメラ機材は圧迫されないようにできるだけ荷物の上のほうに入れておきたいので、開口部が上にあるほうが都合がいいのです。また、大型ポケットの中にメインルームへのアクセスジッパーがついているため、ジッパーを2つ開かなければアクセスできないのが面倒だと感じました。また、ポケットを開かないとアクセスできないということは、ポケットにショベルを入れてしまうと、いちいちショベルを取り出さないといけなくなる可能性もあり、使い勝手の点でやや疑問がのこりました。

オスプレーのほうは、メインルームへのアクセスジッパーがポケットと干渉していないので、ダイレクトにアクセスできることが使い勝手がよさそうだと感じました。


<項目2について>
実際にショベルを入れて試したわけではありませんが、どちらにも大型のポケットがあり、小型のショベルであれば収納可能だと思われます。マウンテンダックスはけっこうしっかりしたポケットでジッパーによる開閉式ですが、ショベルの柄の部分は恐らく外に出てしまうことを考えると、ジッパーを閉められないのであまりメリットはない気がしました。

オスプレーはポケットがオープンなタイプで、しかも素材が伸縮性のものなのでショベルの収納が楽そうだったことが気に入りました。


<項目3>
マウンテンダックスは2.7kg、オスプレーは2.3kgなので、オスプレーのほうが有利です。


<項目4>
どちらも2気室なので、優劣なし。


<項目5>
マウンテンダックスはフロント側にスノーシューを取り付けるのに使えるようなベルト類はついていないのに対して、オスプレーは「ストレートジャケットコンプレッションシステム」という大層な名前のベルトが2本ついているので、スノーシューやワカンの取り付けが可能です。

ということで、オスプレーのほうが自分の要求に合った機能を備えていたので、オスプレーに決定となりました。店頭で背負った感じも、オスプレーのほうがフィット感がありました。



実際に使ってみた感想ですが、フロントアクセスはたしかに便利です。登山途中でカメラを出したいときは、ジッパーを開くだけでそれが可能になります。ただ、けっこうぎっしりと荷物が入っていると出し入れは思ったほど楽ではないし、ショベルが入っていると開口部を気軽に全開とはいかないこともあって、マウンテンダックスと大差ないというのが実際かもしれません。

大型ポケットにショベルを出し入れするのは、思っていたとおり楽でした。
ショベル収納ポケット

ショベル収納状態
もっとも、うかつに突っ込むと柄の先端が引っかかってポケットが破れそうになるので、注意が必要です。そのうち、伸縮性の生地が伸びてしまうのではないかという心配もあります。

人によってはヒップベルトやショルダーベルトが薄っぺらで安物くさいという意見もあるようですが、これによって自重の軽量化が達成されているわけですから、そのあたりはどこに価値を見出すかの違いです。使った感じは、ヒップベルトもショルダーベルトもとくに気になる点もなく、しっかりとフィットしてくれました。この部分に余計なパッドなんか必要ないと個人的には思います。

上下気室の仕切りは、ジッパーではなくベルト止めです。しかもなぜだかサイドが空いています。
中仕切り
テントポールなどの長尺物が入れやすいようにしているのかもしれませんが、この部分のつくりはいまいちのような気がします。ただ、自分は実際には1気室としてつかうので、この仕切りがどうであってもあまり関係ありません。2気室に分けてしまうと、収納にどうしても無駄ができてしまうのです。荷物の出し入れという点においては、2気室仕様になっていて下部にも開口部があれば便利ですが、その開口部付近にすぐに出したいものがあればいいだけであって、何も本当に2気室になっている必要はありません。

そのほか使ってみてよかったところは、サイドポケットが伸縮性の生地で使いやすく、深さも1リットルのプラティパスがすっぽりはいるほどあるので意外と収納力がありました。また、刀を腰に差すような感じで一時的にストックを収納できるトレッキングポールアタッチメントもよく考えられている機能の一つです。

背面長が調整できるのも助かります。パッキング後、購入した状態で背負ってみると、自分には若干長かったらしく、腰にばかり重さがかかってきました。ベルクロ止めのヒップベルトをはずして少し上につけなおすと、肩と腰にバランスよく荷重が分散できるようになりました。まあ、これぐらいの機能はいまどきのバックパックにはついていると思いますが。

内部の背中側にハイドレーションパックを入れるポケットがついています。プラティパスの1リットルパックが余裕で収まります。
ハイドレーションパック収納ポケット
2リットルでもおそらく余裕でしょう。プラティパスのハイドレーションチューブキットはただねじ込み式の蓋をするだけなので漏れそうで心配ですが、実際にはきっちりと密閉されており水漏れしたことはありません。とはいえ、パック自体が破れる可能性もあるので、万一のことを考えてビニール袋に入れてからポケットにセットしてます。

ここは改良してほしいというところは、ヒップベルトにポケットをつけてほしいというぐらいです。この点ではマウンテンダックスは左右についていたので、うらやましいところです。


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