FC2ブログ

ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

またまた全山貸切: 中蒜山 

2018年3月11日(日) 岡山県真庭市 中蒜山(標高1123.4m) 日帰り単独行 


3月4日の上蒜山登山に引き続き、今回は中蒜山に登ってきました。上蒜山は閉鎖されたスキー場の駐車場がそもそもただの荒地のような場所で、トイレもなければ水場もないし、登山口まで牧場の中を通らないといけないなど、あまり整備されていないので残雪期は不人気らしく、誰にも会わない登山となりました。しかし、中蒜山は登山口が塩釜の冷泉という観光地にあり、しかも両備グループが経営する塩釜ロッジにアスファルト舗装の駐車場、公衆トイレ、塩釜の冷泉を引いた水場と至れり尽くせりの環境がととのっていて、さすがに日曜日に誰にも会わないということはないだろうと思っていたのですが、またまた誰にも会わない山行になりました。


前日の天気予報では、11日は10時ぐらいから晴れるはずでした。戻り寒波というほどではないにしても、気温は少し低めで、標高2000m付近ではマイナス3度ぐらいという予報でした。風も8m/秒ぐらいとのことで、ちょうど2月27日の大山登山のときとほぼ同じような気象条件です。気温が低く雪が緩まない可能性が高いということで、当初は一ノ沢沿いに山頂まで登ってみるつもりでした。


IMG_0188_20180316210123a02.jpg
高速道路を使って大山を目指して車を走らせていると、落合のあたりから空模様が怪しくなり始め、蒜山SAの手前あたりで小雨が降り始めてしまいました。空はどんよりと曇り、山もよく見えないような状態です。蒜山でこんな状態だったら、大山はすっかりガスの中になっていることでしょう。お昼前から晴れてくるという天気予報を信じるかどうかです。少しの間どうしようかと考えていましたが、全面的に天候が回復する見込みは少なそうなので、大山まで行くのはやめにしました。とりあえず蒜山で高速を降りて、ICのすぐ前にあるローソンで様子を見ることにしました。


IMG_0190.jpg
ローソンでコーヒーを買って、無料WiFiで動画を見ながら1時間ほど時間をつぶしていましたが、その間に雨が降ったりしてモチベーションは下がるばかり。しかし、10時前ぐらいにようやく雨が上がり、空の様子もすこし明るくなってきたような気がします。どこに行こうかと考えた結果、積雪期に塩釜から登るのは2011年以来7年ぶりになる中蒜山に行ってみることにしました。


IMG_0192.jpg
塩釜に向かって車を走らせていると、ガスに霞んでいた中蒜山が姿を見せ始めました。どうやら、少しづつ天候が回復してきているようです。


IMG_0193_20180316210128872.jpg
塩釜ロッジ前の駐車場はガラガラでした。2台ほど車が止まっていましたが、しばらくすると出て行ったので、どうやら登山者はいないようです。


本日の服装
●アッパー
 ドライレイヤー: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
 ミドルレイヤ: マムート トレイルジャケット
 ソフトシェル: マーモット アイソザムフーディー
 ハードシェル: バーグハウス チベッタジャケット(不使用)
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット(不使用)
 グローブ: モンベル OutDry オーバーグローブ フィット(アウター)
        ブリッジデイル Bdメリノグラブ(インナー)
 キャップ/ハット: マムート バイザービーニー

●ボトムス
 ベースレイヤ: ノースフェイス ウォームトラウザース
 アウター: モンベル アルパインパンツ
 ソックス: BVD? 5本指化繊ソックス
       ノンブランド 厚手ウールソックス
 ゲイター: アウトドアリサーチ バーグラスゲイター
 シューズ: シリオ 712GTX

この日はもともと大山に登るつもりだったので、2月27日の天候を想定して、少し防寒性能を強めに設定したウェアリングにしていました。そのためもあってか、ブランドがばらばらの寄せ集めになってしまいました。寒さ対策のキーアイテムとしてソフトシェルにポーラーテックアルファの中綿入りインシュレーションジャケット アイソザムフーディーを持ってきたのですが、中蒜山登山にはオーバースペックになってしまいました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




10:38 登山開始です。


IMG_0194_20180316210129d4f.jpg
水場横の登山口から階段を登って林の中の道を進みます。雪は全くありません。


IMG_0195.jpg
牧草地に出ると、正面に中蒜山が見えました。上空には青空も見え始めています。どうやら天候は回復にむかっているようです。


IMG_0196.jpg
一合目を通過します。このあたりはまだほとんど平地といってもいい状態なので、一合目という道標がなぜか場違いな感じです。


IMG_0197_20180316210134c2d.jpg
一合目の先で、倒木が道をふさいでいました。倒木と言っても、幹の途中から折れて落ちてきたという状態です。少し前の強風が吹き荒れた時の被害なのでしょう。


IMG_0198_20180316210756caf.jpg
谷筋に下りてくると雪が残っていました。


IMG_0199.jpg
少し先で道が消えていました。左側の斜面に足跡が残っていましたが、結構急な斜面なので滑りそうです。無雪期だとどうだったかなと思いつつ、右の斜面に折り重なるように堆積した木の枝の上を通って先に進みました。


IMG_0200.jpg
谷筋から離れると、尾根の取り付き部分が見えました。


IMG_0201_20180316210800d7b.jpg
尾根の手前にある小さな流れを渡って正面の尾根に上がります。


IMG_0202.jpg
尾根に上がると雪はほぼ消えていました。


IMG_0203_201803162108035c5.jpg
尾根道の登りが始まります。しばらく進んだところで暑くなってきたので、服装調整を兼ねて休憩をとりました。さすがにポーラーテックのジャケットに中綿入りジャケットの組み合わせでは暑すぎます。アイソザムフーディーは脱いで、トレイルジャケットだけで行くことにしました。トレイルジャケットは防風性能がないに等しいのでやや心配ですが、標高も低いし山頂近くまで森の中の道が続くのでそれほどきつい風が吹くことはないだろうと思われます。


IMG_0204_20180316210805a94.jpg
11:20 三合目を通過します。このあたりから雪が少しづつ出てきました。


IMG_0206_20180316210901e9b.jpg
四合目を過ぎたあたりから雪が本格的になってきましたが、まだ部分的に登山道を覆う場所があるという程度です。


IMG_0207_20180316210903d50.jpg
五合目まで来ると、すっかり雪山になりました。祠の前の石組みに座って休憩をとります。


IMG_0208_201803162109048da.jpg
南や西の方向は霞んだような曇り空です。


IMG_0209.jpg
しかし、蒜山の上空は青空が広がり、日差しもあります。東の方もあまりぱっとしない状況です。蒜山上空だけがぽっかりと雲が切れて晴れています。この分だと大山はおそらくガスがかかっていることでしょう。中蒜山に来て正解だったようです。


IMG_0210_20180316210907d86.jpg
10分強の休憩を終えて出発です。五合目から上は完全な雪山です。笹の上に積もった雪はしっかりとしまっていて、ほとんど踏み抜くことはありませんでした。もっとも、午後になると雪が緩むでしょうから、下山時は要注意です。


IMG_0212.jpg
六合目を過ぎると急登が始まります。


IMG_0213_2018031621091001c.jpg
尾根が細くなって階段も現れますが、このあたりはまだ登りやすい状況です。


IMG_0214_20180316210912583.jpg
七合目まで来ましたが、まだ標高は920mです。大山なら二合目あたりです。


IMG_0215.jpg
七合目の少し先で、ちょっとした急斜面があります。写真では斜度がわかりにくいのですが、急傾斜の笹薮の上に雪かぶっているので、うかつに足をのせると雪が一気に滑り落ちてしまう不安定な状態です。ステップを切るように足元を固めながら慎重に登りました。


IMG_0216.jpg
さらにその先には雪に覆われた岩ゴロの急登が続きます。軽く踏み抜いたり、石の上の雪にのって滑ったりと、油断できない区間です。


IMG_0217_201803162110244d3.jpg
急登の途中で八合目に差し掛かります。ここでようやく1000mを越えました。


IMG_0218.jpg
中蒜山で一番傾斜のきつい区間が、八合目と九合目の間です。段差の大きい階段が続きますが、段差部分に積もった雪の下が空洞になっている場所もあるし、融雪でぬかるんだ土の部分もあるしで、かなり厄介な場所でした。


IMG_0219_20180316211027900.jpg
12:47 ようやく稜線に出ました。


IMG_0220_201803162110292ee.jpg
分岐にある道標が頭だけ出していました。積雪は1mぐらいというところでしょうか。


IMG_0221_201803162110301e2.jpg
下蒜山方面へのトレースは、痕跡すらありません。


IMG_0222.jpg
山頂を目指して雪の尾根を進みます。


IMG_0223.jpg
硬くしまった雪の上に比較的新しいトレースが残っていますが、おそらく前の日のものでしょう。


IMG_0224_201803162111398fa.jpg
12:59 山頂には人影はありません。


IMG_0225.jpg
山頂の積雪はせいぜい10㎝程度です。数日ののちには消えてなくなってそうな感じです。今日も結局ツボ足で山頂まで登ってきました。


IMG_0233.jpg
とりあえず自撮り。


IMG_0234.jpg
南側の蒜山高原は春霞がかかったような状況です。黄砂でもなさそうだし、湿度が高いのでしょうか。


IMG_0236.jpg
上蒜山はよく晴れていますが、その向こうにはけっこうな雲が湧いています。大山は雲の中かもしれません。


IMG_0237.jpg
ベンチにすわってランチタイムです。先週と同じで、コンビニおにぎりとカフェラテの簡素なランチです。山頂は不思議なほど風がなく、日差しもあって快適でした。


IMG_0240.jpg
上蒜山の八合目に人影のようなものが見えるので、デジタルズームの最大望遠で撮ってみましたが、拡大してみると道標でした。無雪期の蒜山人気がうそのような静かさです。


IMG_0242.jpg
13:43 珍しく40分以上もの長いランチ休憩を終えて、下山にかかります。


IMG_0243.jpg
上蒜山ほど雪庇ができていない稜線を下ります。


IMG_0244.jpg
稜線から急傾斜の登山道へと分岐します。


IMG_0246.jpg
14:23 五合目まで下りてきました。休憩をとろうかと思いましたが、下山を始めてからまだ40分しか経っていないので、このまま一気に下ることにしました。


IMG_0247_2018031621125283d.jpg
雪が融けてぬかるみ状態の階段を慎重に下ります。登りでは使わなかったストックが下りではとても役に立ちました。


IMG_0248.jpg
道が一部不明瞭だった谷筋は、流れの中の石を伝って下りました。


IMG_0249.jpg
一合目まで戻ってきました。あとはフラットな道をだらだらを下るだけです。


IMG_0250.jpg
15:12 山頂から1時間30分ほどで下山してきました。今週も誰にも会わない静かで快適な山旅でした。休憩なしでしたが、膝痛もなく体調不良にもなりませんでした。だいぶ体の方も山歩きに慣れてきたようです。この調子でGWまで毎週登山を続けて行こうと思います。

20180311nakahiruzen.jpg


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング



スポンサーサイト

| 2018年3月 中蒜山 | 21:26 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |