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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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2か月ぶりの病み上がりにはきつかった: 伯耆大山弥山 

2018年2月27日(火) 鳥取県大山町 大山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


27日は朝9時に津山の西にある久米町の現場に行くことになっていて、その後は予定なしでした。朝っぱらから片道1時間半かけて県北まで行って、そのまま帰ってくるだけではもったいなさすぎます。幸い天気は晴天予報ということで、仕事終わりに正月以来のまともな登山に行くことにしました。


米子道久世ICから高速道路にのって、蒜山あたりまで来るとまだ真っ白な蒜山三座が視界に飛び込んできました。冬期登頂していない上蒜山でもいいかなと一瞬思いましたが、その先に見えている大山の姿を見るとやはりそちらに魅かれます。2か月ぶりの病み上がりということを考えると、大山はちょっときつすぎるかなと思うものの、晴天で人の少ない大山に登れる機会はそう多くないので、とりあえず大山に向かうことにしました。


南光河原駐車場は、工事のために駐車スペースが減っていたものの、なんとか停めることができました。最近は岡山ではわりと暖かい日が続いていたので、雪もかなりなくなっているかなと思ていましたが、駐車場はまだ雪が残っている状態でした。


今回の服装
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マーモット HYBRID PP L/S ZIP(旧製品)
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: バーグハウス ジョラスソフトシェルジャケット
 ハードシェル: バーグハウス チベッタジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ(アウター)
        ブリッジデイル Bdメリノグラブ(ミドルレイヤ)
        モンベル ジオラインL.Wインナーグローブ(インナー)
 キャップ: バーグハウス サイドスナップブリムハット

●ボトムス
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 アウター: ミズノ ベルグテックハードシェルパンツ
 ソックス: BVD? 5本指化繊ソックス
       ノンブランド 厚手ウールソックス
 ゲイター: アウトドアリサーチ バーグラスゲイター
 シューズ: シリオ 712GTX


天気予報によると山頂での気温はマイナス3度だったし、風も10m/秒未満だったので、晴天ということもありすっかり春山だろうと考え、最近あまり使っていなかったウェアを中心に春山仕様でまとめました。なので、アッパーのミドルレイヤはソフトシェルと兼用にしました。ボトムスもいちおうメンブレンが入ったハードシェルパンツですが、薄手のベルグテックハードシェルパンツとし、ベースレイヤ―も一番薄いジオラインLWタイツといういでたちです。ゲイターは一応持っていきましたが、結局使わず。しかし、このウェアリングは失敗でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:53 南光河原駐車場を出発します。


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行者道から夏山登山道に出ると、階段は完全に雪に埋まっていて、春の気配はまだありません。唯一、雪がザラメっぽく固まっているのが冬の終わりを感じさせるぐらいです。


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登山道はけっこう踏み固められていて滑るので、阿弥陀堂前でチェーンスパイクを装着しました。10本爪クランポンもありますが、この雪質ならチェーンスパイクで行けそうなので、とりあえず六合目避難小屋まで行って、必要ならそこでクランポンに付け替えることにしました。


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まだ完全に調子が良くなったわけではないので、歩き出しは少ししんどさが気になります。ゆっくりゆっくり足を運びながら進みますが、平日でしかも遅い時間なので後から来る登山者を気にする必要がないのが楽でいいです。


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登山道は幅1mぐらいのきれいに踏み固められたトレースができていて、非常に歩きやすくなっていました。


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11:50 三合目で小休止をとりました。体が慣れてきたのかしんどさもなくなっていい感じです。思っていたよりも少し寒いのが不安要素です。ジョラスソフトシェルはフリースかと思うぐらい風を通してきます。通気性がいいソフトシェルジャケットですが、ここまで風を通してたっけなあといまいち記憶と違う状況に困惑気味です。ベースレイヤーにウールの長袖を着ておけばよかったなと思ったものの、後の祭りです。このままだと体が冷えそうなので、上着を着ることにしました。化繊綿のレッドポイントライトジャケットにするかハードシェルジャケットにするか迷いましたが、さすがにインシュレーションジャケットは暑そうだったので、ハードシェルを着ることにしました。ソフトシェルとハードシェルのビットジップを両方とも開けて歩けば蒸れることもないだろうという判断です。


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五合目は通過します。


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六合目の少し手前で雪の壁が風を遮ってくれる場所があったので、座って休憩することにしました。六合目で休憩をとるとまた不愉快な煙害にさらされかねないので、できるだけ人の集まる場所で休憩をとらないようにしようというわけです。風もなく、日差しも当ってきもちのいい場所でした。スポーツドリンクでスニッカーズを流し込んでエネルギーの補給をしました。


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休憩を終えて歩き始めると、すぐに北壁がきれいに見えるようになりました。見た目にはまだ冬山の顔です。


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剣ヶ峰もたっぷり雪がついています。


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三鈷峰も頂上まで白さが残っています。


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12:51 六合目避難小屋に着きました。3人ほど登山者がいましたが、喫煙者がいなかったので小休止することができました。


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六合目から上は吹きさらしになるので、寒さも増してきます。ビットジップから吹き込んでくる風が冷たいので、ビットジップは閉じましたが、それでも寒さがしみてきます。春山を想定したウェアリングなのでフリースのような断熱性の服がないこともあるのでしょうが、それでも吸汗速乾性能を考えたレイヤリングにソフトシェルを組み合わせ、ハードシェルまで着ているのにここまで寒いなんてことがあったかなという感じです。過去の経験からして気温0度ぐらいでこのレイヤリングなら寒くはなかったはずです。正月の八ヶ岳以来、やたら寒さに敏感になっているような気がします。


さらに、普段寒さを感じることの少ないボトムスのほうでも、寒いと感じます。風にパンツが膨らんでいたので気が付いたのですが、サイドにあるベンチレーションのジッパーが半分空いていました。そりゃあ寒いわと納得したものの、ジッパーを閉めてもやっぱり寒い。せめてタイツだけでも厚手のものにしておけばよかったと思いました。


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草鳴社ケルンが近くなってきましたが、体が冷えてきたためか、しんどさが強くなってきました。標高も上がっているし時間も経過している上に傾斜もきついのだからしんどいのは当たり前だといいきかせながら、ステップを一歩一歩登って行きますが、次第に気力も萎えてきました。


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なんとか草鳴社ケルンまでたどり着き、立ち止まって息を整えます。雲一つない晴天と真っ白な雪山の景色を眺めても、いまひとつ盛り上がりません。


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目の前には最後の急斜面が立ちはだかります。でも、これを登り切ってしまえばもう頂上台地です。そこから先はだらだらとした傾斜が続くだけです。とにかく、頂上台地の縁まで登ろうと思い、足を踏み出しました。しかし、10歩も歩かないうちに足が止まってしまいました。しんどいという思いに加えて、もうこれ以上行ったらだめだという気持ちが突然湧き上がってきたのです。昨今は山で突然死する登山者のニュースもたまに見聞しますが、無理をすると自分がニュースを提供することになりかねません。これは体の警告だと素直に受け止めて、ここで引き返すことにしました。


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こんなにいい天気なのに山頂まで登らずに引き返すのは残念ですが、久しぶりにいい景色を眺めることができたので良しとします。


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記念の自撮りを終えたら、さっさと下山開始です。


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早く完治させてまた戻ってきたいと思います。


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人けのない避難小屋前で、座って休憩をとりました。


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気温はほぼ0度です。いままでは晴れた日の冬山の0度なんて温かいという認識でしたが、寒いと感じるようになった自分になんだかがっかりしてしまいます。とにかく、体調を戻さないと日帰りで低山の山歩きしかできないことになってしまいかねません。


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14:04 休憩を終えて下山開始です。


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三合目のあたりから膝痛が出始めました。2か月ぶりだから、これは想定の範囲内です。


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14:50 膝痛が悪化しないように小さい歩幅でゆっくり下り、駐車場まで帰り着きました。


豪円湯院で温泉につかって、暑くなったので露天風呂に出て涼んでいると、一気にしんどさが増してきてやばい感じ。あわてて内湯に戻って体を温めましたが、やっぱり体を冷やすとだめみたいです。風邪なのか、八ヶ岳の後遺症なのか、なんだかよくわかりませんが、とにかく体を冷やさないということだけを徹底して完治を目指したいと思います。


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| 2018年2月 伯耆大山弥山 | 15:46 | comments:5 | trackbacks(-) | TOP↑

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