ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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ミニチュアアルプスの大縦走:和気(わけ)アルプス vol 3

2011年1月30日 岡山県和気町 和気アルプス(最高地点370.3m)日帰り山行
vol 1vol 2はこちら。



 強い風が直接当たらないとはいえ、そこはさすがに粉雪が時折舞う真冬の山上。気温はわずか2.3度なので、じっとしているとさすがに寒さがしみてきます。結局20分程度の休憩をとっただけで、すぐに下山にかかりました。

神ノ上山からの下山路
 13時28分、来た道を下ります。

奥ノ峰下からの展望
 奥ノ峰の少し南のあたりで、やっと展望が開けてきました。往路では登るばかりで後ろを振り返ることをしなかったので、涸沢峰から神ノ上山の間は景色を楽しむこともなくひたすら歩いていたような気がします。実際、写真も撮っていませんでした。立ち止まって振り返れば、そこそこの展望があったということのようです。やっぱり山は急いで歩くものではありません。

ジャンダルム下からの展望
  13時54分、ジャンダルムまで戻ってきました。ジャンダルムから少し下ったあたりで、背後の槍ヶ峰(右)と白岩山(左)が良く見えました。奥ノ峰から往復しても20分ぐらいでしょうから、行ってみても良かったかなあと思いつついまさら引き返す気にもならず、次の楽しみにとっておくことにして先を急ぎます。

涸沢峰への上り返し
 涸沢峰への急登に差し掛かったところで、またまた自分撮りで楽しんでしまいました。ちょうど道の先に太陽があったので、太陽に向かって頂を目指す登山者のイメージで撮影です。それなりに雰囲気は出たかな?

涸沢峰から竜王山
 14時11分、涸沢峰に帰ってきました。ここからは新しいルートです。南東方向にそびえる竜王山に向けてまたまた下りです。この下り坂は岩の上に小石が乗っていて滑りやすいので、神経を使いました。

竜王山への急登
 竜王山の山頂直下にわりと傾斜のきつい部分があったので、ここでも自分撮り。今回は上からのアングルです。高度感が出るように背後の涸沢峰なども画角に入れてカメラをセットし、10秒のセルフタイマーで撮影です。カメラのシャッターを押したら大急ぎで急傾斜を駆け下りて、何事もなかったかのように登り始めますが、なんとか一発でOKカットになりました。気に入らなかったらやり直しになってしまうので、助かりました。もっとも、画面上端に木の枝が入ってしまったので厳密に言うとNGですが、まあこれぐらいはよしとしておきます。

竜王山山頂
 14時22分、竜王山に到着しました。山頂には竜王様の祠が祭ってありました。小竜王方面へは、地面に埋まっている三角点のところから右に下っていきます。

アタゴ尾根道標
 分岐点には、ちゃんと道標も設置してありました。アタゴ尾根ルートというのが正式名称のようです。

小竜王表示板
 14時27分、小竜王のピークにきましたが、ここは展望はあまりよくありません。

小竜王から穂高山
 西方面はそれなりに開けており、ドーム状の穂高山の様子はよくわかりますが、松があるので下のほうが隠されてしまいます。

小竜王からアタゴ尾根
 小竜王からアタゴ尾根がまっすぐ南に伸びています。小竜王の山頂からの下りは滑りやすそうな斜めになった岩があり、少し注意が必要です。

アタゴ尾根ルート
 いままでの主稜線に比べるとなんとなくルートが不明瞭な雰囲気がありますが、テープもついていたりしてルートファインディングが必要なほどではありません。

幻ピーク
 やがて、和気の町を背景にした幻ピークが見えてきました。

幻ピーク手前から東を展望
 ピークにあがる手前で東方向が良く開けていましたが、山頂に登ると東側は木があって展望がありません。

幻ピーク表示板
 14時39分、幻ピーク着です。ピークの表示板はなぜか木の陰に隠れるように設置されていました。写真はわかりやすいようにこちらに向けて撮影しました。

幻ピークから南西を展望
 南側も少し木があるので、すかっと開けているのは南西方向です。右手に登山口となる和気富士がすぐ近くに見えていました。

アタゴ様
 幻ピークの下には、アタゴ様の祠がありました。時間は14時42分でした。

アタゴ様下の登山道
 アタゴ様のすぐ下は砂利の荒地のようになっていて、ルートが判然としません。なんとなく下にまっすぐ下っていくような雰囲気なのですが、良く見ると左下方向に黄色いペンキの印しがありました。すべりやすそうなので、気をつけて降りました。

獣よけフェンス
 下っていくと、鉄のフェンスがありました。鹿などの獣よけフェンスです。扉があるのでここを通過して外に出ます。アタゴ様から5分でした。

扉のロック
 扉は金属の錠とロープで閉じてあり、ロープを解くのに若干手間取りましたが、無事通過できました。もちろん、外から元通りに扉を閉じておきます。

フェンス沿い
 ここからは、フェンスに沿って右手方向(西方向)に下っていきます。

最初の墓地
 フェンスに沿って回り込みながら下っていくと、左手に墓地がありました。墓地の前から南に下る道がついていたので、これを下っていけばいいのではないかと思いましたが、いちおう和気アルプス案内図に従って天神尾根ルートまで行くことにしました。

天神尾根への登り
 墓地を左下に見ながらフェンスに沿って天神尾根に上っていきます。

 フェンスの扉
尾根上に扉が設置されていました。天神尾根ルートはこの扉から入っていくようです。

天神尾根の墓地
 扉の前にも墓地があり、道が続いています。地図を確認すると天神尾根ルートはまっすぐ下っていくルートなので、こちらが正規のルートかもと思いつつも、フェンス沿いのルートの先が気になります。

フェンス沿いルートのT字路
 フェンス沿いのルートはすぐ先でT字路になっています。右は明らかに違う方向に行くので、左に進んでみました。

上下の分岐
 左折してすぐ上下に分かれる分岐になりました。尾根筋を下るルートなので上かなと思いましたが、良く見ると分岐の真ん中の木に道標がありました。

上下分岐の道標
 矢印は左向きです。これは左下へ進めという意味なのか、はたまた登りの登山者用に上向きを示しているのか判然としません。もっとも、ここまで来たら尾根というよりもただの起伏に近い状態なので、とりあえず下におりることにしました。

舗装路
 左下のルートを進むと、10mほど先で舗装路に合流しました。

舗装路合流地点から北を見る
 左上を見るとずっと奥まで道が続いていて、奥にフェンスが見えました。最初に見た墓地のところに繋がっているようです。

天神尾根の道標
 すぐ左手には天神尾根ルートのフェンス扉から見た墓地へと続く道もあり、その曲がり角の藪の中にルートの道標がありました。道標の前をまっすぐのぼっていくのがどうやら元のルートだったようですが、いまはすっかり藪となっていて墓地の前を通るのが一般的なのでしょう。

GPSの軌跡マップ
 結局、帰ってからGPSの軌跡と地図を確認してみると、やはり上下の分岐を上に行くのが正しいルートだったようです。もっとも、尾根の末端部分まで律儀に歩くかどうかという判断になります。

和気富士を見上げる
 舗装路を下っていくと住宅街の中に入り、突き当たりのT字路を右に曲がって進んでいくと天神尾根ルートを横断して、和気富士の東麓に来ました。

河川敷降り口
 15時12分、最後はうまい具合に河川敷の降り口の正面に出てきました。


和気アルプスGPSマップ1


和気アルプスGPSマップ2


GPSのログ
 自宅に戻ってGPSのログを見ると、行動時間4時間41分、移動距離11.1km、平均速度2km/h、累計標高差1008mでした。


■山行データ
<往路所要時間> 2時間30分
登山口10:37→和気富士登山口10:46→和気富士山頂11:18→烏帽子岩11:31→岩山11:54→涸沢峰12:24→奥ノ峰12:43→神ノ上山13:07

<復路所要時間> 1時間45分
神ノ上山13:28→ジャンダルム13:54→涸沢峰14:11→竜王山14:22→小竜王14:27→幻ピーク14:39→フェンス14:47→駐車場15:13

<登山道情報>
途中危険なところはありませんが、滑りやすい急坂がところどころあります。スニーカーでは厳しいと思いますので、せめてトレッキングシューズで歩きましょう。和気富士東側の河川敷駐車場所にトイレ・水場はありません。ここを利用する場合は、事前の準備が必要です。また、ルート途中どこにもトイレ・水場はありません。

登山道は要所に道標がありそれほど迷うことはないと思いますが、道標のない分岐・枝道も多々あるので、地図は必要です。和気アルプスのホームページの地図を参考に、自分の歩くルートを国土地理院の地図などに描いておけばわかりやすいです。私は、フリーソフト「trekkingMapEditor」で印刷したものを持っていきました。このソフト、大変役に立つので後日ご紹介します。




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| 2011年1月 和気アルプス | 17:37 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ミニチュアアルプスの大縦走:和気(わけ)アルプス vol 2

2011年1月30日 岡山県和気町 和気アルプス(最高地点370.3m)日帰り山行
vol 1はこちら。

観音山からエビ山
観音山の次はエビ山です。小刻みにいったん下って登り返すことの繰り返しになりますが、標高差がたいしてないので見た感じよりは楽です。とはいえ、向こうに見える登山道は急坂を直登しており、意外ときつそうです。

エビ山の急登
 実際にエビ山の登りに差し掛かると、観音山から見たとおりの急登でした。階段状に踏み跡がついていたので多少はましでしたが、これがフラットな斜面だったら案外てこずりそうです。

エビ山頂上の道標
 11時46分、エビ山山頂です。エビ山の頂上にもそれとわかるような道標はなく、ただ「竜王山・鷲の巣」方面への道標がぶら下がっているだけでした。登山道はこのピークで北西方向に向きを変えます。

エビ山から岩山
 次に目指すのは、岩山です。名前の通り大きな岩がピークにある山です。

穂高山・竜王山の眺め
 岩山から穂高山・竜王山にかけては岩稜になるので、アルペン的な雰囲気が出てきます。

岩山頂上
 11時54分、岩山山頂の岩の上に立ちました。眼下に吉井川が見え、そこそこ展望がありました。意外と広い山頂なので、休憩するにはいいかもしれません。南北に連なっていた稜線が、ここから北西に向きを変えます。

前ノ峰
 次の前ノ峰を12時8分に通過し、間ノ峰を経て、穂高山にとりつきます。

穂高山の取り付き
 代わり映えのしない風景写真ばかりではおもしろくないので、登山家 栗城史多氏にならって自分の歩く写真を撮ってみました。誰もいないからいいものの、人が見ていたらちょっと恥ずかしいです。

穂高山山頂
 12時19分、穂高山山頂に到着しました。こちらも自分撮りの写真。穂高山の登りに差し掛かったころから雪が舞い始めました。写真にも白い点が写っています。

竜王山と小竜王
 目前に竜王山と小竜王が見えています。岩峰というよりも岩塊といったほうがいいような山です。お昼になったので、穂高山で休憩をとりたかったのですが、雪の舞う吹きさらしの山頂で休憩する気になれず、そのまま涸沢峰へと進みました。

涸沢峰
 12時24分、涸沢峰に着きました。松に道標がぶら下がっていました。ここは神ノ上山方面と竜王山方面の分岐路になります。竜王山方面は南東方向に向かいますが、目指す神ノ上山方面は北に進みます。

涸沢峰から北方向
 涸沢峰から北を見ると、ジャンダルム、奥ノ峰が正面に、神ノ上山が右奥に見えます。涸沢峰とジャンダルムの間には、大きく落ち込んだ鞍部があり、この稜線でもっとも大きな標高差があります。ほかは20~30mの標高差ですが、ここだけ50mの標高差があり勾配もけっこうきつく、さながら大キレットといった感じです。

 涸沢峰からの下りで、一度足を滑らせて後ろ向けに倒れそうになりましたが、右手を突いてなんとか転倒を回避することができました。靴はナイキのトレッキングシューズなので、登山靴に比べるとやはり滑りにくさの性能に劣ります。スニーカーよりも断然いいのですが、靴底も薄くて足の包まれ感も今一歩なので、春になったらキャラバンの安価な軽登山靴でも買いたいと思います。

ジャンダルム
 12時36分、50mの高低差を登り返してジャンダルムに着きました。ジャンダルムという名前から、穂高のような岩峰のイメージがありますが、木々の生い茂った稜線上の小ピークでした。ピークには大きな丸い岩があり、その岩の上に向かうルートと下を巻くルートがありますが、正規のルートは下を巻く道です。岩に黄色のペンキでマークがついていますが、普通に歩いてい来るとそのまま岩の上、北に向いて右へ行くほうが自然なルートに見えます。そのまま行っても岩の向こう側を滑り降りるようにして正規ルートに合流していましたが、お尻がズルムケになるか、靴底をすり減らすだけであまり意味がないので、すなおに岩の下を巻いた方がいいでしょう。

ジャンダルム表示板
 なお、ジャンダルムという表示板は、なぜか岩の上側にあって、正規のルートをたどると見つけられないところにぶら下がっています。岩=ジャンダルムということなのかもしれませんが、登山者が見やすい位置に設置しなおしてもらいたいものです。

奥ノ峰の薬草園案内
 12時43分、奥ノ峰です。ここはT字路になっていて、左(西向き)に行けば槍ヶ峰を経て鵜飼谷温泉に続く鵜飼谷北稜ルートです。「薬草園」という案内板が設置されていましたが、いったいどこにあるの? という感じです。どうやら鵜飼谷温泉のとなりにあるらしいのですが、なぜにこんな山の上に案内板を設置したのか意味不明です。 

奥ノ峰の神ノ上山方面
 神ノ上山は薬草園の反対方向、東に進みます。

 奥ノ峰の分岐から100mほどは高低差のない平坦な道です。その先から再び道は北に向きを変えます。その場所はまた分岐路になっていて、直進する踏み跡もありました。和気アルプスのホームページにある和気アルプスの地図には載っていないルートです。ただ、分岐路には小さいながらも判読できる道標が出ていたので、迷うことはないでしょう。この分岐で登山道に座って食事をしている年配のグループがありました。やや風が冷たかったので、風を避けて木が密な場所でお昼にしたのでしょうが、グループで食事を取るのであればもう少し余裕のあるジャンダルムあたりのほうがいいのではないかと思います。

 奥ノ峰からは狭い尾根筋をたどり、神ノ上山直下の平坦な場所に出ます。この平坦地では3箇所の分岐がありますが、どの分岐でもちゃんとした道標があるので問題ありません。

神ノ上山山頂の表示板
 13時7分、神ノ上山にやっと着きました。登り始めてからここまでほとんど休憩らしい休憩をとることなく来てしまいました。冬は休むと冷えるので、なんとなく休憩もとらずに歩き続けてしまうという悪い癖がつき始めているようです。行動食も水分もとらずに3時間も歩いたので、奥ノ峰からの登り返しはけっこう疲れました。

山頂
 頂上はあんがい広くなっていて、三角点と丸太のベンチがありました。西側に木が茂っているので標高が高い割りに風がさえぎられてそこそこ温かく、ベンチに座って遅い昼食です。

神ノ上山頂の郵便受け
 ベンチの後ろの木の根元に郵便受けがおいてありました。先の薬草園の案内板同様、こちらも意味不明です。

山頂からの北面展望
 展望は方向によってそれなりに開けています。こちらは北面。

山頂からの東面展望
 こちらは東面。

 おにぎり2個の昼食はあっというまに終わりました。しかし、このおにぎり、ビニールの包装がうまく真ん中で切れなくて、海苔がバリバリに破れてしまって悲惨な目に。しかも、ビニールを破くために引っ張ったビニール紐のようなものが静電気のせいでやたら手にまとわりついておにぎりが入っていたビニール袋に捨てることができません。あぁ、もうめんどくさい! 両備プラッツのおにぎりは二度と買わない!! と、ちょっとむかついたお昼ご飯でした。

vol 3に続く。



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| 2011年1月 和気アルプス | 14:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ミニチュアアルプスの大縦走:和気(わけ)アルプス vol 1

2011年1月30日 岡山県和気町 和気アルプス(最高地点370.3m)日帰り山行

 県北部は荒れるとの天気予報で、トレーニングがてら身近な低山歩きに出かけることにしました。場所は、和気アルプス。ここ数年じわじわと人気が出ているようで、ネットで検索するとブログなどでたくさん紹介されています。アルプスといっても、標高は200m~300mくらすの低山がまとまっている山塊のような場所ですが、うまい具合にピークを尾根がつないでいて縦走を楽しむことができるようです。以前から名前は知っていましたが、その標高の低さからあまり興味がなかったのですが、ちょうどGPSロガーを購入したばかりということもあり、テストもかねて歩いてみることにしました。

 事前の情報としては、「和気アルプスのホームページ」というサイトがあり、ここでルートや駐車場など、およそ必要な情報はすべて入手できます。

和気アルプス縦走路
 今回は、表銀座コースと呼ばれているコースをたどることにしました。最南端にある和気富士から最高所である神ノ上山(こうのうえやま)まで穂高山を経由して歩き、帰路は涸沢峰から竜王山を経て小竜王・幻ピークのルートを下るという計画です。

駐車場
 駐車場は、和気富士東側の河川敷を利用しました。県道96号線を東に向いて走り、金剛橋を過ぎてすぐ右手に河川敷に下りる道があります。かなり広い場所ですが、ほかに車は一台も停まっていません。目の前には和気富士がどーんとそびえています。

 10時37分、用意を整えて出発です。もちろんGPSロガーのログ取得も開始して歩き出しました。

登山口道標
 和気富士の南側の商店街らしき町の通りを西に進んでいくと、「和気富士健康づくりの路」の看板がありました。和気富士に登るにはここを入っていけばいいのですが、できればもう少し西にある権現岩から登りたかったので、そのまま西に進みます。

権現岩下の道
 郵便局の前に右下に降りていく階段がありました。権現岩は右側の家の裏手に見えています。この手前までには登り口のようなところは見当たらなかったので、ひとまず下の道に降りて北に向かいます。100mほど進むと権現岩を通り過ぎて尾根に繋がる乢が見えるところまで来ると、その下に墓地がありました。墓地の後ろから乢に上がれそうな雰囲気でしたが、なんの案内板もなく、登山道があるのかどうかはっきりしません。あまり墓地の中をうろうろしてもどうかと思い、おとなしく「和気富士健康づくりの路」まで戻ることにしました。家に帰ってから「和気アルプスのホームページ」で確認してみると、どうやら引き返した墓地の北側に登山道が作られていたようです。

和気富士登山口の鳥居
 「和気富士健康づくりの路」の入口に戻って、奥に入っていくと正面に赤い鳥居が見えました。

和気富士登山口
 鳥居の前まで来ると、「和気富士500m」の道標がありました。

和気富士下の神社
 鳥居をくぐって登っていくと、普通の家のような神社があり、神社の右手に案内図の看板がたっていました。

登山道案内図
 ”B、Cコースは危険箇所が多い”と書かれていましたが、ここでいう「危険」というのは、滑りやすいということなのでしょう。”登山靴等着用の上お登りください”と書いてあることからもわかります。実際に歩いた感じでもそうでした。

横木の階段
 案内図の横から始まる登山道は横木の階段です。11時4分に登山道に入りました。登り始めてすぐに二股に分かれますが、左はすぐ上にある物置小屋のようなところに行く道なので、右に進みます。

山頂直下の道標
 11時16分、和気富士山頂直下に到着です。標高172.8mの山なので、登頂するのもあっという間です。とりあえず一段上にある山頂に向かいます。

山頂広場
 山頂はちょっとした広場のようになっていて、ベンチも設置してありました。ただ、まばらではありますが木があるので展望はいまいちです。

北曽根城跡の看板
 ベンチのある広場の一段上に北曽根城跡の看板がたっていました。和気富士は城山だったようです。ツツジの名所らしいので、その時期に来るといいかもしれません。

和気富士山頂
 山頂には祠と電波送信所の建物がありました。

山頂からの展望
 南西方向の展望が良く、吉井川がちょうど屈曲して西進するところが眼下に見えました。

ジグザグの急坂
 山頂を後にして寺山方面に進んでいくと、山頂からすぐにジグザクの下り急坂が始まります。といってもちょっと下るとすぐに急坂は終わり、道が平坦になりました。北アルプスあたりだと坂が始まると短くても5分、10分は続きますが、このあたりが和気アルプスのかわいいところです。

寺山
 11時26分、寺山に到着です。といっても、寺山とわかる道標はなにもなく、左下に下っていく分岐があるので、おそらくここがそうだろうということです。

寺山の道標
 右手の木に道標らしきものがぶら下がっていましたが、すでに判読不可能なので、右手の道を北に向かいます。

和気アルプス遠望
 道が下りにかかる前に、これから行く和気アルプス深部の山々が見えました。決して標高は高くありませんが、岩峰なのでなんとなく険しくて高い山に見えます。

烏帽子岩道標
 11時31分、烏帽子岩に到着です。ここの道標は判読できる状態でした。

烏帽子岩
 烏帽子岩といっても、見た目はただのごつごつした岩で、何がどうしてこういう名前になったのかよくわかりません。麓から見ると烏帽子のように見えるということなのかもしれません。

眼下の小学校
 先端まで行ってみると、眼下に和気小学校が見えました。GPSによると、烏帽子岩は標高145mでした。

観音山と北の峰峰
 烏帽子岩の頂上から、すぐ北側に観音山が見えます。右手中央には穂高山、その右に竜王山、穂高山の右奥に最高峰神ノ上山も見えています。

岩のしるし
 烏帽子岩から下る道には、ほんのわずかですが露岩を下る箇所があり、そこにはちゃんとルートを示す丸印がペンキで描かれていました。まるで槍穂高の稜線を歩いているかのような雰囲気が一瞬しました。本当に一瞬ですが・・・

観音山
 11時38分、観音山に着きました。標高も距離もミニチュアの銃走路なので、ピークからピークまでの距離が短くて、あっという間についてしまいます。ブルーシートがかぶせられている薪の山は何かというと、

山上のカマド
 実はここは京都の五山の送り火にならって「和」の字型に薪を並べ、和文字の送り火を焚く山なのです。ということで、山頂付近には送り火を焚くためのカマドのようなものが並んでいます。けっこう急傾斜なので、これをつくるのは大変だったことでしょう。

vol 2に続く。


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| 2011年1月 和気アルプス | 23:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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