ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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日曜日なのに全山貸切: 雄山・雌山  

2017年6月4日(日) 岡山県新見市 雄山(標高1153m) ・雌山(標高1067m) 


4日の朝は寝坊してしまい、できるだけアクセスに時間がかからず、登山にも時間のかからない山ということで、新見市大佐大井野にある雄山(おんぜん)・雌山(めんぜん)に行くことにしました。


中国自動車道大佐スマートICで下りて、県道32号線を北上。どこが登山口なのかとか、登山口に駐車場やトイレなどの施設があるのかという情報を確認しないまま出てきたので、とりあえず大井野を目指します。


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大井野の集落に入れば看板の一つぐらいあるだろうと思いながら県道317号線を西進していると、県道443号線との分岐からすぐのところに登山口の看板発見。


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県道317号線から左に折れてアスファルト道を登って行くと、舗装が終わったところで二股分岐となり、分岐点に写真のような看板がありました。登山道は分岐を左へ行けばいいわけですが、ここから徒歩で行けというわりに車を止められるような十分なスペースはありません。


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仕方がないので、登山道方面に進んでみたところ、すぐ先の左カーブの右側に駐車可能なスペースがありました。ほかには駐車している車はなかったので、もしかしたらもう少し上に駐車場所があるのかと思ってさらに先に進んでみましたが、作業小屋があるあたりで道がやや荒れた感じになってきたので、引き返して先ほどの場所に車を停めさせてもらいました。


ちなみに、看板に書いてあったように危険と感じるようなことはありませんでしたが、上に牧草地があり、この日は牧草の刈り取り作業中で、トラクターやトラックがわりと頻繁に通行していたので、下手に車で進入するとすれ違いできないので、やはりこの場所に駐車して、歩いて登るのが正解です。


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11:00 登山口へ向けて歩き始めます。


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作業小屋のあたりから雌山が見えました。ひとまず雌山へ登り、そこから雄山まで尾根の縦走路になります。


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作業小屋を過ぎて進んでいくと、道は二股に分かれますが、ここは道なりに右へ進みます。


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徐々に雌山が近づいてきました。


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再び分岐があり、ここは道標に従って左に進みます。


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分岐から先は一本道になり、植林帯の中を進んでいきます。


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11:30 右ヘアピンカーブを通過して、その先で丁字路に突き当たりました。正面に文字の書かれていない矢印だけの看板があったので、とりあえず登山道の方向だろうということで左に進みました。


地形図によると、この丁字路から左へ進んですぐのあたりから尾根を登る登山道が破線で描かれていますが、それらしい道はありませんでした。おそらく、昔の登山道なのでしょうが、いまは谷筋を登る新しい登山道がつけられています。


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11:35 林道の終点に雄山・雌山の案内図があり、ここが登山口になるようです。


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案内図によると、雌山まで約30分、雄山まで約1.5時間ということのようです。


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ところが、登山道入り口の道標には雌山まで20分と書かれています。10分のちがいはけっこう大きいので、このあたりは統一しておいてほしいものです。


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登山口からはけっこうな急斜面をジグザグに登って行きます。登山者がそれほど多くないらしく、登山道は整備されたものというよりも普通に踏みならされてできただけといった雰囲気です。


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11:53 登山道の傾斜がゆるくなってきたので、そろそろ山頂が近いような感じです。


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左に分岐する踏み跡があったので入ってみたら、大きな岩の上に出ました。そこそこ展望があります。方角的には北方向のはずなのですが、大山は見えませんでした。


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左手に見えるピークが雄山でしょうか。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:56 雌山山頂にでました。展望はまったくありません。


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四等三角点が設置されていました。


駐車場からほぼ1時間。登山口からは25分でした。登山口の案内板には30分、道標には20分と書かれていて、実際には25分だったわけで、うまいぐあいに間をとったという感じです。


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時間的には休憩をとるべきなのですが、全く展望のない山頂で休憩してもつまらないので、そのまま雄山を目指すことにしました。


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雌山山頂から南斜面の植林帯を下ります。


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途中踏み跡が不明瞭な個所もありましたが、道標がちゃんと設置されていたので、迷うことはありませんでした。


雌山と雄山の間はなだらかなアップダウンの縦走路が続きます。前にも後ろにも他の登山者の姿も気配もありません。クマ鈴を忘れてきてしまったので、念のためときどき手をたたいたり、わざと大きな咳払いをしたり、声を出したりしながら歩きました。


雄山・雌山は標高1000mクラスの山なので、縦走路にはブナ林があるかなと少し期待していたのですが、一度伐採されたらしく、毛無山のようなきれいなブナの純林はありませんでした。もちろんブナは生えていますが、直径30㎝を越えるような大木はなく、松などの他の樹種も多く、里山の雑木林のような雰囲気で、残念ながら標高のわりにあまり面白くない山です。


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木々の隙間から左手前方の遠くになだらかな山が見え、あれが雄山だったらけっこう遠いなあとややうんざりしたのですが、幸いこの山ではありませんでした。


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ところどころ赤い花が咲いていました。


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もしかしてこれがアカヤシオってやつかなと思いましたが、かえって調べてみるとどうも違うみたいです。


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12:35 雌山から40分ほどで雄山山頂に着きました。登山口から1時間強しかかかっていないので、案内板に書かれていた1.5時間というコースタイムはちょっと余裕がありすぎです。むしろ、駐車場所からの時間と一致しています。


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雄山山頂にも他の登山者の姿はなく、本日は山全体を貸切状態だったようです。


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雌山がまったく展望がなかったので、雄山の展望も期待していなかったのですが、見事な展望が広がっていました。北側には、大山と烏ヶ山がきれいに見えていました。


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東側にはきれいな青空と山波がはるかかなたまで続いています。


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南側には、パラグライダーで有名な大佐山がすぐ近くに見えます。標高が足りないのか、残念ながら瀬戸内海までは見えませんでした。


ひとしきり展望を楽しんだ後、貸切の山頂にシートを引いて、座ってのんびりとランチタイムとしました。日差しはけっこうきつかったのですが、空気がひんやりとしていたので、それほど暑くはありませんでした。この時期はまだ虫も少なくて、うっとおし思いをすることもなく、快適なランチタイムとなりました。


13:14 久しぶりに長いランチタイムをのんびりと楽しんで、下山にとりかかります。


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シートをたたんでバックパックのポケットに突っこんで立ち上がると、大山の上にかかっていた雲がとれて、南壁に日が当たっていました。この日は大山の開山祭りがおこなわれていたので、登山者もたくさんいたことでしょう。こちらは誰もいない静かな山でした。


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素晴らしい展望と静かな山頂を惜しみつつ来た道を戻ります。


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おそらく、かつては毛無山と大差ないきれいなブナ林だったであろう雑木林の中を下ります。


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13:50 雌山に到着です。縦走路なので、復路も往路と同じくらいの時間がかかると思っていましたが、すこし早く着くことができました。


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帰りも雌山は通過し、そのまま下山を続けます。


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14:07 登山口まで下りてきました。あとは林道を下るだけです。


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作業小屋の上まで来ると、朝は草刈を終えたばかりだった牧草地に、牧草ロールがたくさん転がっていました。


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以前訪れた北海道の風景を思い出します。


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14:33 下山完了です。雄山に限って言えば静かで展望もよくいい山でしたが、雄山までほぼ展望がなく、きれいな森もなく、登山の過程を楽しむことができないのが残念です。下山後、近くに温泉がないということもあり、日曜日だというのに登山者がまったくないというのもわかる気がします。トレーニングがてらに静かな山歩きを楽しみたいのなら、むしろ好都合な山といえるかもしれません。

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| 2017年6月 雄山・雌山 | 16:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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