ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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笹の海を漕ぎ渡る: 三嶺・天狗塚その4

2016年10月30日(日)~31日(月) 徳島県三好市 三嶺(標高1894m)・天狗塚(標高1812m) 避難小屋泊単独行 


31日は三嶺まで縦走して下山するだけなので、ゆっくりと起床しました。起きたのは5時半ぐらいだったかな。食事をして、パッキングして、準備完了。


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7:35 小屋を出ました。天気は曇り。2日連続の晴れ予報は外れてしまいました。昨日のような晴天だったら縦走も楽しそうですが、この空模様では気持ちは盛り上がりません。とりあえず、峠まで上がります。


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峠まで上がると、北の空にはわずかに青空がのぞいているものの、これから進む東方向は厚い雲に覆われています。とりあえず、雨雲のような黒い雲がないだけましです。


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西熊山に向けて登ります。


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スタートしていきなりけっこうな急斜面をトラバース気味に登ります。まだ体が温まっていないので、ちょっとしんどい登りでした。


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登りきるとしばらくフラットな状態が続きますが、西熊山の山頂部にはガスがかかり始めていました。南風がけっこう強く、そこそこ気温も低いので、動いていないとすぐに冷えてきます。


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強風に乗って南からガスが吹き上がってくる中を登ります。


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8:11 西熊山に着きました。視界はありません。寒いこともあり、そのまま通過します。


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西熊山から三嶺までは、アップダウンはあるもののそれほど高低差のない縦走路です。ほぼこのような笹原の中を歩きます。


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突然ガスが切れて、北側の山波が見えました。方角からして二つ並んだピークの右側がおそらく矢筈山だと思われます。


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次第にガスが濃くなってきました。


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尾根伝いにずっと道があるのかと思いきや、尾根の北側の斜面をトラバースするようになってきました。左下にはもっとフラットな場所があるので、そっちに道をつければいいのになんでこんな急斜面に道をつけたのか解せません。


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8:32 西熊山の東にある鞍部です。歩いている時はどこかよくわかっていなかったので、もう三嶺に着いたのかと思いましたが、コースタイム2時間のところを1時間で歩けるわけもなく、期待はずれに終わりました。


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鞍部からの登り返しはそれなりの斜度ですが、道は直登です。


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登りきると再びフラットな道になり、尾根の北側をトラバースします。


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ガスの中に枯木のシルエットがちょっと不気味。


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一瞬ですが、前方に三嶺らしき山が見えました。


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三嶺の西隣のピークへの登りがこのコースで一番きつい登りでした。1750mあたりから1820mあたりまでの標高差70mほどの斜面ですが、けっこうきつかったです。最初は、この斜面こそが三嶺に違いないと思っていましたが、これもまた期待はずれに終わりました。ちゃんと地図を見ていればわかりそうなものですが、このときは間違いようのない縦走路だったこともあり、あまりきちんと地図を確認していませんでした。


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9:30 笹腹の中に唐突にテキサスゲートが現れました。周囲に柵が設置されていないので意味がないテキサスゲートですが、以前はここに鹿除けの柵があったのでしょう。


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9:38 光石登山口への登山道分岐点にきました。ここは三嶺山頂の西側にある鞍部ですから、この先に間違いなく三嶺のピークがあるわけです。


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三嶺へののぼりは、やたら丸太を組み合わせた階段があって、滑りそうで気を使いました。それにしてもなんでこんな組み方をしたのでしょうか。


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ガスの向こうのピークに、道標らしいものが見えます。間違いなく三嶺のピークです。あと少し。


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9:48 三嶺頂上です。誰もいません。敬礼しているみたいですが、強風で帽子が飛びそうなので手で押さえているだけです。寒いし展望もないので、荷物を下ろすこともなくさっさと下山しました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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山頂直下の登山道脇には、まだかなり赤味が残っているコメツツジがたくさんありました。標高が高い三嶺山頂部のほうが牛の背よりも紅葉が遅い理由は何なんでしょうか。


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さらに下って行くと、登山道脇にたくさん紅葉したコメツツジがありました。


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天気が悪くて発色はいまいちですが、赤いコメツツジを見ることができてよかったです。


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ガスに煙る池のそばを通過します。


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10:05 三嶺ヒュッテに着きました。中に入って休憩させてもらいます。中途半端な時間だし、月曜日なので誰もいないと思っていたら、先客が一人いました。少し肌寒いのでポットに入れておいた白湯を飲みながら行動食を食べて、ゆっくり休憩をとりました。


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10:38 休憩を終えて出発します。前方に見える道標の場所から菅生のいやしの温泉郷に下ります。


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歩き出そうとしたときに急にガスが流れて、池越しに三嶺が姿を現しました。ちょっと得した気分。


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右へ行けば菅生への下山道です。


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鹿除けの柵に沿って下って行きます。


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ゲートを通過します。ポールを止めている緑色の紐をはずして通過するわけですが、なんだか面倒なくくり方がしてあって、解くのに手間取りました。針金を使うとかして、もうちょっと簡単にしてくれると助かります。


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1791ピークから振り返ると、ガスがなくなって三嶺がきれいに見えていました。どうして下山すると山の天気はよくなることがおおいのでしょうか。


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上に大木がのっている大岩を通過します。ここからしばらく急傾斜の道が続きます。


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急傾斜の道が終わると、それなりの傾斜の尾根道を下って行きます。


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この尾根道は、1500m地点で突然右斜面に下っていくので、要注意です。これといった目印や道標もないので、初めて下るときは気をつけないと直進して遭難しかねません。


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尾根から右折で斜面を下ると、植林の中をだらだらと下る道が続きます。


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12:20 旧造林小屋です。この少し前に休憩をとったので、ここは通過します。


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造林小屋からは等高線沿いのフラットな道を進み、観光モノレールの下をくぐって少し直進すると、左へUターンして下りになります。


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観光モノレールがあるぐらいなので、このあたりの森はすっきりとしていてきれいです。


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3度目のモノレールとの交差をすぎると、登山口まであと少しです。


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13:07 林道に出ました。左手の民家は空家になっています。


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空家のすぐ前ですが、前回は道がわからず林道を左手方向に進みました。そちらにいくと、いやしの温泉郷の上でアスファルト道にでるので右に下ればいいのですが、今回はここを右に入り、お墓の脇を抜けて下ります。こちらが本来の登山道です。


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ちょっと心配になるような踏み跡を下ります。


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最後はススキの薮こぎ状態でした。ここを抜けると左折です。


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左折箇所からまっすぐ来ると、駐車場上の茅葺屋根の民家の下に出てきます。その1で書いた旧小采(こうね)家住宅です。


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13:16 車に戻ってきました。2日連続の晴天とはいきませんでしたが、雨に降られることもなくとりあえず無事下山することができました。荷物を車に載せてから、いやしの温泉郷でゆっくりと温泉につかり、山旅の汗を流してから帰路につきました。

おわり。

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| 2016年10月 三嶺・天狗塚 | 19:31 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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笹の海を漕ぎ渡る: 三嶺・天狗塚その3

2016年10月30日(日)~31日(月) 徳島県三好市 三嶺(標高1894m)・天狗塚(標高1812m) 避難小屋泊単独行 



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12:10 三角点から来た道を引き返します。往路では笹の海と空だけのシンプルな光景でしたが、復路では前方遥かに天狗塚をはじめとしていくつもの峰が見えるので、また違った印象です。前にも書きましたが、黒部源流の雲ノ平っぽい雰囲気があります。


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ちなみに、雲ノ平はこんなところです。


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遥か遠方に見えているのは、次郎笈だと思われます。三嶺の尖がったピークも見えています。


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三嶺から天狗塚にかけての稜線はコメツツジの群落があり、天然記念物にも指定されています。コメツツジは秋になると燃えるような赤色に紅葉するので、今回の登山では時期的に楽しみにしていました。しかし、天狗塚周辺のコメツツジはすでに終わっていました。わずかに赤茶色が残っているものの、すでに枯木のようになっていて残念な状況でした。


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場所によってはまだわずかに紅葉の痕跡が残っていました。


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天狗塚の下まで戻ってきました。山と高原地図には描かれていませんが、地形図には天狗塚の麓をトラバースして天狗峠方向に巻く道が描かれています。ここからみると確かに左へトラバースする踏み跡があります。天狗塚をわざわざ登り返して戻るのもめんどくさいので、巻き道をたどってもどることにしました。


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12:48 天狗塚下の分岐です。これを左へ巻いていきます。若干歩きにくい場所もありましたが、とくに危険なところもなくスムースに進むことができました。


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12:54 6分で天狗峠側の天狗塚下に出ました。トラバースにかかった時間は6分。天狗塚を越えていたら15分ぐらいかかっていたところです。


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天狗峠へののぼり返しをゆっくりと進みます。少し風が強く肌寒いのですが、日差しもあり気持ちのいいトレッキングコースです。


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天狗峠北側斜面にコメツツジの群落があり、まだ赤味が残っていました。普通は標高が高いところほど早く紅葉が終わるものですが、日当たりとかいろいろと条件が異なることで紅葉の進みぐあいが違うみたいです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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13:12 天狗峠に戻ってきました。デポしておいたバックパックを回収したら、あとはお亀岩避難小屋に下るだけです。


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天狗峠からお亀岩に下る道は、いまいちはっきりしないトレースですが、方角的にこれしかないので、とりあえず進んでみることにしました。


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三嶺を正面に見ながら、トレースは右方向へ下ります。


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綱附森方面への分岐を右に分け、お亀岩方向は左へと下ります。


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ここからお亀岩へ下るルートは、狭く急傾斜の尾根斜面をトラバースするため、けっこう滑りやすく危ない箇所があってあまり楽しくない区間でした。


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遥か眼下にお亀岩のある峠が見えています。けっこうな標高差です。


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日陰の北斜面をトラバースしながら下ります。


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ようやく日差しのある尾根道に出ました。ほっとひと安心です。


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右側はかなり急峻な崖になっており、うっかり転落すると確実にやばい場所です。


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狭い尾根を進んでいくと、急激に高度を下げ始めました。この後は、左斜面に下っていくのですが、その部分が急傾斜で湿った土道であるため非常に滑りやすく、ロープが設置してあるもののかなり神経を使いました。夜に天狗塚を入れた星景写真を撮りたいと思っていましたが、この道を真夜中に登り返す気にはなれず、天狗塚をからめた星景写真はあきらめることにしました。


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ようやく尾根を下り終えてなだらかな道になりました。あとは笹原の中を進んで前方の峠を越えれば避難小屋です。


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右上に巨大なお亀岩が見えます。亀に似ているからお亀岩というのかと思いきや、ここで亡くなったお亀さんという女性の名前からついたそうです。


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13:55 峠に出ました。道標の立っているところから反対側に下ったところにお亀岩避難小屋があります。ネットで調べたところでは、トイレもあるし、水場も近いし、中もきれいでかなりいい小屋のようです。


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道標には避難小屋下の水場のほかに、徳島県側にも水場があると案内がありましたが、200m先に水場があるのに、わざわざ400m先の水場に行く人がいるのか疑問です。


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峠から100mほどのところに避難小屋があります。100mといっても、標高ではなくて距離です。


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正面に見える3つのドアはトイレです。右端が男性小用で他2つは和式便器の個室です。備え付けのペーパーはありませんでした。バイオトイレらしいので、使用済みの紙は自分で持ち帰るのが前提だそうです。


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入口を入ると、ストーブのある部屋があります。薪は用意されていませんでした。


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引き戸を開けて入ると、左右に床のあるレイアウトで、片側に7~8名寝られそうな広さです。詰めれば10名ぐらいいけるかも。左側だけ2階もあります。なので、定員は余裕で20名、つめて30名ぐらいだと思います。この日は南側(高知県側)に6名分の荷物があり、北側は全部空いていました。その後4名増えて、全部で11名の宿泊者でした。日曜日の夜なので貸切かもと思っていたのですが、思っていたよりも宿泊者がたくさんいました。


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荷物を解いて寝床を確保した後、水汲みに行くことにしました。玄関脇の外側にかかっていた温度計は7度でした。平地なら真冬の気温ですが、まだ日差しがあるので気温ほど寒く感じません。


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小屋から水場へは、光石登山口への登山道を100m下ります。


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それほど急傾斜ではないので、サンダルでも行けそうですが、途中水が滲み出して濡れているところがあり、土留めの丸太がよく滑るので要注意です。


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道が平坦になっるとすぐに水場がありました。


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秋なので涸れているかもと心配しましたが、それなりの水量がありました。


小屋に戻って少し休憩してから、撮影スポットの下見に峠まで上がって見ることにしました。


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小屋のすぐ下から北東方向を見た写真です。この時期は20時ぐらいには天の川がこの方向からのぼってくるように見えるので、ここもひとつの撮影ポイントです。山の稜線が平凡で特徴がないので、山小屋が逆に地上風景のポイントになりそうです。


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お亀岩の峠に上って見ましたが、西熊山は形がなだらかでシルエットになったときに特徴がなさすぎてつまらなさそうです。ちなみに、着用している赤いジャケットは、この秋新調したマムートのゴアテックスオールラウンダージャケットです。そのうちレビューしたいと思います。


星景写真の撮影に備えて早めに夕食を食べて、5時半ぐらいには寝袋に潜りました。今回は、新しく購入した3シーズ用寝袋 ドイターアストロ-2を持ってきました。EN13537規格でコンフォート3度、リミット-2度の寝袋です。夕方の室温は12度ぐらいあったので、ダウンジャケットなど着用しないでも、行動着のままで暖かく眠ることができました。


19時頃目が覚めたので、白湯を飲んでからだを温めてから、しっかりと着こんで撮影に出ました。


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肉眼では満点の星空のように見えましたが、撮影してみるとところどころ雲が出ているのがわかりました。なお、星景写真はクリックで拡大表示できます。小屋の中ではストーブを焚いて宴会していたので、窓が赤く染まって写りました。時間が早いためか、やたら飛行機が飛んでいて、飛行機がいなくなるタイミングをまっていると、シャッターを切れないのにどんどん時間が経っていきます。何枚か撮影したら、とりあえず峠に上ってみました。


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西方向を撮影してみると、半分ほど雲に覆われていていまいちです。


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東方向も雲が多く、しかも光害で雲が光って全然ダメでした。山のシルエットもつまらないので、満足のいく写真が撮れないまま小屋に戻りました。


その後、真夜中3時ぐらいにトイレに起きたときに雲がなくなっていたらしく、20時ごろに見たときよりも全然違う星空が見えたのですが、地上風景が面白くないことに加えて寒さと眠さで再度撮影に出かける気力が湧かず、そのまま寝てしまいました。いつか天狗塚をからめた星景写真の撮影でリベンジしたいと思います。

つづく。

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| 2016年10月 三嶺・天狗塚 | 17:23 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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笹の海を漕ぎ渡る: 三嶺・天狗塚その2

2016年10月30日(日)~31日(月) 徳島県三好市 三嶺(標高1894m)・天狗塚(標高1812m) 避難小屋泊単独行 


3日の祝日は県北にある泉山を歩いてきました。三嶺からまだ日がたっていないからか、たいした休憩もとらずに4時間強歩いたにもかかわらず軽い筋肉痛が出たぐらいで、階段の上り下りもまったく普通にできました。やっぱり、できるだけ短い間隔で山に行くようにしないとだめですね。


さて、三嶺・天狗塚のレポの続きです。


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10:59 天狗峠にバックパックをデポして、天狗塚へ出発です。


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左手、高知県側を見下ろすと、1500mぐらいの尾根斜面がそこそこきれいに色づいていました。写真だとあまり色が出ていませんね。コンデジだとこんなものかもしれません。こういうのをみると記録写真でも一眼で撮っておいたほうがいいかなあと思うのですが、ずっと一眼をぶら下げているのも邪魔だし重いしで、やっぱりコンデジを使ってしまうわけです。ミラーレスあたりにすれば一眼ほど大きく重くないし、画質は一眼レベルでいいのかもしれませんが、総重量が増えてしまうのが問題です。ミラーレスに一本化できれば一番いいのでしょうが、まだそこまでミラーレスがシステム的に充実していないので、今後の課題です。


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天狗峠から下って行くと、一面笹原に覆われた広い尾根はまるで緑の海のようです。足が笹とこすれて音がでるので、遠浅の笹の海をジャブジャブと歩いて渡っているかのような気がしてきました。


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天狗塚の登りはけっこうな急登でした。


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天狗塚直下の谷を作っている斜面もいい色になっていました。今回はそれなりに色が出ています。


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11:21 天狗塚の山頂です。数名の登山者がいました。


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天狗峠越しに三嶺が顔を出しています。


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三嶺の右手後方に見える2つのピークは剣山と次郎笈だと思います。


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天狗塚の南側を見下ろすと、笹原にトレースが何本かついているのが見えました。登山道になっているわけではないので、たぶん獣道なのでしょう。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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天狗塚の西に伸びているのが牛の背といわれる尾根です。一面緑の草原のようになっていて、なんだか気持ち良さそうです。笹の海にダイブするように天狗塚から急坂を下ります。


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天狗塚を下りきって、なだらかで広大な笹の海を漕ぎ渡っていきます。地図によれば少し先の窪地に池があるようですが、完全に干上がっていました。


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涸れた池の先にある1750mの小ピークにのぼってみました。ちょっと雲ノ平に似た雰囲気があります。


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笹原はまだまだ続きます。


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途中やや岩が点在する場所を通過しました。笹の海の中にある磯といった雰囲気です。


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その先は広大な笹の海でした。内海から外洋に出たような開放感があります。木も岩もない、ただただ緑の海が広がっています。


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笹の海の外洋に漕ぎ出す前に、岩の上にカメラをおいて記念撮影。ミニ三脚を忘れてきたので、平坦な岩があって助かりました。


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笹の海を一人でのんびりと歩きます。この広大な風景を独り占めできるなんて、なんてラッキーなんでしょうか。三嶺経由にしなくて本当によかったと思いました。


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12:05 牛の背の西端にある1757.2mの三角点まで来ました。


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遥か彼方に高い山のシルエットが見えます。おそらく石鎚山系の山々だと思いますが、同定まではできませんでした。形からすると左端が石鎚山っぽい雰囲気です。

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三角点から北西に伸びる尾根も笹原に覆われて、気持ちよさそうです。ずっとここにいて、夕日や星空、朝焼けも見てみたいものですが、さすがにそうもいかないので、ぼちぼち引き返すことにします。

つづく。

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| 2016年10月 三嶺・天狗塚 | 18:12 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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笹の海を漕ぎ渡る: 三嶺・天狗塚その1

2016年10月30日(日)~31日(月) 徳島県三好市 三嶺(標高1894m)・天狗塚(標高1812m) 避難小屋泊単独行 


10月末の週末、2日連続の晴れ予報が出ていたので、四国は徳島の三嶺と天狗塚に登って来ました。2015年9月に剣山から三嶺へ縦走したのですが、天狗塚の方に行くことができなかったので、ずっと気になっていた縦走路でした。


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当初は菅生(すげおい)のいやしの温泉郷から三嶺に登り、お亀岩避難小屋まで縦走して小屋泊。2日目に天狗塚と牛の背を歩いて、天狗峠から西山林道登山口へ下り、西山林道経由でいやしの温泉郷へ戻るという時計回りのルートを考えていました。しかし、初日にきついのぼりをこなして縦走するというのはハードすぎるし、今回の主目的は三嶺ではなくて天狗塚と牛の背のほうなので、逆回りで行くことにしました。


午前4時に岡山を出て、瀬戸中央道 坂出ICで降りると国道32号で大歩危まで行き、祖谷川に沿って車を走らせ続け、いやしの温泉郷に午前7時20分に到着しました。


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7:45 準備完了、出発です。西山林道は奥に見えるガードレールのある道です。登山口までは2時間とみています。三嶺に登る道は、奥のかやぶき屋根の家のところから左に入ります。


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かやぶき屋根の家は、旧小采(こうね)家住宅という国指定重要文化財だそうですが、この小屋の下を左に入ってまっすぐ進むと三嶺登山道です。西山林道はアスファルト道をまっすぐです。


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少し先で観光モノレールの下をくぐります。この手前、左への分岐を行っても三嶺登山道に合流します。


歩き始めて20分ほど経ったとき、後から追い越して行った軽ワンボックスがすぐ先で止まって、西山林道登山口まで乗せて行ってあげると言ってくれました。このご好意に甘えさせていただき、登山口までわずか20分ほどで着くことができました。歩けば2時間近くかかっていたことでしょう。徳島から来られたというご夫婦のお二人でしたが、時間も体力も節約できてとても助かりました。どうもありがとうございました。


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8:25 西山林道登山口です。左手の階段を登ります。


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登山口の前には車が7台ぐらい停められるスペースがあります。ここから少し菅生方向にもどっったあたりにもっと広い駐車スペースが2か所あるので、けっこうな数の車を停めることができるようです。


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この登山口の名前は、山と高原地図では西山林道登山口となっていますが、ここにある標柱には天狗塚登山口となっています。そういえばここまで乗せてきてくれた車の男性からどこまで行くのかと聞かれたときに、西山林道登山口までというとちょっと反応が鈍かったので、天狗塚へ登ると言い換えるとすぐに話が通じたように感じました。一般的には天狗塚登山口として知られているのかもしれません。


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登山口からは比較的緩い傾斜の尾根道が続きます。


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しかし、すぐに急傾斜になり、岩もゴロゴロして歩きにくくなってきました。


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10分もすると再び傾斜は緩くなり、道も歩きやすくなってきました。


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高度が増すにつれて、ほんのりと紅葉が深まってきました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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9:21 フラットな広場のある小ピークに出ました。地形図に記載のある1476ピークです。


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道標はほとんど判読不可能な状態ですが、よくよく見るとなんとなくわかりました。上は天狗塚登山道と書かれていて、下は天狗峠まで1.5時間、登山口までXX分と書かれているようでしたが、XXの部分はよくわかりませんでした。たぶん、40ではないかと思います。


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道標の近くには朝日をあびて輝く紅葉がありました。紅葉のピークはこのあたりのようです。


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9:32 休憩を終えて先を急ぎます。


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いったん緩く下ります。


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下りきったあたりに見事に色づいた木々がありました。逆光に輝く紅葉の美しさはいつ見ても感動モノです。


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アップで撮ってみました。


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少し先には見事は黄葉の木々も。しかし、このあとはこれといって目を引くほどの紅葉はありませんでした。なんだか期待はずれでした。


それからは次第にきつくなる傾斜と、いつの間にか林床を覆い始めた笹の中に続くトレースをひたすら登り続けるのみでした。


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やがて森林限界を超えたようで、高い木々がなくなり展望が開けてきました。すぐ近くに牛の背らしい稜線が見えていて、天狗峠が近くなっているのがわかりました。


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さらに進んでいくと、やっと稜線が見えました。もうすぐです。


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右手方向には天狗塚が見えます。


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左手は西熊山でしょうか。


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10:38 天狗峠です。三畳程度の広場になっていました。いったんお亀岩避難小屋に下って荷物をおいてから戻ってくることも考えましたが、けっこうな標高差と距離があるのでやめました。ここにバックパックをデポして、必要なものだけ折りたたみ式の小型パックに入れて天狗塚方面に行くことにしました。

つづく。


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| 2016年10月 三嶺・天狗塚 | 22:04 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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