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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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展望岩と謎の石積遺跡のある道: 熊山弓削ルートその2 

2021年6月9日(水) 赤磐市 熊山(509m) 日帰り単独行 


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双子岩への分岐からさらに奥へ進んでいくと、木々の中にコンクリートを流したような場所がありました。地面がすべて一枚の岩でできていて、かなりの広さです。何の表示もなかったのですが、おそらくここが千畳岩だろうと思われます。


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奥の方にケルンが積んであり、その先にトレースが続いていました。登山口の案内図では千畳岩の先に何かがあるような記載はありませんが、トレースがあるということは何かがあるということでしょうから、行ってみることにしました。


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11:18 2分ほど下っていくと、展望のよさそうな岩がありました。


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立木に「天空の岩」と書かれていました。


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確かに天空に突き出たような岩ですが、それなら龍神山の岩場や双子岩のほうがそれっぽいように思えます。もう一段下の岩にも行けそうでしたが、それほど楽に行ける感じではなかったし、展望も先の岩よりも尾根に邪魔されていまいちだったので、長居をせずに先に進むことにしました。


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11:26 千畳岩の奥からトレースに戻ると、上に行く道とさらに奥へ行く道に分かれていました。上に行く道は元の弓削ルートに戻る道でしょうが、奥へ行く道は何でしょうか。地形図には尾根の途中で行き止まりになっている道の記号が記載されています。ということは、やっぱり展望岩か何かがあるのかもしれません。とりあえず、奥へ進んでみることにしました。ちなみに、カメラの調子が悪かったのか、下の方がおかしな色になっています。前にも1度こういうことがありましたが、もしかしたら寿命が近いのかもしれません。


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奥へ進んでいくと、すぐにまた平べったい展望のいい巨岩がありましたが、大きさは千畳岩の1/4程度でした。


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展望のいい巨岩を過ぎると、トレースが急に怪しい雰囲気になってきました。全くわからないほどではありませんが、かなり不明瞭になってきました。


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倒木があったりして、あまり人が歩いていない雰囲気が濃厚です。それでも、まだトレースはわかるので、倒木を避けて奥へ進みました。


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途中、何か良くわかりませんが、三角点の石柱のようなものがありました。しかし、地形図にはこんなところに三角点の記号はありません。市区町村の境界でもないし、何だったんでしょうか。


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トレースはやや藪っぽくなってきましたが、青テープがあったので一応通る人がいるみたいです。


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11:34 再び何かの石柱があり、その先は急に傾斜のきつい下りになりました。しかも、トレースは極めて不明瞭です。



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GPSで確認してみると、地形図の道の記号の末端までまだ50mほど下るようですが、こんな不明瞭なトレースを50mも下って何もなかったら徒労感が半端なさそうだし、もしかしたら単なる登山ルートかもしれません。時間的にそろそろ山頂を目指さないといけない時間ですし、これ以上行くのはやめることにしました。



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千畳岩の分岐まで戻り、上に登るルートを辿ります。


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しばらく登っていくと、ロープが張ってあり、その奥にやたら岩が積み重なった場所が見えました。見た感じ、自然に岩が積み重なったという感じではなく、崩れてはいるものの人為的に積まれたもののように見えます。道は、この石積をぐるりと回り込むように続いていて、ロープも同様に道に沿って貼られていました。


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石積の左側を巻いて上に出たところで、道の下に文字の彫られた石柱が見えました。南山崖石積遺跡と彫られているようです。どうやら、これが登山口のパンフレットに書いてある通称C3の石積遺跡のようです。下の方はまだ石積の雰囲気が残っていますが、上半分は完全に崩落していて、ぱっと見遺跡のようには見えませんが、崩落する前は山頂にある熊山遺跡のような状態だったのかもしれません。


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11:49 石積遺跡から5分ほどで、鉄塔の下に出ました。巡視路ではなくりっぱな林道が通っていて、この先はしばらく楽に歩けそうです。


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よく整備された林道を北に向かいます。


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11:56 弓削ルートとの出合です。途中で寄り道をしなければ、左からここに出てきたというわけです。


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雰囲気的に林道をそのまま進んでしまいそうですが、弓削ルートは林道を斜めに横切って右手方向に進みます。


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林道から入ってすぐの所に、八合目の表示がありました。ここで八合目なら、山頂はもうすぐです。


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林道から弓削ルートを進んでいくと、分岐がありました。地形図に載っている少し先で行き止まりの分岐だと思われます。もっとも、実際にはどこかに通じている可能性はあります。


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分岐の所に判読不能の道標がありましたが、何の役にも立ちもません。


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分岐から2分も行くと、またまた林道に出合いました。地形図によると、先ほどの林道がぐるりと北側を回ってここへ通じているようです。このまま林道を右へ行けばいいのかと思ったのですが、地形図をよく見るとどうやら熊山展望台の南側をぐるりと回って再び北の方へ進んでいます。そういえば、以前南側の坂根ルートで登ってきたときに、展望台のすぐ下で林道を横切ったことを思い出しました。だとしたら、林道を経由すると遠回りです。


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林道の手前を右に入るトレースがあり、こちらにも判読不能の道標が置いてありましたが、方角的に南南東方向に行くことになるので、このルートはあり得ません。


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では、どこへ行けばいいのかと思ってもう一度周囲をよく見てみると、林道の向こう側に「弓削コース9合目」と書かれた道標がぶら下がっていました。林道を横切ってそのまま直進すればいいみたいです。しかし、どうせなら、「山頂」とか「展望台」とか行く先を書いておいてほしいものです。それに、そもそも弓削ルートじゃないんかい? どっちでもいいけど、名称は統一すべきでしょう。


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ぬかるみがちな登山道を登り切ったところで、3度目の林道に出ました。これは熊山神社から展望台方面に行く林道であるとすぐにわかりました。左が熊山神社、右が展望台なので、右に進みます。ただし、そういうことを書いた道標は設置されていません。


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右に曲がってすぐの所に、熊山天然杉がありました。


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幹周4.5mの杉の巨木が2本並んでいます。


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熊山遺跡の前を通過し、展望台に向かいます。


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12:20 さすがに平日とあって、人はそれほどいません。お昼時ですが、ベンチもたくさん空いていました。それでも、5組ほどの登山者が入れ代わり立ち代わりだったので、人気の山だけあって平日でも人出が絶えることはないようです。


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展望台に登ってみると、こちらも人影なしです。


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少しもやっていますが、瀬戸内海や小豆島まで見えていました。四国の山並みは残念ながら目視不可でした。


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木陰になっているベンチでランチタイムです。


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おろしポン酢ソースのハンバーガーと博多明太マヨネーズパンというカロリーの高そうな組み合わせですが、ドリンクはカロリーゼロのペプシコーラを持ってきました。保冷剤と一緒に保冷バッグに入れて持ってきたのですが、保冷剤が小さすぎたようで、冷え冷えとはいきませんでした。それでも、胸につけていたスポーツドリンクよりも冷えていて、それなりに美味しくいただきました。


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12:53 下山開始です。


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熊山天然杉の先で、登ってきた弓削ルートへ入ります。


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弓削ルートという道標はなく、万富駅方面としか書かれていません。


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13:04 石積遺跡C3上の鉄塔からの林道出合を直進し、弓削ルートで下山します。


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道標には、やっぱり弓削コースと書かれていました。ルートかコースかどっちやねん!


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ちょっとした上り坂を上がり切ったところに、電柱が立っていて妙な雰囲気です。ここは十字路になっていて、まっすぐが弓削ルート右(北)が経盛山、左(南)が崩落した石積遺跡C3上の鉄塔のところへ出る巡視路のようです。


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経盛山の頂上にも石積遺跡があるようなので、行ってみることにしました。


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ところが、これが結構な上り坂で、やっぱやめとけばよかったと思ったものの、せっかくなので山頂を踏んで帰ることにします。


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登り切ったところの木に小さな山名板がぶら下がっていましたが、展望はありません。


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山名板の向かいに何やら石が固まっている場所が・・・ これが石積遺跡? どう見ても、登山道の整備で邪魔になった石を捨てた場所としか見えません。写真もまたおかしなことになってるし、どういうことなんでしょうか。


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ちなみに、山頂のすぐ先は、高圧線の鉄塔が立っていました。う~ん、来なきゃよかった・・・


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ということで、弓削ルートに戻って、ガンガン下りました。このルートは、結構水が流れていたりして、足元があまり良くない場所が多かったのですが、こんなからからに乾いたような山でもちゃんと水を蓄えていることに、ちょっと驚きました。


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13:30 双子岩への分岐点を通過。


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13:59 尾根道を離れて、南斜面の道を下ります。


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14:07 登山口に戻りました。里山歩きなのでせいぜい3時間ぐらいと考えていたのですが、登りで道草をくったおかげで、結局4時間半も費やしてしまいました。まあ、いいトレーニングになったと思っておきます。

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| 2021年5月 熊山弓削ルート | 23:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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展望岩と謎の石積遺跡のある道: 熊山弓削ルートその1 

2021年6月9日(水) 赤磐市 熊山(509m) 日帰り単独行 


仕事のキャンセルで水曜日が空いたので、熊山に登ってきました。週末だと人が多くて行く気にはなりませんが、平日だしたぶん大丈夫だろうということで、西から登る弓削ルートをチョイスしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジッププル
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ハリソン 総パイルクライミングソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンライト32L
 ストック: なし


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昼間の気温は30度を超えるという予報が出ていたので、バックパックは背中に当たる部分がメッシュになっているマムート クレオンライト32Lにしました。シャツも夏用のマムート アタカソライトジッププルにしたものの、パンツの方はまだ夏用の薄いパンツを用意していなかったので、3シーズン用のマムート ソフテックトレッカーズパンツで登りましたが、やはりちょっと暑かったです。



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弓削ルートの登山口は、山陽本線万富駅の東、吉井川左岸の岡山市東区瀬戸町弓削の八幡宮にあります。


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9:35 八幡宮の石段の左右に駐車スペースがあるので、車で行っても大丈夫です。日陰になっていた石段東側の広場に車を停めて出発です。


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登山口は、石段に向かって右手にあります。


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登山口には、ルート図の他、標高差や距離、時間を書いたけっこう詳しい案内図が設置されていました。登山口が標高18m、熊山遺跡のある場所が標高490mなので、標高差は472mです。3.5㎞で標準タイムは約2時間半だそうです。


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案内図の下にパンフレットと書かれたポストのようなものがあったので、中身を確認してみました。


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A4サイズの紙の裏表に印刷されたパンフレットで、表面が弓削コースにある石積遺跡についての解説で、裏面は瀬戸町の見どころの紹介になっていました。


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9:38 登山道は、いきなり結構な急登で始まります。石垣に、杖として使えるようにたくさんの木の枝などが立てかけられていました。


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尾根の斜面を斜めにぐいぐい登っていきます。


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9:49 ようやく尾根上に出ました。


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尾根道になると傾斜もゆるくなり、のんびりとハイキング気分で歩けます。


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10:00 道が二股に分かれていました。地形図には記載はありませんが、左の道は落ち葉が多くあまり歩かれていないようなので、右へ進みます。


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その後は怪しい分岐もなく、歩きやすい尾根道を辿ります。


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雨水の浸食なのか、深くえぐれているところもありました。


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やがて、土の道から岩が露出した道にかわりました。


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10:19 突然右側が開けて、眼下に大きく蛇行する吉井川が見えました。木々にさえぎられていた風も吹いてくるので、汗ばんでいた体がすっと涼しくなりました。展望を楽しみながら少しの間ドリンク休憩をとり、再び先を急ぎます。


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10:24 分岐がありました。


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右に入ると龍神山の山頂へ行けるようです。地形図で確認すると、確かに道の記号はついていますが、山頂で終わりになっています。そのまま山頂を越えて反対側から弓削ルートに戻れればいいのですが、引き返すとなるとちょっと面倒だなと思っていると、弓削ルートの上の方から人の話し声が近づいてきました。なので、即座に龍神山の方へ足を向けました。


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10:30 龍神山山頂に着きましたが、展望はいまいちです。


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山頂には、祠の跡らしい石組みが残されていて、「弓削八幡宮境内へ遷座」と書かれた木柱が立っていました。登山口のパンフレットによると、行者像が祭られた祠が崩れたので、麓の弓削八幡宮に遷宮したとのこと。行者像が祭られていたので、龍神山は行者様とも呼ばれているようです。


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山頂から一段下りたところに巨岩が突き出ていて、そこから絶景が広がっていました。


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足元は断崖絶壁です。


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登ってきた尾根がきれいに見えていました。あまりの展望の良さと涼しい風が心地よくて、岩の上に座ってのんびりと休憩をとることにしました。平日だし、弓削ルートから外れた龍神山のピークなので、誰もいない静かで平和なひと時でした。


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10:43 10分ほどの休憩を終えて、出発です。山頂から反対側へと下る道があったので、どうやら引き返さなくても弓削ルートに戻ることができそうです。


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10:45 けっこうな激下りでしたが、そのおかげでわずか2分で弓削ルートに合流しました。


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気持ちのいい尾根道を進みます。


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10:53 再び分岐に出合いました。今度は行く先を示すようなものは何もありません。GPSで確認してみると、何やら南へ進む道が描かれています。登山口のルート図には熊山近くの大阪峠から南下する道が描かれていましたが、この場所から南東方向に入る道の記載はありませんでした。


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ふと見ると、右に入ってすぐ先の木に、文字の書かれた赤テープがあり、展望岩と書かれていました。先ほどの龍神山のような展望のいい岩があると思われるので、とりあえず行ってみることにしました。


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ほぼ水平な道を辿って行きます。


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右へ下る道があったので、降りてみることにしました。


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すぐ先の木に、小さな札がかかっていて、ラクダ岩、双子岩と書かれています。周りに兄弟もいるということは、同じような岩が点在しているのでしょう。


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少し下ると、でかい舞台のような岩がありましたが、岩の名前を示すようなものは何もありません。


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上に登ってみると、それなりに展望はありましたが、いまいちです。ラクダのようにも見えないし、双子という感じでもありません。


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さらにトレースを下ると、ぱっと見ラクダのように見えないでもない巨岩がありました。


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そばまで行くと、3mぐらいの高さの溝のようになっていて、いったん下って登らないと岩の上に出られないように思えましたが、よく見ると目の前にある松の木の枝の色が変わっていて、どうやら人に踏まれているようです。確かにこれを足場にすればそのまま向こうの巨岩に渡れそうだったので、折れないことを確かめて、松の木を足場にして奥の巨岩に登ることができました。


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巨岩の上に出ると、なかなかの展望でした。しかし、龍神山のときと違って、吉井川が向かいの稜線に一部さえぎられていたので、龍神山のほうが絶景感はありました。


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龍神山も見えていました。思いのほか峻険な山容で、あんな崖の上にいたとは思いもしませんでした。


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戻るときに双子岩と書かれた札を見つけました。てっきりラクダ岩だとおもっていたのですが、これが双子岩ならラクダ岩ってどこにあるのでしょうか。戻りながらそれらしい岩を探してみましたが、結局わかりませんでした。


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戻る途中で隣の尾根の手前に巨岩が二つ突き出ているのが見えたのですが、もしかして兄弟というのはあの岩のことなんでしょうか。ちなみに、この時はまったくわからなかったのですが、この巨岩の背後の尾根にわずかに見えている崖が南山崖という絶壁で、これからそこに向かうことになるわけです。


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分岐まで戻ってきました。道はまだ奥へと続いているので、その先を確かめるために右に進んでいきました。

つづく。


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| 2021年5月 熊山弓削ルート | 23:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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誰も知らない岬への道: 大平山その2 

2021年5月30日(日) 瀬戸内市邑久町虫明 大平山(261.3m) 日帰り単独行 


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11:31 140.2三角点があるピークですが、周りに樹木があって展望はありません。三角点もどこに設置されているのかわかりませんでした。おそらく、木々の中に埋もれているのでしょう。


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140.2三角点を過ぎると、あとは岬に向かって下っていくだけです。


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道は急に傾斜を増して、海に向かってダイブしていくような雰囲気になってきました。


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海を見ながらの快適な尾根道を下ります。涼しい風が吹いてくるので、日差しが照り付けていても暑くなく、汗もかかずに快適でした。


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左手(東)に見えるのは鴻島で、半島と鴻島の間の狭い海にもカキいかだがたくさん浮かんでいました。


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木のトンネルのようになっているところが、おそらく岬の先端のはずです。



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11:45 道が行き止まりになり、ちょっとした広場になっていました。ここが岬の先端で、この道の果てということになります。道の果てる場所というのは、いつ来てもよくわからない達成感とともに、そこはかとない郷愁を感じる不思議な場所です。ことに、岬の先端というのは、林道の終点などと違って地形的にも物理的にも道を作れないので、もうこの先もずっとここから先に道が伸びることがないわけです。まるで人生の終点のようでもあり、どこかもの悲しさも漂わせていて、不思議な魅力があります。


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南側の斜面は樹木が伐採されていて、ある程度の展望が確保されていました。伐採された樹木の切り口は比較的新しかったので、どうやら最近整備されたようです。できることなら、左手奥の樹木も伐採しておいてくれればもっと展望が開けて、気持ちのいい場所になっていたと思うのですが、それが残念でした。


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海の上にたくさん並んだカキいかだには、ぽつぽつと船が停泊していて、なにやら作業をしているようです。カキのシーズンは終わっていますが、次のシーズンに向けてなにかとやることがあるのでしょう。


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ちょうどランチタイムということで、木陰にシートを広げて、ハイキング気分でランチ休憩です。


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今日もいつものようにパンとカフェオレです。もう一つ、カレーパンもあります。


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見上げると木漏れ日が降り注ぎ、白い雲が青空を緩やかに流れていきました。当然ながら、こんな場所には誰も来ません。誰も知らない秘密の岬に来たみたいで、緊急事態宣言下にでかけるのにぴったりです。とはいえ、オフロードバイクのタイヤ痕がいくつか見られたので、運が悪ければバイクに遭遇してしまうかもしれません。幸い、この日はバイクはおろか誰の姿も見ることはありませんでした。


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スッキリとした青い空と青い海を見ていると、気持ちまで爽快になってきます。


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12:16 30分ほどゆっくりランチタイムを楽しんだところで、下山開始です。下山といっても、標高60mまで降りてきているので、逆にこれから登り返すことになります。駐車場所が標高170m地点なので、110mの標高差を登り返すわけです。普通の山なら30分というところですが、ここはダラダラとした緩やかな道が長く続くので、1時間はかかりそうです。


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来るときには気が付かなかったのですが、岬先端近くの東側に、ぽこんと突き出した小さな半島がありました。小さな砂浜もあり、もう少し便利なところなら、この半島部分を購入して、住みたいところです。とはいえ、海辺は潮風でべたつきがちなので、やっぱり山の方がいいかなと思います。


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傾斜のきつい道を登っていきます。左奥に見えているのが大平山です。261mの山頂から岬の先端まで200m下ってきたわけで、登山に来たのにこんなに下ったのは初めてのことです。


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途中には、かなり荒れて道がえぐれてしまっているところもあり、4輪で来るのはまず無理だと思われます。オフロードバイクであっても、荒れた道に慣れていないと苦労しそうです。


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12:39 尾根上の分岐まで戻ってきました。約25分かかっているので、駐車場所までまだ30分ぐらいかかりそうです。


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コンクリート舗装のある所まで戻ってくると、先ほどまでいた岬の先端が良く見えました。


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こうしてみると、けっこうな距離があります。物好きな人間でないと、あんなところまでわざわざ歩いて行こうという気にはならないでしょう。もっとも、そもそも道があるということ自体知っている人は少ないのでしょうけど。


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12:56 林道の分岐です。大平山から下ってくるときは、ほとんど汗をかかなかったのに、さすがに登り返しでは汗をかいてしまいました。


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13:10 大平山から下ってきて、林道に出てきたところです。ここからは駐車場所まで林道を下っていくだけです。おそらくほぼ木立の中の道なので、日陰になって暑さもひと段落するはずです。


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13:21 駐車場所に戻ってきました。予想通り岬の先端から1時間強かかりました。最後の10分は涼しい木陰の林道を歩いてきましたが、バックパックを背負っていた背中はそれなりに汗で濡れていました。岬から登ってくるときにかいた汗が乾ききらなかったようです。うかつにも着替えを持ってこなかったので、このまま車を運転して帰らないといけません。


この日は、出発から帰着まで、誰にも会わない山行(実質はハイキング)でした。大した標高差はありませんでしたが、結構な距離を歩くことができ、3週間ぶりのなまった体には、きつ過ぎず緩すぎないいいトレーニングになったようです。


緊急事態宣言が延長されてしまったので、もうしばらくは県外への登山は控えようと思いますが、今回のように県内で人に会わないマイナーな場所を探して、登山は継続しようと思います。

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| 2021年5月 大平山 | 22:38 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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誰も知らない岬への道: 大平山その1 

2021年5月30日(日) 瀬戸内市邑久町虫明 大平山(261.3m) 日帰り単独行 


GWが終わってはや3週間。岡山にも緊急事態宣言が出たこともあり、なんとなく出かようという気持ちが盛り上がらなかったのですが、5月最後の日曜日で、しかもどピーカンの晴天なので、久しぶりに出かけてきました。


とはいえ、県北まで出かけるというほど盛り上がらなかったので、県南の里山歩きに行ってきました。できるだけ人に会いそうにない場所で、まだ行ったことがない所ということで、邑久町虫明にある岡山いこいの村の近くにある大平山から、海沿いの岬の先端へ続く道を辿ってみることにしました。この道は、かなり以前から知っていたのですが、行ってみようと思いつつかれこれ10年以上が経ってしまっていたので、ようやく念願かなって歩くことができるわけです。


ちなみに、岡山いこいの村というのは体験型リゾート施設なので、本来なら日曜日に行くと人が多そうなところですが、1月末からリニューアルで営業休止中らしいので、その心配はないというわけです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マーモット クライムスピードストレッチ L/Sジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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陽射しがきつそうだったので、光を反射する白系のシャツにしようということで、久しぶりにマーモットの山シャツを選びました。そのほかは、よく使っているものばかりです。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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10:23 いこいの村が休業中で、駐車場も閉鎖されていたので、帰路の出口前の道が広い場所に車を停めて出発です。左の道を上へと登っていきます。帰路は右の道から出てきます。写真だと車両の通路に停めているみたいに見えますが、停めている場所は路肩に該当するところです。当然ながら他に車はなく、誰にも会わない山行になりそうです。


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道の分岐に木立に隠れるように案内板がありました。大平山一帯は野鳥の森と呼ばれているようです。左下が現在地で、時計回りに歩きます。


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いこいの村の駐車場入口には、入口の文字の上にバリケードで設置されていたので、野鳥の森を散策する場合でも利用は遠慮したほうがよさそうです。


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いこいの村を過ぎて野鳥の森へと登っていきます。


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一番上まで登ってくると、結構広い駐車場があり、その奥にさらに広い広場がありましたが、だれもいませんでした。


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と思ったら、木陰に鹿が一匹。じっとこちらを観ていましたが、カメラを構えて写真を撮り始めると、さっと逃げていきました。そういえば、車で登ってくる途中でも鹿を見かけました。この辺りは鹿が多いようです。


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10:31 駐車場の脇から野鳥の森の散策路へ入ります。


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最初は斜面を横に歩く道なので、ほぼ平坦に近い楽な道でした。不思議なことに、クモの巣トラップがひとつもありませんでした。朝一で山道を歩くとたいていトラップだらけですが、この森はクモがいないのでしょうか。もしかしたら、朝早くに誰かかが歩いたのかもしれません。


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しかし、5分ほど行くと、左へ登るそこそこ急な階段になりました。


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幸い、階段はすぐに終わり、再びなだらかな道になりました。


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木立を抜けると、右手に瀬戸内海の展望が広がりました。眼下の虫明湾にはたくさんのカキいかだが浮かんでいます。正面の島は、長島です。


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瀬戸内海の眺めを楽しむ間もなく、再び急な階段が現れました。今度はけっこうな長さで、ちと疲れてきました。


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4分ほど急階段を上っていくと、ふいに平坦な尾根に出ました。もう山頂に着いたような雰囲気ですが、大平山という山名板も何もないのでそのまま進んでいきました。あとでGPSを確認すると、やはり階段が終わってすぐに山頂だったようです。まあ、今回の主目的地は岬の先端であって、大平山はおまけのようなものなので通過していればOKです。


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10:45 分岐がありました。右へ行っても下れますが、もう一本先の道を下る予定なので、左へ進みます。


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分岐の先に野鳥の観察小屋がありましたが、屋根は穴が開いているし、けっこう痛んでいるみたいで、使用禁止になっていました。なので、そのまま通過します。


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観察小屋を過ぎると、直進のトレースが進入禁止になっていて、右へ下ります。地形図だと直進してから右へ下るのですが、どうやら奥の道は廃止されたようで、新しい道が手前に作られたようです。


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10:52 林道に降りてきました。右へ行けば駐車場所に戻れるのですが、今回の目的地は左へ行った先の岬なので、左へ進みます。


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砂利道だった林道が途中からコンクリート舗装になり、下り始めた先で海が見えました。


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頭島大橋も見えていました。


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11:04 林道の分岐点に着きました。昔、この道をまっすぐ虫明まで下ったことがあり、そのときここから左へ下っていく道が気になって地形図を確認してみたところ、東側にある名もない岬の先端まで道がついているのを知りました。しかし、当時は公園の入口などに設置されている鉄パイプのバリケードがあり、車で侵入することができず、名もない岬の先端からどんな風景を見ることができるのかずっと気になっていたというわけです。


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分岐路を左へ入り、下っていきます。昔見たときは土の道だった記憶がありますが、砂利敷のきれいな道になっていました。入口のバリケードもありませんでした。


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途中からコンクリート舗装になりました。どうやら、以前見たときよりも整備されたようで、それなりに使われている道のようです。


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遥か先の尾根の方まで道が続いているのが見えます。あの尾根を右へ辿って行くと、岬の先端へ続いているというわけです。


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カキいかだの浮かぶ虫明湾も眼下に見えます。


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11:13 コンクリート舗装が終わるところで、左へ分岐する道がありましたが、この道はすぐ上で終わっていて、その先に水道施設がありました。どうやら、この施設を建設し、その後のメンテナンスのために道を整備したみたいです。それにしてもこんな人里離れた山の中に何のための水道施設なのか謎です。


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コンクリート舗装が終わり砂利道の下りになると、深さ30㎝を越えるような深い溝ができた荒れた道になりました。ずっと整備された道なら車で来られるなと思っていたのですが、水道施設から先は車で乗り入れることは無理そうです。少なくとも、本格的なオフロード四駆でないと無理です。


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11:21 岬へ続く尾根上の分岐に出ました。カメラトラブルなのか、珍しく妙な画像になってしまいました。岬に行くには右ですが、左もちょっと気になります。地形図では、少し北にある小ピークまで道があるようです。大した距離ではないので、先に行ってみることにしました。


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この道は車が通れるような道ではなく、普通の登山道といった感じです。


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ところが、3分も歩くと藪化してきたので、引き返しました。下手に突っ込むとダニまみれになりかねないので、藪には近寄らないほうが得策です。


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分岐に戻って、岬への道を辿ります。

つづく。

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| 2021年5月 大平山 | 23:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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GW直前のトレーニング登山: 正木山

昨日は午前0時にベッドに入り、今日の8時30分に目が覚めるまでほぼ爆睡でした。やはり車中泊旅行では疲れがたまってしまうようで、1週間ぐらいが限界かもしれません。もう少し、快適な環境が作れればいいのでしょうが、所詮狭い車の中でやりくりして作る就寝場所なので、難しいところです。シートの上にマットレスを敷くのではなく、ちゃんとしたベッドを作ればちがうのかもしれませんが、そこまで手間暇かけるぐらいなら、4ナンバーの商用バンに買い替えたほうがよさそうだし、いっそ軽キャンパーに買い替えるという手もあるかと思います。


それにしても、朝目が覚めた時の疲労感は最悪でした。30分ほどベッドでゴロゴロしていたらようやく疲労感も薄れてきたので、9時すぎに起きて、さっそく洗濯し、その後たまっていた山行記録の記事を書き上げました。ということで、まずはこの正木山の記事からです。



2021年4月25日(日) 岡山県総社市 正木山(380.8m) 日帰り単独行 


GWは、南アルプスにある最南端の3000m峰である聖岳に登ることにしたので、そのための直前トレーニングを兼ねた山行として、正木山に来ました。本当ならもっと標高差のある山で、荷物もせめて15㎏を背負って登りたかったのですが、3日前に氷ノ山に登ったばかりで疲れが残っていたのか、早起きできず地元の里山に行くのがギリギリという状況だったので仕方がありません。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マーモット クライムウールL/Sジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート ランボールドアドバンスドハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンライト32L
 ストック: なし


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新しい装備は、氷ノ山でハードシェルジャケットと間違えて持って行ったマムート マサオライトHSパンツです。2020年8月に白馬山荘で盗難にあったマムート エアロスピードパンツの後継モデルです。白馬から戻って、1週間後ぐらいにマムート倉敷店に立ち寄ったら、ちょうどEURO Mサイズが1点だけ残っていたので購入したものです。いまのところまだ使ったことはありません。今回の登山でも念のために持って行っただけです。


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荷物はペットボトルに水を詰めて大きなバックパックを担ぐという手もありましたが、さすがにそこまですると大げさすぎるので、氷ノ山のときの装備に水2リットルぐらいを追加で荷物に加えただけにしました。氷ノ山のときが10.15㎏だったので、単純計算で12.15㎏になるはずですが、レインパンツを1本抜いて、かわりにハードシェルジャケットを1枚加えたりしているので、実質は1.5㎏ほど増えただけでした。こんなんでトレーニングになるだろうかと思わないわけでもありませんが、背負ってみるとそれなりに重かったので、多少は意味がありそうです。



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10:52 コースは前回2016年12月に登った時と同じ、高梁川沿いの石畳神社から出発です。


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神社の横から登山道に入ります。


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最初は尾根に出るまでそこそこの急登が続きます。


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11:03 10分ほどで展望台がありますが、そのまま通過します。


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展望台を過ぎても、まだ急登は続きます。


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5分ほどで傾斜が緩やかになり、ようやくのんびりと歩くことができるようになりました。


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11:13 標高190.7mの城山まで登ってきました。


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山頂には東屋があり、展望も開けています。


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休憩をとるほど出発から時間は経っていませんが、東屋からの展望を一通り楽しみます。


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短時間のドリンク休憩をとって、先に進みます。


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ちなみに、城山山頂にはトイレがあります。いわゆるぽっとん便所ですが、比較的きれいで使用するのに抵抗感は感じないレベルでした。ただし、でっかいクモがいてちょっと入るのをためらいましたが、人の気配を感じて便所の外に逃げてくれたので、無事に用を足すことができました。


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城山からは、多少のアップダウンがあるものの、快適な尾根歩きです。


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7分ほど行くと、道が分岐していました。右は尾根の小ピークへ登る道です。前回来た時は右へ行ったのですが、結局左の道へ降りていくだけなので、今回は左へ進みます。


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先ほどの分岐で右へ登って行って降りてくる場所に道標があります。小ピークに古墳があるのですが、もともと山のピークなので、言われなければわからないような古墳です。


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少し先でまたまた分岐がありました。右へ行くと金刀比羅宮です。登山道は左へ下ります。


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神社から少し下ると簡易トイレが設置されています。中は覗いていませんが、前回覗いたときはちゃんとしていたので、たぶん大丈夫だと思います。


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11:41 簡易トイレから5分ほど歩くと、右側に正木山登山道の入口があります。道なりにまっすぐ歩いて、その先の三叉路を右に曲がっても行けるのですが、この道が近道になります。


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登山道入り口の向かいには、散策コースの道標と案内図も設置されています。麻佐岐神社というのは、正木山山頂にある神社です。


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というjことで、右の登山道に入ります。


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少し登ってからは水平な道が続きます。


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11:49 林道に合流しました。先ほどの分岐を曲がらずに道なりに進み、三叉路を右折すればここで合流します。


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合流地点に道標と案内図が設置してありました。けっこうちゃんとしたものがあるので、利用者が多いのかもしれません。


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5分ほどでアスファルト道に合流します。


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アスファルト道を2分歩くと、正木山登山口です。


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麻佐岐神社までの散策コースが登山道になります。


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頭上に渡されたロープに正木山登山道の表示がぶら下がっていました。ちょっと珍しいタイプの道標です。


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少し先からけっこうな急勾配で狭い山道になり、いままでの広い林道からすっかり登山道っぽくかわりました。


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勾配が緩くなり、だらだらとした上りが続きます。


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登山口から25分ほど歩いたあたりで、石畳の道になりました。もっとも、石畳というより、でかい石が埋められている道といったほうがよく、どちらかと言えば石の階段に近い感じです。


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石段のような石畳を登っていくと、前方に鳥居が見えてきました。どうやらあれが麻佐岐神社のようです。


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12:27 麻佐岐神社に着きました。


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神社前に「備中国最古の神社」と書かれていて、へえぇという感じです。


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左手に林道が緩く下っているのが見えますが、下っていることもありこれはどうやら山頂へ行く道ではなさそうです。神社の裏から奥へ上っていく道らしきものも見えるので、どうやら右上に行けば山頂みたいです。


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神社の裏に磐座があり、しめ縄が巻いてあるところを見るとこれがご神体なのかもしれません。


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神社裏からまっすぐ奥へ上っていくと、ちょっとした広場で行き止まりになっていました。


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立木に山名板がぶら下がっていて、ここが山頂だとわかりました。しかし、まったく展望がなく登った甲斐がありません。


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三角点があるだけです。さすがにこんなところでランチをする気になれず、神社まで戻ることにしました。


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神社の横でランチにしようかと思いましたが、それもなんだかなということで、林道を反対方向に下ってみることにしました。


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2分ほど下ると分岐があり、ビュースポットと書いてあったので、そこに行ってみることにしました。


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分岐からは緩やかな下りの道が続きます。


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12:36 2分で展望抜群の広場に出ました。単独の男性が一人右奥のベンチに座っていたので、少し距離をとって写真手前に見えている丸太の椅子に座ってランチにすることにしました。


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水島コンビナートと瀬戸内海、さらに四国の山並みまで見えていて、素晴らしい展望を楽しみながらのランチタイムです。


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東方面は、総社市の市街地も見えています。


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さらに遠くには岡山市街も見えました。展望に気をとられ過ぎて、今回はランチの写真は撮り忘れました。いつものパンとカフェオレなので、まあ撮らなくても問題はありませんが。


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13:09 ランチ中に3組ほど登山者がやってきて、それなりに人も増えてきたのでそろそろ下山することにします。


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道のわきに植樹された木があり、横に「総社市環境観光大使 野口健」と書かれた標柱がたっていました。たぶん登山家の野口健だと思いますが、総社市とかかわりがあったとは知りませんでした。なんでも、野口健環境学校というのを総社市で始めたのがきっかけみたいです。


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13:14 神社から登山道へ下ります。


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13:36 正木山登山口を通過します。


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13:43 当初は来た道をそのまま戻るつもりでしたが、せっかくなので、林道をそのまま歩いて戻ることにしました。


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けっこう大きく下るのかと思っていたのですが、思っていたよりもフラットな林道でした。


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13:50 三叉路に着きました。まっすぐ行けばサントピア岡山総社ですが、石畳神社へは左へ行きます。


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三叉路にはサントピア側から登ってきたときに目につくように詳しい案内板が設置してありました。


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金子池コースというのは、サントピアの南にある池をめぐるコースですが、なぜか正木山登山口まで登って、そのまま林道を進んで北側から大きく回り込んで下りながら池に行くという信じられない無駄な回り道が設定されたコースみたいで、わけわかりません。とはいえ、わざわざここまで詳しく書いているので、サントピアから利用する人も多いのでしょう。


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三叉路から左へ折れると、アスファルト道ながら急登となりました。


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道が緩やかになって少し行くと、正木山登山道の入口がありました。往路ではここを入りました。


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14:05 金刀比羅宮下で、休憩して行くことにしました。ちょうど階段が日陰になっていて、涼しくて気持ちのいい休憩時間を過ごせました。


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14:23 休憩を終えて城山まで戻ってきました。今回はそのまま通過です。


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新緑がまぶしい登山道をゆっくりと下ります。


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14:40 石畳神社まで戻ってきました。正木山のビューポイントも含めて10組ほどの登山者と出会いましたが、日曜日にしては少なかったのかもしれません。休憩込みで4時間弱の里山歩きでしたが、11.6㎏の荷物を背負っていたこともあり、標高差360mほどでしたが思っていたよりも疲れました。


とりあえず聖岳登山のためのトレーニングになったと思っていたのですが、まさかあんなことになろうとはこの時は予想もしていませんでした。

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| 2021年4月 正木山 | 17:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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展望抜群の山というから行ったのに・・・: 天狗山その1 

2021年1月3日(日) 岡山県備前市 天狗山(391.9m) 日帰り単独行 


正月三が日の最終日、またまたJRで里山歩きに行ってきました。行ったのは、兵庫県との県境に近い天狗山です。カキオコ(カキ入りお好み焼き)で有名な日生(ひなせ)の東にある、標高391.2mの山です。


分県登山ガイド 岡山県の山によると、頂上からの眺めが素晴らしく、360度のパノラマが広がる展望の峰とのことで、以前から気になっていました。車で行っても、電車で行っても同じぐらいの時間がかかるので、ちょうどいい機会ということで今回JRで行ってみることにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスサーマルジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイトフーディー
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: マムート ブロードピークⅡジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
 キャップ/ハット: マムート バイザービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: マーモット AWストレッチパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEXレインパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: バーグハウス メリノウール トレッキング ソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし
 ヘルメット: なし


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装備は年末の倉敷北部縦走路のときと大半は同じですが、あの時より寒いだろうということで、アッパーは前回のフリースジャケットをウィンドストッパーのソフトシェルジャケットに変更、ボトムスにベースレイヤを加えました。風は弱かったものの、陽射しがあまりでなくて寒かったので、ウェアリングはうまく天候に合っていたと思います。



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8:25 日生のひとつ先にある寒河(そうご)駅に着きました。下車したのは僕だけで、乗ってくる人もいなかったようです。


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8:37 準備を終えて、寒河駅を出発します。


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国道250号線に出る前に、正面に天狗山が見えたと思いましたが、ここから見えるのは天狗山手前のピークだったようです。


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駅から登山口のある寒河八幡宮までの道がいまいちはっきりしませんが、すぐ前に見える山裾に神社の森らしい杉が何本か生えているのが見えたので、その方向を目指します。国道250号線に出たところでどちらに行けばいいのか迷いましたが、左前方にあるお好み焼きタマちゃんの駐車場の脇から山のほうへ曲がる道が見えたので、そちらに向かいます。


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国道から細い道を入って北に向かうと、また別の道と合流する丁字路があり、左折した先で民家と田んぼの間にある細い道を右折して山へ向かいます。


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細い道を進んでいくと再び丁字路に突き当たり、左に進みます。


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8:43 20mほど行くと、右手に寒河八幡宮の入口がありました。結局、寒河八幡宮にたどり着くまで国道に出たところから、左折と右折を3回繰り返したというわけです。


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八幡宮の入口を入っていくと、道端に登山口の道標が建っていました。


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すぐに本殿があるのかと思っていたら、けっこう急な階段がありました。


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8:45 本殿前を左に進んでいくと、登山口がありました。


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最初はコンクリート製の階段が続いていて、えらくしっかりと整備された登山道だなと感心したほどです。


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8:48 上のほうに柵が見えたので何かと思ったら、水道のタンクのようです。コンクリートの石段が作られていたのは、この施設を管理するための道だからということのようです。


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水道施設を過ぎると、やはり階段はまったくありません。普通の登山道です。


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やがて尾根道になりましたが、草木が多くて展望は全くありません。


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8:56 標高100mを過ぎると次第に勾配がきつくなり、さすがにダウンジャケットを着ていると暑くなってきたので、休憩がてら立ち止まってダウンを脱いでバックパックに押し込みました。振り返ると、少し展望が広がっていました。


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休憩を終えて登り始めると、すぐに急勾配の道になりました。


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ロープ場もありましたが、ロープはなくても特に困らない程度です。


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勾配が緩くなったと思ったら、「頂上まで1.2㎞」の道標がありました。


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ここは樹木があまり多くなくて、そこそこ展望がありました。この先標高が上がってくれば瀬戸内海が大きく広がって多島美の美しい風景が見られそうです。


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道標を過ぎると勾配もゆるくなり、歩きやすい道になりました。


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前方に山頂らしい山が見えましたが、地形図から推測すると、天狗山の南にある前山だと思われます。


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9:20 そろそろ休憩したいなと思っていたら、平べったい岩が露出した場所があったので、そこで休憩していくことにしました。


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そばの立ち木に「6合目」の道標がかかっていました。標高265m付近になります。


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6合目から先は緩やかな登りの道を少しこなして、そのあとはほぼフラットな区間になり、その向こうに前山への登りが見えてきました。


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前山の登りをこなし、ほぼ登り切った感じになったあたりで振り返ると、陽射しを反射して輝く瀬戸内海の風景が広がっていました。南西方向なので、方角的に家島諸島の南端にある松島とその周囲の小島群だと思われます。


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9:44 標高360mの前山ピークと思しき場所に着きました。


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小天狗という道標が設置されていましたが、ガイドブックでは前山となっている場所です。なぜ名前が違うのかは不明です。とりあえず、ここから天狗山山頂まではもうすぐです。ちなみに、ここは平坦で広い場所なのでけっこう木々が多くて展望はいまいちでした。


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小天狗から少し天狗山のほうへ進むと、木がまばらになって家島諸島方面が見える場所がありました。


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小天狗と天狗山の間にはちょっとした鞍部があるので、鞍部に向かって緩やかに下ります。鞍部の先に見えている頂が、今度こそ本当に天狗山のピークのはずです。

つづく。

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| 2021年1月 天狗山 | 21:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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気軽な里山歩きで8時間を費やす: 倉敷北部縦走路その3 

2020年12月27日(日) 岡山県倉敷市 福山(302.3m) 日帰り単独行 


12月27日から始まった年末年始の休みですが、今日1月2日でちょうど1週間です。6日まで休みなので、半分を折り返したことになります。休みに入った初日にこの山行を行ったため、前半は疲れからの回復で終わり、後半は買い物やら年賀状作成やらで少しバタバタしていて、体を動かすこともなく過ごしてきました。そのためか、どうも体がすっきりしません。


今日は朝からまたJRを使って山に行くつもりでしたが、連日の夜更かしのおかげですっかり早起きできない体になってしまいました。というわけで、少し体を動かすために、これからウォーキングに行くことにします。明日、早起きできたら山に行くかもしれません。


さて、倉敷北部縦走路のレポも今回で最後です。


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11:15 休憩を終えて高鳥居山へ向かいます。まずは、道路下の小さな谷川へと下り、石の1本橋を渡ります。


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橋を渡るといきなり急登が始まります。ゴルフ場脇の急登区間よりもきつく長い感じです。しかも落ち葉が積もって滑りやすいので、下りでは使いたくない道です。


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11:23 急登を登っていくと、前方に大きなドームのようなものが見えました。どうやらこれが八丈岩のようです。八丈岩を登ることもできるようですが、鎖もロープも設置されていないので、うかつに取りつかないほうがよさそうです。登山道は八丈岩の横をまっすぐ登っていくようについています。


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八丈岩横の登山道はさらに勾配がきつくなり、この縦走路で唯一のロープ場になっていました。


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急登が終わって道が右に折れた先で、八丈岩の上に出ることができました。もっと平坦な岩になっているのかと思ったら、下から見たままの傾斜が続いている感じになっていて、岩の上でゆっくりできるような場所はありませんでした。なので、すぐに登山道にもどって先を急ぎました。


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八丈岩の上で再び道が登りとなり、やや急な区間を少し登ったら、平坦な場所に出てきました。狛犬が設置してあったので、どうやら神社があるようです。地形図で確認しようとしたら、なんと胸元のチェストベルトに挟んでいた地図がありません。八丈岩横の急登を登るときにロープを使うために手に持っていた地図をチェストベルトに挟んだので、すくなくともロープ場のところからここまでの間で落としたことになります。であればたいして時間もかからないので、探しに戻ることにしました。


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登山道を引き返していくと、ロープ場の急登の途中に地図が落ちていました。チェストベルトに挟み込んですぐに落ちてしまったみたいです。どうせなら、八丈岩の上で落ちてくれればいいのにと思いましたが、うかつだったのは自分なので仕方がありません。地図を拾って再び急登を登り返しました。


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狛犬のあったところまでもどってくると、奥のほうに祠が設置されていました。高鳥居山という名前からして山頂に神社がありそうだと思っていたのですが、やっぱりそうでした。しかし、地形図には鳥居の記号はありません。ちなみに、この神社は、金毘羅宮奥の院だそうです。


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11:32 金毘羅宮のすぐ先に、またまたテラスのような平坦な岩があり、天然の展望台になっていました。風もなく、陽射しもあって暖かかったので休憩していくことにしました。ところで、日差山の道標に高鳥居山まで150分とありましたが、結局120分で到着することができました。それほど急いだわけではないので、道標の所要時間はすこし余裕をもって書かれているようです。



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5分ほど岩に座って休憩したあと、登山道に戻りました。登山道に出たところに道標がありましたが、高鳥居山まで10分とかいています。てっきり今いる標高164mのピークが高鳥居山の山頂だと思っていたのですが、西にある標高151.7mの三角点が高鳥居山ということのようです。地形図で見ると、ここから西へ行く道はしばらくはあまりアップダウンのない平坦な道のようなので、少しピッチを上げて行くことにしました。


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11:45 10分もかからずに高鳥居山山頂に着きました。この山頂も登山道から少し入ったところにあり、なんだかなあという感じです。それでも、高鳥居山はほんの10m程度しか離れていないので、無駄な時間を使わずに済みました。


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高鳥居山の南側にもテラス状の大岩があり、展望も開けていました。時間的にここでランチにしてもよかったのですが、さっき休憩したところなのでここは通過して狸岩山まで一気に行くことにしました。


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登山道に戻ると道標が設置されていて、狸岩山まで90分となっていました。


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ところが、隣にいままでたくさん設置されていた縦走コースの道標もあり、そちらには120分となっています。30分の差は大きいわけですが、こちらの道標は余裕がある時間になっているようなので、おそらく90分ぐらいでいけるのでしょう。


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12:01 高鳥居山からはわずかに下る感じでゴルフ場の南側をなぞるように歩いてきて、ゴルフ場につながるアスファルト道に出合いました。山陽自動車道の倉敷ジャンクションの北側あたりになります。


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アスファルト道を越えてまっすぐ歩いてくると、道標があり、三田分岐点となっていました。ここから南へ下ると三田の集落へ下ることができます。高鳥居山から15分かかっていますが、道標通りだと120-80=40分ということになります。けっこう急ぎ足で来たということもありますが、この道標のコースタイムは余裕を見すぎではないかと思います。


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12:06 三田分岐点から平坦な道をまっすぐ歩いてきて、分岐点に出合います。縦走路は右へ進みます。


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なだらかな山を越えて道が下り始めると展望が広がりました。地形図で確認してみると、どうやら右の山が狸岩山で、左奥に見えるのが福山のようです。


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ひと下りして道が緩やかになったところで、林道に出てきました。緩やかに下っていきます。


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12:19 アスファルト道に合流しました。


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合流点に道標があり、壊れていましたが、狸岩山は右へとなっていました。ここから60分となっていますが、おそらく40分ぐらいで着くのではないかと思います。


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分岐を過ぎるとすぐに砂利道となり、緩やかな登り道が続きます。


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12:22 砂利道を3分ほど進むと、狸岩山登山口がありました。


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ここから右の山の中へと入っていきます。


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さすがに登山道らしくなってきました。


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鉄塔の下を通過し、どんどん登っていきます。


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道が下りになってしばらく進むと、丁字路に出合いました。右へ進みます。


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その後下っていくとまた丁字路があり、今度は左折して登ってきたところで鉄塔下の広場に出ました。目の前に狸岩山が見えています。空腹感もありかなり疲労がたまってきましたが、中途半端なところで休憩するよりも狸岩山まで頑張って行くことにしました。


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12:52 疲れた体に鞭を打って登ってきたところで、再び鉄塔下に着きました。


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狸岩山へはここからまた縦走路を外れて往復です。この縦走路は、どうやら中国電力の鉄塔巡視路を使わせてもらっている区間がほとんどみたいで、山頂はことごとく縦走路から外れているのが欠点です。


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ひと登りしたところで、展望のない場所に看板が立っていました。これが山頂なのかとがっかりしましたが、まだ奥へと道が続いています。


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12:54 奥へ歩いていくと、広い山頂に出ました。北のほうが一部開けているだけでそれほど展望があるわけではありませんが、さきほどの看板があった場所に比べれば日差しもあるし開放感もあってかなりましです。誰もいないし、ランチにはいい場所です。ちなみに、高鳥居山から1時間7分でした。少し急いだとはいえ、縦走路の道標に書いてあった120分というのはでたらめすぎです。ゆっくり歩いてもせいぜい90分というところでしょう。その点では、高鳥居山にあったもう一つの道標に書いてあった90分というのが、おおむね正確な時間のようです。


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短く刈られた笹の上に座り、さっそくカップ麺を取り出しました。今日は寒いだろうということもあり、旨辛ラーメンを持ってきました。


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見た目はそれほど辛そうではありませんが、食べるとピリッとした辛さがあり、食べ終わりにはうっすらと汗ばんでしまいました。食後にカフェラテを飲んでほっこりして、疲労感が少し回復したような気がします。


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13:23 ランチ休憩を終えて、出発です。狸岩山へ登ってくる途中から左膝に若干の痛みが出始めたので、これから福山へ登るのに不安がありますが、ここでリタイヤしてもすぐにバスや電車に乗れるわけではありません。結局、清音まで歩くしかないので、当初の予定どおり福山へ向かうことにしました。


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13:26 鉄塔下の縦走路まで戻ってきました。右折して福山へ向かいます。


しばらくは平坦な道でしたが、途中からけっこうきつい下りの道になり、心配していた膝痛が出てしまいました。なので、ゆっくり下りたかったのですが、こういう時に限って後ろからトレラン野郎が来るわ別の登山者が来るわで、狭い登山道でペースを落とすわけにもいかず、痛む膝をかばいつつペースを落とさず下り切りました。


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13:38 きつい下りが終わって、工事中の広々としたところに出てきました。何の工事をしているのかわかりませんが、道標に従って道を下ります。


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13:42 広い車道に出ました。国道429号線です。これを右に折れ北へ少し行ったところの信号を渡ります。


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信号で国道429号線を渡ると、あとはまっすぐです。


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13:46 二股の分岐は、右の狭いほうへ進みます。


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14:01 道なりに登っていき、溜池の横から右に上がってきたところで、竹藪の中へと右折します。このあたりは疲れていたこともあり、溜池周辺の写真も撮らずに来てしまいました。


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竹藪の中の暗い道を登っていきます。


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竹藪の薄暗い坂道を抜けると鳥居があり、その先は緩やかな直線の道になりました。


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14:12 和霊神社に到着です。ここから先は以前通った道です。


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14:15 和霊神社からしばらく進んだところで、福山への登山道に入ります。


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14:30 途中の登山道の様子は昔の福山登山のレポを参照してもらうとして、途中をすっ飛ばして福山山頂です。日差山から休憩込みで5時間でした。


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東方向を展望するベンチが空いていたので、すわって休憩をとりました。左膝痛もさることながら、足全体がどんよりと重く疲れた感じです。すこしでも疲労感をとるために、アミノ酸を摂取しておきました。


14:44 もう少しゆっくりしたかったのですが、まだ清音駅まで行かなければならないし、福山を下山するルートは400段を越える階段の激下りになるので、膝痛を考慮してゆっくりと下る必要もあり、休憩を切り上げて出発しました。


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福山の西側斜面をほぼまっすぐ下る階段を、左ひざを曲げないように横向きになってゆっくりと下りました。


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行けども行けども続く階段で、今度は右ひざにも少し痛みが出始め、途中のベンチで2度休憩をとりました。


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15:10 登山口近くまで降りてくると、ようやく階段が終わりました。


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東屋があったので、ひとまずベンチに座って休憩をとりました。膝の屈伸運動をしたり、足をもんだりしてこの先のアスファルト道歩きに備えます。


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登山口からアスファルト道を清音駅へと向かいます。通行量のある車道の1本南側の道なので、車も通らず人の往来もなく、静かにのんびりと歩くことができました。


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15:55 清音駅に着きました。当初、グーグルマップでルート検索すると、駅の北側を回って西口に行くことになっていたので、東側には入口がないのかと思っていたのですが、近くまで来ると駅の東側に大きな駐輪場などが設けられていたので、東側からも入れるのだろうと行ってみると、やはりそうでした。あいかわずグーグルマップはでたらめな案内をしてくれます。ちゃんと歩行者としてのルートを検索したのに役に立たないアプリです。ゼンリンのデータを使っていたころはまともでしたが、衛星写真から独自に地図を作成する方法に替えたらしく、それいらい役立たずアプリと化しています。


駅に着いたときに、目の前で伯備線の上り列車が行ってしまったので、しばらく待たされるかと思いましたが、上り列車が15分程度で来るので、総社から桃太郎線で岡山へ戻ることにしました。


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総社駅に着くと、桃太郎線の列車はすでに入っていて、座ってのんびりと帰ることができました。


初めての公共交通機関を使った登山となりましたが、便利な点と不便な点の両方があると感じます。今回のように登山口と下山口がどうしても分かれてしまう場合は、やはり公共交通機関を使ったほうが楽なのかもしれませんが、かならずしも駅やバス停が近いとは限らないので、難しいところです。

8時50分に吉備津駅を出発し、15:55に清音駅に着いたので、かれこれ7時間の山行でした。これに自宅と駅の間の移動時間を加えると約8時間を費やしたことになります。気軽な里山歩きで8時間もかかってしまうとは想定外でした。膝痛も出るし、2000m級の山に登ったような疲労感でした。


こちらは今回のレポで歩いた区間です。
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倉敷北部縦走路全コース
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| 2020年12月 倉敷北部縦走路 | 14:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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気軽な里山歩きで8時間を費やす: 倉敷北部縦走路その2 

2020年12月27日(日) 岡山県倉敷市 福山(302.3m) 日帰り単独行 


いよいよ2020年も残すところ数時間となりました。昨日午後から岡山も冷たい風が強く吹き荒れるような天候ですが、雪はたまに粉雪がちらついたりしたという程度で、昨日も今日も日差しのあるいい天気でした。


しかし、県北では蒜山あたりで1日で80㎝の積雪があったそうで、こんな大雪は初めてのことだそうです。そんな天候の中、信州上高地入口の釜トンネル前で越年登山者の入山を伝えるニュースが流れているのを観ました。入山したところで、視界もほとんどない降雪と強風の状況なのは明らかなのに、何を目的に入山するんでしょうか。ドカ雪のときは雪崩のリスクも高まるし、無謀な登山とのそしりを免れないのに、よくやるよと思いながらニュースを観ていました。まあ、行くのは勝手でしょうけど、遭難騒ぎだけはやめてもらいたいものです。


さてさて、思いのほか長編になりそうな雰囲気の倉敷北部縦走路のレポをさっさと進めておきたいと思います。




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日差寺境内に入っていくと、本堂らしき建物の裏に、丸っこい巨岩が積み重なったようになっていました。どうやら、もともと巨岩信仰のあった場所のようです。この辺りは、近くの楯築遺跡に巨岩のストーンサークルがあったり、その南にある岩倉神社にも巨岩がたくさん集まっていたりと、巨岩の多い地域です。そういえば、吉備中山にも天柱石や磐座、ストーンサークルなどがあり、古代吉備国の時代から、巨岩信仰の篤い地域だったのでしょう。


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左上の岩の上に石柱が建てられていて、道が続いています。縦走コースの道標はありませんが、他に道はなさそうなので、道なりに進んでいきました。


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すぐ先に、テラスのような平坦な巨岩があり、展望が広がっていました。長らく岡山に住んでいて、しかも幼少期を過ごした地域だというのに、こんな場所があるとは知りませんでした。


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9:29 テラスのような岩から奥に入っていくと、縦走コースの道標が設置されていました。広場のような場所ですが、ここが日差山の山頂みたいです。ここから南にある高鳥居山まで150分となっていてびっくり。せいぜい90分ぐらいだろうと思っていたのですが、2時間以上かかるなんて本当なんでしょうか。とにかく、行くしかありません。


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日差山から縦走路を歩き始めてすぐに、再びテラスのような巨岩がありました。ここも展望があり、気候のいいときにハイキングで来るのに良さそうなところです。


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9:41 平坦な山道をどんどん進んでいくと、簡単な地図の描かれた道標がありました。この先で丁字路になり、江田山へは右へ行くわけですが、縦走路は左へということのようです。つまり江田山のピークを踏むには、縦走路を外れて往復しなければいけないわけです。


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9:44 3分ほど歩くと丁字路に着きました。江田山へ行くかどうか迷いましたが、せっかくなのでピークを踏んでおくことにしました。


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9:47 丁字路から緩く下り始めたところで、立ち木に道標が設置されているのが見えました。


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近づいてみると、江田山山頂と書かれています。


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どこが山頂なんだといいたくなるような場所ですが、すぐ右手にある岩まで行ってみました。


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岩の上に立つと、東方向の展望がありました。正面の山が吉備中山、その手前の田んぼの中に見えている小さな丘のような場所が楯築遺跡です。地形図で確認してみると、日差山と楯築遺跡と吉備津神社はほぼ一直線上にならんでいて、たんなる偶然ではないのかもしれません。方角的には東よりも北向きなので、もしかすると夏至の日の出方向あたりになるのかもしれません。


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吉備津駅を出発してからちょうど1時間が経過したところだったので、ここで休憩していくことにしました。岩の上に座り、行動食を食べたり水分補給をして、暑くなってきたのでハードシェルジャケットも脱いで行くことにしました。山の中に入ってきたので、けっこう派手な赤色のロワーモーズリージャケットでも人目を気にしなくていいので気楽です。



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休憩後、丁字路まで戻り、そのまま直進です。


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10:08 緩やかに下って広い鞍部に出たところで、右から登山道が合流してきました。仕手倉山北側の標高200mの鞍部ですが、地形図には右(西)から合流する登山道は描かれていません。道標もないので、どこへ行くのか不明です。とはいえ、少し下まで西の山麓にある前池から道の記号が続いているので、その道につながっているのでしょう。また、東のほうにもすこし不明瞭ながらトレースがあり、赤テープが立木に付けられていたので、東の日差集落から続いている道に出られるようです。


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鞍部からすこし登ったところで、再び分岐に出合いました。今度は左(東)への分岐道があり、ちゃんと道標も設置されていました。


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仕手倉山は直進、高鳥居山は左となっています。道標の下には「日差、高鳥居、福山方面はこの道を往復してください」と書かれていました。つまり、先ほどの江田山と同じで、仕手倉山山頂は縦走路から離れた場所にあり、往復して戻ってこなければいけないということのようです。高鳥居山へつながる縦走路は、ここを左へ下るというわけです。ということは、いったん日差の集落へ下って、仕手倉山の麓を迂回するように行くのでしょう。ちょっと遠回りだなと思いますが、仕方がありません。とりあえず、仕手倉山山頂へ進みました。


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10:16 緩やかな道を登っていくと、まったく展望のない仕手倉山山頂がありました。一応草刈りが行われていてそれなりの広さはありますが、おそらく誰もがすぐに通り過ぎてしまうことでしょう。引き返そうかと思ったときに、奥に道が続いているのに気が付きました。


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トレースはしっかりしていそうだし、赤テープもあります。もしかしたら仕手倉山から縦走路へのショートカットかもしれないので、行ってみることにしました。


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歩き始めてすぐに分岐があり、トレースは直進と左折に分かれていました。


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直進は「倉カン東鉄塔35経由金崎池へ」となっています。この時は、ここに書かれている言葉や地名がどこのことがさっぱりわからなかったので、どこへ続いているのか見当が付きませんでした。いま考えると、南にある倉敷カントリークラブ近くの鉄塔を経由して、金崎池へ出るということのなのでしょう。で、金崎池ってどこの池なのかですが、仕手倉山の南にある大きな溜池のことでした。ということは、直進しても縦走路に出られたのかもしれません。


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左折は「36鉄塔経由縦走路へ」となっていて、どうやら左へ行けば縦走路へ出られるみたいです。ということで、左へ進みました。


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いままでの縦走路と打って変わってトレースの不明瞭なバリエーションルート的な雰囲気の道となりましたが、赤テープがこれでもかというほどたくさんつけられているので、落ち着いてテープを探しながら進めば迷うことはなさそうです。


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トレースを探し、テープを辿りながら、人の気配のあまり感じられない山の中を進んでいきます。このルートで唯一ルートファインディング能力がわずかながら必要とされる区間でもありました。といっても、それっぽい雰囲気があるという程度で、テープが見つかれば問題ないレベルです。


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10:27 鉄塔の下に出てきました。鉄塔の下をくぐり、反対側にまっすぐ下ります。その先は鉄塔の巡視路として使われているらしく、明瞭な道が続いていました。


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10:30 縦走路に合流しました。右へ進みます。


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もとは何のための道だったのかわかりませんが、かなりしっかり整備された道が続きます。


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10:34 大きな溜池のほとりに出てきました。これが金崎池です。縦走路は、堤防の上を渡っていきます。


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鏡のようななめらかな湖面が空を映しこんでいました。奥のほうでは水鳥が泳いでいたりして、静かで気持ちのいい場所でした。


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堤防上から、岡山市街地も望めました。


堤防を渡りきると池に沿って進み、ゴルフ場そばで左折し、そのままゴルフ場に沿って外周部をなぞるように進みました。


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道が下って行った先で、堰堤を渡る場所がありました。堰堤の末端で水が流れていて足場が悪く、落ちて靴をぬらさないように慎重にわたりました。


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堰堤を渡り終えると、突然急登が始まりました。今まではゆるいハイキングコース然とした道でしたが、ここから突然登山に切り替わったという感じです。


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11:00 急登が終わると、畑の広がる場所に出てきました。


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道標に従って左へと下ります。


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11:04 畑の外周をぐるりと回り込んで歩いていくと、アスファルト道の上に出てきました。出てきたところが道路横の石垣の上で結構な高さです。石垣を下るためのロープが設置されていたので、ロープを使って道路に降り立ちました。


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縦走路は、アスファルト道を下る方向のようなので、左へ下ります。縦走大会コースという道標が電信柱に張り付けられていたので、このコースで大会が開催されたことがあるのでしょう。それほど名前の知られた山でもないのにずいぶんちゃんと道標が設置されていると思ったら、そういうことだったというわけです。


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アスファルト道を下っていくと左手に霊園の大きな看板があり、道路を挟んだ反対側に道標が設置してあるのが見えました。


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高鳥居山へ行くには、ここから右に入っていくようです。


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木の道標の裏側に、縦走路の道標がありました。ここは八丈岩登り口という場所で、高鳥居山まで30分とのこと。日差山で150分となっていたわけですが、ここまで90分ほどかかっています。これから30分かかるなら、合計120分ということになるので、時間的には少し余裕があるといえます。それに、江田山からすでに1時間以上経っているので、ここで小休止をとりました。

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つづく。


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| 2020年12月 倉敷北部縦走路 | 18:48 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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気軽な里山歩きで8時間を費やす: 倉敷北部縦走路その1 

2020年12月27日(日) 岡山県倉敷市 福山(302.3m) 日帰り単独行 


倉敷市と総社市の境界にある一群の山塊を縦走するコースがあり、以前この山塊に倉敷アルプスという通称がついているという記事をネットで見たような記憶があるのですが、この山塊を縦走するコースは倉敷北部縦走路という名称が正式な呼び名として定着しているようです。倉敷アルプスで検索してみると、玉島の南にある倉敷・沙美アルプスという名称が出てくるばかりなので、区別するために倉敷アルプスといういい方はしないようになったのかもしれません。


そのうちこの縦走路を歩いてみようと思っていたのですが、なにしろアプローチが面倒で、東西に延びる縦走路をどちらから歩くにしても公共交通機関を使うためにそれなりの距離を歩く必要があります。車を使うとかなりの距離を戻ってこなければならないので、これまた面倒です。なので、なかなか行く機会がなかったのですが、この年末は車を積極的に使えないし、遠征も中止にしたということで、JRを使って行ってみることにしました。


路線検索で調べてみると、JR桃太郎線(かつての吉備線)の下り列車が午前7時台に数本あり、これを使えば吉備津駅から倉敷北部縦走路の東登山口まで歩いて行っても9時には歩き始められそうです。どれぐらい時間がかかるのかわからないとはいえ、所詮は標高200~300mの里山です。4時間もあれば西の登山口に着けるだろうと軽く考えていました。登山口と駅の移動時間や休憩時間を入れても6時間もかからないというつもりで気楽に出かけましたが、これがとんでもない間違いでした。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: ノースフェイス ロングスリーブエアークルー
 ミドルレイヤ: マムート ロワーモーズリージャケット
 ソフトシェル: マムート アルティメイトフーディー
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: マムート ブロードピークⅡジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
 キャップ/ハット: マムート バイザービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マーモット AWストレッチパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEXレインパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ノンブランド ウールソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし
 ヘルメット: なし


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JRを利用するということで、地味目のウェアを選びましたが、ワンポイント的にアッパーのミドルレイヤに赤のフリースジャケットを入れておきました。朝は寒かったので、山に差し掛かるまではハードシェルの上にダウンジャケットを着て歩きました。


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登りになって暑くなってくると、ダウンジャケットを脱ぎましたが、縦走路途中からはさらにダウンジャケットも脱ぎました。


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新しいアイテムは、ハードシェルジャケットです。マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケットはゴアテックスのハードシェルながら重量僅か240gという軽量ジャケットで、中古品ですがタグ付きのおそらく未使用品と思われ、セール価格とはいえなぜか14,190円という格安価格で手に入れたものです。今回が初使用でした。もともと夏場の高山などで使うレインウェア兼用のハードシェルジャケットという使用目的で購入したもので、冬に着るつもりではなかったのですが、JR利用で荷物をできるだけコンパクトにしたかったこともあり、いつものオールラウンダージャケットの代わりに持ってきたというわけです。



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7:50 JR桃太郎線 吉備津駅に着きました。下車したのは僕だけでした。このローカル線は、以前は吉備線という名前でしたが、いつのまにか桃太郎線という名前に変わっていました。単なる通称かと思っていたら、車内アナウンスでも桃太郎線と言っていたので、どうやら正式名称になっているみたいです。


公共交通機関を使って山に行くのは、記憶にある限りないので、今回が初めてです。行く前はなんだかめんどくさいなと思っていましたが、実際に使ってみると案外楽で良かったです。


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ところで、この吉備津というところは小学校に上がる前の5歳まで住んでいた場所です。といっても住んでいた場所は駅の近くではなく、もっと西へ行って国道180号線を超えたあたりです。古い茅葺の借家に住んでいて、当時は結構な田舎でした。ただし、駅前もただの田舎町の駅だったので、昔からとくに栄えていたわけでもなく、今の状況も当時とたいして変わっていないように思います。そんなことを思いながら、吉備津駅から一路西へ向かいました。


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両側に住宅が並ぶ旧山陽道を歩いていくと、途中で小さな川を渡ります。橋のたもとに「旧山陽道 板倉宿」と書かれた看板があり、その後ろになまこ壁の蔵がある古い大きな住宅があるのですが、この景色は幼少時の記憶のままでした。


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それにしても寒すぎます。温度計を確認してみると、なんと-2度でした。もう太陽もでているというのに、まだ高度が低いので家並にさえぎられて日差しが届かず、日陰の道を歩いているとじわじわと冷気がしみ込んでくるようです。寒いので、当然ながらハードシェルジャケットもダウンジャケットも着て歩いていましたが、グローブはそれほど防寒性能が高くないものだったので、指先が少し冷たくなってきました。


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国道180号線を越えると、道はさらに細くなりますが、両側の家は比較的新しい家が多くなりました。僕が住んでいたのはこのあたりですが、すっかり家並みが変わっていて昔の面影はありませんでした。


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8:12 家並みが途切れて周囲に田んぼが広がるようになってくると、前方に倉敷北部縦走路のある山並みが見えてきました。正面に見える台形の山は、縦走路北端に位置する江田山です。


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江田山から南のほうへ縦走路のある山並みが連なっていますが、南へ下った後は西へ向かうので、ここから全山を把握することはできません。


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広い車道に斜めに交差するところに出ると、左へ曲がります。まっすぐ行くと川の土手にぶつかって行き止まりになります。


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川を渡って降りたところにある信号の交差点を直進します。


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車道に沿って進み、車道が大きくカーブするところにあるプレハブ小屋と看板の支柱があるところを左斜め方向に入ります。


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車道を離れて最初の分岐を左へ折れます。最初はこの分岐を曲がらずにまっすぐ行ってしまいましたが、すぐに間違えたことに気が付いたので、大きなタイムロスにならずに済みました。


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左に曲がったら、あとは丁字路に出るまで直進です。


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8:44 坂道を登った先が丁字路でした。これを右へ曲がります。


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右手によくわからない記念碑が建っていました。


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丁字路を右折した先は、再び道なりにまっすぐです。右手にグラウンドゴルフ場を見ながら進みます。


8:50 グラウンドゴルフ場を過ぎて山に差し掛かるところに使われていない駐車場があったので、少し休憩していくことにしました。吉備津駅からちょうど1時間が経過していました。登山口まで思いのほか距離があります。休憩ついでに駅で撮れなかった装備の写真を撮っておきました。装備リストのところで使っている写真はここで撮影しています。


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休憩場所からすこし歩いたところで、道路わきの立ち木に縦走路を示す道標が設置されていました。日差山から福山への矢印が曲がっているので、最初はここからわき道に入るのかと思ってあたりを見回しましたが、それらしい道はありません。どうやらこの青い矢印は単にスペースの関係で2行に分けて書かれた日差山と福山をつなぐためにこのように曲がって描かれているだけのようです。基本的に赤い矢印が示す方向を目指せばいいようです。


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山陽自動車道を渡ります。


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年末休みに入っている時期ですが、高速道路は順調に流れていました。


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高速道路を渡ってひと登りしたところで、道が大きく右へ曲がっていて、その先に直進する道もありました。


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直進する道の入り口わきの電信柱に道標があったので、指示に従って直進します。地形図でルートファインディングをしながら歩く必要がありそうだと思っていたのですが、思いのほかしっかりとした道標が設置されているようです。


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直進の道に入ってすぐに、右手に2階建ての家ほどの大きさのある巨岩がありました。


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そのすぐ先にも鬼ノ城近くにある鬼の差し上げ岩のような巨岩がありました。

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9:15 直進の道が溜池にぶつかり、道は左へと曲がる場所で、縦走路は右の山へ向かいます。


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小さな橋を渡った先から土道が始まっていて、どうやらここが事実上の登山口のようです。


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ずっとアスファルト道を歩いてきましたが、ここからようやく土の登山道です。


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特に登山口と書かれている道標や看板があるわけではなく、道標の中にさらっと日差山登山口と書かれているだけでした。


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少し進むと、石段が現れました。石段があるということは、上に神社か何かがあるのかと思ったものの、地形図には神社記号も寺記号も書かれていません。ただの里山の登山道のためにここまで立派な石段を作る理由が他にあるのかといぶかしく思いながら登っていきました。


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途中巨岩もあったりして、雰囲気的に上のほうに古代の磐座遺跡か何かがあるのかもしれないと思いました。


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9:24 日差山頂上についてびっくりです。なんと鳥居があり、神社があるみたいです。なぜ地形図には鳥居の記号がないのか謎です。


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ところが、設置されていた倉敷北部全山縦走コースの案内図をみてさらにびっくりでした。なんと、ここにあるのは日差寺と書かれていたのです。鳥居があるのに日差神社ではなく日差寺とはこれいかに? とりあえず、案内図によるとここが全山縦走コースのスタート地点になるようです。ゴール地点は、最高峰 福山の南にある安養寺ですが、僕はJR伯備線の清音駅に向かうので、福山山頂からは西へ下る予定です。コースタイムが書かれていたので計算してみると、福山山頂まで6時間10分かかることになります。ちなみに、安養寺へ下る全コースを歩くと7時間50分だそうです。


とにかく、このコースタイムで行くとすぐに出発しても15時30分に福山山頂に着くというわけです。駅から駅までで6時間ぐらいと思っていたので、予想外に時間がかかりそうです。とにかく、日が暮れるほど遅くなるわけではないので何とかなるとは思いますが、あまりゆっくりしすぎないように急ぎ足で行くことにしました。

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つづく。

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| 2020年12月 倉敷北部縦走路 | 22:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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荒神嵓エリアの難ルートを辿る: 和気アルプスその2 

2020年12月6日(日) 岡山県和気町 和気アルプス(神ノ上山 370m) 日帰り単独行 


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10:11 荒神嵓(こうじんぐろ)から急な崖の上をほぼ水平に伸びている日電歩道ですが、ちゃんとトレースが目視できたのはわずかな距離で、荒神嵓から少し離れるとその先はシダがトレースに覆いかぶさって足元がまったく見えない状況でした。垂直というほどの崖ではないにしても、かなりの急斜面をトラバースしているため、誤って足を踏み外そうものならあの世へ旅立つ可能性も決して低くはなさそうです。おそらく、前方に見えている岩が奥ノ岩だと思われますが、そこまでどのようにルートが伸びているのか、まったくわかりません。


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草木につかまりながら足元のシダを足で払いのけて、地面があることを確認しながらゆっくりと進んでいくと、今度はシダのジャングルの中にぽっかりとあいた暗いトンネルが下向きに口を開けて待っていました。左上から枯れたシダも垂れ下がっていて、うかつに入り込めばシダの枯葉の吹雪を浴びることになるのは火を見るよりも明らかです。足元は見えないし、上からは枯葉の吹雪が降ってくるなんて、とんでもない道です。とはいえ、ここで引き返すわけにもいかないので、強行突破するしかありません。時期的に虫の心配がないのが、せめてもの救いです。


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足元を確認し、足を下ろし、足場を確保したら目の前に覆いかぶさってくるシダを折って通路を確保しながらじりじりと進みました。一歩進んではしばらくシダと格闘するというスローペースでシダのトンネルを進んでいくと、シダの中にトラロープが現れました。状況はまったく見えないので、なぜここにロープがあるのかピンときませんが、おそらく右側が危険な場所なのでしょう。足元のシダを払いのけて確認してみると、確かに道が細くなっていて、うっかりすると踏み外しそうな雰囲気です。


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10:26 距離にしてわずか100m強ですが、シダのトンネルを抜けるのに15分近く費やして、ようやくシダのない開けた場所に出ました。ここまでずっと下ってきました。GPSで確認してみると、標高差で約20mほど下ったようです。シダから解放されて一安心ですが、ルートが不明瞭で、再び悩みの種がでてきました。右下へ行くようですが、左上にも行けそうな感じです。少し悩みましたが、とりあえず倒木などの障害物がない右下へ進んでみることにしました。


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斜面をトラバースしながら進んでいくと、左手の立ち木にテープが巻いてあったので、どうやら正解だったようです。しかし、ここでまたルート選択を迫られました。まっすぐか、左かです。どちらもトレース自体はほぼ不明瞭で判然としませんが、地形の状況と左の立ち木にテープが巻いてあるということで、左折ポイントの可能性が高そうだと判断し、左上へ進むことにしました。


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緩やかに登っていくと、右手に岩壁が現れました。おそらく、日電歩道の上から見えた岩壁の下にでてきたのでしょう。


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岩壁を再び直登するのかと思ったら、どうやら岩壁の下を辿るように進み、岩壁の左側を巻きながら登っていくようです。


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10:32 ひとしきり登って、ほぼ岩壁の上あたりに出てくると、少し平らな段差のような場所があり、休憩におあつらえ向きのベンチ代わりになる岩のでっぱりがあったので、休憩していくことにしました。


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バックパックを下ろしてみると、ショルダーベルトの付け根にシダなどの枯葉が挟まっていて、何度も藪漕ぎをしたことが思い出されます。ついでに、胸元がかゆかったので、服を脱いでみると、胸に枯葉の破片がいくつも入り込んで張り付いていました。マダニに入り込まれていたらやばいし、背中のほうにも枯葉が入り込んでいるかもしれないので、全部脱いで、脱いだ服で入念に体を払っておきました。


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ベンチ代わりの岩に座って正面を見ると、宗堂池がかなり遠くなったのがわかります。右に見える尾根の向こうに荒神嵓があり、そこから尾根を越えてここまでシダのジャングルをかき分けながらやってきたというわけです。


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記念に自撮りしておきました。



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10:46 休憩を終えて出発です。岩壁の上を横切るように、進んでいきます。


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少し先の岩に左の矢印があったので、岩に沿って左へ進みました。


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10:48 矢印に沿って岩を巻くようにして登ると、見晴らしのいい巨岩の上に出ました。


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すぐ背後の立ち木に、奥ノ岩と書かれた札が設置されていました。どうせならここで休憩すればよかったと思いましたが、なにしろ初めてということもありどこに何があるのかわからないので仕方がありません。


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奥ノ岩からは低いシダが生えたそれほどきつくない斜面を登っていきます。


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しばらく進むと、シダが多くなりトレースがわかりにくくなってきました。そういう状況で分岐があらわれましたが、右はなんとなく下るような感じだったので、尾根筋を登る左へ進みました。


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10:55 シダの中に続く薄いトレースを辿って行くと、ふいに縦走路に出てきました。


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これが出てきたところですが、道標もなければテープもありません。普通に縦走路を歩いて来たハイキング客が入り込む可能性はほぼなさそうです。


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ここからは縦走路を北上し、神ノ上山へ向かいます。


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冬枯れの稜線は風がなく日差しがあるため暖かでしたが、荒神嵓あたりと比べると空気はすこしひんやりとした感じでした。


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11:09 白岩様方面からの登山道との合流点です。後ろから大きな話し声が聞こえてきたので、追いつかれないようにすぐに左に折れて神ノ上山へ向かいました。


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迷いピークの丁字路は右折です。ここからひとのぼりで神ノ上山山頂です。


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11:15 山頂に着きました。登山者が3グループ6~7人いたようですが、不思議と話し声が聞こえてこなくて、静かな山頂でした。


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以前はなかった立派な山名板が設置されていました。


山名板のすぐ近くにあるベンチが空いていたのですが、後ろから聞こえてくる話し声のグループと相席になっては最悪だし、山名板の近くにいると写真を撮らされることが多々あるので、隅のほうにあった岩に座って休憩することにしました。


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ベンチ代わりにするにはいまいちな岩でしたが、とりあえず座って休憩することはできたので、早めのランチタイムです。4割引きになっていたミニクリームパンが今日のランチです。


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ドリンクは、いつものカフェラテ。この粉末カフェラテも毎度飲んでいますが、なかなかなくなりません。1箱30本入りなので、週に1杯しか飲まないと半年ぐらいなくならないので、まだしばらくはカフェラテが続きそうです。


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11:49 下山開始です。下山は山頂から南へ向かうトレースで下ることにしました。ちなみに、写真に写っている右の岩が休憩していた岩です。南へ下るトレースの真ん前にあったので、ランチ中にこの道を上がってきた登山者がいて、どこへ出るのか聞いたところ白岩様からのルートに出られるとのことだったので、来た道を戻るよりも近道になりそうです。


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下っていくと、分岐がありました。


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左手の立ち木に道標が設置されていて、左へ行くと藤公園方面とのこと。藤公園方面ということは、東平尾根にでるということだと思われます。下りで使う予定のダンガメ稜は東平尾根から分岐しているので、ここは左折して藤公園方面に行ったほうが早そうです。おそらく、直進すれば白岩様方面に行けるのでしょう。


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10:55 分岐から3分ほど下ると、なんとなく見覚えのあるところに出てきました。藤公園方面を示す道標が設置されていましたが、この道標は真新しく見覚えはありませんが、どうやら東平尾根に出てきたようです。


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12:08 ダンガメ稜分岐に着きました。


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M2という道標が設置されている場所が、ダンガメ稜分岐です。


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M2道標の向かいにあるピンクテープ2本が巻いてある立ち木の奥にひっそりと「ダンガメルート」と書かれた小さな道標が設置されています。


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東平尾根から分かれて南へ下ります。出だしが若干トレースが不明瞭で、右下へく下るような雰囲気もありますが、すこし左斜め方向にトラバースするような感じで進みます。


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少し行くと尾根道となりますが、上のほうは落ち葉が積もった下草のない尾根なので、トレースはあいかわらずわかりにくい状況でした。しかし、シダが出てくるとトレースがはっきりとして、その先は明確なトレースを辿ります。


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12:18 ダンガメ稜を下り始めて10分で木立がまばらになり、右手にチンネ・スラブ尾根と白岩様が見えました。


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チンネ・スラブ尾根を登っていく登山者が数名見えました。


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白岩様の上部右のあたりにも、1名登山者が見えましたが、あそこに一般登山道はないはずなので、ロッククライミングを終えたところなのでしょう。


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さらに下るともっと見晴らしのいい場所があり、110mスラブの全貌がよく見えました。チンネ・スラブルートと白岩様南端ルートは、和気アルプスでいまだ歩いていないルートなので、次はあちらを歩いてみようと思います。


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下っていくと、いくつかボルダーの道標がまとまって設置されている場所がありました。そのうちのひとつ、「上級ボルダー 大ホンチャン」という岩が登山道からすぐのところにあるようなので、見に行ってみました。


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どうやらこの岩がそうらしいのですが、思っていたのとちょっと違う感じでした。王子ヶ岳のような丸っこい岩かと思っていたのですが、小型の岩壁という雰囲気です。


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あまり道草をくっていると遅くなるので、登山道に戻ってサクサク下ります。


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岩場が出てきましたが、荒神嵓に比べれば傾斜はきつくなく、楽に立って下ることができます。


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岩場の途中に道標があり、ここがダンガメ岩だとわかりました。


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下から眺めると、巨大な1枚岩であることがよくわかります。


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12:47 白岩様方面へのルートに出てきました。ここを左折し、和気中学校方面に下ります。


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和気中学校前に出るまで、防獣柵のゲートを2か所通過します。


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13:09 由加神社に戻ってきました。休憩込みで約4時間の山行でした。2週間ぶりの山行としては重過ぎず軽すぎずちょうどいい感じでしたが、荒神嵓直登ルートと日電歩道が思っていた以上に大変だったので、けっこうな充実感がありました。やはり、和気アルプスは楽しめる里山です。次回が楽しみです。


GPSのトラックデータですが、和気アルプスの管理人さんがオーバーユースを避けるため地形図を使わずに概念図だけしか掲載していないことを考慮し、宗堂池の北から縦走路までの区間は非表示としました。もっとも、探せばネット上にはログを公開しているブログはたくさんあるようなので、必要なら検索してください。このブログでは、そういうものがないと不安を感じるレベルの人は立ち入るべきではないと考えるので、公開しません。


最近はコロナの影響で山慣れしていない人の登山が増えているのか、低山での遭難ニュースをよく目にします。わずか200~300mの低山と思って不用意に入り込むと手痛いしっぺ返しを食らいかねません。このルートを歩きたい場合は、和気アルプスのホームページの該当するページをよく読み、自分の技量も冷静に判断したうえで歩いてください。里山だからといって油断は禁物の難ルートです。
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| 2020年12月 和気アルプス | 18:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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荒神嵓エリアの難ルートを辿る: 和気アルプスその1 

2020年12月6日(日) 岡山県和気町 和気アルプス(神ノ上山 370m) 日帰り単独行 


先週末、山休みをとったおかげで左膝と腰の調子もだいぶんよくなりました。とはいえ、まだ左膝の痛みは取り切れていないので、今週はがっつり登山はやめて、里山で遊ぶことにしました。


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そうはいっても緩すぎるハイキングでは面白くないので、岡山県南の里山ではたぶんいちばん楽しめる和気アルプスに行ってきました。2018年8月以来となりますが、あいかわらず歩いていないルートがいくつかあるので、そのうちのバリエーションルートにあたる荒神嵓(こうじんぐろ)直登ルートから日電歩道を経て奥ノ岩へ登り、縦走路に出て最高峰の神ノ上山まで登ることにしました。この概念図は、和気アルプスのホームページよりお借りしました。



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下山は、これまた歩いていないダンガメ稜から下ります。ダンガメ稜もオーバーユースを避けるため、道標など設置していないと書かれていますが、東平尾根の分岐には道標があるし、ホームページでも地形図にルートを書き込んだものを掲載しているので、このブログでもGPSのログは掲載します。このマップも和気アルプスのホームぺージよりお借りしたものです。ダンガメ稜は、F、Gを通過する黄色のラインになります。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート アタカソジッププルAF
 ミドルレイヤ: マムート エクスカーションジップフリース
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート グレイシャーパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEXレインパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: バーグハウス メリノウール トレッキング ソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンライト32L
 ストック: なし
 ヘルメット: なし


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朝の気温は1度とかなり低かったものの、予報では晴天で、日中の気温は15度、風は1~2m/秒とほぼ無風に近いコンディションということだったので、念のためにハードシェルを持っていくものの、おそらく山シャツとフリースだけで十分だろうと判断してウェアを選びました。


アタカソジッププルAF
マムート アタカソジッププルAFは、ポーラーテックパワードライを使用したベースレイヤで、肌面の生地がグリッド構造になっているため汗の吸収拡散が早く、汗冷えを防ぐとともに保温性をキープするシャツです。春秋の山行にちょうどいい感じです。現在は廃番になっているようですが、style # 1041-06340です。


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ボトムスは、風がなく暖かそうだったので、通気性の高いショーラー生地を使った、マムート グレイシャーパンツ(style # 1020-10420)にしました。


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荒神嵓を登っているときに若干汗をかきましたが、それ以外ではちょうどいい具合でした。最近はあまりフリースを着なくなりましたが、風のないやや気温の低いようなときは、通気性と保温性を両立させたフリースはいまでもいいアイテムだと改めて思いました。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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当初何を勘違いしていたのか、金剛川の河川敷に車を停めて準備をしていましたが、いざ出発しようとして、今日のルートだと由加神社に停めたほうがいいということに気が付いて、急遽車を由加神社に移動しました。


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9:01 由加神社を出発します。


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由加神社のすぐ東側の道を北へ登っていきます。


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右カーブを曲がって、竜王山への登山口を通過します。そのすぐ先に防獣柵があり、針金と鉄棒のロックを外して通過し、再び元通りにロックしてから先へ進みます。


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防獣柵の先は緩やかに下っていきます。


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丁字路に突き当たると、左(北)へ曲がります。


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北へ向かって歩き始めると、遠方にこれから向かう和気アルプスが見えました。電信柱とちょうど重なっているのが奥ノ峰だと思われます。


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まっすぐ北へ歩いてくると、宗堂池の堤防下へ出ました。


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左から堤防上へ出るのですが、途中に再び防獣柵があり、やっぱりロックを外して通過し、またロックして先へ進みます。和気アルプスは面白い山ですが、何度も防獣柵を通過しないといけないのが、ちょっと面倒です。


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宗堂池の堤防上に出ました。この溜池は上から見るとエメラルドグリーンの水がきれいですが、この日はちょっと濁ったような緑色です。見ている位置の問題なのか、それとも太陽の方向で違ってくるのか、日によって違うのかわかりませんが、ちょっと残念な色でした。


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池の奥に見えているのが、これから登る荒神嵓だと思われます。たぶん、右下に見えている大きな岩壁がそうだと思います。左上のピーク直下に見えているのは、大屏風・小屏風という岩壁ではないかと思います。


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青空と碧水とを眺めながら陽光降り注ぐ堤防の上をのんびりと歩くのは、とても爽快でした。


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堤防を渡りきると、3度目の防獣柵があり、今回も同様に通過します。


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防獣柵を通過し、すぐ左に曲がって宗堂池に沿って北上します。


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9:25 宗堂池の北端まで来ると、分岐がありました。黄色い菱形の看板のあるところで、右上に上がっていく道がありました。


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「白岩様へ」と書かれた小さな道標がついており、右へ行けば白岩様という巨岩の上を通って神ノ上山まで行くことができます。


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分岐のすぐ先に、奥ノ峰方面と書かれた道標がありました。道標に従って、そのまま北上します。


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宗堂池から離れると、植林帯の中へ入りました。トレースはわかるものの、あまり人が歩いていないのは一目瞭然です。


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9:28 植林帯を抜けた先に分岐がありました。


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左は奥ノ峰までの一般道です。


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右にはなんの道標もありませんが、赤テープがひとつ枝にぶら下がっていました。和気アルプスのホームページでは、荒神嵓ルートはオーバーユースで山が荒れないようにあえて道標を設置していないと書いているので、何もなくても当然です。結構な難ルートなので、下調べをしないで来たハイキング客などが知らずに入り込まないようにという意味もあるのでしょう。ということで、荒神嵓ルートを目指すために、右へ進みます。


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奥へ行くにつれて倒木などが折り重なるように道に転がっていて、どんどん荒れた感じになってきました。トレースもほとんど判別できないほどかすかになりました。


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9:35 涸れ沢に突き当たりました。沢に沿って右へ行くような雰囲気もありましたが、沢を越えてまっすぐ行くほうが正しいルートっぽいので、とりあえず沢の対岸へ渡りました。


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対岸に渡った先の立ち木にテープが巻いてあったので、どうやら正しいルートのようです。


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2つ目の沢に出合ったところで、再びテープが結んでありました。ただし、このテープが進路の変更を意味しているのか、それともまっすぐ沢に降りるのを意味しているのかわかりません。周囲を見回してトレースを探してみましたが、それらしいトレースは見つけられませんし、他にテープも見当たりません。


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ということで、沢に降りてみることにしました。対岸はそこそこ段差があり、そのまま対岸に渡るようなトレースは見当たらないので、沢を遡上します。


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すぐに、立ち木に結びつけられたテープがあり、左手奥に赤テープが見えたので、右岸へ上りました。


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どうやら、小さな谷のようなところを登っていくみたいですが、これがシダに覆われていて、ちょっとした藪漕ぎになりそうな状況でした。他にトレースらしいものがないかどうか探してみましたがまったくなく、シダの藪漕ぎをしながら谷を登っていくしかなさそうです。


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覆いかぶさってくるシダをかき分けながら、足元を探りつつ登りました。途中、右の斜面へ上がるトレースらしいものがありましたが、これは騙しトレースだったので、そのまま谷を進みます。それにしても、もしもこれがまだ虫のいる時期だったら、早々に撤退していたかもしれません。このルートは、虫のいない冬しか歩きたくないルートです。


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ようやくシダの藪を抜けると岩壁の下に出ましたが、そのまま崖下をまっすぐ進みました。


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9:49 そろそろ右の崖を登るのかと思っていると、前方にトラロープが設置してあり、ロープはその先の藪の中へ消えていました。


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再びシダの藪を漕ぎながら進んでいくと、ようやく藪を抜けて岩壁の取りつきに出てきました。


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ロープを過ぎて登っていくと、今度は鎖場になりました。しかし、このあたりの斜度はそれほどきつくないので、錆びついた鎖を使わなくても登ることができました。


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鎖の先で道標を見つけました。この岩壁が荒神嵓でした。


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見上げると、遥か上のほうまで1枚岩のスラブになっています。和気アルプスのホームページによると、傾斜40度、距離80mの1枚岩だそうです。出発してから1時間が経つので、そろそろ休憩したいところですが、この岩壁でゆっくり休むことができる場所はなさそうなので、とにかく荒神嵓を登りきることにしました。


登り始めると一気に傾斜が急になり、高度感も出てきたので少し恐怖感も感じました。滑落すると無傷では済まない状況なので、足場をしっかりと確認しながら登りました。ヘルメットを持ってこなかったことをちょっと後悔しましたが、いまさらどうしようもありません。和気アルプスのホームページにも「落石の危険があるのでヘルメットをかぶってください」と書いてありますが、うっかり忘れてきてしまいました。


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荒神嵓の途中で分岐の印が描かれていました。


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すぐそばの立ち木に「左ルート」と書かれた道標が設置してありました。和気アルプスのホームページの概念図には、荒神嵓直登ルートの途中に分岐のルートがあるので、おそらくここがその分岐点なのでしょう。


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左ルートの分岐点から先も、まだまだ岩壁は続きます。上に見える稜線らしきところで終わりだろうと思って登っていくと、さらにその上に岩壁が続いていて、思わずため息がもれました。


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果てしなく続くと思えるような岩壁を、ひたすら登ります。そこそこ手がかり足がかりになるへこみやでっぱりが豊富なのが不幸中の幸いですが、常に手でつかめるようなでっぱりがあるわけではなく、そういうところを通過するときは、さすがに冷や冷やしました。


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ようやく荒神嵓のゴールが見えてきたようです。さすがにあの稜線から先にまだ岩壁が続いていることはなさそうです。


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10:06 荒神嵓の最上部に着きました。


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ようやく振り返って風景を見ることができました。ほんの50分まえに歩いていた宗堂池が遥か眼下にあり、足元の急峻なスラブを見るにつけ、よく登ってきたなと感慨ひとしおです。


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荒神嵓上にあるこの水平なトレースが日電歩道です。日電歩道といえば黒部渓谷ですが、岩壁の上を水平にたどるこの道は、たしかに日電歩道のような雰囲気です。タイミング的にここで休憩したいところですが、ゆっくりと座って休憩できるような場所が見当たりません。幅30㎝ほどしかない狭い道の両側にシダや草木が生えていて、立ったまま休憩せざるを得ないような状況なので、とにかく日電歩道を進んでみることにしました。

つづく。

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| 2020年12月 和気アルプス | 20:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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雨の間隙を縫ってトレーニング登山:  熊山その2 

2020年7月12日(日) 岡山県備前市 熊山(標高509m) 日帰り単独行 


今日16日は久しぶりに朝から太陽が顔を出しました。日中もほぼ晴れていたので、朝起きてすぐ洗濯し、すっかり空になりかけていたポータブル電源 suaoki PS5Bにソーラーパネルで充電開始。夕方6時までに120,000mAhの容量を満充電することができました。さらに、部屋の掃除もしてなんだか気分もすっきりです。


雨続きで運動不足気味だったせいか、眠りが浅く朝すっきり起きられずなんとなく体がだるく、しかも背中や肩の凝りもひどくなってきたので、昨晩30分ほどかなりしっかり早足でウォーキングをしてから、これまた久しぶりにお湯につかって長湯をしてから寝たら、今朝は疲労感も少なくわりとすっきり起きることができました。やっぱり適度な運動とお風呂でリラックスするのは大切です。最近は、登山の後に温泉に入らずに帰るのが当たり前になってしまい、家でもシャワーだけということが多いので、そろそろ温泉も解禁したいところです。ただ、じわじわとコロナの感染が増えているので、もう少し様子をみてからでしょうか。とりあえず、家のお風呂でお湯につかる機会を増やしたいと思います。


さて、熊山登山の続きです。




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急登だった大谷山ですが、三角点から10mほど離れたところに山名板が設置されていました。地図で見ると三角点が山頂のようですが、微妙にずれているのでしょうか。まあ、登山道の途中のピークなのでどっちでもいいのですが。


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大谷山から緩やかに下っていくと、やたらシダの生い茂る道になり、なんとなくジャングルっぽい雰囲気になりました。


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10:15 シダの生い茂る道を抜けると、巻道との合流点でした。左へ進みます。


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左へ歩き出すと、すぐに31丁の道標がありました。250ピークから大谷山を越えるルートにはこの道標は見当たらなかったので、巻道のほうに設置されているようです。


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ほぼ平坦なゆるい傾斜の道を登っていくと、鉄塔の下に出ました。後ろのほうから人の声が聞こえてきていたので、ここで休憩をとって先に行ってもらうことにしました。


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鉄塔の足元から熊山山頂の展望台が見えていました。写真を撮っている間に後ろから来た3人組がちょうど通過してくれたのですが、鉄塔の下で立ち止まって休憩しはじめてしまいました。仕方が無いので、こちらもそのまま立ち休憩をとることにしました。水分補給していると、鉄塔下で合流する別の道からソロ男性が現れ、3人組と同じタイミングで出発して行ったので、いい具合に密集状態で歩かなくて済みました。


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鉄塔下で合流してくる別の道がこちら。


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道標には、「中尾鉄塔コース」と書かれています。「坂根熊山道」が今回歩いている登山道です。



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鉄塔の先は少し道幅が広くなり、歩きやすい道になりました。


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10:34 緩やかに下ってきたところで、階段が現れました。


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ここは38丁石分岐という十字路になっていました。熊山方面は階段を登っていきます。


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傾斜がきつくないので段差は大きくないのですが、だらだらと続く階段が意外ときつく感じます。


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10:40 コンクリート舗装された道に出ました。しかし、その先に階段が続いているので、階段の道はまだ終わりそうにありません。


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水が流れていたりして暗くジメジメした階段の道を上がっていくと、巨大な倒木が道をふさいでいました。幸い、左側から楽にくぐって行けたので問題はありませんでした。


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倒木を過ぎると、その先にかなりの巨木が立っていました。目通り周囲は4m近くありそうです。樹種はいまいちよくわかりませんでしたが、手前にあった倒木と樹皮が同じような感じだったので、エノキかもしれません。


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樹種を特定するために望遠で葉っぱを撮影したのですが、高すぎて拡大しても葉っぱの形や葉脈を確認することができませんでした。


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倒木の葉がこの写真です。葉の付け根から3本の葉脈がでているので、エノキの葉っぱだと思われます。なので、同じ樹種ならエノキであると考えられます。ちなみに、ネットで検索してみましたが、熊山といえば、山頂にある熊山杉の巨木しかヒットしなかったので、この木はノーマークのようです。


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巨木の下で右に曲がると、雲仙寺山門跡の看板があり、右手上方に山頂の展望台が見えました。この写真の上のほうに見えているのは何かの建物で、展望台ではありません。


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10:48 山頂に到着です。幸い、それほど混雑もしていないので、前に見えるベンチに荷物を降ろして、休憩することにしました。途中休憩らしい休憩をとらずに、ほぼ2時間歩きとおしで登ってきたので、背中が汗でびっちょりでした。


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出発時はそれなりの曇り空でしたが、いつの間にか雲が少なくなってかなり展望が広がっていました。手前のピークが通って来た大谷山です。


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瀬戸内海も綺麗に見えていて、小豆島がすぐ近くに見えました。


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一通り景色を眺めた後、ベンチに戻って自撮り。


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その後、行動食を食べながら、コーヒータイムを楽しみました。今日は、お昼過ぎには下山することになりそうなので、最初からランチは持ってきませんでした。休憩中にグループやソロの登山者がバラバラとやってきて混雑するかと思いましたが、ベンチの数が多かったことと、案外長居をせずに戻っていく人もいて、結局ベンチが埋まるようなことも無く混雑は回避されました。


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11:42 珍しく山頂で1時間近く時間を費やしてしまいましたが、お昼時になる前に下山することにしました。


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せっかくなので、近くにある熊山遺跡を見学してから帰ります。


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11:44 下山開始です。登山者の多くは北の熊山駅方面から登って来ていて、南へ下る登山者は皆無でした。


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12:09 大谷山への分岐は、左の巻道へ進みます。


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少し下ったところで、地形図に出ていない分岐がありました。


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左は権現道と書かれています。もちろん、右の坂根道を下ります。


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巻道なのでかなり緩やかな道かと思っていましたが、大谷山の山腹を巻くあたりは、狭くてそこそこ傾斜のある道でした。大谷山を直登する道よりはましですが。


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12:22 大谷山直登コースの分岐点を通過します。


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すぐ先にある250ピークへ向かうコースの分岐は、左の巻道へ進みます。


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12:33 250ピークからの道の合流点まで降りてきました。ここからは、往路をそのまま引き返します。


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13:02 登山口まで戻ってきました。登り2時間、下り1時間15分、山頂休憩1時間、計4時間15分のトレーニング山行でした。1台ぐらい車が増えているかと思いましたが、相変わらず自分の車だけでした。どうやら、熊山登山は南側から登るほうが人が少なくて良さそうです。坂根コース以外にも複数のコースがあるので、今後もしばらくは新しいコースで楽しめそうです。

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| 2020年7月 熊山 | 21:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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雨の間隙を縫ってトレーニング登山:  熊山その1 

2020年7月12日(日) 岡山県備前市 熊山(標高509m) 日帰り単独行 


雨、雨、雨。まったくもって雨ばかりです。幸い、12日は曇り予報ながら降雨はなさそうだったので、近場の里山でトレーニング登山をしてきました。といっても、当初は県北のほうへ行く予定でしたが、起きてみるとどんよりとした曇り空だし、ライブカメラで蒜山など見てみるとガスがかかっているしで、どうも気分が盛り上がりません。やめようかとも思いましたが、せっかく早起きしたことだし、ここで怠けるとすぐに体力低下してしまうので、せめてトレーニングがてら近場の山を登ることにしたわけです。


備前市の西の端、吉井川を見下ろすところにどっかりとそびえる熊山は、県南の里山としては飛びぬけて標高の高い山です。岡山市周辺の里山といえば200~300mあたりの標高の山がほとんどですが、唯一といっていい500m超えの山なので、トレーニングにもってこいです。登山口の標高が10mぐらいなので、ほぼ500mの標高差があります。この標高差は、県北の1000mクラスの山と同じぐらいなので、単にトレーニングとして登るなら、わざわざお金と時間をかけて県北まで行かなくても熊山でOKというわけです。


問題は、人気の山なので人が多いということです。しかし、人気ゆえに非常にたくさんの登山コースがあり、マイナーなコースを使えばそれほど人に会わずに済みそうです。


ということで、一番人気のJR熊山駅から登るコースは避けて、反対側の南から登る坂根コースで行くことにしました。登山口は山陽新幹線吉井川橋梁のすぐ近くにあり、尾根筋を登っていくロングコースです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスドライジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ホライズンストレッチパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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今回は新しいアイテムがひとつあります。ボトムスのマムート ホライゾンストレッチパンツです。といっても中古品で昨年1月に購入したものなので、たまたま山デビューが遅かったというだけのことです。基本的に普段履き用に購入したものですが、夏用の薄手生地がさらりとして涼しく、マムートにしてはそれほど細くないレギュラーフィットなのでゆとりがあり、履き心地はけっこうよかったです。色はバイソンという濃いこげ茶色のような色です。



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登山口に着いたのは8時35分ぐらいでした。普通の民家の中に勝手に車を停めているみたいですが、ここが登山口で3台ぐらいの駐車スペースがあります。奥の建物は倉庫になっていて、手前に見える緑色の箱のようなものは、資源ごみなどの回収ボックスです。ちょうどここがゴミ回収ステーションになっています。


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倉庫の柱にこのような注意書きがありました。「ゴミステーションの迷惑ならないように」という一文だけでは、誰に対して何のことを言っているのか不明ですが、「満車時は・・・」と続いているので、駐車に関しての注意書きだと思われます。


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ということで、ゴミステーションの前を避けて、一番奥に車を停めたわけです。


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8:44 出発です。まずは獣避けのゲートを通過します。カラビナで2箇所留められているだけなので、簡単に通過できました。


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このパターンだと、いきなり尾根上に出る急登になりがちですが、ここは斜面にそって緩やかにトラバースするように道がついています。歩き始めはこういう緩やかな道がありがたいです。


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5分ほど歩くと尾根上に出て、そこに一丁と彫られた石の道標がありました。1合目にしては早すぎるし、どういうことなんだろうといぶかしげに思いながら通過します。


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2分ほど歩くと、もう二丁です。ますます何を表しているのかわからなくなり、首をかしげながら通過します。


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その後も、ほぼ2分ごとに石の道標が現れます。山頂までこの調子で続くとなると、いったい何丁まであるのでしょうか。


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登山道は尾根上に出ることなく、ずっと西斜面をトラバースするように延びています。なぜ尾根上に出ないのか考えているうちに、鞍部で尾根に合流し、そこからまた尾根筋を離れて斜面のトラバースになり、その先で再び鞍部に出て尾根筋に合流したところで理由がわかりました。この道は、尾根の鞍部と鞍部を結ぶようにつけられていて、アップダウンの無い緩やかな坂道になっているわけです。尾根筋に道をつけるとアップダウンができて歩きにくく疲れやすいので、できるだけ緩やかで一定の傾斜になるように鞍部をつなぐトラバース道になっているということのようです。道をつけるだけなら尾根筋のほうが手がかからず楽なはずですが、わざわざ斜面を切り欠いてトラバース道にしているあたりなにか強いこだわりのようなものを感じますが、もともと登山道なのか、送電線の巡視路なのかは不明です。


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9:13 1本目の鉄塔下に出ました。休憩しようかと思いましたが、薄日とはいえ陽射しも差し始め森の中より蒸し暑かったので、先に進むことにしました。


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9:22 2本目の鉄塔を通過します。


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2本目の鉄塔のすぐ先に、左(西)へ下る道がありました。地形図には載っていない道ですが、坂根堰と書かれているので、吉井川まで下ることができるようです。


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9:26 小さな鞍部を過ぎて標高170mあたりから徐々に傾斜がきつくなってきました。250ピークに向けて登りが始まりました。


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9:32 分岐がありました。地形図だと250ピークの手前で道が2つに分かれて、左は250ピークを経由する道、右は東側を巻く道になっているようです。ここには何も道標の類は設置されていませんが、地形図に描かれている分岐だと思われるので、左の250ピークのほうへ進むことにしました。


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2分ほど登ると大きな岩があり、上に出ると展望が開けていました。


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眼下を流れる吉井川は、大雨の影響で泥水になっています。しかし、川のほうから涼しくて気持ちのいい風がそよそよと吹いてきて、思わず立ち止まってしまいました。


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250ピークまでもうひと登りです。立ったまま短いドリンク休憩をとって、先へ進みました。


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少し先で再び展望が開けている場所があり、歩いて来た尾根筋を一望することができました。


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9:40 250ピークに着きました。「坂嶺山」と書かれた道標が設置されていましたが、なんと読むのか不明です。おそらく、麓の地名と同じ「さかね」と読むのでしょう。


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250ピークからはいったん下り、再び登りはじめたあたりで、左手に大きな断崖が見えました。もう少し木々が少なければクライミングゲレンデとなっていたかもしれません。


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9:53 右から別の道が合流してきました。おそらく、250ピークのところで右に分岐した道だと思われます。


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合流点のすぐ先で、再び分岐していました。地形図を確認してみると、左が大谷山直登コース、右が巻道です。大谷山を経由する左の道へ進みました。


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地形図で見るとわずか標高差100mの登りですが、これがなかなかハードな急登でした。途中左へ巻くようなトレースがありましたが、ちゃんとした道なのかどうか不明だし、大谷山へ行く道なのかどうかもわからないので、きつい直登コースをまっすぐ進みました。


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10:09 ようやく大谷山山頂の三角点に着きました。わずか15分程度の急登でしたが、けっこう疲れました。それにしても、これほどの急登を登って来て、まったく展望が無い大谷山ってなんだよ! と思ってしまいます。このコースで登る場合は、素直に大谷山は巻いて行くのをおススメします。

つづく。

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| 2020年7月 熊山 | 18:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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仕事のついでに里山歩き:  秋葉山 

2020年4月27日(月) 岡山県総社市 秋葉山(標高247m) 日帰り単独行 


外出自粛要請の出ている昨今ですが、岡山県では”必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など生活の維持のために必要なもの等については、外出を妨げるものではありません”との見解なので、仕事で出かけたついでに軽く里山歩きをしてきました。


27日午前中は総社市で仕事があり、午後は予定が空いていたので、現場近くの里山を訪れました。GW前の仕事納めに当たる日なので、巣篭もり前に少しでも体を動かしておきたいというのもあります。


とはいえ、さすがに鬼城山のような人気の山は避けて、マイナーな里山を選びました。訪れたのは秋葉山(あきばさん)という高梁川沿いにある山で、雪舟で有名な井山宝福寺の近くにあります。出発地とした宝福寺の駐車場までは、現場から車で5分もかからない距離で、仕事が終わってすぐに到着しました。月曜日のお昼前なので、たぶん誰にも会わないだろうと思っていましたが、やはり都市部に近い山ではそれほど甘くはありませんでした。とはいえ、現場で会った人は6名でしたが、山であったのは3名だったので、仕事に行くよりも少なかったわけです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: CW-X メッシュTシャツ
 ベースレイヤ: マムート ディライトウールジップL/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: なし
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ノンブランド ウールソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし
 クランポン: なし


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ポカポカ陽気だったこともあり、ジャケットなしで、山シャツだけで登りました。グローブは単に忘れただけですが、必要はありませんでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:44 宝福寺の西側にある駐車場に車を停めさせてもらって、ここから歩き始めます。綺麗な水洗トイレがあり、準備中に3台ぐらい車が入ってきましたが、すぐに出て行ったのでトイレ利用だけだったようです。出発時は、他に車はありませんでした。


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駐車場にあった案内板によると、秋葉山への登山道はどうやら中国自然歩道になっているようです。


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駐車場の先でアスファルト道が大きくカーブするところを右奥へと進みます。


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石の道標もあります。


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宝福寺の第2駐車場の横を通ります。ここは観光バスなどの大型車用の駐車場らしいです。


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集落を通り過ぎてしばらく行くと、前方に巨大なソーラー発電施設が見えました。のどかな田園風景の中にちょっと異質です。


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中国自然歩道の立派な道標が設置されていました。


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11:58 そろそろ登山口だなと思っていると、権現岳という道標がありました。目的の秋葉山登山口はまだ先みたいです。地形図を確認してみると、秋葉山登山口の手前から西へ入っていく山道が描かれていますが、権現岳の記載はありません。GPSで現在位置を確認すると、ちょうど秋葉山手前から西へ入っていく道の分岐点にいるので、この道の奥が権現岳のようです。国道180号線を北上していると、ちょうど高梁川沿いの道になったところで、前方の山の上に展望台のような東屋が見えるのですが、どうやらそこへ行く道のようです。


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ただし、登山口の前に白い車が1台停まっていたので、誰かが居る可能性があります。できれば人に会いたくないところですが、権現岳に登っているか、秋葉山に登っているのかわかりません。なので、とりあえず権現岳に行ってみることにしました。


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車が通れそうな広い道を、緩やかに登って行きます。


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やがて、斜面をトラバースする道になりましたが、傾斜は相変わらず緩い登りのままです。


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道が細い尾根道になったところで、前方に東屋が見えました。中に男性が一人いるのが見えました。東屋まで行かずに引き返そうかと思いましたが、展望がどういう状況なのか確認したかったので、念のためマスクを装着してとりあえず行くだけ行ってみることにしました。


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男性と軽く挨拶をして東屋の奥を覗いてみると、南方面はそれなりに展望がありました。高梁川が緩やかに流れているのが見えました。


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西方面は、半分ほど木で邪魔されていますが、多少は先まで見通せました。しかし、それほど開放感のある展望が開けているというわけではないので、写真だけ撮ってすぐに引き返しました。


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12:19 登山口まで戻ってきました。左へ行けばすぐに秋葉山登山口です。


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道に出ると、すぐに秋葉山の案内板がありました。宝福寺の鎮守神として、秋葉、金比羅の二神を山頂に祀ってあるとのことですが、秋葉って神様の名前だったのかとちょっとびっくり。帰ってから調べてみると、秋葉権現という神様で、火防の霊験で広く知られていて、東京の秋葉原という地名も秋葉権現に由来しているようです。ひとつ賢くなりました。


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案内板のすぐ隣に、秋葉山の登山口がありました。


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山頂に神社があるというだけあって、登山口にも立派な石造りの鳥居が設置されていました。


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鳥居をくぐると、いきなり倒木です。低くなっている左側を越えて進みました。


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笹が左右から伸びているけっこう急斜面の登山道を登っていきます。なまった体にはちょっときつい登りです。


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12:28 鳥居と石灯籠がありました。別の道と合流しているのかと思いましたが、そうでもないみたいです。


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鳥居をくぐると50mほどほぼ平坦な道になりましたが、すぐにまた登りが始まりました。


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徐々に傾斜がきつくなり、道もジグザグに斜面を登るようになりました。


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12:40 神社が見えました。


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ここが山頂かと思いきや、まだ300m先でした。


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登山道の雰囲気からもっと鄙びた神社を想像していましたが、思っていたよりもずっと立派な神社でした。地形図を見ると、北側から車が通ることができる林道のような道がつけられているようなので、メンテナンスもきちんとされているのでしょう。


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中は確認していませんが、公衆トイレと思われる建物もありました。


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山頂の手前の日当たりのいい場所には、ツツジが咲いていました。そろそろ時期も終わりでしょうか。


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12:48 山頂に着きました。ちょっとした公園のようになった山頂です。到着する直前、山頂から降りてくる父子とすれ違いました。誰も居ないだろうと思っていたので、ちょっとびっくりです。かなりラフな格好だったので、おそらく麓に住んでいる人なのでしょう。都会にある里山は地元の人が気軽に登る山なので、平日といえども人に会う可能性がそれなりにあるということなんでしょう。人に会わない山なら、もっと山間部の名も無い山のほうがいいのかもしれません。


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山頂からの展望は、いまいちでした。多少なりとも展望があるのは東南方向ですが、けっこう木が邪魔をして遠方がなんとか見える程度でした。


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山頂に広々としたウッドデッキがあるのですが、屋根の無い部分はボロボロになっていて、うかつに歩くと落とし穴にはまりそうな雰囲気なので、近寄りませんでした。


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山頂からさらに奥へと道が続いているので行ってみました。


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突き当たりに何かの設備があり、となりに鳥居があるだけで、展望は皆無でした。


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施設の前を北へ下ると豪渓のほうへ行けるようです。地形図にも道が記載されているので、ちゃんとした登山道のようです。左手の鳥居から奥へ下る踏み跡がありましたが、あまり利用されていないみたいです。地形図にも道の記載はありません。


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山頂に戻って、一脚だけあるやたら腰高のベンチで休憩しました。


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山頂には椿と桜が植えられているようで、かろうじて花をつけている椿が1本だけ残っていました。


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桜もなんとか花が残っている木がありました。


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下山前に自撮りしたのですが、なぜか露出オーバーになりました。


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13:17 下山します。山頂にいた間は誰も登ってきませんでした。下山は豪渓方面に下って、西塔坂峠からアスファルト道を戻ってこようかと思いましたが、わざわざ遠回りしてアスファルト道を歩くことも無いかと思い、来た道を素直に戻ることにしました。


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13:34 登山口まで戻ってきました。権現岳で会った男性の車がまだ停まったままになっていました。秋葉山では出会わなかったので、権現岳の展望台でのんびりと過ごしているのかもしれません。


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のどかな田園風景の中を歩いていると、世間にコロナ禍が広がっていることを忘れそうです。


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13:51 駐車場に戻ってきました。2時間ほどの軽い里山歩きでしたが、久しぶりに陽射しの下で体を動かしてリフレッシュできました。

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| 2020年4月 秋葉山 | 13:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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岡山市内で一番の標高差439mを誇る低山: 本宮高倉山その2 

さすがに年末だけあって、ばたついています。しかし、なんとかレポも書き上げたし、山行の準備もほぼ整いました。で、あとは天候しだいですが、31日の山では20mを越える強風が吹き荒れる予報になっていて、天気は晴れ予報が出ていたりしますが、あまり登山日和とはいえない雰囲気です。しかも、今シーズンは南アルプスの営業小屋がいくつか休業していて、他の営業小屋が混雑しそうな予感がするので、年末年始の小屋泊まりは避けたほうがよさそうです。


ということで、31日に出かけて、1日は日帰りで足慣らし、2日に別の山で小屋泊し、3日に下山というシンプルな山旅にする予定です。南アルプスの天気はいいみたいなので、できることなら塩見岳にもう一度挑戦してみたいところですが、まずは腰を直してからです。


それでは、本宮高倉山のレポの続きです。





2019年12月24日(火) 岡山県岡山市北区 本宮高倉山(標高499m) 日帰り単独行 


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413ピークにいることがわかったので、左へ行けば本宮高倉山南尾根につながるはずです。左へ歩き出すと、すぐに小さな赤テープも見つかりましたが、あいかわらずトレースは判然としません。


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そのまままっすぐ進んでいくと、急にトレースがなくなったような雰囲気になりました。立ち止まって周囲を確認してみると、右側にテープが見つかり、どうやらいったん右に曲がって、すぐに斜め左方向に行くようです。しかし、その後は直進した場合のルートをすぐ左手に見ながら進み、結局同じ場所で合流することになりました。なんのために右にそれたのかわかりません。


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12:26 植林帯のある場所まで来ると、正面の木に道標が設置されていて、「高倉神社→」と書かれていました。


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ここでようやく地形図にも掲載されている登山道に合流したわけです。右が高倉神社ということは下山ルートになるので、本宮高倉山は左へ行けばいいわけです。


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12:32 通信施設らしい大きなアンテナのある建物の横に出てきました。本宮高倉山の南側にある電波塔の記号が描かれているピークです。ここからは実線の道が山頂まで描かれているので、舗装路歩きになると思われます。


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本宮高倉山の山頂も目の前に見えました。


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電波塔の周囲を回って行くと、北へ下るアスファルト道に出ました。これを下ります。


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下っていくと、右側に大きなたくさんのソーラーパネルが設置されていました。遥か下のほうにも同じようなソーラーパネルが見えています。しかし、そろそろソーラー発電の電力買取制度も終わるそうだし、こういう巨大な発電施設はどうするんでしょうか。


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下りきったところで、別のアスファルト道に合流しました。これが山頂まで続いている車道なので、まっすぐ登って行きます。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:46 最後はアスファルト道で興ざめでしたが、ようやく山頂に着きました。出発してから2時間15分かかりました。2時間もかからないと思っていたのですが、アップダウンのある尾根道で距離が長かったためか少し時間がかかりました。


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山頂に着く前あたりからなんとなくもよおしてきていたので、まずは公衆トイレに向かいました。こういう場所のトイレなので期待はしていなかったのですが、思いのほかきれいで広々とした個室を備えたトイレでした。紙も備え付けられていたので、すっきりと用を足すことができました。ただし、手洗い用の水道はないので、薬キットに入れている消毒用アルコールスプレーで手を洗いました。


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本宮高倉山の山頂はとても広く、北半分は駐車場になっているので、展望のある南側に向かいます。平日ということで、さすがに誰もいません。途中には大きな藤棚があり、花の季節は藤の花が咲くようです。


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藤棚を過ぎるとパラグライダーの離陸場があり、展望が開けます。


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岡山市街地が正面に見えるのですが、この日はもやっていていまいちでした。


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西側には、旭川をはさんで岡山市の最高峰 金山(かなやま)がどっしりとそびえています。


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北からの風が少し冷たかったので、一段降りてパラグライダー離陸場の端にあった岩をベンチ代わりにしてランチタイムです。


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ランチといっても、今日は手抜きです。朝食用に買ったパンが大きすぎて半分しか食べられなかったので、その残りをランチ用に持ってきました。半額だったので、すごく得した気分です。


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13:12 14時過ぎには下山したいので、そろそろ出発することにします。


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駐車場の隅にこんな案内板がありましたが、遺跡と思えるようなものを見た記憶がありません。いったいどこにどんな祭祀遺跡があったのでしょうか。


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来た道を戻り、南側のピークにある電波塔まで戻ってきました。右奥から南尾根コースに入ります。


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道標も何もない獣道のような南尾根コースの入口です。


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知らない人は、まさかこれが登山道だとは思わないでしょうね。


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登って来たときに見た「高倉神社→」の道標まで戻ってきました。来るときは右から来ましたが、下山は直進して高倉神社経由で下ります。


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高倉神社へ下る道は、植林帯の尾根をまっすぐ下っていきます。


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林道に出ました。地形図だと林道と直行してまっすぐ道がついているように描かれていますが、直進方向に道は見当たりません。林道に下りていくと、ちょうど右から単独の男性が歩いていきました。今日はじめてあった登山者ですが、わりと普通の格好をしていて、登山というよりハイキングに来たという雰囲気でした。この林道を歩いて来たということは、南尾根コースから林道にでたところで、そのまま林道を歩いて来たのでしょう。道を聞かれたので、このまま林道を進んでも、僕が下りて来た道を行ってもどちらでも行けると教えると、南尾根コースのほうへ進んでいきました。あとで、トレースがわかりにくいと一言言っておいた方がよかったなと思いましたが、まあなんとかなるでしょう。


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林道まで下りて道を探すと、左側に分岐があり、右下へ下る道があったので、おそらくこれだろうということで右へ進みました。


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入っていくときに、右手の倒れかけた笹の枝に小さな赤テープがあったので、どうやら間違いないようです。


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林道を下っていくと、再び別の林道に合流しました。ここは五叉路になっていました。方角的に直進か右斜め方向の林道のどちらかですが、道標も何もないので決めかねてしまいました。


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しかし、登山道ということを考えれば林道ではないだろうし、直進の道の入口にある木にやたらピンクのテープが巻きつけられていたので、こっちだろうなということで直進することにしました。


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進んでいくと、今度は二又の分岐がありました。直進するとなだらかに登りになるみたいですが、右は緩やかに下ります。右の入口にはピンクのテープがこれ見よがしにつけられているので、右が正解だと思われます。念のためGPSで確認すると、高倉神社のすぐ北側にあるピークの手前にいることがわかりました。右でも左でもどちらでも行けるのですが、直進は送電線の巡視路らしく、小ピークをぐるっと回ってから高倉神社に下るので遠回りです。やはり、右が正解でした。


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分岐から右に下っていくと、立派な登山道になりました。もうトレースが不明瞭ということはありません。


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13:47 高倉神社の裏に出てきました。


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木造の立派な本殿を見ると、なかなか格式の高い神社のようです。


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ただし、正面の建物は最近のもので、格式云々という雰囲気ではありません。


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立派な狛犬の間を通り抜けて、山門をくぐって下ります。


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山門の下を右に折れると車道と合流し、あとはアスファルト道を延々と下るのみです。


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14:23 登山口まで戻ってきました。塗装工事の車両はまだいたので、工事は終わっていないようです。


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14:24 登山口まで下りてきました。時間が押しているので、けっこう早足で下りてきましたが、それでも予定を30分も過ぎています。

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14:26 大急ぎで車まで戻ってきました。3時間の予定が4時間もかかってしまい、すっかり余裕がなくなってしまいました。すぐに靴を脱ぎ、荷物を車に積み込んで、出発しました。なんとか15時前に家に着き、上だけ着替えて出発し、ぎりぎり16時に現場に着くことができました。やはり、後ろに仕事の予定など入れるものではありませんね。ていうか、朝のんびりしすぎました。


とにもかくにも、年末の山行前に4時間の山歩きができたことはよかったです。これなら、コンディションがいい状態で厳冬期のアルプスに登れそうです。あとは、天気がよくなることを祈るのみです。

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| 2019年12月 本宮高倉山 | 01:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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