ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

| PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

軽いリハビリのつもりが3時間: 笠井山その2 

2017年2月13日(火) 岡山県岡山市 笠井山(標高134m) 日帰り単独行


IMG_0057_201802181606571b1.jpg
笠井山山頂には北向きの展望をイラストで説明した鉄板が設置されていましたが、北方面は樹木がけっこうあって展望はあまりありませんでした。真冬でこの状況ということは、事実上展望はないといってもいい状態です。なので、この説明版はいまのところ役立たずです。


IMG_0059_201802181606587bd.jpg
鉄板の近くにあったベンチでチョコレートと白湯で軽く休憩をとりました。登ってくる途中の竹藪で道がわからなくなったとき地図ロイドを起動して現在地を確認しようとしたら、竹藪で電波の入りが悪かったのか全然違う場所を示して役に立たなかったのですが、さすがに笠井山の山頂では正しい場所を示していました。


IMG_0060_2018021816070021f.jpg
14:06 山頂で15分ほど休憩してから、下山開始です。


IMG_0061.jpg
山頂下の十字路は右から登ってきましたが、下山は直進します。


IMG_0062_201802181607039f4.jpg
直進する道は「避難路」となっていましたが、何から避難するのでしょうか。悪天候での緊急避難なら、右へ下りればすぐに野鳥の森公園があるので、そっちのほうが避難路としては適切だと思うのですが、よくわかりません。


IMG_0064.jpg
避難路を進んで行くと、左手の展望が開けました。東区の西大寺あたりがきれいに見えています。


IMG_0065_2018021816081289c.jpg
14:12 分岐がありました。ここを右へ下れば円山から笠井山へ下りてきたときの十字路に出るはずです。


IMG_0066_2018021816081419f.jpg
「ゴロゴロ太師」と書かれている方向に下ります。


IMG_0067_20180218160815e87.jpg
そこそこ傾斜のきつい道を5分ほど下ると、往路で通った十字路にでてきました。往路では奥から下ってきて右へ下りました。


IMG_0068_201802181608172ad.jpg
十字路を直進し、円山方向へ約4分登ったところで、トラバース道の分岐を左折します。


IMG_0069_20180218160818bba.jpg
円山南面をトラバースする道はフラットで楽な道でした。帰路にこちらを歩くことにして正解でした。


IMG_0070_20180218160820d32.jpg
途中で笠井山が見える場所がありました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





IMG_0071_20180218160821ba5.jpg
14:27 不動明王まで戻ってきました。


IMG_0072_20180218160937427.jpg
当初は来た道を戻るつもりでしたが、同じ道をそのまま帰るのも面白くないので、不動明王の前を下ってBルート分かれへ戻ることにしました。


IMG_0073_201802181609382ed.jpg
不動明王の下にはため池があり、その脇を下って行きます。


IMG_0074_201802181609405d0.jpg
途中に分岐が一つありますが、この道を行くと金蔵山古墳下の大きな看板のあったところにでるようなので、直進します。


IMG_0075_201802181609411d5.jpg
Bルート分かれから円山市街地へ下る道に出ました。ここを右へ登って行けばBルート分かれに戻ることができるはずです。


IMG_0076_201802181609438a5.jpg
ゆるやかな上りの階段をのんびりと進んで行きます。


IMG_0077_20180218160944992.jpg
14:38 Bルート分かれまで戻ってきました。往路は左からきて右へ進みましたが、今度は直進です。


IMG_0079.jpg
Bルート分かれからわずか2分ほどで、分岐がありました。これを右へ行けば里山センターに戻ることができます。ただ、来る途中のふれあいの辻から八畳岩古墳へ続く尾根道から里山センターへの避難路という道ができていて、地図にも載っていない道だったので、気になっていました。せっかくだからその避難路を通ってみようと思い、左の八畳岩古墳方面に行くことにしました。


IMG_0081_20180218160947ce3.jpg
ところが、分岐からすぐ先のところで、長い階段が出現。これを見た瞬間にげんなりしてしまい、先ほどの分岐に戻ることにしました。


IMG_0082_201802181612037c7.jpg
分岐まで戻って、里山センターへ下ります。


IMG_0083.jpg
少し下ったところで再び分岐がありますが、これは左へ向かいます。


IMG_0084_20180218161206b0e.jpg
竹藪の中を進んで行くとまた分岐がありますが、これも左です。ここには道標がないので、地図がない場合は要注意。里山センターは左手方向にあるので、右に行くことはありません。


IMG_0085.jpg
やがて、すこし傾斜の急な階段になります。


IMG_0086_20180218161209e35.jpg
階段を下りてコンクリート舗装の道なると、左前方に里山センターが見えました。少し前から膝痛がでてきたので、コンクリート舗装の硬い急傾斜の道がこたえます。40日間の怠惰な生活ですっかり膝が弱ってしまったようです。


IMG_0088.jpg
下に沢田池が見えてきました。里山センターももうすぐです。


IMG_0089_20180218161212a42.jpg
14:53 ようやく里山センターまで戻ってきました。腕時計をしていなかったので、あまり時間の感覚がなかったのですが、気が付けば出発してから3時間近くが経っていました。当初は1時間半程度の軽い里山歩きのつもりでしたが、思っていた以上に長く歩いてしまいました。


そのためかどうか、家に帰ってから少し寒気がぶり返してしまい、この週末もおとなしくしている羽目になってしまいました。ああ、全快するのはいつなんでしょうか。

笠井山地図



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング



スポンサーサイト

| 2018年2月 笠井山 | 16:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

軽いリハビリのつもりが3時間: 笠井山その1

2017年2月13日(火) 岡山県岡山市 笠井山(標高134m) 日帰り単独行


正月の八ヶ岳山行から戻って以来、ずっと体調不良が続いていました。どういうわけか寒気がとれず、寒いところに行けない状態でした。熱もないし咳も出ない、のどの痛みもないので風邪とは違うようだけど、お腹の調子もよくなかったので、医者の診断は風邪がお腹に来たのではないかというものでした。まあ、そんなものかなと思っていましたが、やたら首筋が寒く感じるということもあって、八ヶ岳で体調不良になった時の感覚に似ていました。もしかすると八ヶ岳で体を冷やし過ぎて、その後遺症みたいなものもあったのかもしれません。凍傷になるとその部分が寒さに弱くなるという話を聞いたことがありますが、マイナス10度ぐらいの寒さに首筋を長時間さらし続けたことで、寒さに弱くなってしまったということも無きにしも非ずかなという気がします。


そんなこんなで山に行かないばかりか、仕事や買い物以外で外に出かけることのない生活を約40日も続けていたわけですが、さすがに体調不良もほぼ回復して、首筋の寒さもどうやら感じなくなってきたので、ようやく出かけようという気分が盛り上がってきました。ちょうど13日の午後が空いていたので、現場近くの操山公園センターから里山歩きに行くことにしました。久しぶりに体を動かすということで、軽く1時間半程度の山歩きでリハビリしようというつもりでした。


今回の服装
●アッパー
 ドライレイヤー: なし
 ベースレイヤ: ミズノ ブレスサーモLWロングスリーブ
 ミドルレイヤ: ミレー テックストレッチトップ(旧製品)
 ソフトシェル: バーグハウス ジョラスソフトシェルジャケット
          バーグハウス ライトインシュレーテッドジャケット
 ハードシェル: なし
 ウォーマー: マムート フリーフライト ダウンジャケット
 グローブ: イスカ ウィンターシェルグローブ(旧製品)
 キャップ: なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 アウター: マーモット AWストレッチパンツ
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス(ウール混)
 シューズ: ファイブテン キャンプ4

ミドルレイヤのミレー テックストレッチトップというのは、ずいぶん前にどこかのセールで購入したジップアップの山シャツで、表面はジャージっぽいのですが、裏地がグリッド状の起毛素材になっています。薄手のフリースと同じぐらい暖かいのですが、色がグレーとグリーンのツートーンで今のウェアとあわせづらいので自然と使わなくなっていました。今年に入って仕事にいくときにたまに使っていたので、今回は午前中の現場からそのまま着てきたというわけです。名前はタグに書いてあったのでそういう名前なんだろうと思いますが、正直シャツの名称なのかどうかよくわかりません。


ソフトシェルのバーグハウス ライトインシュレーテッドジャケットは薄い中綿入りのジャケットですが、ジョラスソフトシェルジャケットだけでは寒そうなので、ウインドブレーカーがわりに上から着ていました。大きめのサイズなので突っ張ることもなく余裕があるし、適度に通気性もあるので暑からず寒からずでちょうどよかったです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_0005.jpg
12:06 操山公園里山センター前を出発します。


IMG_0008.jpg
アスファルト道を山の方へと進んでいくと、すぐに山道になりました。傾斜の緩い谷沿いの道を登って行きます。落ち葉の積もった土の道をあるくのも久しぶりで、なんかいい感じです。


IMG_0009_2018021712194593a.jpg
12:20 ふれあいの辻に着きました。ここは操山エリアから笠井山方面へ行く分岐路になっている場所で、鞍部であり峠でもあります。16年12月に護国神社から操山に登った時にも通過した場所です。


IMG_0006a.jpg
ふれあいの辻から左へ進み、八畳岩古墳を経て前回行けなかった笠井山へ向かいます。なお、この地図は里山センター前に設置されている案内図を写したものですが、南北が逆になっています。地図の上が南、下が北になります。里山センターから見た状態を再現するのにそのほうがわかりやすいということなんでしょうが、地図は上が北という大原則を常識として理解しているとちょっと戸惑ってしまいます。


IMG_0011.jpg
笠井山へ続く尾根道を東へ向かいます。ふれいあいの辻までは山の北側にある谷筋だったので暗い道でしたが、尾根道は木漏れ日も多く明るい気持ちのいい道です。


IMG_0012.jpg
12:30 前回引き返した場所の八畳岩古墳です。古墳の脇を左へ下って行きます。


IMG_0014.jpg
5分ほど下ると二股古墳分岐の道標がありました。


IMG_0006b.jpg
直進しかけてちょっとまてよと地図を確認してみると、直進しても二股古墳方面に行っても、結局同じ場所に出ることがわかりました。距離的には二股古墳経由ほうが短いようなので、二股古墳経由で行くことにしました。


IMG_0017_2018021712232604a.jpg
分岐から少し下ると二股古墳の看板があり、名前のとおり石室が二股に分かれているとの説明が書いてありました。


IMG_0018_20180217122327c51.jpg
覗いてみるとたしかに石室が二股に分かれていて、珍しい古墳です。


IMG_0019_20180217122329b6e.jpg
二股古墳から2分ほど下ると丁字路になっていました。地図によれば笠井山方面に向かうコースとの合流点は十字路になっているはずです。しかし直進するコースはないし、直進すると下ることになるので、明らかに笠井山方面へのコースとの合流点ではなさそうです。地図には二股古墳を経由するコースの途中に分岐は描かれていません。あいかわらず迷路のような里山です。方角的に右はないだろうということで、左に進みました。


IMG_0020_20180217122330269.jpg
トレースはしっかりしていて、道間違いというわけではなさそうです。ここで粉雪がちらほら舞いはじめましたが、すぐに止んでくれたのでひと安心です。


IMG_0021.jpg
12:44 広い十字の分岐にでました。道標もあるし、どうやらここがBコースとの分岐点のようです。


IMG_0022_20180217122333c96.jpg
二股古墳方面からやってきて、直進が金蔵山古墳で、右が円山方面ということで、地図に描いてある分岐と合致します。道間違いはないということで、金蔵山古墳方面に直進です。


市役所地図
なお、岡山市役所からダウンロードできる地図には、この十字路に”Bルート分かれ”と記載されています。「操山 地図」で検索すると最初に出てきます。地図の出来としてはこちらのほうが上なので、ダウンロードしてスマホに入れておくか、印刷して持ってくるのがいいと思います。なお、pdfファイルでのダウンロードになります。


IMG_0023_201802171223352c0.jpg
12:52 左手に大きな看板のある分岐まできました。ここまでは緩やかな上りの道でした。


IMG_0024_20180217122541854.jpg
大きな看板には地図が書かれていましたが、この地図が微妙に実際と違っていてますます混乱させてくれました。赤い四角の下にある丁字路がどうやらさっき通ってきたBルート分かれの十字路のようですが、二股古墳経由のルートが描かれていません。赤丸が現在地のようですが、目の前にある右への分岐道が描かれていません。どちらのルートも看板が設置されてから後に設けられたということなのでしょうか。なんにしても、行くべきは場所は不動明王なので、もう少し先で右に進むというのが正解のようです。


IMG_0006c.jpg
里山センター前にあった地図だと、正しい表記になっています。なお、赤丸や赤文字はこちらで追加したものです。


IMG_0025.jpg
先ほどの分岐のすぐ先に、金蔵山古墳への分岐があり、解説の看板がありました。それによると、全長165mの大型前方後円墳だそうで、いままで見てきたような古墳とは全然規模が違っていました。この時代では吉備国最大の規模らしいので、当時の最高権力者の墓なんでしょう。こんな場所にこんな大きな古墳があるとは知りませんでした。でも、コースから外れているので通過します。


IMG_0027.jpg
金蔵山古墳の看板を過ぎたところで二股分岐がありました。右へ進みます。


IMG_0028.jpg
12:57 右手に建物が見えてきました。


IMG_0029_20180217122547be8.jpg
正面に回ってみると、めざす不動明王の建物でした。


IMG_0030_2018021712254850f.jpg
ここにはトイレが設置されています。山の中の仮設トイレですが、中は以外にもきれいでした。ただし、最近の水洗タイプではなく、ぽっとんタイプで、水面まであまり高さがないため大きいのをするとおつりがたっぷり返ってきそうです。


IMG_0031_201802171225502c4.jpg
トイレの脇に手洗い水が用意されていましたが、凍っていました。


IMG_0032_20180217122551a4d.jpg
不動明王から笠井山方面へは2つのルートがあります。1つは円山山頂を経由するルート、もう一つは円山の南面をトラバースするルート。写真では、手前にある左への分岐が円山山頂ルートで、トラバースルートはその奥の緑の丸太ベンチの先を左へ入ります。直進すると曹源寺というお寺の三重塔へ行けるようです。円山山頂ルートは当然ながら上りと下りのある道です。帰路にこのルートを通るのはしんどいと思われるので、先に円山山頂ルートから笠井山へ向かうことにします。


IMG_0034_20180217122818bf2.jpg
円山山頂へは長い階段が続いていました。帰路に選ばなくて正解でした。


IMG_0035.jpg
長い階段とはいっても、しょせん里山。5分も登れば山頂です。階段を登りきると石垣がありました。城跡みたいですが、地図には城跡の記載はありません。


IMG_0037_2018021712282169c.jpg
石垣の上はちょっとした平地になっていて、妙見大菩薩と刻まれた石碑がありました。しかし、仏像のようなものはなく、なんだかよくわからない場所です。


IMG_0038_20180217122823274.jpg
妙見大菩薩から奥へ入って行くと、広々とした平地になっていました。


IMG_0039.jpg
笠井山山頂へは右へ行くのですが、奥に道が続いているので、まっすぐ行ってみることにしました。


IMG_0040.jpg
進んで行くと、ベンチが二つ。その奥に巨岩が並んでいるのが見えます。


IMG_0041.jpg
巨岩のところまで来てみると、古墳かと思いきや自然石のようです。


IMG_0042_20180217122829c93.jpg
ぐるりと歩いてみましたが、古墳らしいものはありませんでした。


IMG_0043.jpg
先ほどの道標までもどり、笠井山方面へ下ります。


IMG_0044.jpg
下って行く途中にけっこうな規模の古墳がありましたが、地図にも記載されていないし、説明板もない無名の古墳でした。なんだかちょっとかわいそう。


IMG_0046.jpg
途中で円山南面のトラバース道を分け、歩くこと8分。ちょっとわかりにくい十字路に出ました。笠井山へは、直進して左折する尾根道と、左折してその先で右折する谷筋を登るルートの2通りがあります。尾根道は帰路に使うことにして、往路は谷筋ルートで行くことにします。


IMG_0048.jpg
左折して竹藪の中を下って行くと右に分岐する道がありました。しかし、道標も何もありません。ただし、左手にピンクテープがあります。ということをここを曲がれという印なのかもしれません。分岐道は車が通ったあともある広い道で、なんとなく違和感がありましたが、とりあえず地図では分岐道は1本しか描かれていないので、これを入ってみることにしました。


IMG_0050_20180217123019748.jpg
しかし、100mも進むと道はなくなっていました。切られた竹が道に置かれているところを見ると、竹林整備のための車道のようです。


IMG_0051.jpg
道がなくなる手前に右に入るトレースのようなものがあったので、念のため入ってみましたが、すぐに痕跡がなくなってしまい、明らかに登山道ではありません。


IMG_0052_20180217123022d2e.jpg
ということで元の道に戻り、さらに下って行くと道標がありました。さっきの分岐を登山道だとして無理やり竹藪の中を山頂方向に登っていたら面倒なことになっていたかもしれません。地図はあまり信用しないほうがよさそうです。


IMG_0053_201802171230245fe.jpg
道標にはしっかりと「450m 笠井山山頂」と書かれているので、正しいルートです。


IMG_0054.jpg
竹藪の中の緩やかな坂道を登ります。


IMG_0055_20180217123208cda.jpg
13:44 分岐から10分で尾根に出ました。山頂へはここを左折します。


IMG_0056_20180217123210ac9.jpg
左折してわずか3分で山頂に着きました。ここも巨岩が散在しています。誰もいない静かな山頂でした。

つづく。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング



| 2018年2月 笠井山 | 12:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

けっこう大規模な天神山城跡: 佐伯天神山 

2017年11月24日(金) 岡山県和気町 佐伯天神山 (標高408.9m) 日帰り単独行 


雪彦山に登った翌日、昼前に美作市で仕事が入り、午後は空いていたので那岐山に行くつもりでした。ところが、現場から一路那岐山に向けて走り出したところ、雨がパラパラと降ってきました。那岐山もガスに隠れていてどうやら登山にはよろしくない天気だということで、やめて帰ることにしました。


しかし、県南に行くにつれて天気は回復し、周匝(すさい)のあたりまで来ると日差しも出てきました。このまま帰るのももったいないということで、近くの天神山に寄って行くことにしました。


IMG_9460.jpg
天神山は吉井川沿いの里山で、山頂に天神山城跡があります。同じ名前の山があるので、旧町名の佐伯をつけて佐伯天神山と呼ばれています。なので、地形図には天神山としか書かれていません。


20171124tozanguti2.jpg
佐伯天神山は、和気町から国道374号線を北上したところにあります。ちょうど吉井川が90度曲がっているところで、和気町からだと車で10分程度の距離です。登山口そばに天石門別神社があり、その前には公衆トイレも設置されていますが、登山口周辺には駐車場はありません。374号線を100mほど西に行ったところにコミュニティハウス(いわゆる公民館)があり、そこの駐車場に車を停めることができます。


IMG_9464.jpg
登山口の道路脇に割れたプラスティックの看板が地面においてあり、登山者向けの駐車場案内が書かれていましたが、50m西というのは嘘です。ゆうに100m以上はあります。また、コミュニティ広場というのも何も表示がなく、コミュニティハウスも見た目には民家のように見えるため、何も知らないで行くと少し迷うかもしれません。


IMG_9461.jpg
僕もどこがコミュニティハウスかわからず、登山口から集落の方へ50mほど行ったところにあったふるさと会館という看板がかかっている洋館がそうなのかと思って、そこに停めさせてもらいました。結果的に違っていましたが、特に使われている建物でもなかったようなので、とりあえず問題はなかったようです。


IMG_9462.jpg
12:20 ふるさと会館を出発します。前方に見えるのが天神山です。


IMG_9463.jpg
登山口です。入口にけっこう雑草が生えていて、ぱっと見本当に登山道かと疑ってしまう状態でした。右奥に見える小屋は公衆トイレです。男女共用ですが、きれいに掃除されていました。手洗いの水道もあります。


IMG_9465.jpg
登山口にあった天神山城跡の標柱。


IMG_9466.jpg
10mほど行くと、左手の斜面下に登山口の看板が立っていました。ここからいきなり急登が始まります。


IMG_9468.jpg
落ち葉の積もった急登を登って行きます。


IMG_9469.jpg
数分のぼったあたりでロープの設置された岩が現れました。とりあえずこの岩を登って行くようです。ロープはあるものの使うほどの斜度ではないし、大きな凹凸や段差はないので普通に歩けます。ただ、岩の上なので踏み跡がなく、ロープが終わると何の表示もないので、ロープが終わった後はなんとなくこっちかなという感じで登って行くしかありません。おおむねまっすぐ登って行けばOKですが、ほんとにこっちなのかという不安はぬぐいきれません。


IMG_9472.jpg
12:53 岩が集まっている場所の足元に壊れかけた案内板があり、「武者おとし上の石畳」と書いてありました。しかし、石畳と言えるようなものは見当たりません。


IMG_9473.jpg
上に回ってみると、なんとなく石畳のように見えなくもない状態ですが、落ち葉が積もっていてよくわかりません。結局、どこが石畳なのかわからないまま通過しました。


IMG_9474.jpg
12:55 今度は「見張り所」という案内板がありました。ここはちょっとした平地になっていて、休憩にはいい場所です。


IMG_9475.jpg
見張り所は展望がよく、その名のとおり見張りをするにはいい場所です。南に流れる吉井川と天神山の岩壁に黄葉が彩りを添えてなかなかの絶景です。


IMG_9476.jpg
こちらは西方面。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_9477.jpg
見張り所から尾根道を上って行くと、山頂らしきピークが見えてきました。


IMG_9478.jpg
徐々に傾斜がきつくなり、岩の露出した道になってきました。


IMG_9479.jpg
13:08 天神地蔵と書かれた道標がありました。登山道から右へ入って行くようです。


IMG_9480.jpg
ほんの5mほど行ったところに大きな岩があり、その足元に小さなお地蔵さんが祀られていました。


IMG_9482.jpg
天神地蔵はかなり展望がよく、吉井川が屈曲する様子が一目で見渡せました。


IMG_9483.jpg
登山道に戻ると、尾根の左側を巻くようになりましたが、少し行くと再び尾根に戻りました。


IMG_9484.jpg
山頂直下は大岩がごろごろする急登でした。


IMG_9485.jpg
目の前に粗い石積みが見えると、天神山城跡に到着です。


IMG_9486.jpg
13:16 石積みを巻いて上がって行くと、下の段という場所でした。上に東屋が見えます。


IMG_9487.jpg
下の段の案内板です。


IMG_9488.jpg
下の段の上には西櫓台という場所がありました。


IMG_9489.jpg
東屋があったのは三の丸でした。てっきり山頂で本丸だと思っていたのですが、天神山城跡は思いのほか奥に広がっていました。せっかくの東屋ですが、風が強く寒いので座って休憩する気になれず、立ち止まらずに本丸まで行くことにしました。


IMG_9492_20171129174846dc2.jpg
三の丸はずっとフラットで幅の広い尾根になっています。


IMG_9493.jpg
三の丸の案内板です。


IMG_9497.jpg
その後、帯曲輪、鍛冶場という場所を通過。ところどころきれいな紅葉が残っていました。


IMG_9498.jpg
風は強いものの日差しがあるので、紅葉が青空に映えます。


IMG_9499.jpg
さらに、桜の馬場や大手門跡を通過。


IMG_9502.jpg
たこ足のように幹が分かれた大きなカゴノキの脇を通って先に進みます。


IMG_9503.jpg
行けども行けども本丸にたどり着きません。ちょっとした山城ぐらいに思っていたのですが、かなり本格的な山城だったようです。


IMG_9504.jpg
さらに一段高い場所が見えたので、これこそ本丸かと思い登って行くと、


IMG_9505.jpg
違っていました。何度も偽ピークに騙されているような感じです。


IMG_9508.jpg
ようやく、二の丸がありました。本丸はもうすぐのはずです。


IMG_9509.jpg
二の丸の先は空堀になっていて、一段低くなっていました。とすると、その向こうが本丸でしょうか。


IMG_9511.jpg
空堀から段差を登り返すと、大きな石碑がある場所に出ました。


IMG_9512.jpg
かなり広い場所です。


IMG_9513.jpg
13:34 やっと本丸に到着です。下の段から本丸まで20分近くもかかりました。これほど大きな城跡だったとは思いもよりませんでした。


IMG_9515.jpg
石碑には、「浦上遠江守宗景之城址」と掘られています。歴史マニアではないので詳しいことは知りませんが、岡山を宇喜多家が治めるようになる前に備前一帯を支配していた大名のようです。


IMG_9516.jpg
本丸にあった天神山城の鳥瞰図です。端から端まで1kmにも及ぶ大規模な城郭だったようです。


IMG_9517.jpg
本丸からさらに奥へ行くと南櫓や太鼓の丸という遺跡があるようですが、寒いし、本丸まで来たのでこれ以上奥へ行くのはやめにしました。なお、本丸があるのは標高337mの西峰で、さらに奥へ行くと標高408.9mの三角点が設置された東峰があり、地形図では東峰に天神山の表記があります。ピークハンターなら東峰まで行かないとピークハントしたことになりませんが、僕はピークハンターではないので、西峰で登頂完了ということにしました。


IMG_9521.jpg
13:42 日差しはあるものの冷たい風に体温を奪われるのでじっと座って休憩するわけにもいかず、広い本丸を少しぶらぶらしてから下山することにしました。雪山シーズンに向けて寒さ慣れしておく必要があるものの、風邪をひいてしまっては元も子もないので、今日はここまでということで。


IMG_9522.jpg
14:08 下山はわき目もふらずに一目散に下り、約30分で登山口まで帰ってきました。雪彦山から2日連続の登山でしたが、足腰は特に問題なく、これといった筋肉痛はありません。しかし、腕につながるわきの下の筋肉や胸筋が徐々に筋肉痛になってきて、翌日の25日は背伸びもできないほどの痛みでした。日ごろ使っている筋肉とそうでない筋肉の差がもろに出た感じです。


今年も気が付けば残り1ヵ月です。年末年始の山行に向けて、寒さ慣れと筋力強化のために、12月は時間を見つけてたくさん山に行こうと思います。

20171124saekitenjinyama.jpg


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング



| 2017年11月 佐伯天神山 | 18:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

歴史をめぐる散策路: 吉備の中山その3 

今日は午後になって例の楽天カードを装った不審なメールが2通届き、うっとおしいので迷惑メールに指定してやりました。夕方迷惑メールのフォルダを見てみると、なんと6通も届いていました。基本的には楽天のキャンペーンやリボ払い申し込みでポイントがもらえるという受信者の物欲をくすぐる内容のもので、ぱっと見ただけでは怪しいところがなさそうに見えます。もちろん、発信元のアドレスが違うので詐欺メールであることは明白です。しかし、楽天が1日に6通もメールを送ってくるなんてことはこれまでの記憶ではありません。詐欺メールもこういうところがアホなところです。


さて、ちょっと遅れてしまいましたが、吉備の中山のレポの完結編です。




2017年11月3日(金) 岡山県岡山市 吉備の中山(標高170m) 日帰り単独行 


IMG_9207.jpg
13:36 吉備津神社からまっすぐ車道を歩いてくると、「鼻ぐり塚」と書かれた看板があります。この右手にあるのが福田海のお寺で、その中に鼻ぐり塚があります。


そもそも福田海って何?と思う人が多いと思いますが、宗教法人です。詳しくはググってもらえばわかりますが、実は我が家のお墓はここにあります。で、鼻ぐり塚というのは、食肉にされた牛と豚を供養するために鼻輪を集めた塚というわけです。鼻輪の数は700万個近くあるそうです。昔は誰でもいつでも自由に見学できたのですが、今では護摩木料というお布施をしないと見学できないようになっているようです。ウルトラセブンだったか、ウルトラマンエースだったかのロケ地にもなりました。


IMG_9208.jpg
福田海の入り口には、りっぱなムクノキが立っています。


IMG_9210.jpg
福田海を通り過ぎて、小さな川を渡った先の右手に墓地があります。吉備の中山への登山口がこの墓地の脇にありました。


IMG_9211.jpg
いままで数えきれないぐらいこの前を通りましたが、単に墓地に上がる階段だと思っていましたが、ここから天柱岩を経て龍王山に登ることができます。入口に「天柱岩登・・・」と掘られた石柱がありますが、下の方は埋まってしまったのか見えませんでした。たぶん、天柱岩登山口と掘られているのだと思います。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_9212.jpg
長い石段を上って行きます。真夏に通るとやぶ蚊に襲撃されそうな雰囲気ですが、この時期はさすがに大丈夫でした。


IMG_9213_2017111017205104d.jpg
石段の一番上で登山道が右手に分岐します。


IMG_9214.jpg
上って行くと水平な道に合流しましたが、この場所にはなんの道標もありません。この水平な道は吉備の中山を守る会の地図にも記載されていない謎の道です。方角的には右へ行けば福田海の奥から中山へ登る道に続いていると思われますが、左はどこへ行くのかわかりません。どちらに行くべきか迷いましたが、左の先に分岐があり、小さな道標らしいものが見えたので左へ行ってみました。


IMG_9215.jpg
予想通り、この分岐を右へ上がって行くと天柱岩へ行けるようです。


IMG_9216.jpg
分岐から先はジグザグの急登が続きます。立ち止まって写真を撮っていると、蚊がまとわりついてきました。温暖化の影響なのか、子供の頃よりも蚊が飛び回る時期が長くなっているようで、まだまだ油断はできません。


IMG_9217.jpg
13:52 木々の隙間に塔のような巨岩が見えました。どうやらあれが天柱岩のようです。


IMG_9218.jpg
登山道は天柱岩のすぐ下を通過します。この手前から上に上がる道もありましたが、岩の下を通って向こう側から上がることもできます。


IMG_9219.jpg
岩塔の先端に「天柱」と掘られていました。天柱岩という名前の由来だそうです。


IMG_9220.jpg
天柱岩から上はさらに急斜面になり、ロープにつかまりながら登って行きます。


IMG_9221.jpg
上りきったところに元宮磐座という巨岩があります。おそらく”もとみやいわくら”と読むのだと思いますが、正しくはわかりません。なんでも、吉備津彦神社の元宮と伝えられる磐座だそうです。


IMG_9222.jpg
下から見るとあまり大きく見えませんが、上から見ると結構な大きさです。


IMG_9223.jpg
元宮磐座の先が龍王山の山頂でした。広い草地になっていて、それなりに展望もあります。のんびりと弁当をたべるのに良さそうでした。


IMG_9224.jpg
山頂には八大龍王が祀られています。八大龍王は水神なので、雨乞いの儀式を行う場所だったそうです。


IMG_9225.jpg
八大龍王の前から岡山市街地が見えました。


IMG_9226.jpg
あとは、吉備津彦神社へ下るだけです。元宮磐座まで戻って吉備津彦神社から登って来た道に出ることもできますが、同じ道を下るのも面白くないので、山頂から北東へ下る道で行くことにしました。道標によればこの道も吉備津彦神社へ下ることができるようです。


IMG_9228.jpg
北東斜面を下る道なので日差しはまったく差し込まず、まだ14時過ぎだというのに夕方のような暗さです。


IMG_9229.jpg
下って行くと分岐が現れました。道標がないので、どちらにくべきかわかりません。吉備の中山を守る会の地図にも載っていないし、そもそもこの地図に描かれている道は吉備津彦神社の手前で尻切れトンボになっていて、どこか中途半端な地図です。どうせ作って公開するのならちゃんとしたものを作ってもらいたいものです。とりあえず、踏み跡の幅が広い右へ行くことにしました。方角的にも、北東に向かっていた道から左へ行くと北向きになってしまい、吉備津彦神社から離れた方向に行ってしまう可能性があるので、無難な右を選んだということでもあります。もっとも、実際には左へ行けば駐車場の上に出られたみたいです。


IMG_9230.jpg
右の道は斜面をトラバースしながら、右方向へまっすぐ下って行きます。どうも吉備津彦神社の上を通り過ぎて、登山道に合流する雰囲気です。このあたりは湿気た感じで、何度か蚊にまとわりつかれました。


IMG_9231.jpg
予想通り、朝通った登山道に出ました。結局、さっきの分岐で遠回りの道を選んでしまったようです。


IMG_9232.jpg
登山道に合流し、朝登って来た道を下ります。


IMG_9234.jpg
朝は通らなかった登山口を通って駐車場へ戻ります。写真は振り返って撮影したものです。


IMG_9235.jpg
登山口の前にもそこそこ広い駐車場があり、登山する場合はこちらのほうが便利です。ただし、この駐車場へは入り口が異なります。国道180号から入ってきた場合、正面の鳥居前を右折すると今回駐車した神社北側の大駐車場ですが、登山口前の駐車場は鳥居前で左折し、次の信号を右折して入ります。


IMG_9236.jpg
駐車場わきにはきれいなトイレもあります。


IMG_9237.jpg
神社前の広い道を歩いて駐車場にもどります。


IMG_9238.jpg
門前に新しい茶屋ができていました。以前は駄菓子屋でしたが、改装して茶屋になったようです。


14:22 駐車場に戻ってきました。最後に駐車場の写真を撮り忘れました。標高170mの里山ですが、ぐるりと回って歩くと3時間もかかってしまいました。とはいえ、筋肉痛にならない程度にいい運動ができました。

20171103kibinonakayama.jpg


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング

登山用品・アウトドア用品専門店 好日山荘《公式通販》





| 2017年11月 吉備の中山 | 17:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

山というより公園: 鷲羽山 

2017年11月7日(火) 岡山県倉敷市 鷲羽山(標高133m) 日帰り単独行 


仕事の途中で2時間ほど空き時間ができたので、現場近くの鷲羽山(わしゅうざん)に行ってきました。鷲羽山と言えば、岡山の観光地としてはそこそこ名の知れた場所です。瀬戸内海に面した山で、瀬戸大橋を眼下に見渡すことができますが、地元に住んでいるとめったの訪れることはありません。だいぶ前に星景写真を撮りに来たことがありますが、もう10年ぐらい前のことになります。


P1040667.jpg
13:27 駐車場から歩き始めます。


P1040668.jpg
大きな駐車場から階段を登って行くと、すぐに展望台のある場所に出ます。ここからは瀬戸内海と瀬戸大橋が一望できます。今日はあいにくの天気なのでパッとしませんが、晴れていればなかなかの絶景です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




P1040669.jpg
鷲羽山は一応山ですが、駐車場がすでに山頂近くだし、なだらかで起伏の少ない山なので、登山という雰囲気はまったくありません。案内図に描かれている散策コースも、なだらかな山稜を往復するだけです。道はアスファルト舗装されていたり、しっかりと固められた土の道だったりするので、トレッキングシューズすら必要ありません。下手をすればハイヒールでもOK。山ではなく公園と思ってもらえればいいと思います。とりあえず、コースに描かれている一番奥、瀬戸大橋の真上にあたるところまで行って戻ってくることにします。


ビジターセンターまでは、なだらかなアスファルトの道を上って行きます。


P1040679.jpg
ビジターセンターの前から鷲羽山の最高峰 鍾秀峰(しょうしゅうほう)が右手前方に見えますが、ここだけ見ると険しい岩峰に見えます。


P1040670.jpg
ビジターセンターの先に階段が待ち受けていますが、それほど急ではないし、段数も多くないので恐れる必要はありません。


P1040673.jpg
階段を登りきった先で右にUターンするように上ったところが山頂です。標高はわずか133mですが、海辺にあることもあり、標高の割になかなかの展望です。


P1040672.jpg
ビジターセンターを見下ろす方向には紅葉も始まっていて、いよいよ平地にも秋が来たことを実感します。


P1040674.jpg
こちらは北側に見える児島の町並みです。今日は競艇開催日で、ボートの音がブンブンとうるさかったです。


P1040678.jpg
山頂を後にして、アスファルト道を先に進んで行くと、道が下り始めます。途中展望の良さそうな岩の上に登ると、下津井の港が眼下に見えました。


P1040677.jpg
少し階段を下りたところからアスファルト道を外れて左の芝生道に入って進んで行くと、東屋のある場所に着きます。すぐ下を瀬戸中央道が海の上に向かって伸びているのが見えます。


東屋で少し休憩してから、奥へ下って行くとアスファルト道に出ます。左に曲がって下って行くと車道に出てしまうので、右に曲がって鷲羽山方面に戻ります。


ビジターセンターまで戻ると、建物の脇から下へ降りる道をたどって山腹を巻くように進んで行くと、再びアスファルト道に合流します。


P1040680.jpg
その後は来た道をたどって、14時17分に駐車場に戻りました。30分ぐらいで戻ってこられるかと思っていたのですが、意外にも50分もかかりました。うっすら汗ばむ感じで、軽い運動をしたという感じです。トレーニングになるほどではありませんが、眺めもいいので気分転換するにはいい場所です。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング

登山用品・アウトドア用品専門店 好日山荘《公式通販》





| 2017年11月 鷲羽山 | 20:30 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

歴史をめぐる散策路: 吉備の中山その2 

2017年11月3日(金) 岡山県岡山市 吉備の中山(標高170m) 日帰り単独行 



IMG_9154.jpg
環状石離から福田海へ下る道の分岐までもどり、福田海方面へと進みます。


20171103kibinonakayama_b.jpg
この区間、GPSが調子悪かったのか、同じ道をたどらずぐるっと回っているようなログになっていました。ただしくは、青色のコースです。


IMG_9155.jpg
分岐から1分ほどでダイボーの足跡という名前の窪地がありました。人工的に掘られたものらしく、何のために作られたのかいまだわかっていないそうです。水に関する祭が行われていたのではといわれているようです。ダイボーとは大きな坊さんということだそうです。


IMG_9156.jpg
登山道からダイボーの足跡の奥に沿って左に入って行くと八畳岩があります。


IMG_9158.jpg
分岐のすぐ近くには八畳岩古墳があり、崩れかけた石室が露出しています。


IMG_9159.jpg
分岐から1分ほど行くと八畳岩です。名前からして大きくて平べったい岩があるのかと思っていましたが、ぱっと見は巨岩が寄り集まっているだけのように見えます。


IMG_9160.jpg
一番大きな岩の後ろに回ってみると、水平ではないものの、平たい岩になっていました。大きさは、まあ八畳といわれればそれぐらいかなという大きさです。ダイボーの足跡もすぐ近くにあり、ここが古代には信仰の場所だっただろうことは間違いなさそうです。


IMG_9162.jpg
八畳岩から踏み跡をたどって奥へと進んで行くと、何かのアンテナが設置されている広場にでました。162mの三角点が設置されている場所です。アンテナの下を奥へ下って行くと鏡岩があります。


IMG_9163.jpg
下りて行くと左手に巨岩がいくつか並んでいます。


IMG_9165.jpg
一番下の岩が鏡岩でした。


IMG_9166.jpg
正面がほぼ平べったい状態になっていて、名前の通り大きな鏡のような巨岩です。表面に小さな傷のようなものがたくさんついていたので、人工的に削られて平べったくなっているのかと思いましたが、ほかの面にも同様の傷がついているので、どうやら自然にこうなったようです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_9167.jpg
鏡岩を見た後は162mの三角点があった場所まで戻り、反対側から石船古墳方面への道を下ります。


IMG_9168.jpg
稜線上を通る中国自然歩道に合流し、右に進みます。


IMG_9170.jpg
森の中の道を歩いていくと、突然コンクリートの支柱にワイヤーが張られた柵が現れます。この柵の中に大きな前方後円墳があり、宮内庁の管理になっているというわけです。


IMG_9171.jpg
柵に沿って進んで行くと、道が分岐します。左は八徳寺というお寺に続く道です。今回は吉備津神社のほうへ下る予定なので、右に進みます。


IMG_9173_20171106143133673.jpg
柵の途中に鉄格子の門があり、中に入ることができます。せっかくなので入ってみました。


IMG_9174.jpg
すぐ下にある八徳寺の奥ノ院ということで、仏像が彫られた石が祭られているそうです。


IMG_9176.jpg
丸っこい石が数個寄り添うようにあり、赤い前掛けをかぶせられていますが、一見すると不気味な雰囲気もあります。石に掘られた仏像というのはどれがそうなのかわかりませんでした。背後の丸っこい山が前方後円墳の後円部です。


IMG_9177.jpg
登山道に戻り、柵沿いに先へ進みます。


IMG_9179.jpg
左手下側に八徳寺が見えています。確かこのお寺のすぐそばに平安桜という大きな桜の木があったと記憶していますが、いまでも枯れずにあるのでしょうか。


IMG_9180_20171106143233d58.jpg
12:59 柵に沿って歩いてくると、古墳の正面に出ました。吉備津彦神社を出発してからほぼ1時間30分かかりました。この古墳は中山茶臼山古墳といい、吉備津彦命の墓とされています。吉備津彦命は、桃太郎のモデルになった人物で、第七代孝霊天皇の皇子であることから宮内庁が管理しているというわけです。


吉備津彦命は、吉備の国の鬼退治に遣わされ、温羅という鬼を退治したということになっていますが、これは勝者に都合のいい歴史話だと思われます。実際のところは、かつて大和朝廷に匹敵する勢力を誇った吉備国を攻め滅ぼし、大和朝廷による全国統一を推し進めるために派遣された将軍が吉備津彦命であって、鬼とされている温羅は吉備国を治める豪族だったのでしょう。見方をかえれば、吉備津彦命は吉備国の民からすれば侵略者であり、悪者はむしろ吉備津彦命だったのかもしれません。侵略者によって悪者にされてしまった温羅ですが、はたして実際はどうだったのか、真実は誰も知りません。


IMG_9183.jpg
中山茶臼山古墳からは長い石段を下ります。この石段の両側にはサクラが植えられているので、春は桜並木になってなかなかきれいです。


IMG_9184.jpg
石段を下りきるとアスファルト道に出るので、右折して吉備津神社へと下ります。


IMG_9188.jpg
右手に畑があるのですが、その奥の森がいい色に色づいていました。オートのjpeg撮影なのであまりきれいに再現できていないのが残念です。こういうときはRAWで撮影しておくべきでした。


IMG_9189.jpg
やがて遊歩道が左に分岐するので、遊歩道に入ります。僕が子供の頃はこんな遊歩道はありませんでした。


IMG_9191.jpg
遊歩道の左手には小さな沢があり、少し濁った水がさらさらと流れていました。細谷川という名前の小さな川です。標高が200mにも満たない低山なのに水の流れる川があるということがちょっとした驚きです。森の保水力には驚くばかりです。


IMG_9192.jpg
再びアスファルト道に合流すると、目の前が吉備津神社です。


IMG_9193.jpg
左手の崖の上に、2本の石樋から水が流れ落ちる祠が設置されていますが、子供のころからこの祠が不思議でした。なぜ水が流れ落ちているのか、なぜ崖の上にポツンと祭られているのか、なんとも不思議な祠です。ちなみに、小学校に上がる前まで、吉備津に住んでいたので、吉備津神社にはよく遊びに来ていました。


IMG_9199.jpg
吉備津神社は長い廻廊が有名ですが、その廻廊の末端が吉備の中山から下りてきたところにあります。廻廊入り口から吉備津神社本殿へと向かいます。


IMG_9200.jpg
廻廊を上りきって右に曲がったところが拝殿正面です。吉備津彦神社と同様に七五三の参拝客がたくさんいました。


IMG_9201.jpg
境内の大きな銀杏の木がきれいなレモン色に染まっていました。銀杏の木のそばにテントのある休憩場所があったので、ランチ休憩をとりました。


IMG_9202.jpg
国宝に指定されている比翼入母屋造の本殿を見ながらの、贅沢な休憩をとることができました。この様式の建物は全国で吉備津神社だけなので、吉備津造とも言われています。1425年の室町時代に再建されたものだそうですが、オリジナルも同じ様式だったのでしょうか。いずれにしても、クレーンもない時代によくこんな巨大な建物を作ったものだと感心するばかりです。


吉備津神社も吉備津彦神社も、どちらも吉備津彦命を祀った神社ですが、吉備の中山の西麓にある吉備津神社は備中国の一宮で、東麓の吉備津彦神社は備前国の一宮。吉備津神社の方が明らかに豪華でお金がかかっているのがわかりますが、なぜこのような差が生まれたのか気になるところです。


20171103kibinonakayama_d.jpg
蛇足ですが、地形図を見ると吉備の中山の南側に境目川という川が南北に流れていますが、この川が備前と備中の境界になります。なので、吉備の中山は備前と備中の境界線上にあるというわけです。


13:30 行動食だけの簡単なランチを終えて、5分ほどで出発しました。


IMG_9204.jpg
拝殿正面から北に向かって階段を下ると、矢置石のある神社入口に出ます。矢置石とは、吉備津彦命が温羅を退治するときに矢を置いたとされる岩です。このあとは、アスファルト道をまっすぐ北に進んで行きます。


IMG_9205.jpg
矢置石の前に毛並みのいいグレーの猫がいました。観光客や参拝客がわさわさしているのに動じる様子もなく、矢置石を眺める観光客を何してるんだろうと言いたげにじっと眺めていました。首輪はしていませんが、たぶんこのあたりの家の飼い猫なんでしょう。

つづく。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング

登山用品・アウトドア用品専門店 好日山荘《公式通販》




| 2017年11月 吉備の中山 | 14:50 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

歴史をめぐる散策路: 吉備の中山その1 

2017年11月3日(金) 岡山県岡山市 吉備の中山(標高170m) 日帰り単独行 


文化の日の11月3日は朝から絶好の山日和となりましたが、悲しいかな仕事につぶされてしまい紅葉の山歩きはお預けとなりました。せめて丸一日仕事なら山に行けない代わりに儲かったからいいかとなるのですが、午前中のしかも11時という遅い時間に一件入っていただけなので、売り上げはコンビニでバイトした程度のもの。俺の休日を返してくれ~っ! と叫びたいところです。


仕事終わりにそのまま帰ってしまうとストレスがたまりそうだったので、現場近くの里山を歩くことにしました。訪れたのは吉備の中山。標高はわずか170mという低山ですが、山裾に吉備津神社や吉備津彦神社という格式の高い神社があり、山頂部には宮内庁が管理する全長120mの大型前方後円墳もある歴史に彩られた山なのです。


IMG_9107.jpg
現場から一番近い吉備津彦神社を起点として時計回りにぐるりと周回する予定で吉備津彦神社へ来てみると、やたらたくさんの車が駐車場に停まっていました。とりあえず、靴を履きかえて、トレッキングに出かける準備を整えます。

11:25 今回はバックパックではなく、水と行動食などを入れたウエストバッグを腰に装着して出発です。吉備の中山はふもとに有名な神社があるし、住宅もたくさんあるので、なにかあってもすぐに必要なものは手に入る環境なので、大げさな装備は必要なしと判断して、最低限の装備で行くことにしました。


IMG_9108.jpg
たくさんの車が止まっていた理由は、七五三でした。


IMG_9109.jpg
吉備津彦神社の本殿にもたくさんの参拝客が訪れていました。


IMG_9110.jpg
登山口は本殿に向かって左手奥にあるので、にぎわう本殿は通らず左手から回り込みます。


IMG_9111.jpg
回り込んだところに稲荷神社の赤鳥居があるので、鳥居をくぐって行くことにしました。これをくぐらずに左へ行ってもOK。


IMG_9112.jpg
赤鳥居を抜けるとその先に石段が続いています。これを上がっても行けますが、上がって下ることになるので、石段へは向かわずに左へ曲がります。


IMG_9114.jpg
石段の前を左へ曲がった先で登山道に出ます。無料で使える竹や木の杖が設置されていました。写真の左奥の木の下にある石柱に登山道入口と刻まれています。登山道はここを右へ進みます。


IMG_9115.jpg
小さな橋を渡った先に、忠魂碑と刻まれた大きな石碑があり、石碑の手前を右に曲がります。


IMG_9117.jpg
石碑の前を右に曲がったところから、ようやく登山道らしくなってきました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



IMG_9118.jpg
しばらくはフラットで広い道が続きます。


IMG_9119.jpg
次第に道幅は狭くなってきましたが、道の方は相変わらずよく整備されていて歩きやすい道です。


IMG_9120.jpg
そこそこの傾斜になった道を10分ほど登って行くと、ようやく傾斜が緩くなりました。


IMG_9121.jpg
11:49 分岐路がありました。


IMG_9122.jpg
右へ行くと元宮磐座や八大龍王のある吉備の中山の最高峰龍王山ですが、帰路に通る予定なので直進します。


IMG_9124.jpg
分岐の先は、木漏れ日の道と名付けられたフラットで気持ちのいい道が続きます。


IMG_9125.jpg
木漏れ日が降り注ぐ道を緩く下って行きます。


IMG_9126.jpg
下りきったところで、再び分岐がありました。左へ下ると夫婦岩があるそうです。当初は夫婦岩方面にはいく予定はなかったのですが、そうそう何度も訪れるような山でもないので、行ってみることにしました。


IMG_9128.jpg
夫婦岩への道はあまり利用する人がいないようで、かすかなトレースがあるといった感じです。道迷いしそうなほどではありませんが、地図もコンパスももたずに足を踏み入れるにはちょっと勇気がいる道かもしれません。もっとも、平野部の比較的住宅街に近い場所にある山なので、たいていの場所で携帯が通じますから、スマホで地図を確認することは可能です。


吉備の中山の詳しい散策路が掲載されているマップは、「吉備の中山を守る会」のホームページにあります。国土地理院の地形図はほぼ役に立ちません。


IMG_9129.jpg
分岐から8分ほど下ったところで、それらしい巨岩が見えました。


IMG_9132.jpg
下へ回り込んでみると、なるほど2つの巨岩が向かい合うようにそびえたっていました。たいした大きさではないのだろうと思っていましたが、けっこうな巨岩で、わざわざ下ってきたかいがありました。ただ、わりと急斜面にあり、のんびりと眺められるような平地もないので、あまりゆっくりできずそそくさと離れることにしました。


吉備の中山を守る会の地図によると、夫婦岩の少し上から石船古墳のほうへ行く道があるようなので、来た道を戻るより石船古墳の方へ行ってみることにしました。しかし、下ってくるときにそれらしい分岐を見た記憶はありません。はたして道があるのかどうか、半分疑いつつ来た道を戻りました。


IMG_9133.jpg
4分ぐらい登り返したところに、白い札がぶら下がった木がありました。見た目には何も書かれていない札に見えます。近づいてよくよく見ると、細い字でうっすらと石船古墳と書かれています。


IMG_9134.jpg
どうやらここが分岐のようですが、正直ほとんどトレースは消えかかっています。そのうえ、入り口に通行禁止を暗示しているかのような木の枝が通せんぼするように置かれています。こういう木の枝はときどき見かけますが、これを自然に落ちてこうなったものとみるか、誰かが通行禁止を示すために置いたものだと見るかで、判断が分かれるところです。道迷いしやすいところによくこうやって木の枝が置かれていますが、こうしたものをサインだと気が付かずに直進してしまうと遭難しかねないので、要注意です。


この場合はどう判断すべきか。周囲の状況や頭上に木の枝をが折れて落ちたような木がなかったので、おそらく人工的に置かれたものだと思われるわけですが、もしも危険を伴う状況であればもっと明確に通行禁止のサインが出されているはずです。おそらく上から下りてきた人が間違って行かないようにということで置いたか、トレースが不明瞭で道がわかりにくいので、地図もコンパスももっていないような手軽なハイキング客が入り込まないようにしているかのどちらかだと思われるわけです。というわけで、とりあえず、石船古墳方面に進んでみることにしました。


ちなみに、今回軽装備とはいえ、GPSとコンパス付腕時計は装備していますし、スマホで吉備の中山を守る会の地図も表示することができているので、道迷いの心配はないという判断です。なお、途中まで行って道がわからなければ戻ればいいと思っても、この道はほとんど痕跡のない道なので、戻るときに迷う危険性があります。なので、入り口から見て不安がある場合はやめておいた方が無難です。


IMG_9135.jpg
かすかなトレースを探しながら先へ進んで行くと、少し登ったところで左へ曲がり、斜面をトラバースするようになりました。大岩の下を巻いて、さらに斜面をトラバースして行きます。


IMG_9137.jpg
分岐から10分ほど歩くと、石船古墳を通過する登山道に合流しました。こちら側には夫婦岩への入り口を示すしっかりとした道標が設置してあるので、特に危険な道とされているわけではなさそうです。実際、とくに危険なところはありませんでしたが、道がわかりにくいことは事実です。なので、山慣れしていない人はあまり入り込まない方がよさそうな道です。


IMG_9138.jpg
登山道の合流点から右に曲がって少し登ると、きれいに刈りはらわれた場所がありました。


IMG_9140.jpg
崩れかけた石室らしいものがあります。


IMG_9141.jpg
ここが石船古墳群でした。全部で4つの横穴式石室があるようです。先ほどの合流点から左へ下ったところにもっと規模の大きい横穴式石室の石船古墳があります。今回は下り過ぎてしまうと思ったので行きませんでしたが、写真で見るとけっこう大きな石室なので、行ってみればよかったと少し後悔しました。


IMG_9143.jpg
さて、石船古墳群から再び斜面をトラバースするように道が伸びています。


IMG_9144.jpg
道を進んで行くと、登山道が十字路になっている場所に出ました。吉備の中山を守る会の地図によると、石船古墳群から南西へ延びる道の先は丁字路になっています。当初立ち寄る予定だった稜線にある環状石離や八畳岩、鏡岩に寄るために、ここは右へ進みます。


IMG_9145.jpg
直進は「吉備桜へ0.2km」と書かれていますが、地図には吉備桜というものは記載されていません。方角的には八徳寺方面につながっていそうな道です。ネットで調べてみると、平成15年に見つかった山桜の大木のようです。八徳寺にも平安桜という大きな桜の木がありますが、吉備桜はそれとは別の桜だそうです。地図に載っていないところをみると、道がつけられたのも最近なのでしょう。来年春の桜の時期に訪れてみたいと思います。


IMG_9146.jpg
十字路から5分ほど登ってくると、稜線の中国自然歩道に出ました。


IMG_9147.jpg
右折して夫婦岩分岐まで歩いてきた来た方向へと戻ります。


IMG_9148.jpg
左に鏡岩への道を分けますが、上から下ってきてここへ戻ってくる予定なので直進します。


IMG_9149.jpg
大きな分岐路がありました。左へ行けば吉備の中山の西麓にある福田海というお寺に下ることができます。あとでそちら方面にいきますが、まずは環状石離を見たいので右へ進みます。


IMG_9151.jpg
分岐から2分で環状石離に着きました。


IMG_9152.jpg
何かというと、巨岩が環状に置かれている遺跡ということで、いわゆるストーンサークルのことだそうです。ただ、見た感じでは人工的に石を環状に設置したというにはちょっと無理があるような気がします。人工的に配置したにしては中途半端すぎると思うわけです。たまたまそれっぽく並んでいるだけのようにしか見えませんが、古代の祭礼や儀式が行われた場所だった可能性はありそうです。

なんだか思っていたよりも長くなりそうなので、今回はここまで。

つづく。



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング

登山用品・アウトドア用品専門店 好日山荘《公式通販》




| 2017年11月 吉備の中山 | 18:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

1か月ぶりの山行は灼熱地獄: 和気(わけ)アルプス その2 

2017年7月21日(金) 岡山県和気町 和気アルプス(神ノ上山 370m) 日帰り単独行 


IMG_8019.jpg
13:42 30分間貸切だった神ノ上山山頂を出発します。結局、30分経っても汗は引かず、ウェアも濡れたままでした。汗冷えするような気温ではなかったのでなにも問題はありませんが、ウェアが汗で濡れたままというのは、気分的にあまり爽快ではありません。


IMG_8020.jpg
迷いピーク下の分岐まで下りてきました。今回はここを直進し、剣峰を目指します。和気アルプスは三度目ですが、このルートは初めて歩きます。


IMG_8021.jpg
分岐からすぐのところに迷いピークと名付けられたおよそピークとは言えないなだらかでだだっ広い平地のような雑木林が広がっていますが、明確な踏み跡がなければたちどころに迷いそうな場所でした。


IMG_8022_20170724223137455.jpg
迷いピークから先は、右手がヒノキの植林で左手が自然林というゆるい尾根道を進みます。ヒノキ林は、もう長いこと手入れがされていないだろうことがもろにわかるような荒れ方です。


IMG_8023.jpg
しばらく行くと、尾根道から左の支尾根に下ります。90度左へ曲がる場所ですが、道標などは何もありませんでした。もっとも、直進してしまうような踏み跡があるわけでもないので、道迷いの心配はなさそうです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_8024.jpg
13:56 剣峰の手前左手側にザイテングラードの分岐があるはずと思いながら進んでいきましたが、どうやら見落としてしまったようです、気が付けば剣峰に到着してしまいました。


IMG_8025.jpg
剣峰山頂は、だだっ広い一枚岩の山頂でした。


IMG_8026.jpg
歩いてきた方を見ればすぐ近くに神ノ上山が見えます。


IMG_8028.jpg
南側には、往路で登ってきた鵜飼谷北陵ルートの尾根が目の前に伸びていました。


IMG_8029_20170724223250b1a.jpg
神ノ上山を背にして右手には才ノ峠への下山ルートがありますが、和気アルプスのHPによると、このルートはふもとにあるため池の改修工事のため2019年2月頃まで通行を遠慮してほしいとのことです。ただし、剣峰山頂の下山口にはそのようなことを書いたものは何もなく、物理的に通行止めになっているわけではないようです。


IMG_8030.jpg
神ノ上山を背にして左手には前剣への下山口があります。才ノ峠への下山ルートよりもこちらのほうが藪っぽい雰囲気で、あまり歩かれていないだろうことがなんとなくわかります。


IMG_8031.jpg
とにかく、足元に気を付けながら慎重に下りました。


IMG_8032.jpg
少し下ったところで、左へ分岐する踏み跡らしきものがありましたが、道標も何もありません。和気アルプスのHPによれば、ザイテングラートから分岐して、衝立岩の東側をよじ登るマサミチルートというのがあり、衝立岩の上でこの前剣へのルートに合流するはずですが、もしかしたらこれがそうなのかもしれません。しかし、一応一般ルートとして紹介されているコースなので、それならば道標があってもいいはずです。なので、とりあえずもう少し進んでみることにしました。


IMG_8034.jpg
14:04 道標のある分岐がありました。


IMG_8035.jpg
左が「ツイタテの頭」、右が「前剣」と書かれています。ツイタテの頭ということは、衝立岩の上ということでしょうから、どうやらこちらが本当のマサミチルートのようです。マサミチルートの衝立岩脇を登る部分はけっこうな難コースらしいので、下りで使うのはちょっとリスキーっぽいようですし、とりあえず前剣まで行ってみたいので、ここは右へと進みます。下山路は、前剣手前から衝立岩下をトラバースしてマサミチルートに合流するトラバース道があるはずなので、そちらを利用するつもりです。


IMG_8037.jpg
分岐の先は、けっこうな急こう配の下り坂になっていました。前方に見えている小ピークが前剣のようです。この写真では勾配こそきついものの普通の尾根道のように見えていますが、少し下ったところから、そこそこ難易度の高い半分崖のような部分もあるので、初心者には厳しいかもしれません。


IMG_8038_20170724223429084.jpg
分岐から下り始めてすぐのところに「展望所」の札がかかっていました。


IMG_8039.jpg
すぐ先が崖上になっていて、なかなかの断崖絶壁でした。


IMG_8040.jpg
14:10 急こう配の半崖地のような場所を下りきると、再び分岐がありました。


IMG_8041.jpg
道標には、「トラバースして衝立岩下へ」「マサミチルートを○○○へ」と書かれていました。○の部分は判読不能でした。前剣への案内はありませんでしたが、とりあえず直進すればいいようです。


IMG_8042.jpg
分岐からひと登りで前剣ピークにでました。上から見た時に予想はしていましたが、ほとんど展望はありません。わざわざ立ち寄るほどの場所でもなかったなというのが正直な感想です。


IMG_8043.jpg
前剣から尾根をまっすぐに下るルートもあるようですが、一般ルートではないため未整備のヤブコギルートだそうです。


IMG_8044.jpg
前剣は展望もないので、休憩することもなくすぐに引き返しました。下り始めのところから衝立岩が正面にみえました。右奥に白く見えているのが岩尾根のザイテングラートです。


IMG_8047.jpg
分岐まで戻ってきたところで、念のためヘルメットを装着しました。ここからザイテングラートまでのトラバース区間は、地形図で見るとけっこう等高線が詰まった急こう配の崖地のトラバースになるので、念のためヘルメットをもってきました。


IMG_8048.jpg
先へ進んでいくと、前方にほぼ垂直に切り立つ岩壁が現れました。これが衝立岩なのでしょう。ルートは、衝立岩の下をまっすぐに突っ切っていました。幸い、トラバースルートの通っているところは狭いながらも岩棚のようになっていたので、絶壁をへつるような怖さはありません。


IMG_8049_201707242236348a8.jpg
衝立岩下を少し登り返すようにして先へ進みます。


IMG_8050_20170724223636572.jpg
衝立岩を過ぎたと思われるあたりで、今度はUターンするように露岩を下ります。下りきったところにこの看板がありました。たぶん、登りで使う人向けだと思いますが、登りより下りのほうが滑りそうなので、上につけてもいいのではないかと思いました。ただ、この日は数日来雨が降っていない真夏日だったので、岩の表面はカラカラに乾いていて、まったく滑りませんでした。


IMG_8051_20170724223753ed9.jpg
その先は、傾斜こそ多少緩くなったものの、相変わらず岩壁の下をトラバースしながら下って行くルートが続きます。


IMG_8052_201707242237542c1.jpg
太陽に焼かれて熱くなった岩の上を進んでいきます。この日はグローブを忘れてきてしまったので、素手で岩に手を突いたりしていましたが、かなり熱くてまいりました。


IMG_8053_2017072422375652e.jpg
滑るとやばそうな岩壁のトラバースですが、幸い足場はしっかりしていて、それほど不安感はありませんでした。ロープも張ってありましたが、荷重がかかると簡単に切れそうな状態だったので、ただのコースマーカーだと思っておいた方がよさそうです。


IMG_8054.jpg
岩壁のトラバースが終わると、小さな谷を渡ります。谷を渡ったら、右奥に見えている岩壁の上部を水平にトラバースして行きます。ここから先は、やばそうな場所はありません。


IMG_8055.jpg
14:28 ザイテングラートの分岐点に出ました。これで一安心です。


IMG_8056_20170724223843f0a.jpg
分岐点にはこのような道標がかけられていました。この次はザイテングラートを登って、カニのタテバイ、カニのヨコバイを歩いてみたいと思います。


IMG_8057.jpg
さて、ここからは尾根道をまっすぐに下って行くだけです。


IMG_8059.jpg
そうはいっても、なかなかの急こう配の岩尾根で、浮石も多く、気を抜いて歩くことができません。


IMG_8060.jpg
だいぶん下りて来たなというところで沢にぶつかりました。


IMG_8061.jpg
どっちかなと思って周囲を見回すと、小枝に小さな札がぶら下がっていました。


IMG_8062.jpg
沢の対岸、やや下流側にトレースがついているのが見えました。強烈な日差しの木漏れ日がつくる縞模様でやや分かりずらいトレースでした。


IMG_8063.jpg
14:44 分岐に出ました。左へ行けば往路で通った縦走路に突き上げます。新町の登山口は右へ進みます。


IMG_8065.jpg
山道が終わり、墓地の横へ出てきました。ここから先は未舗装ですが車が通れる広い道になりました。


IMG_8066.jpg
14:54 アスファルト道にでました。


IMG_8067.jpg
角にある木の下に登山口の看板もでています。でも、わかりにくいかも。


IMG_8068.jpg
あとはアスファルト道を歩いて鵜飼谷温泉へ戻るだけです。しかし、この区間がけっこうきつかった。灼熱のアスファルトの照り返しの中を15分ほど歩くわけですが、途中に自販機もなく、流れ落ちる汗をぬぐいながらまだかまだかと思いながら歩き続けました。


IMG_8069.jpg
15:12 焼けたフライパンの上を歩くような灼熱地獄がようやく終わりました。とはいえ、温泉の駐車場も状況は同じです。バックパックを車に置いて、温泉セットと着替えを持って一目散に温泉に向かったのは言うまでもありません。平日の、そこそこ早い時間ということもあり、温泉はガラガラに空いていました。


梅雨明け後でカラカラに乾いていたためか、うっとおしい虫もなく、暑いこと以外は快適な山行でした。和気アルプスは、標高が低い割に面白い山で、登山道の整備もしっかりとされていますが、出かける前には和気アルプスのホームページを事前に一読されることをお勧めします。

20170721wakealpus.jpg


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

登山用品・アウトドア用品専門店 好日山荘《公式通販》

| 2017年7月 和気アルプス | 22:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

1か月ぶりの山行は灼熱地獄: 和気(わけ)アルプス その1 

2017年7月21日(金) 岡山県和気町 和気アルプス(神ノ上山 370m) 日帰り単独行 


梅雨入り前の6月14日に伯耆大山に登って以来、約1か月強もひきこもりになっていました。梅雨で雨が降っていたこともありましたが、なんといっても7月に入ってからの暑さにはすっかりまいってしまい、とても出歩こうという気にならなかったというのが正直なところ。しかし、エアコンのきいた部屋で動画ばかり見ていたら、首やら肩やらがやたら痛くなってしまい、冷房病と眼精疲労のダブルパンチで症状が悪化したようです。


ということで、梅雨も明けたことだしそろそろ夏山シーズンを開始することにしました。ひとまず、1ヵ月強の怠惰な生活でなまった体に活を入れるために、近場の山で体を慣らしてくることにしました。どこに行こうかと思っていたところ、ふと思い出した和気アルプスに行くことにしました。


下道でも1時間という距離なので、お昼前にのんびりと出発。和気アルプスの西側にある和気鵜飼谷温泉に到着したのは11時30分ごろでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_7983.jpg
11:42 日帰り山行ということで、準備も簡単に終わり、軽く準備運動をして出発です。


20170721wakealpus.jpg
今回は、和気鵜飼谷温泉から北東方向にある槍ヶ峰を通る鵜飼谷北陵ルートから奥ノ峰を経由して神ノ上山へ登頂、下山は剣峰から前剣を経て、マサミチルートからザイテングラートを下山し新町に出るというコースを歩きます。なお、地図上で「剣ヶ峰」と誤記してしまいましたが、正しくは「剣峰」です。読み方は「つるぎみね」です。


IMG_7984.jpg
登山道は、温泉駐車場の東側の道路を東へ進みます。


IMG_7985.jpg
ちょうど道路がカーブするところの山裾に温泉新道の登山口がありますが、和気アルプスのホームページによると、このルートは現在通行禁止になっているようです。


IMG_7986.jpg
カーブのすぐ先で道は二股に分岐していますが、左の道を進みます。


IMG_7987.jpg
進んでいくと左に分岐する道がありますが、この道は登山道ではありません。


IMG_7988.jpg
左に分岐する道のすぐ先、ほんの10mぐらいのところに鵜飼谷北陵ルート登山口があります。害獣除けのフェンスがあるので、入るときは自分で鍵を開け、中に入ったら必ず元通り施錠しましょう。鍵といっても、パイプに鉄棒が差し込まれているだけの簡単なものです。


IMG_7990.jpg
中に入るとすぐに尾根道が始まります。


IMG_7991.jpg
しばらくは風のない蒸し暑い道を淡々と登ります。


IMG_7992_2017072122191916e.jpg
やがて右手に巨大な岩壁が見えてきます。この岩壁はさすがにクライミングコースにはなっていないみたいです。


IMG_7993.jpg
やがて大きなスラブ状の岩の上を登るようになりますが、ペンキマークがしっかりと描かれているのでコースミスの心配はありません。


IMG_7994.jpg
スラブ状の岩を登りきったあたりで展望が開けます。けっこうな高さですが、出発してからまだ20分ほどのところです。


IMG_7995.jpg
その先は比較的平坦な尾根道になります。


IMG_7997.jpg
平坦な尾根道の先に、「馬の背」という露岩の鞍部があり、そこから傾斜のきつい岩尾根の登りが始まります。


まだ体が慣れていないためか、なんとなくクラクラしてきたので、一度木陰に座って水分補給を兼ねて休憩しました。出かけるときは雲が多く日差しがさえぎられてちょうどいいなと思っていたのですが、ここにきて強烈な日差しが降り注ぎ始めました。熱中症にならないように気を付けないといけません。


IMG_7998.jpg
馬の背からの急登を登りきると、何かの支柱だけがぽつんと立っている小さなピークのようなところにでました。これが白岩山かと思ったのですが、ここは白岩山西尾根の先端部分でした。


IMG_7999.jpg
展望はそこそこありました。


IMG_8000.jpg
北側に岩尾根と山頂下に大きな岩壁を持つピークが見えます。あれが剣峰のようです。とすると、あの岩壁が衝立岩で、右手に伸びている岩尾根がザイテングラードなのでしょう。


IMG_8001.jpg
12:25 白岩山です。


IMG_8002.jpg
四畳ほどの小さな平地になっていますが、あまり展望はよくありません。


IMG_8003.jpg
東側には、これから向かう槍ヶ峰と奥ノ峰が見えています。左奥は最高峰の神ノ上山です。ここから見ると、奥ノ峰までは狭い切れ落ちた稜線のように見えますが、実際はそれなりに幅もあり、展望がないので、まったく危機感や高度感を感じませんでした。


IMG_8004.jpg
大きな岩を乗り越えて行きます。


IMG_8008.jpg
その大岩の上が槍ヶ峰の頂上でした。


IMG_8005.jpg
狭い岩峰なので、あまりのんびりできる雰囲気の場所ではありません。ということで、かるく水分補給だけして、奥ノ峰に向かいます。


IMG_8009.jpg
そこそこ傾斜のきつい登山道を登り切り、道が平坦になったなと思ったら表銀座コースの合流点に着きました。右へ行けば涸沢峰方面、左へ行けば神ノ上山方面です。そろそろ休憩したいところですが、あまり適したところもないので、とりあえず左の神ノ上山方面へと進みます。


IMG_8010.jpg
5分ほど歩くと、再び分岐があります。神ノ上山方面は左へ行きます。右は宗堂池へ下るルートになっています。


IMG_8011_20170721222239868.jpg
ザイテングラードへ下る道を左へ分けます。ここを下って、ザイテングラードを登って逆回りで戻ってくることも考えましたが、今日の日差しで照り返しの強い岩尾根を登るのはきつすぎると思ってやめました。


IMG_8012.jpg
その後は、風の抜ける涼しい森の中の道で快適なコースを歩き、白岩方面への道との分岐点まできました。神ノ上山はここを左へ折れます。


IMG_8013.jpg
迷いピーク下の分岐です。これを右へ進めば神ノ上山まであと少しです。


IMG_8014.jpg
13:13 ようやく山頂に着きました。出発してから約1時間半かかりました。途中、あまりゆっくりとした休憩をとっていなかったので、けっこう疲れました。貸切の山頂で、日陰になっているベンチを独占して、まずは腹ごしらえ。菓子パンとアミノバイタルゼリーで空腹を満たします。


時折涼しい風が吹き抜けていきますが、じんわりと汗が染みだしてくるのが止まりません。シャツの袖は汗が絞れそうなほど濡れていますが、ドライレイヤーにノースフェイスのパラマウントタンクを着てきたので、べたついたり張り付いたりするような不快感はありません。ボトムスは、素足に薄手のパンツを直接履いているだけなので、けっこう汗でべたべたです。ただ、生地がわりとさらっとしているためか、張り付くような感じがないので、それほど不快感はありません。やはり、夏には夏用のウェアが快適です。登山用品が高いのは、それなりに理由があるということだと実感します。とはいえ、もう少しなんとかなりませんかというのが正直なところ。

IMG_8015.jpg
空腹が満たされると、しばし展望を楽しみます。東方面は樹木が伐採されていて展望が開けています。


IMG_8016.jpg
東から南にかけても展望が広がります。


IMG_8017.jpg
東と北は展望がなく、東北方面がそれなりに見えています。


IMG_8018.jpg
山頂の山名板も立派なものができていました。

つづく。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

登山用品・アウトドア用品専門店 好日山荘《公式通販》

| 2017年7月 和気アルプス | 22:30 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

高梁川と総社市を一望: 城山

2016年12月24日(土) 岡山県総社市 城山(標高190.7m) 日帰り単独行 


お昼前に仕事が終わり、夕方もう一件ある現場まで3時間ほど空き時間ができたので、現場近くの里山を歩いてきました。


20161224siroyama.jpg
訪れたのは城山という標高200mにも満たない山ですが、東進してきた高梁川がちょうど南へ流れを変える場所にあるため、眼下に高梁川を見下ろしつつ、遥か南には総社市街も一望できる眺めのいい里山です。


20161224siroyama2.jpg
城山から尾根をたどって西へ行くと正木山380.3mの山があり、その北側にある386.9mの鍵山を縦走して戻ってくる周回路を歩くこともできますが、一周すると4時間ぐらいかかりそうなので今回は城山だけです。


IMG_6468.jpg
出発地点は、北東に延びる城山の尾根が高梁川とぶつかる末端にある石畳(いわたたみ)神社という小さな神社です。


IMG_6469.jpg
神社前に車3台分程度の駐車スペースがありますが、そのすぐ前は使われなくなってガードレールでふさがれた旧道になっているので、さらに2台ほど停めることができます。


IMG_6471.jpg
12:56 神社の階段を登っていくと、拝殿の左側に登山道が続いています。


IMG_6472.jpg
登っていくとすぐに分岐が現れます。登山道は左で、右は石畳神社の御神体である大岩塊の真上に出ることができるらしいので、ちょっと寄り道していきます。


IMG_6475.jpg
分岐からさして遠くないところに御神体がありました。サイコロを積み上げたような巨岩が下のほうから立ち上がった御神体は、高さが約60mあるそうです。


IMG_6476_20161226184357363.jpg
すぐ下を高梁川がゆったりと流れています。上まで登れそうな感じもしますが、さすがに御神体なのでそういう罰当たりなことはしません。そういえば、以前那智大社の御神体である那智の滝をクライミングした罰当たりなクライマーがいましたね。


IMG_6477.jpg
大岩塊から引き返して登山道を登っていきます。尾根上を登るのかと思いきや、けっこう急傾斜の斜面をトラバースしながら登っていきます。


IMG_6478.jpg
13:12 パノラマ展望台です。東に向いて展望が開けていますが、背後の西方向も樹木が刈り払われていてそこそこ展望がありました。東を見ても西を見ても高梁川の水面が見えます。


IMG_6479_20161226184435c5d.jpg
展望台の中には「秦パノラマ展望台」という看板が掲示されていましたが、このちょうど眼下にある集落が秦地区です。日本史の好きな方はわかると思いますが、応神天皇の時世に半島から渡ってきた渡来人である秦氏の一族が住んでいた地区のようです。


IMG_6481.jpg
こちらは西側の風景です。高梁川の上流方面が展望できます。


IMG_6482.jpg
パノラマ展望台からは尾根上の道を登って行きます。


IMG_6484.jpg
気温は11度。風はほぼなし。歩いている分には寒くもなく暑くもなくていい感じです。


IMG_6485_201612261844416ad.jpg
城山の三角点は、城跡の手前の登山道脇にさびしげに設置されていました。


IMG_6486.jpg
山頂には城跡があるので、あえて避けたのかも知れません。


IMG_6489.jpg
13:27 荒平山城跡に着きました。ここが城山の山頂になるわけです。城跡らしくけっこう広くて平坦な場所でした。


IMG_6490_20161226184533a53.jpg
パノラマ展望台とあまり違わない眺めですが、多少標高が高いだけあって総社市街地が遠くまで見渡せました。


IMG_6491.jpg
東屋がある場所が本丸跡だそうですが、石垣などはありません。


IMG_6492.jpg
東屋内の説明看板です。


IMG_6495.jpg
城跡の隅にトイレがあります。


IMG_6496.jpg
覗いてみると、意外にもこぎれいな状態でした。


IMG_6498.jpg
荒平山城跡から10分もかからないところにある193mピークまできました。右上の小高い丘のようなところがピークの様ですが、道はピークの左下へと向かっています。特にピークに行く用もないので、道なりに下りました。なお、このピークは茶臼嶽という名前があるようです。


IMG_6499.jpg
少し降りたところで階段と案内板がありました。


IMG_6500.jpg
どうやら193mピークには古墳と石鎚大権現があるようなので、立ち寄ってみることにしました。


IMG_6502.jpg
これが193mピークです。石の祠が石鎚大権現のようで、山頂の古墳はそこそこの規模の前方後方墳のようです。帰って調べてみると、やはり前方後方墳でした。小学校の頃、郷土クラブという地元の地理や歴史を研究するクラブで古墳の調査などしたことがあるので、古墳にはちょっとくわしいのです。ちなみに、この古墳は発見されたのが2014年だそうで、案外最近まで知られずにいたようです。県内三番目の規模だそうで、それなりの地位の人物の墓だったのでしょう。麓の秦氏の長かもしれません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_6504.jpg
登山道に戻って下って行くと、すぐ先に神社らしき建物が見えます。


IMG_6506.jpg
何の神様かと思って立ち寄ってみたら、金刀比羅宮でした。石鎚大権現といい金刀比羅宮といい、この山は四国の神様と何か所縁でもあるのでしょうか。それにしても海上交通の神様である金刀比羅宮がなぜこんな内陸部の山に祭られているのか謎です。もしかすると高梁川の水運の安全祈願のために祭られたのかもしれません。


IMG_6507.jpg
金刀比羅宮から先はコンクリート舗装の道が続きます。もはや登山道ではなく車道です。


IMG_6508.jpg
手水舎の脇に簡易トイレがありました。なんでいちいちトイレの情報を入れるかというと、トイレのあるなしはトレッキングに重要な要素だからです。自己満足のブログならなくてもいいでしょうが、読み手にとって価値のあるブログにしたいので、トイレや東屋、避難小屋などの情報は山行記録に入れるようにしてます。


IMG_6509.jpg
覗いてみるとこちらもきれい。水洗用に水の入ったバケツまであります。荒平山城跡のトイレといい、このルートはトイレがあるだけでなく、管理も行き届いていてトレッキングにはいいコースです。


IMG_6510.jpg
手水舎の手水鉢はハート型でした。わりときれいな水が張られていたので、こまめに通って管理している人がいるのでしょう。


IMG_6511.jpg
手水舎の少し先のコンクリート舗装が切れるところから、右に下る道がありました。


IMG_6512.jpg
北西側にある大谷へ下る道だと思われます。地形図にも記載してある道です。


IMG_6513.jpg
見た感じ、わりと利用されているようです。


IMG_6514.jpg
大谷への道の分岐の先に鳥居があり、道は先へと続きます。


IMG_6515.jpg
鳥居の先で、今度は左へ下る道がありました。南東側の秦地区へ下る道で、地形図に記載されています。この道も、そこそこ利用されているようです。


IMG_6517.jpg
秦への分岐の先には、一丁ぐろ古墳群があり、道沿いに小型の古墳が並んでいます。


IMG_6518.jpg
13:56 正木山登山道の看板がある分岐につきました。地形図を見ると、秦への分岐を過ぎて少し南下したところに北へ下る道が描かれています。大谷へ下る道のようですが、なぜ正木山登山道という看板がでているのかわかりません。看板をよく見ると、薄い矢印のようなものが左を指していたように見えたので、正木山登山道へはこのまま林道をまっすぐ進むということなのだろうと思ったのでした。


IMG_6519.jpg
右への分岐の入口には、麻佐岐神社方面と書かれています。しかし、この神社はどこにあるのかわかりません。読み方は「マサキ」でしょうから正木山にありそうな感じですが、地形図には正木山のあたりに神社の記号はありません。どちらにしても、大谷へ下る道でしょうから、ここから下ってスタート地点の石畳神社へ戻ることにしました。なお、ネットで調べてみたところ、正木山山頂にある神社だそうで、麻佐岐神社=正木山山頂ということになります。


IMG_6520.jpg
分岐から2分ほどのところでまた分岐がありました。左へ行くと登りになるようですがどこへ行くのか不明です。


IMG_6521.jpg
分岐の所にあった道標にも左方向がどこへ行くのか書いていません。とりあえず、麻佐岐神社方面へ直進しました。


IMG_6523.jpg
ところが、道はずっと平坦なままです。地形図では大谷へ下る道のはずで、谷沿いにずっと下りのはずです。GPSで確認すると、地形図に記載されている道からは完全に外れています。谷沿いの道が崩れたりして迂回路が作られたのかもしれないと先へ進んでみましたが、どうも下る気配がありません。GPSを見る限り、どうやら正木山方面に向かっています。であれば、この先で林道に合流するはずです。


IMG_6524_201612261856200de.jpg
やはり、林道に出ました。では、地形図に描いてあった大谷へ下る道はどこにあったのでしょうか。分岐があれば見落とすはずはないでしょうし、まったくもって謎です。しょうがないので、もうひとつ先にある下山道から下ることにしました。


IMG_6526.jpg
14:10 アスファルト舗装された車道にでました。この道を右へ下っていってもいいのですが、アスファルト舗装の道は味気ないので、このすぐ先にあるはずの登山道で下ることにします。


IMG_6527.jpg
ちょうど100m先の麻佐岐神社への分岐のところに道があるはずですが、看板には何も描かれていません。なんとなくいやな予感。


IMG_6528.jpg
麻佐岐神社への分岐です。


IMG_6529.jpg
奥に正木山登山口という看板もあります。


IMG_6530.jpg
看板の右手前、笹が生い茂っているところがどうも登山道っぽい雰囲気ですが、もはや道として機能していないのは明らかです。あきらめて、アスファルト道を下ることにしました。


IMG_6531.jpg
先ほど出てきたところを直進します。


IMG_6533.jpg
山から降りてきて、大谷の集落の中を高梁川に向かって歩きます。


IMG_6534.jpg
大谷集落を出ると、山沿いに石畳神社を目指します。


IMG_6535.jpg
石畳神社の御神体である大岩塊を下から見上げたところです。御神体の大岩塊を貫いてトンネルが作られているのがちょっと驚きです。反対運動とかは起きなかったのでしょうか。


IMG_6536.jpg
14:57 大岩塊の中をくぐりぬけたところが石畳神社です。ちょうど2時間のトレッキングでした。


このコースは、サントピア岡山総社からも登ることができるようで、むしろそちらから登る人のほうが多いのかもしれません。
しかし、正木山と鍵山を周回する場合は、石畳神社から出発したほうが便利だと思います。



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

| 2016年12月 城山 | 18:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT | PREV