ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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穏やかな冬の晴天: 伯耆大山弥山(1709m) 

2016年2月11日(木) 鳥取県大山町 伯耆大山夏山登山道 日帰り単独行 


山に登るために重要な3要素は気力、体力、天候だと思っていますが、2月11日は久しぶりに3つが揃った休日となりました。といっても、本当は夜のうちに登って、山頂で星景写真と日の出の写真を撮りたかったのですが、さすがにそこまでの気力体力が充実しませんでした。なので、写真のほうはプライオリティを下げて、正月以来の雪山登山を楽しむことにしました。


大山寺町に到着したのは7時前。南光河原駐車場は満車だったので、博労座の駐車場に車を停めました。家を出るときにほぼ登山用の衣服を着用してきたので、靴を履いてゲーターを装着すればほぼ準備OK。


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7:05 見事に晴れ渡った空に聳える大山を見ながら駐車場を出発します。


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南光河原駐車場の登山ポストで登山届を出し、駐車場奥から僧兵コースで夏山登山道に向かうことにしました。


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最初はしっかりとしたトレースがついていました。


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しかし、山の斜面に差し掛かると、前日のもの思われる足跡があるだけで、当日歩いた人はいない状況でした。軽いラッセル状態になりつつも、新雪がないのでそれほど苦労しないで夏山登山道に合流できました。


夏山登山道との合流地点でちょうど10人ぐらいの団体が登ってきたので、後ろにつくのを避けて先に歩き始めたのですが、これが失敗でした。二合目ぐらいまではあまり傾斜がきつくないので、後の団体のペースが早く、狭い道で止まって道を譲るのも面倒だったのでこちらも少しむきになってペースをあげました。その結果、汗だく・・・ 後の団体は、2合目を過ぎて傾斜がきつくなり始めたころにいつの間にかいなくなりましたが、普通は歩き始めはゆっくりと歩いて体を慣らすのが常識だと思うのですが、朝登っていると初めからハイペースで歩いて、すぐにばてて休憩する登山者をよく見かけます。前に人がいるとどうしても追いついて抜きたくなる性分の人が多いのかもしれませんが、ペースをコントロールできない登山者が多い時間帯に登るものではないなと改めて思いました。


三合目を過ぎたあたりでクランポンを装着しましたが、気温が高いわりに雪質はわりとよくて、踏めばキュキュッと鳴くようなさらっとした状態でした。


五合目で休憩する予定でしたが、けっこう人が多かったのでそのまま通過して、六合目まで一気に行くことにしました。もっとも六合目はいつも混雑しているので、はたして休憩できるかどうかビミョーなところです。


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五合目を過ぎるときれいな樹氷が朝日に照らされて、純白に光っていました。これぞ雪山の醍醐味です。


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やがて木々が疎らになり、六合目避難小屋が見えてきました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:55 思っていたよりも混雑していなかったので、休憩していくことにしました。いつもなら避難小屋はほぼ埋まっているのに、今年は立ったまま普通に出入りできる状態です。いかに雪が少ないかわかります。


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もう9時ですが、元谷にはまだ日が差していません。


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今日は空気が澄んでいて、遠くまでとてもくっきりと見えています。海岸沿いの風力発電の風車も見えていました。


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七合目あたりから八合尾根方向を見ると、今年は木立が多く見えているのが目立ちます。ここでも雪が少ないことがわかります。


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草鳴社ケルンから弓ヶ浜方面を望みます。影大山もくっきり。


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望遠で撮影してもそこそこくっきりと写りました。


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遥か西の方向に見えるのは、おそらく三瓶山だと思われます。


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9:42 ようやく頂上台地の縁に出ました。


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頂上台地のキャラボク林は一応雪の下に隠れていましたが、ぎりぎり埋まっているという感じで、ところどころで枝や葉がわずかに見えていました。雪が少なくなればすぐに姿が見えそうな感じです。


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美しい風紋が刻まれていましたが、やはりこの時間になると、足跡やボードの滑走跡が残っていたりするので、雪山は暗いうちに登るに限ります。


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10:01 避難小屋に着きました。厳冬期だとまっしろなお菓子の家みたいになっているのが普通ですが、やっぱりここにも厳冬期は訪れていないといった感じです。おなかが減ってきたので、小屋の南側に回って風をよけられる場所で休憩をとりました。


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山頂には大勢の人がいて、大声で騒いだりする人もいるようで、喧騒に包まれていました。


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行動食を食べておなかが満たされたので、三角点に行ってみることにします。


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その前に、弥山山頂から剣ヶ峰を撮影。まだ半逆光に近い位置に太陽があるので、南壁の立体感が出ていていい感じです。


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縦走路の稜線には少し雪庇ができていますが、昨年あたりと比べるとかなり遠慮がちです。もっとも、縦走するにはこれぐらいのほうがかえっていいのかもしれません。


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三角点から剣ヶ峰への縦走路を眺めます。今年はこの稜線をわたってみたいものです。


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この時は縦走している人はいませんでしたが、しっかりトレースがついていました。


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やっぱり伯耆大山は雪をかぶった姿のほうが凛々しく勇壮だなと思います。


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振り返れば、真っ白な尾根の向こうに青い海と空。


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弥山まで戻ってきました。


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避難小屋入口の状態を確認してみると、きれいに雪が除去されていて普通に歩いて入ることができるようになっていました。気温を確認したかったのですが、入口前の温度計はバカになっていて温度がわかりませんでした。


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小屋の中には入らず、そのまま下山することにしました。白いカタパルトのような頂上台地を下っていきます。


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八合目あたりから見上げる稜線には、厳冬期の雪山の厳しさがありました。


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三鈷峰とユートピアは人の気配がまったくなくて、夏山登山道とは好対照です。


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トレース脇の足跡があまりついていないふかふかの雪の部分を使ってガンガン下ります。


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まだお昼前ということもあって、たくさんの登山者が登って来ています。


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六合目で少し休憩したあと、一気に阿弥陀堂まで下ってきました。


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往路と同じ僧兵コースから南光河原駐車場を経由して博労座の駐車場まで戻ってきました。


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12:38 車のところまで戻ってみると、相変わらずすっきりと晴れた空に大山が浮かんでいました。午後から雲が湧くことがおおいのですが、今日は1日晴天のようで、久しぶりに穏やかで晴れ渡った休日を満喫しました。


このあと、以前宿泊したゲストハウス寿庵に寄ってコーヒーを飲みながらオーナーさんと話をしました。今年は雪が少なくてスキーやスノボのお客さんが減ったそうで、なかなか大変みたいです。寿庵は1泊3000円の男女別ドミトリー(相部屋)があるので一人でも気楽に泊まれるし、グループで部屋を利用する場合でも一人当たり1泊3000円~35000円と格安で懐にも優しいお宿なので、ご来光目的の登山の前夜泊等におすすめです。ゲストハウスなので食事は自炊もしくは外食となり、お風呂も基本は外部の温泉を利用することになりますが、登山目的なら特に苦になることもないと思います。その後、豪円湯院で温泉を楽しんでから帰宅しました。


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| 2016年2月 伯耆大山弥山 | 14:32 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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