ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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厳冬期仙丈ヶ岳登山を振り返って~装備編

装備に関しては、多くは昨年と同じです。なので、今年新しく導入したものや気になった点などに関してまとめてみました。昨年と同じ装備に関しては、昨年の記事をご参照ください。


2 装備編

使用装備一覧

頭:ニットキャップ(ノンブランド)NEW

顔/首:ネオプレンフェイスネックゲーター(モンベル)NEW



上半身:
ダウンジャケット(モンベル ライトアルパインダウンパーカー)NEW


ゴアテックスプロハードシェルジャケット(バーグハウス チベッタジャケット
ソフトシェルジャケット(バーグハウス ジョラスソフトシェルジャケット
ミドルレイヤー(モンベル シャミースインナージャケット)
ベースレイヤー(モンベル スーパーメリノウールEXP)
ドライレイヤー(TNF パラマウントタンク)


下半身:
ゴアテックスハードシェルパンツ(モンベル アルパインパンツ)
ベースレイヤー(モンベル ジオラインEXPタイツ)NEW



足:
ブーツ(スカルパ モンブランGTX)NEW


ソックス(スマートウール マウンテニアリング)NEW



手:
・登頂用
オーバーシェル(イスカ ウェザーテックオーバーミトン)
アウター(ブラックダイヤモンド ソロイスト)NEW


インナー(スマートウール メリノウールライナーグローブ)NEW



・上下山用
アウター(イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ)
ミドル(イスカ シェトランドウールグローブ)
インナー(スマートウール メリノウールライナーグローブ)


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昨年、小仙丈ヶ岳下でバラクラバを使用したところ、息苦しさで結局口の部分を引き下げてしまった経験から、今年はネオプレンのフェイスマスクがついたモンベルのネックゲーターを使用しました。ネオプレンマスクの部分は鼻と口のところに穴があるので息苦しさはありません。頭の部分は寒ければジャケットのフードなりニットキャップをかぶればいいので、バラクラバのようにいちいち頭まで覆う必要がないというのがこれにした理由です。防寒用にもっているニットキャップと別にバラクラバを持つとポケットがパンパンになってしまうというのもありました。また、頭に汗をかきやすい自分としては、あまりかぶりものは使いたくないというのも理由のひとつです。


1回目で課題だった、グローブと靴の防寒対策は、それぞれ厳冬期用の装備に変更したことで問題は解決しました。グローブはブラックダイヤモンドのソロイスト、靴はスカルパのモンブランGTXで、どちらもまったく手足の指に冷たさを感じることはありませんでした。インナーグローブとして使用したスマートウールのライナーグローブも薄いのに暖かく、指の圧迫感を感じることもありませんでした。



ソックスについては山行記録でも書きましたが、新しく購入したスマートウールのマウンテニアリングソックスは、1枚履きでも十分暖かかったのですが、ややへたりが早かったのが残念なところです。洗濯してある程度縮んでしまえばあまり変化しなくなるのかもしれませんが、そのぶんロフトも減って保温力がおちる可能性もあり、今後使っていくうちにどうかわってくるのか興味深いところです。



テント場などで停滞しているときに使うダウンジャケットが若干防寒性能が不足していると感じていた件も、モンベルU.Lダウンジャケットからモンベルライトアルパインダウンパーカーに変更したことで、就寝時にも暖かく眠ることができました。今年はテントもシングルウォールを使ったため、テント内の寒さ対策としても有効だったと思います。



上半身については、昨年のレイヤリングとまったく同じです。戸台からテント場まではドライレイヤー(パラマウントタンク)+ベースレイヤー(スーパーメリノウールEXP)+ソフトシェルジャケット(ジョラスソフトシェルジャケット)の3層、テント場から大滝頭までは同じく3層、大滝頭から山頂まではフリースとハードシェルを加えた5層でした。ソフトシェルをもたずにハードシェルだけという人もいるようですが、通気性のないハードシェルを登りで着るとサウナスーツのようなもの。いくらベンチレーションをあけていても汗をかくのを防ぐことは難しいと感じます。通気性のいいソフトシェルを加えることで快適性がずいぶん違いますから、汗対策でうまくいかない場合はソフトシェルを検討してみる価値があると思います。ただし、防風性能を強化したフィルムタイプの生地を使ったソフトシェルはハードシェルと大差なしです。

下半身は、インナーに新しくモンベルジオラインEXPタイツを使用しましたが、昨年のジオラインLWタイツとグッドヒート厚手タイツの重ね履きと比べて特に保温力が上がったという感じはありません。もっとも、2枚重ねと同等の保温力を1枚で実現しているのですから保温力はさすがですし、2枚の重ね履きよりもウエスト周りがらくになったので、履き心地は改善されたといえるでしょう。なお、上半身はスーパーメリノウールなのに下半身はジオラインにした理由は、膝など常にこすれることが多いタイツの場合、ウールよりも化繊のジオラインのほうが耐久性が高いだろうという判断によるものです。



停滞時のボトムスのアウターは昨年と同じモンベルU.Lダウンパンツのままだったので、寒さ対策としてホームセンターで980円ほどで売っていたダウンブランケットをあまり期待しないで持って行ったのですが、これが予想に反してそこそこ保温効果があり、就寝時や食事時などに腰に巻いたり膝にかけたりしておくと寒さ対策になりました。昨年は、寝ているときになんとなく太ももの外側あたりが寒かったりしたのですが、ダウンブランケットを巻いていたおかげで、特に寒さは感じませんでした。


ひとつ大きな失敗をしてしまったのが、うっかりと結露したマットの上にダウンパンツで座って濡らしてしまったらしくて、お尻がやたら冷たかったことです。特に寝ているときに冷たさが浸みてきて困りました。ハクキンカイロ2個をお尻の下に挟み込んだりしてなんとかしのぎましたが、結局長衛小屋の乾燥室で乾かすまで、冷たさは解消しませんでした。銀マットにしても、サーマレストのマットにしても、テント内で食事をしたりお茶を飲んだりしたらかならずマット表面が結露します。なので、テント内で過ごすときにダウンパンツのままで過ごしていると、ダウンパンツを濡らしてしまい、冷たい思いをすることになってしまいます。昨年はそんなことにはならなかったので、やはりシングルウォールテントの弱点のようです。幸い、昨年秋に日帰り山行などの非常用レインウェアとして、非常に軽量なモンベルバーサライトジャケットとパンツを購入したので、雪山でのテント泊のときはバーサライトパンツをダウンパンツの上から着用するようにしようと思います。


今年大きな変更があった装備が、テントです。すでにレビュー記事も書きましたが、2~3人用のライペンX-ライズ2を購入して、シングルウォールテントとして使用しました。室内が広く、靴をテント内に持ち込んでも窮屈でないところや、テントの装備重量が約500g軽量化できたことは大きいのですが、その分テント内が寒いというデメリットもあります。結露がおきやすいなどの弊害もあるようですが、先のダウンパンツの件のように、とりあえずは手持ちの装備で対策をしてみて、どうしてもダメなら冬用外張りを併用するという方向で考えたいと思います。


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厳冬期仙丈ヶ岳登山を振り返って~計画編

2度目の挑戦で無事登頂成功した厳冬期の3000m峰。標高3033mの仙丈ケ岳は、そのルートにおいては特別危険であったり困難であったりする場所はないので、天気さえ良ければ初心者でも登れてしまう(十分な装備と体力が前提です)と思いますが、それでもこのルートで遭難も起こってますし、決してなめてかかれる山でないことも確かです。


そこで、より難易度の高い山に挑戦するときの糧にするために、今回の山行を振り返っておくことにします。同時に、これから厳冬期の雪山に挑戦しようと思っている人の参考になればと思います。


1 計画編
岡山から戸台までの移動に関してですが、伊那市に着いた時間がやや遅く、入山前に温泉に入れなかったことが失敗といえば失敗でした。伊那市内の菊の湯が休業していることまでは想定しておらず、ダメだった場合のバックアッププランが何もなかったのもまずかったのですが、それ以前にもっと早く着くようにしないといけません。途中のPAで夕食を食べたのが敗因でした。そんなのどこでだって食べられるのだから、まずは到着して、お風呂に入ることを優先するべきでした。入山前はお風呂に入ってくつろいで、十分な睡眠時間を確保しておくためにも、夕方には登山口近くに到着できるようにしておくことを心がけるべきでした。


それから、車中泊用のダウン寝袋を積み込むのを忘れてしまい、いつも積みっ放しの封筒形化繊綿の寝袋とフリースのブランケットしかなかったため、車中泊で少し寒い思いをしてしまったというのも失敗でした。テント泊用の厳冬期用寝袋を出せばいいのでしょうが、キンキンに圧縮してパッキングしてあるものを、わざわざ出すのはさすがに面倒だったので、寒いのは我慢しました。入山前に安眠するためにも、車中泊グッズもしっかりチェックしないといけません。やはり、装備品のチェックリストを作ったほうがいいと感じました。


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アプローチについては、2度目ということもあり、ルートや日程に関しては、これといって問題はありませんでした。昨年と同じく、戸台から延々と河原を丹渓山荘まで歩き、そこから北沢峠まで八丁坂を登るというルートです。日程を決めたのは、天気予報をにらみながらのことなので、出発2日前です。なので、荒天の中を突っ込むなどということはまずありませんが、あまりにも荒天であれば日程を変更できるだけの柔軟性はありました。せっかくのお正月休みですから、早くからタイトなスケジュールを決めてしまうと、キャンプして帰るだけになってしまいかねません。昨年は下山後に約束をしていたため、なんだかあわただしい下山になってしまった反省から、長期山行の後ろに予定は入れないことにしました。4日の夕方から高校の同窓会がありましたが、当然欠席です。山行後に予定を入れると、間に合わせるために心理的に無理をしやすいと思うので、厳冬期の雪山に入る場合はスケジュールに余裕を持たせるべきです。


アプローチのルートには積雪はそれなりにありましたが、年末年始は入山者が多いので踏み跡はしっかりしており、慣れた人ならクランポンなしでも北沢峠まで行けるでしょう。昨年同様ワカンも必要ない状態でした。当初、ワカンはどうせ不要だろうからおいていこうかと思いましたが、直前の那岐山のようなことがないとも限らないので、念のため持参しました。結局、ただのお荷物となってしまいましたが。


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北沢峠から仙丈ヶ岳山頂までのルートは、北沢峠から2合目までの登り斜面が若干雪が深かったものの、大滝頭まではとくにラッセルが必要という状態ではありませんでした。これは昨年も同じです。しかし、大滝頭から五合目まではけっこう雪が深いところもあり、登山者が少ない場合で降雪直後などはそれなりのラッセルになる可能性があると思っていたほうがいいでしょう。お正月も2日以降は登山者が減るので、場合によってはもっと下からラッセルという可能性もあります。といっても、膝ぐらいまでだと思いますが。


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五合目から上は、森林限界を超えるため、雪は次第に締まってきます。六合目からは硬く閉まった雪面となり、小仙丈ヶ岳直下では凍結した箇所もみられるうえに、場合によっては耐風姿勢が必要になるくらいの強風も吹きます。雪が締まった広い尾根道なので踏み跡もなく、ガスった場合はルートファインディングが困難です。2012年12月に小仙丈ヶ岳下の六合目付近で遭難が起こりました。荒天だったそうなので、道がわからず動きが取れないうちに低体温症になったのではないかと思われます。2013年の11月にも同じ場所で遭難があったぐらいですから、六合目から上は案外危険な場所であるということを忘れないでおく必要があります。


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小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳本峰までは、1時間ぐらいの稜線歩きです。多少のアップダウンがあるものの、とりたてて危険というほどのところはありませんが、ガスに巻かれたり天候が急変した場合は、やはり危険であることに変わりありません。登頂を目指すなら、かならず事前に天気予報と天気図を確認して、天気が下り坂の場合は無理をしないことです。往復で2時間を要するわけですから、その間に天候が急変すると遭難の危険性が高まります。たとえ晴天であっても、天候の急変を想定した装備を持っておくべきでしょう。


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ちなみに、アッパーにはインナーからシェルまで5層、ボトムスはインナーとシェルの2層、防寒用にダウンジャケットを持って登りました。ウェアなどの装備については次の装備編で詳しく記述します。また、ガスコロンは持たず、サーモスボトル2本に計1.1リットルの熱いお湯を出発前につめていきました。そのほか、非常食、ヘッドライト、GPS、ビバークツェルト、25,000分の1の地形図なども持参しました。万一ビバークすることになっても、なんとかこれでしのげるだろうと自分なりに考えた最小限の装備ですが、今思うと下半身の防寒が不十分だったと思います。ダウンパンツもあったほうがいいですね。また、気休めですが、ビーコンも装着していきました。稜線歩きなので雪崩の心配はないとは思いますが、雪山に入る場合は念のため装着するようにしています。


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厳冬期南アルプスデビュー戦を振り返って~ギア編

最終回は、お正月の仙丈ヶ岳登山で使った各種ギアについて検証しておきます。


1、テント
テント完成

これしか持っていないので比較のしようもありませんが、毎度のメスナーテントです。本体900g、フライが680g、ポールが440gで、ペグも含めると約2.1kgです。最新のライペンエアライズ1などと比べると、ちょっと重いのですが、フライの裾にフラップがついているので冬季用フライとしても使えます。なので、これはこれで重宝します。

フライのジッパーは金属製ですが、ジッパー部分を覆うようにフラップがついているので直接雨や雪がかからない構造になっており、凍結して動かなくなるということはありませんでした。ただし、このフライは現在は売っていないので、これからメスナーテントを冬季に使用するという場合は、冬用のフライを購入する必要があります。このあたりは、エアライズでも同じですが。

実際問題、冬季用のフライがないとテント泊は無理なのかというと、そうでもないようです。北沢駒仙小屋のテント場では、3シーズン用のフライを使っているテントもありました。3シーズン用のフライは裾の部分が地面から少し離れていて、そのままだと寒気や冷風が裾から入り込んでしまい断熱効果が期待できませんが、雪を盛って隙間をふさげばなんとかなるようです。

このテントの欠点は、フライシートがバックルなどでテント本体と直接接続できるようになっていないことです。フライシートの四隅の内側に、フレームの末端に引掛けるためらしいゴム紐がついているのですが、これをつかってもあまりしゃんとしてくれません。そのため、フライはフライで独自にペグで固定しなければならず、けっこう面倒で時間がかかります。エアライズのようにバックルで固定できれば設営も楽なのですが。なお、本体の設営は紐をポールにからめてフックに引掛けるだけなので、すこぶる簡単です。





2、寝袋
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この山行は、昨年購入したプロモンテ エクストリームライトシュラフEL1000Aのデビュー戦になりました。730フィルパワーのホワイトグースダウン90%、総重量1,450g、レギュラー丈(165~185cm対応)、適応気温-25度以上というスペックです。購入したお店のサイトでは、羽毛量1,000gと紹介されていましたが、プロモンテのサイトを見ると羽毛量は800gと書かれていました。プロモンテの寝袋は、モデル名にある数字がダウンの量を示しており、たとえばEL450Aならダウン量450gとなっています。なので、プロモンテのページの記載ミスだと思われます。800gのダウン量だと、ひとつ下のモデルEL800Aと同じになってしまいますから、つじつまが合わなくなってしまいます。

山行記録でも書きましたが、テント内気温は-12度ぐらいでしたが、初日は疲労と寒さ慣れしていないためか少し寒いと感じました。2日目は、初日には脱いで寝たソフトシェルジャケットを着たまま寝てみたおかげか、はたまた寒さなれしたのかわかりませんが、全然寒さを感じずに快適に寝られました。とりあえず、厳冬期の山で十分使えるようです。しかし、外気温が-20度などになったらどうなんでしょうか。

この寝袋、胸のところにポケットがついているので、寒さに弱い電池類を袋にまとめてこのポケットに入れて寝ました。おかげで、リチウム電池はもちろん、ニッケル水素電池などもくたばることなく使用できました。

厳冬期用の寝袋は価格がべらぼうに高いのが問題ですが、オフシーズンなどに驚くほどの安価で売りに出ていることがあります。僕が購入したのも6月で、62%オフという破格値でした。同じものが確かこの冬に25,000円ぐらいで売られていましたが、そういうのを狙って買えば出費も抑えることができます。楽天のスポーツショップなどに会員登録しておけばメールが届くので、購入を考えている人は早めの登録をお勧めします。






3、テントシューズ
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テントシューズは持っていなかったので、今回のためにISUKA テントシューズロングLを購入しました。足のサイズは、通常の靴で25.5cmですが、お店で冬用靴下を履いてS(足底長さ27cm)を試着したらちょっと小さい気がしたのでLにしたのですが、やっぱ大きすぎました。Lは足底長さ30cmなので当然といえば当然です。まあ、これで出歩くわけではないのでいいんですけどね。中にはテントシューズをはいたまま出歩いて、トイレにまでそのまま入ってしまうというツワモノもいるらしいですが、僕はそこまで図太くないので無理です。一度だけ水を汲みにテントシューズのままで雪の上を歩きましたが、正直歩きにくかったです。

予備の厚手ソックスを二枚履きにすれば、テントシューズはなくてもいいようにも思いますが、ないよりはあったほうがいいかなという感じです。寝る前に足が冷えて困ったので、テントシューズ内にホッカイロを貼り付けて寝たらぽかぽかしてすぐに足が温かくなりました。驚いたのは、2日目の夜になってもまだほんのり暖かく、ホッカイロを交換しなくてもそのまま寝られました。ホッカイロの持続時間をほめるべきか、テントシューズの保温力をほめるべきか、どっちが優秀だったのでしょうか。






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4、アックス
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今回は、短くて軽いブラックダイヤモンド ベノムアッズウィズリーシュ(50cm)を持って行きました。これで困ったということはないのですが、森林限界を超えてから風で体がふらついたときなどに杖代わりにするには短すぎて役に立ちません。杖代わりにすることを考えると、縦走用のグリベル モンテローザ(65cm)のほうが使いやすかったかもしれません。小仙丈ヶ岳までは基本的にそれほど急峻ではない尾根道だし、小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳までの稜線も、見た感じではそれほど急峻な場所はなさそうです。ストック代わりに使える長めの縦走用アックスのほうが適しているように感じました。ま、これについては人それぞれ好みの問題ですけどね。






5、クランポン
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今回使用したのはグリベル エアーテックニューマチック(12本爪)です。このクランポンもデビュー戦です。それまで使っていたグリベル G10ワイドに比べて爪の長さが短く、爪が引っかかりにくく歩きやすいと感じます。雪道を普通に歩いている場合も爪が雪面にすれにくいので、G10ほど足上げの高さを意識しなくてもいいです。そのため、歩くのが楽に感じます。セミワンタッチ式なので脱着も楽ですし、12本爪なので安心感もあります。いいクランポンだと思います。






6、コンプレッションバッグ
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プロモンテ エクストリームライトシュラフEL1000Aは、厳冬期用ということでスタッフバッグにつめた状態のサイズが35cm×21cmとけっこう大きいのが困りものです。そこで、ISUKA ウルトラライト コンプレッションバッグL(53cm×22cm)で圧縮してもって行くことにしました。

右がEL1000Aに付属のスタッフバッグ、左がコンプレッションバッグで圧縮した状態です。コンプレッションバッグのほうが直径が1cm大きいのですが、実際につめて圧縮してみると、長さで約10cm短くなりました。縦方向だけでなく直径もわずかに小さくなります。荷物が増える冬季のテント泊には、すこぶる便利なバッグです。






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| 冬山装備 | 23:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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厳冬期南アルプスデビュー戦を振り返って~手袋編

結論から言えば、手袋については失敗したと思います。何が失敗したかというと、ウールの経年劣化による保温力低下ということを考慮していませんでした。


今回使用した手袋は、次のような構成です。


1、インナー: モンベル ジオラインL.Wインナーグローブ

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吸汗速乾性能に優れ、薄手ながら保温力もあるジオラインL.Wの生地で作られたインナーグローブです。昨年3月の上高地で使用したときにとてもよかったので、その後のインナーグローブの定番になっています。


2、インナー: モンベル メリノウールインナーグローブ

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ジオラインL.Wインナーグローブよりももっと保温力が必要な場合を想定して、メリノウールのインナーグローブも用意していきました。ただし、これのうえにシェトランドウールグローブを装着すると、若干きゅうくつです。







3、ブリッジデイル Bdメリノグラブ(中厚手)

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気温がそれほど低くないときに使っているミドルレイヤーのウールグローブです。以前はノンブランドのウール手袋を使っていましたが、さすがに厳冬期の南アルプスでホームセンターで売っていた安物ウールグローブは通用しないだろうということで、昨年末に購入したものです。-2度ぐらいまではこれでいけるようです。ウールのインナーと組み合わせれば、-5~-6度はいけそうな雰囲気です。





4、イスカ シェトランドウールグローブ

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厳寒時のメインとなるミドルレイヤーです。購入直後は、モコモコふわふわでいかにも暖かそうなウールグローブでした。実際、-10度でも問題なく使用できました。



ISUKA(イスカ) シェトランドウールグローブ L

ISUKA(イスカ) シェトランドウールグローブ L
価格:3,402円(税込、送料別)





5、イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ

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いつもアウターとして使っているオーバーグローブです。生地が薄くごわつかないのでカメラ操作もしやすいのですが、そのぶん防寒性能はありません。もっとも、これは防風用としての機能を期待しているので、保温力を期待しているわけではありません。







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実際の使用状況と組み合わせについて検証します。


出発時は、1+3+5という組み合わせでした。Bdメリノグラブは初めて使用しましたが、暖かいのはもちろんですが柔らかくて使い心地は良かったです。しかし、八丁坂を登り始めると次第に指先に冷たさを感じ始め、標高1800mあたりで我慢できなくなりました。気温はわかりませんが、戸台が標高1000mで-1度ぐらいだったので、おそらく-5度ぐらいだったのではないかと思います。


1800mあたりでミドルレイヤーをシェトランドウールグローブに変更し、オーバーミトンを装着したのですが、指の冷たさはしばらく続きました。しかし、登るにつれて体が温まったためか、指先の冷たさもいつしかなくなりました。ただ、オーバーミトンまで装着してしまうと、ストックを握るのが困難な状況になり、具合がよくありません。オーバーミトンを使うような状況は吹きさらしの稜線を想定していたので、当然ながらアックスが握れる程度の自由度しか想定していませんでした。ストックも握れるかどうかを事前に検証しておいたほうがいいですね。


仙丈ヶ岳アタックの本番では、気温の低さを想定して2+4+5で望みました。出発前にインナーグローブのみでクランポンの装着などの作業をしていたために指先がすっかり冷えてしまい、この組み合わせでもしばらくのあいだは指先の冷たさが苦痛でした。気温は、テント場で-12~-13度だったと思われます(起床時のテント内が-10度)。



尾根に取り付いて体が温まると指先も徐々に温まってきましたが、ちょっと立ち止まって休憩したり撮影したりするとすぐに指先が冷たくなります。結局、2855mの小仙丈ヶ岳山頂までずっとこの組み合わせのままでしたが、上に行くにしたがって行動中でもじんわり指先に冷たさを感じるようになってきました。天気予報では3000m付近で-14度という予報だったので、気温はそんなところだったのでしょう。山頂で10分ほど撮影したりしていましたが、その間に指先はかなり痛い状態になりました。つまるところ、この組み合わせではこの気温には耐えられなかったということでしょうか。


しかし、上高地でテント泊したときも明け方テント内で-10度まで冷え込み、気温的には似たような状況でしたが、1+4+5の組み合わせでまったく問題ありませんでした。あのときの組み合わせよりもインナーがメリノウールになっている分、保温力は上のはずです。-14度ぐらいなら問題ないと思えるのですが、なぜなんでしょうか。


その答えが、最近やっとわかりました。というのも、最近の山行では気温はせいぜい-1~-3度ですが、上高地のときと同じ組み合わせでも指先が冷たくなるのです。もちろん動いていれば温まりますが、休憩したりするとすぐに冷えてきます。同じグローブシステムなのになぜ? うちに帰ってシェトランドウールグローブをしげしげと見ていてはたと気がつきました。購入したときのあのモコモコ感がないのです。


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<現状>

ISUKAシェトランドウールグローブ拡大
<購入時>

購入時の写真と見比べると、モコモコした毛の質感がなくなっているのがわかります。何度も使っているうちに、グローブの表面を覆っていた綿のようなウールがつぶれて、厚手の軍手のようになっていたのです。これでは単に太い毛糸で編んだだけのグローブです。ウールのロフトが減少したために、暖かい空気をキープできる性能が低下していたわけです。それで、たいした気温でもないのに指先が冷たく感じるようになってしまったのに違いありません。


そういえば、ソックスでも同じことが言えます。雑誌ヤマケイの記事で、ソックスの比較記事を読んだ記憶がありますが、その記事のテスター(確かプロのクライマー)は一度履いたソックスは次の山行では使用しないと書いていました。理由は、ロフトがつぶれて保温力が落ちるからと書いていたと記憶しています。そうだとすれば、グローブも同じはずです。


それならば、厳冬期のアルプスなどに入る場合は、ウールグローブは新品を購入して行ったほうがいいということです。では、ブラックダイヤモンドのソロイストのような、いわゆる一体ものの冬季用グローブはどうなのでしょうか。あれも使っているうちにロフトがへたって保温力が低下するのでしょうか。もしも同様にへたってしまうのであれば、丸ごと買い換えなければいけないのであまり経済的とはいえません。しかし、別々に組み合わせてレイヤーシステムを作るよりもへたりにくいということなら、厳冬期用のグローブとしては一体型を利用したほうがいいのかもしれません。


昨年、-10度の毛無山で昔使っていたスキー用グローブを試したときには、問題ありませんでした。そういえばあの手袋はそれほどへたった感じはしないので、一体型のほうがへたりには強いのかもしれません。


シェトランドウールグローブは3400円ほどしますが、毎シーズン買い換えると3年でソロイストとほぼ同額です。ソロイストが4年使えるのならソロイストのほうがお得ですが、どうなんでしょうか。破れてもいないウールグローブを毎年買い換えるというのもなんとなく気が引けますし、それなら保温力のあるアウターグローブを新規に購入して組み合わせるという手も考えられます。少なくとも今の段階ではシェトランドウールグローブはあまり使い物にならない状況なので、結局自分で比較せざるを得ないことになりそうな感じです。


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| 冬山装備 | 19:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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厳冬期南アルプスデビュー戦を振り返って2~ウェア編

厳冬期の3000m級の山に、いったい何を着ていけば良いのか。事前にいろいろと葛藤はありました。とはいえ、昨年の3月に行った上高地や、県内の1000m級の山でも-10度という気温は体験しているので、モコモコに着膨れするほどの服装は必要ないということはわかっていました。ただ、厳冬期2000mを越える稜線で風に吹かれたときの寒さは未経験なので、その時にはたしてどうなのかということが気になっていたわけです。


ということで、まずは上半身から。


PARAMOUNT TANK
一番下には、GWの立山で具合の良かったノースフェイスのパラマウントタンクをドライレイヤーとして選びました。化学繊維の中でも疎水性に優れたポリプロピレン100%のメッシュ生地で作られたアンダーウェアなので、繊維が汗などの水分を吸収して濡れるということがなく、汗冷えを防止できる優れものです。







スーパーメリノEXP
その上には、モンベル スーパーメリノウールエクスペディションを組み合わせました。最初は、以前にも紹介したアイスブレーカーのBF200M モンドジップで行くつもりでしたが、比婆山で使ったときにフリースを組み合わせないとやや寒さを感じたので、一抹の不安を感じて却下となりました。その代わりに冬期山行用のベースレイヤーとしてもっとも保温力に優れたものということで、厚手のウール素材であるスパーメリノウールエクスペディションを購入しました。ジオラインのエクスペディションとどちらにしようかと迷いましたが、やはり暖かさを重視するとウールだろうということで、スーパーメリノウールのほうにしました。






シャミースインナージャケット
ミドルレイヤーとしては、モンベル シャミースインナージャケットを用意しました。かなり薄手で軽量(248g)のフリースですが、極細の繊維を密に編んだフリースなので保温力はけっこうあります。






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アウターは、気温の高い行動時にはバーグハウス ジョラスソフトシェルジャケット


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低温時や強風時はその上に3レイヤーのゴアテックスプロシェルを採用したバーグハウス チベッタジャケットという組み合わせです。







ということで、厳寒時の行動着は、
1、パラマウントタンク
2、スーパーメリノウールEXP
3、シャミースインナージャケット
4、ジョラスソフトシェルジャケット
5、チベッタジャケット
という5レイヤーで対応することにしたわけです。



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次に、下半身です。


ジオラインLWタイツ
アンダーにはモンベル ジオラインL.Wタイツと


グッドヒート1
イズミヤ グッドヒート厚手タイツの2枚を用意しました。イズミヤのタイツは登山用品ではないので条件の厳しい場所で使うのに若干不安を感じましたが、いままで使った限りでは保温力、透湿性、快適性ともにまったく不満に思ったことはありません。スパーメリノウールEXPのタイツを買おうかとも思いました、上半身と違って下半身はそれほど寒さを感じないので、寒ければ2枚を重ね履きすれば問題ないだろうと判断しました。重さもカサも2枚だからといって特別に増えるわけでもないので、問題なしです。

モンベルアルパインパンツ
アウターは、ゴアテックス3レイヤー1枚生地のモンベルアルパインパンツです。いままではそのまま履いていましたが、ウエストの調整ベルトがすぐに緩んでしまうので、今回はスキーパンツに使っていた幅広のサスペンダーを使いました。これがけっこういい具合で、これからは標準装備にしようと思います。特にトイレでパンツを下ろすときに大変便利でした。後ろ側のバックルをはずし、パンツのサイドジッパーを膝の辺りまで下ろせば、前半分はそのままでお尻だけ露出させることができるので、寒さ対策にもなって助かります。とくに女性にとってメリットが大きいと思われます。


さて、ウェアの仕様は決まったわけですが、実際に登ってみてどうだったかと検証してみます。


まず、入山時ですが、上半身はパラマウントタンク+スーパーメリノウールEXP+ジョラスソフトシェルジャケット、下半身はジオラインL.Wタイツ+アルパインパンツという薄着で歩き始めました。気温ははっきりとはわかりませんが、-2度ぐらいだったのではないかと思います。最初のうち(標高1000m~1200m)はちょっと肌寒いかなという程度でしたが、進むにつれて次第に標高が上がり、その上谷を風が吹き抜けるようになり、けっこう寒さを感じるようになりました。


丹渓山荘の手前(標高1300mあたり)でさすがに歩いていても寒さを感じるようになったので、ソフトシェルジャケットの下にシャミースインナージャケットを着ました。下半身はそのままです。その後は、その状態で上半身は寒さを感じなくなったので、テント場までハードシェルを着ることなく通しました。下半身は、ずっと肌寒い感じがつきまとっていたので、少なくとも薄手のタイツでは保温力が足りないということなのでしょう。

北沢峠で-6度だったので、そのぐらいの気温で多少の風があっても、上半身はこの組み合わせで大きな問題はないようです。下半身はせめて中厚手のタイツを履いたほうがいいと思われます。なお、温度計はショルダーベルトにつけていたので、多少体温の影響を受けていた可能性があり、実際の温度はもっと低かったかもしれません。


登頂時は、朝から-10度を下回っていたので、上半身は5レイヤーすべて着た状態で、下半身はジオラインの上に厚手タイツを重ね着してテントを出発しました。登りで汗をかくかと思いましたが、脇の下のビットジップをソフトシェル・ハードシェルとも開けておいたのが効果的だったようで、特別汗だくになることなく登り続けることができました。


大滝頭(標高約2500m)のあたりから風が強くなり、ビットジップも閉め、ハードシェルのフードをかぶって行動しましたが、防寒については想像よりもよかったです。もっと冷えがしみこんでくるかと思っていましたが、歩いている限りにおいては突風にさらされてもそれほど体温を持っていかれる感じはありませんでした。


結果として、厳冬期の3000m級とはいえ、中綿の入ったパンツやジャケットを用意する必要はなさそうです。着膨れしないようにうまくレイヤーを重ねることで、防寒対策は可能です。アウターに過剰な保温性能を求めると、重くかさばるものになってしまうので、ゴアテックスのシンプルなアウターを選んでおいたほうがよさそうです。


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厳冬期南アルプスデビュー戦を振り返って~登山靴編(シリオ712GTX)

年末年始の仙丈ヶ岳(小仙丈ヶ岳2855mで敗退)登山で、厳冬期の3000m級にデビューとなったわけですが、はじめての厳冬期登山ということで、装備やプランなどについて振り返っておきたいと思います。


まずは、登山靴及びソックスについて。


シリオ712gtx
使用したのはいつも履いているシリオ712-GTX。すでに型遅れとなっていますが、いまのところ使用頻度がそれほど多くないため、まだ十分使える状態です。


P1030264.jpg
ソールのブロックも、前部の真ん中あたりがだいぶ磨り減っていますが、まだ張替えが必要なほどでもありません。


この靴は、四季を通じて八ヶ岳縦走が可能というコンセプトで開発された靴なので、当然ながら積雪期でも使用されることを前提としたスペックです。オールレザーで、保温材はゴアテックスデュラサーモ、ワンタッチ式クランポンの装着も可能な形状の靴底と、冬靴としては不足のないつくりです。

P1030261.jpg

P1030262.jpg

ただし、購入するときに好日山荘の店員さんから、靴底はワンタッチ式クランポンが着くような形状をしているけれど、冬靴としてはソールがやや柔らかいので、ワンタッチ式は避けたほうがいいといわれました。確かに、長いこと使っているためか、ソールのつま先側は少し反りかえってきており、クランポンを装着すると、若干ですがつま先下に隙間ができます。そのため、雪が詰まったりしているようですが、いまのところこれといって不具合を感じたことはないので、あまり問題ではないようです。年末に新しいクランポンを買いに行ったときにこの靴をもっていきましたが、その時の店員さんは、この靴ならワンタッチでもOKだといっており、どっちが正しいのかよくわかりません。後継モデルの713GTXが「セミワンタッチ対応」となっているので、やはりフルのワンタッチ方式はやめておいたほうがいいようです。



ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。




さて、実際に厳冬期の南アルプスで履いた感想ですが、特に問題なしです。歩き出しは足先が冷えてジンジンしていましたが、歩いていれば足先も温まってきました。休憩などでじっとしているとすぐに冷えてジンジンしてきますが、動くと解消ということの繰り返しです。この時期のこのクラスの山だと何を履いてもそういうものなのか、シンサレートなどの中綿が入った本格的な冬靴ならもう少しましなのか、履き比べてみたことがないのでなんともいえません。メーカーでは、”四季にわたって3000m級の山歩きを楽しむための・・・”と現行の713GTXでもうたっていますが、「厳冬期および降雪量の多い地域を除く」と但し書きがついています。そのせいなのかもしれません。いずれもっと本格的な冬靴を買うと思うので、そのときにまた比較してみたいと思います。


P1030266.jpg
この山行で使用したソックスですが、モンベルのメリノウール五本指インナーソックスに昔スキー用に買ったアンゴラウサギの毛の厚手ソックスの二枚履きでした。厚手ソックスのほうは、それほどへたっていたわけではありませんが、それなりに使っているので保温力は購入時よりも低下している可能性は高いです。なので、新しいへたっていないソックスであれば、足先がジンジンするのをもう少し軽減できたかもしれません。厳冬期の山へ入るときは、ソックスは新しいものを履いていったほうがよさそうです。







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総括 冬山装備インプレッション 小物・ギア編

前回の続きで、グローブやその他小物、ギア類のインプレッションです。

<グローブ>
14 防風防水手袋: イスカ ウェザーテックオーバーミトン
=> 冬山装備を買うときに、なにはともあれ必要なものとして購入しましたが、立山雷鳥沢テント場で雪のブロックを積み上げるときに使ったのが昨シーズン唯一の使用機会です。防水手袋といいながら、しばらく使っているとじんわりと濡れてきました。さすがに、直接雪を触り続けるとだめみたいです。行動中であれば問題ないということなのでしょうが、豪雪のラッセルなどで頻繁に雪に手が接触するようなことも考えられるので、冬山での縦走には予備があったほうがよさそうです。何事も過信は禁物。





15 防風防寒手袋厚手: ロシニョール スキー用手袋
ロシニョール手袋
=> これも使う機会はありませんでした。行動時にはもっぱらメリノライナーグラブとウィンターシェルグローブの組み合わせで、寒いときにウィンターシェルグローブのかわりにウール素材の厚手グローブを使っていました。基本的には予備手袋として持っているだけのような状態です。内部は起毛されていてかなり暖かく、登山用品の冬用厚手グローブと大差ない感じです。メリノライナーグローブをインナーに、オーバーミトンをアウターにすれば、けっこう極寒時にもいけるのではないかと思ってますが、実際に経験してみないとなんともいえません。なお、手首部分にGOREと刺繍されていますが、ゴアテックスとは無関係のようです。


16 防風手袋薄手: イスカ ウィンターシェルグローブ
ウィンターシェルグローブ
=> 当初はメリノライナーグラブの上にフリース素材のノンブランド手袋をしていましたが、防風性が低いことと気温が高い日にクランポンやスノーシューの着け外しをしていると手袋が濡れることが気になって、ある程度の撥水性と防風性のある薄手の手袋を探した結果、このグローブを購入しました。防水性能をうたった同じような手袋もありましたが、レイングローブではないのでそこまでの防水性は求めていなかったことと、素材がしなやかで手の動きが一番スムースだったのが購入理由です。裏地が薄いフリース地のような生地なので多少の保温性能もあり、岡山周辺の山であればたいていの場合はこれとメリノライナーグラブの組み合わせで十分です。また、手袋を装着したままスノーシューやクランポンの着け外しもやりやすく、いちいちグローブを脱がなくて済むのが助かります。





17 防寒手袋厚手: ノンブランド ウール素材のグローブ
ウール厚手手袋
=> ジュンテンドーというホームセンターで買った安物ですが、けっこう厚手で悪くないです。表示はいちおうウール100%と書かれており、触った感じではまあ本当だろうと思ってます。薄い起毛素材の裏地が付いているので、ウールだけの場合より多少風を通しにくいようです。ウィンターシェルグローブでは寒くて指先がしびれてくるようなときはこれを着用しますが、すぐに冷たさが解消されるので安物のわりに優秀です。


18 防寒手袋薄手: マジックマウンテン メリノライナーグラブ
=> このグローブは、もはやインナーグローブの定番となってしまいました。うすっぺらの手袋なのにけっこう暖かくて、薄くてもウールはウールだなと感心させられます。チクチク感もないので付け心地もよく、すごくいい手袋だと思います。





<小物類>
19 ゲーター(スパッツ): バイレス ライトスパッツL
=> 単に雪の侵入防止目的のものなので、ゴアテックス素材の一番安いロングスパッツということで購入。ゴアテックスだけあって足蒸れ感もなく、素材が薄手なので収納時も邪魔にならず悪くない製品だと思います。リアジッパータイプなので、取り付け時に少し手間がかかります。フロントベルクロタイプのほうが脱着は楽かもしれませんが、特別面倒というほどでもないのでまあいいかという感じです。


20 バラクラバ(目出し帽): マジックマウンテン PPバラクラバ
=> 購入時にごついやつにしようかとも思いましたが、寒ければニット帽にネックゲーターなどと組み合わせればいいだろうと、薄手のこの製品を選びました。いまのところ未使用です。


21 アックス用バンド: マウンテンダックス ピッケルバンドショルダー
=> アックスに付属のものがリストバンドだったので、持ち替えに便利なショルダーバンドに取り替えました。グリベル純正のほうが高かったので、単に価格でこちらを選びました。特に使い勝手にどうこういうような点はありませんが、色がどぎつい原色の青なのでもう少しナチュラルにならないものかと。


22 パックカバー: バイレス ハンティングブレス70~85L
=> オスプレー イーサー85の購入に合わせて新調したパックカバー。今のところ未使用。


<ギア類>
23 アックス: グリベル モンテローザプラス
=> 購入したのは、たしか66cmのものだったと思います。一般的に言われるように立って持った状態で石突の先端がくるぶしのところにくるサイズということで66cmにしましたが、急斜面で使うときもう少し短くてもいいのかなという気もします。いまのところ特に不満な点はありませんが、付属のヘッドカバーがちょっと使いにくいので、ブラックダイヤモンドのようなゴムのキャップにしてもらいたいところです。






24 クランポン10本爪: グリベル G10ワイド ニュークラシック
=> あまりよく調べもせずに購入したので、普通のニュークラッシクではなくワイドを買ってしまいました。G10 ワイドはスノーボードやスキーのブーツでも使えるように幅広に作られているらしいのですが、いちおう靴(シリオ712-GTX)を持参して合わせてみてから購入したので、使用上は問題ありません。シリオ712-GTXはつま先とかかとがワンタッチ式に対応しているような形状になっていますが、靴の購入時にこの靴はソールがあまり硬くないのでワンタッチ式のクランポンは使えませんといわれたので、ベルト締めのタイプを選びました。どうせ買うのなら12本爪でもよかったかもと思いますが、じっさいグリップ性能などがちがうのかどうか、比べたことがないのでなんともいえません。ただ、重量は片足で85g、両足で170gの差があるので、軽量化の観点からは10本爪でよかったようです。箱には定価17,325円とうシールが貼ってありましたが、今は値下げされたらしくて15,540円になっています。





25 バックパック大: オスプレー イーサー85
=> これはすでにインプレッションの記事を書いているので、そちらをご参照ください。


26 バックパック中: パイネ 45L
=> 北岳登山用に購入したものなので、かれこれ11年がたっているバックパックです。昔のものだけに使い勝手はあまりよくなく、容量的にも長期縦走には不足するので、2001年の槍穂高縦走で使って以後使っていませんでした。昨シーズン、冬山を始めてから復活してます。理由は、荷物が増える冬山の日帰り山行にちょうどいい容量だからということですが、使い勝手の悪さは何も変わっていないので、がまんして使っているという状態です。なお、僕の場合一眼レフカメラと交換レンズを持っていくので45リットルがちょうどいいということであって、カメラやレンズがない場合は、35リットルぐらいがちょうどいいサイズだと思います。


27 スノーショベル: アルバ SHARK ALU V2
=> ショベル部分がまるでお椀のように丸くなっており、それにあわせて柄まで湾曲しているため、使い勝手があまりよくなありません。柄の部分がうまく収納されるし、イーサー85のポケットにきっちり収まるのでその点では便利です。安くてコンパクトで柄が折りたたみ式ということで、好日山荘ではこれぐらいしか選択肢がありませんでしたが、ショベル部分がもっとフラットなほうが使いやすいと思うので、壊れたときはべつのものを探すことになるでしょう。


28 スノーシュー: エキスパートオブジャパン
スノーシュー
=> MSRのようなボード状のものと違って、ワカンを大きくしたタイプなので軽量なところがメリットです。一方、浮力が劣るのでやわらかい雪だと沈み込みはそれなりにあります。自分としては軽量化のほうが優先なので、これでよしとします。すでに生産中止になっているため、いまでは見かけることがなくなったスノーシューです。靴の装着部分の前後に鉄製の爪がついていますが、真ん中の白いプラスチックのプレートにはなにもないので、急傾斜ではやや滑ります。何か滑り止めになるものを取り付けようと検討中です。


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| 冬山装備 | 18:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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総括 冬山装備インプレッション ウェア編

購入品目のリストアップだけではあまり役に立つ情報ではないので、実際に使ってみた感想を簡単にまとめておきます。


<ウェア上>
1 ハードシェル: コロンビア フォレイカーシェル
=> レインウェアとしての機能もあるというのが購入動機。無雪期とちがって冬山はレインウェアを持って行きませんが、中国地方の低山では場合によっては雨になることも予想されうるし、ミゾレの場合も雨のようなものなので、基本的に防水機能のあるジャケットでないとさすがにやばいと感じます。フォレイカーシェルは、コロンビアが開発したオムニテックという2レイヤーの防水透湿素材をつかったハードシェルです。2レイヤーということで、メンブレンを保護するために内側にはメッシュ生地があります。また、取り外し可能なパウダースカートもついており、冬山で必要な基本的な機能は備えています。

使ってみた感想は、ややごわつく感じもありますが悪くないです。透湿性能もそれなりに確保されているようで、通常の登山であれば、ベンチレーションポケットを開けておけば、蒸れて困るというほどのことはありません。ただし、急な登りをぐいぐい登ったり、厳冬期でもラッセルを続けたりするような運動負荷が大きいときは、さすがに暑くて汗だくになります。もっとも、こういう場合はゴアテックスであっても同じなので、素直にジャケットは脱げばいいだけです。しかし、高級なハードシェルに採用されている脇の下のベンチレーションがあれば、もっと暑さ対策に有効だろうと感じます。その点では価格なりの透湿性能といわざるを得ないところもあります。降雪時のラッセルのようなときに、脇の下のベンチレーションがあればいいのにとつくづく思います。もっとも、その分暖かいともいえますが。

防風性能については、推定風速15m程度の状況でしか使っていませんが、これまでのところは特別問題ないと思います。GWの立山の標高2390m地点でやや強めの風が吹く日没時に30分ほど撮影していたとき、さすがに寒さを感じてパウダースカートを閉めてみたら寒さが収まったので、状況に応じてついている機能をきちんと活用すれば、一般的な冬山登山であれば十分使えるでしょう。





2 ソフトシェル: モンベル ライトシェル アウタージャケット
=> 前回も少し書きましたが、ちょっと選択を誤ったと感じているウェアです。ソフトシェルとしては優秀なウェアだと思います。撥水性能もかなりいいですし、防風性能もなかなかのものです。ただし、裏地のクリマプラスメッシュがフリースなどの起毛素材のミドルウェアと相性がいまいちで、着るときに引っかかって袖がすっと通らなかったり、脱ぐときは裏地がベローンと出てしまったりとめんどくさいことになります。このシェルの下に着るミドルウェアは、表面が滑らかな素材のウェアでないとうまくないと感じます。クリマプラスメッシュは保温性ももっているわけですが、行動中は逆に熱かったりするわけで、必要ないかなと思います。もっとも、春秋など基本的にTシャツで行動するようなときの防風防寒用としては有効かなと感じます。冬山用のソフトシェルなら、裏地の無いタイプのほうが使い勝手がよさそうです。また、風が強いときのためにフードもほしいところです。






3 フリース厚手: ユニクロ リバーシブルフリース
=> 登山用品ブランドのフリースの1/10程度の価格で買えるフリースですが、初冬の行動用やちょっとした休憩時の防寒着としては十分使えます。ただし、けっこう厚手でかさばることや、重さもそこそこあるため、実際には冬山へ持っていくことはあまりありませんでした。風の無い気温の低いときの行動着・防寒着としてはありです。ただ、使用したのは11月の伯耆大山宝珠尾根の時だけで、結局普段着となってしまいました。山での行動着としてはダウンは不適ですが、防寒着としてはやはりダウンジャケットに勝るものはありません。

<補足>
その後、このリバーシブルフリースが実は山で使えるということがわかり、けっこう重宝しています。というのも、生地が厚手のため防風性能がそれなりにあり、気温が低くても強風下でなければソフトシェルがわりになることがわかったのです。リバーシブルなので、ジッパーが外側になるように着ればジッパーを上まで締めたときに金具があごに当たらないで済みます。1万円以上もする山ブランドのフリースに比べて、抜群のコストパフォーマンスです。



4 フリース薄手: ユニクロ マイクロフリースハーフジップ
=> これはかなり重宝してます。薄手のわりに保温力があるので、昨シーズンはよく使いました。ミドルウェアとしてはなかなか優秀です。コストパフォーマンスは最高でしょう。


5 アンダーウェア中厚手長袖: ミズノ ブレスサーモミドルウェイト
=> ミズノのモニターに当選して無料で提供してもらったものです。中厚手なので保温力はそれなりにあり、冬山のアンダーウェアとしては悪くないと思います。ただ、汗をかいた場合にわりと乾きにくいように感じます。以前にも記事にしましたが、下に薄手の半袖ブレスサーモを着るようにしたら、汗冷え感はなくなりました。このやり方はファイントラックのドライレイヤーと同じ考え方で、速乾性に優れたアンダーウェアを一番下に着ることで、直接肌に触れる部分に汗を残さないようにすることができます。ブレスサーモの二枚重ねにより保温性能もアップするので、いまのところ自分の冬山アンダーウェアの基本アイテムとして定着してます。


6 アンダーウェア薄手長袖: ミズノ ブレスサーモライトウェイト
=> 薄手長袖のブレスサーモは冬山ではあまり着る事はありませんが、極寒時には薄手半袖のかわりに着てもいいかなと思ってます。もっぱら夏山の高山用として使ってます。


7 アンダーウェア薄手半袖: ミズノ ブレスサーモライトウェイト
=> ブレスサーモミドルウェイトのドライレイヤー用として使ってます。夏山ではあまり使うことが無かったのですが、冬山で活用する機会を得ました。


<ウェア下>
8 ハードシェルパンツ: ノースフェイス モデル名不明
=> 昔、スノーボードをやってみようと思って購入したパンツですが、結局やらずじまいで終わってしまい、スキーのときに2回ほど使っただけです。保温力は抜群みたいで、スキー用に使ったら暑くて大変でした。ハードシェルと書いていますが、見た目と生地の感じからハードシェルの分類かなと思っているだけで、厳密にはどうだかよくわかりません。足の左右に腰から裾までのジッパーが付いており、立ったままでも着脱できる仕様であることと、スキーパンツによくあるような裾から雪が入るのを防止するスパッツ状のものが付いていること、生地がわりと厚めであることからハードシェルとして使えそうだと思ってますが、昨シーズンは使う機会はありませんでした。


9 冬用パンツ: ノースフェイス バーブパンツ
=> これはいい買物をしたとおもっているパンツです。以前にも記事にしてますので、詳しくは以前の記事をご参照ください。伸縮性があり、防風性、撥水性とも非常に優れています。ベンチレーション付きなので、登山時に汗蒸れを解消することもでき、すこぶる快適です。シルエットも細めでスマートに見えるなど、お気に入りアイテムのひとつです。


10 アンダータイツ厚手: イズミヤPB グッドヒート

グッドヒート1

グッドヒート2

=> 厳冬期になるとCW-Xは防寒性能がいまひとつということもあって、購入したものです。CW-Xのようなテーピング機能はありません。自分はCW-Xの効果を感じないため、テーピング機能は必要でなく保温性能だけあれば十分です。たまたま立ち寄ったスーパーで売っていたので、買ってみました。イズミヤは関西圏が主力のスーパーですが、関東にも数店舗あるみたいです。プライベートブランドの製品で、グンゼの製造です。旭化成のサーモギアという吸湿発熱素材を使っており、とっても暖かです。縫い目はフラットシーマ加工といって、縫い合わせが平らになるように仕上ているので、着心地もいいです。裏地が起毛されているので、肌触りもよく冬山の防寒アンダーウェアとしても十分使えると思います。


11 アンダータイツ薄手: ワコール CW-X もらいもの
=> 人気のカラーデザインのタイプではなく、無地の地味なやつです。生地も光沢感のないものなので、本当にCW-Xかと思うほどですが、ちゃんとタグが付いています。生地素材のせいなのか、歩いていると多少ずり落ち気味になるので、膝の部分をきちんと合わせていてもいつの間にかずれてしまっていることが多く、テーピング機能が効果を発揮していないようです。好天時の冬山登山であればアンダーはこれでも十分ですが、風が強かったり極寒時は防寒性能の点ではやや劣る感じです。


12 ソックス薄手: グンゼの発熱素材5本指ソックス
=> ソックスについては、2枚履きするのがいつものスタイルなので、インナー用として購入しました。あまり足に大汗をかかないほうなので、高級なドライ素材のものでなくてもいいだろうということで選びました。イトーヨーカドーで売っていたものです。グンゼのボディワイルド製品で、吸湿発熱素材だと書いてありました。素材は100%化学繊維です。気になるようなこともなく、普通に快適です。


13 ソックス厚手: ウール素材のソックス
=> 2枚履きのアウター用には、基本的にウール素材の厚手ソックスを愛用しています。このソックスはスキー用にずいぶん昔に買ったもので、ブランド品ではありません。繊維が細くてチクチキしないので気に入っています。4足を使いまわしていますが、だいぶへたれてきたのでそろそろ買い替え時です。


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| 冬山装備 | 12:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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総括 冬山装備

冬の山森写真を撮りたいということで、昨年末から始めた冬山山行。当初はそれほど本格的に登るつもりは無かったのですが、やりはじめるとはまってしまい、冬山装備を一通りそろえてしまいました。といっても、すべてが本格的な高級品を買ったわけではありません。ひとまず、自分の使っている冬山装備をまとめ、今シーズン何をいくらで買ったのか、今後のためにまとめておこうと思います。

***注1 カッコ内の価格は定価***
***注2 ?付き価格はおよその価格***

<ウェア上>

1 ハードシェル: コロンビア フォレイカーシェル 13,965円(19,950円)

2 ソフトシェル: モンベル ライトシェル アウタージャケット 7,200円(7,200円)

3 フリース厚手: ユニクロ リバーシブルフリース 1,290円(1,800円?)

4 フリース薄手: ユニクロ マイクロフリース 以前購入したもの

5 アンダーウェア中厚手長袖: ミズノ ブレスサーモミドルウェイト モニター当選品

6 アンダーウェア薄手長袖: ミズノ ブレスサーモライトウェイト 以前購入したもの

7 アンダーウェア薄手半袖: ミズノ ブレスサーモライトウェイト 以前購入したもの



<ウェア下>

8 ハードシェルパンツ: ノースフェイス モデル名不明 以前購入したもの

9 冬用パンツ: ノースフェイス バーブパンツ(M) 13,650円(13,650円)

10 アンダータイツ厚手: イズミヤPB グッドヒートM厚手 1,980円(2,480円)

11 アンダータイツ薄手: ワコール CW-X もらいもの

12 ソックス薄手: グンゼ?の発熱素材5本指ソックス2足 1,200円?(不明)

13 ソックス厚手: ウール素材のソックス 以前購入したもの



<グローブ>

14 防風防水手袋: イスカ ウェザーテックオーバーミトン 3,969円

15 防風防寒手袋厚手: ロシニョール スキー用手袋 以前購入したもの

16 防風手袋薄手: イスカ ウィンターシェルグローブL 2,835円(3,150円)

17 防寒手袋厚手: ノンブランド ウール素材のグローブ 525円(1,000円?)

18 防寒手袋薄手: マジックマウンテン メリノライナーグラブ 1,134円(1,365円)



<小物類>

19 ゲーター(スパッツ): バイレス ライトスパッツL 3,480円(3,480円)

20 バラクラバ(目出し帽): マジックマウンテン PPバラクラバ 1,134円(1,260円)

21 マウンテンダックス ピッケルバンドショルダー 1,134円(1,260円)

22 パックカバー: バイレス ハンティングブレス70~85L 2,627円(2,919円)



<ギア類>

23 アックス: グリベル モンテローザプラス 9,922円(1,1025円)

24 クランポン10本爪: グリベル G10ワイド ニュークラシック 15,592円(17,325円)

25 バックパック大: オスプレー イーサー85 25,515円(28,350円)

26 バックパック中: パイネ 45L 以前購入したもの

27 スノーショベル: アルバ SHARK ALU V2 6,123円(6,804円)

28 スノーシュー: エキスパートオブジャパン 以前購入したもの(2万円ぐらいか?)



購入総額 112,750円となりました。クランポンを購入したのは2009年の冬なので、厳密に昨シーズンに購入したものの総額となると、97,158円です。スノーシューは、もっと前に買ったのですでに価格を覚えていないため除外してます。たぶん2万円ぐらいだったような・・・。 このスノーシューはとっくに生産中止となっています。これ以外にもこまごましたものがいくつかありますが、冬専用というものではないのでここには含めないことにします。

登山靴やバ-ナー、クッカー、テントなど夏山と共通して使う道具類は、今回は含めていません。夏山未経験でいきなり冬山から始めるという人はまずいないと思います。なので、ひととおり夏山装備があるとして、新たに冬山を始めようという場合の費用として参考になればと思います。

念のため書いておきますと、登山靴はシリオ712GTXで42,000円ぐらい、テントはフライシートも入れて35,000円ぐらい、バーナーは3,000円ぐらいだったと思います。これにスノーシュー20,000円やストック10,000円、スリーピングバッグ25,000円、ダウンジャケット10,000円など冬山で使うものすべて含めると、初心者向け冬山装備一式は、まるっと27万円ぐらいというところでしょう。

けっこうかかったのか、安くすんだのかはなんともいえませんが、冬山装備はいいものをそろえればこれの軽く2倍、3倍はかかると思います。いきなり厳冬期の北アルプスに行くわけでもないですし、悪天候をついて登るということも基本的にないので、安価なもので代用できるうちはそれで通しておいて、いよいよ本格的なものが必要になってからじっくりと選んでいいものを買うというスタンスでいいのではないかと思っています。

安物買いの銭失いという言葉もありますが、自分にとってどんなものが必要なのか、どういう選び方をすればいいのか、どんな使い方をするのかなど、実際に経験してみないとわからないことは多々あります。経験も知識も無いうちに闇雲にブランド品を買ってみても、フィットしなかったとか、使い勝手がよくないなどが理由で買い替えを余儀なくされることも山道具にはよくあること。必要なところにはしっかりお金をかけて、手抜きしていいところはとりあえず安価なもので間に合わせる、というのでいいと個人的には思います。と正当化してみても、要するにお金がないのよ~(^_^;)

ちなみに、上のリストの中で失敗したと思っているのは、モンベルのソフトシェル。機能的には問題ないのですが、防風対策用にやっぱりフードがあったほうがいいのと、裏地としてついているクリマプラスメッシュはいらんなあというのが正直なところ。使ってみて、ソフトシェルは透湿防風性能に特化したタイプで十分と感じました。

昨シーズン、厳冬期の冬山としては1,700mクラスの伯耆大山にしか登っていませんが、頂上付近で風速15m程度の強風の中で行動したときは、フォレイカーシェル、ユニクロ薄手フリース、ブレスサーモ中厚手、ブレスサーモ薄手半袖、バーブパンツ、グッドヒートアンダータイツ厚手、ウィンターシェルグローブ、メリノライナーグローブという服装でしたが、とくに寒さに凍えることもなく行動できました。1,000m級の山であれば、保温層がしっかりとれて防風対策と断熱がきちんとできていれば、特別高級なブランド物を身に着けていなくても問題ないと思います。

来シーズンの課題は、この装備がどの程度までの悪条件に対応できるかです。

上記装備のウェア類のインプレッション記事はこちら

小物・ギア類のインプレッション記事はこちら


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