ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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普段使いのメガネをサングラスに: SWANS クリップオンサングラスSCP-12

視力が良くない人は、普段はメガネかコンタクトレンズを使用していることと思います。それぞれ一長一短がありますが、メガネで困るのが快晴の日でまぶしいときです。調光式レンズで、明るさに応じてレンズの色が濃くなったり薄くなったりするというメガネを使っている人はめったにいないと思うので、まぶしいときにどうするかです。


僕の場合は、山へ入るようなときはハードコンタクトレンズを使用していますが、日常生活ではメガネを使うことが普通です。仕事で出かけるときに車を使うわけですが、メガネだとサングラスを使えないというのが一番のネックでした。メガネの上からかけるサングラスというのもあるみたいですが、大体がでかくて邪魔だし、メガネとサングラスの二つを耳にかけるというのもうっとおしいので、いままでは我慢しているしかありませんでした。


通常のメガネに取り付けるタイプのサングラスがあることは知っていたのですが、跳ね上げ式のタイプでなんとなくダサいというイメージがあったので、これまで購入を考えたことはありませんでした。


先日、アマゾンで見つけたSWANSのSCP-12というクリップオンタイプのサングラスは、跳ね上げ式ではなく固定式なので、取り付け金具の部分がごちゃつかずすっきりしていて、ダサい感じがありません。普段使っているメガネとレンズの形もよく似ていて、軽いし取り付けても違和感がなさそうでした。何より、光学メーカーとして名のあるSWANSの製品で、価格もわずか2000円程度ということで、試しに購入してみました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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レンズの色と可視光線透過率は選択することができますが、主な用途が自動車の運転時のまぶしさ軽減なので、可視光線透過率18%で偏光スモーク2 というレンズタイプのものを選びました。



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レンズの裏側はこんな感じで、メガネに固定するクリップの部分も出っ張り感はほとんどありません。跳ね上げ式だと機構的にどうしてもこの部分が複雑になり、ちょっと邪魔くさい感じがあります。



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クリップ先端のメガネレンズに接触するところは黒いラバーコーティングがされているので、傷がつく心配もありません。


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中央にあるブリッジ部分のレバーのようなものを指で押し倒すようにするとクリップが起き上がります。



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あとは、メガネに装着するだけ。クリップはメガネの鼻あて金具の根本に来るので、視界の邪魔になるようなこともありません。



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横から見るとこんな感じ。


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メガネのレンズとサングラスのレンズの形状が似ているので、収まりもいい感じです。ただし、クリップの力はそれほど強くないので、手が触れたりするとずれたり傾いたりということはあります。普通にかけた状態で首を振るぐらいでずれるようなことはありません。なので、登山で使うことも大丈夫そうですが、汗を拭くのに不用意にメガネをはずしたりすると外れて落としてしまう可能性もないとはいえません。手で持ってぶらぶらさせた程度では外れて落ちるようなことはないので、まあ大丈夫なのではないかと思います。


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このレンズは偏光レンズですが、液晶画面を見るときに真っ暗になってしまうのは45度ぐらい傾けたときだけなので、スマホなどを縦横にしてみる場合は影響がありません。以前使っていたNexus7は、偏光サングラス使用時に横か縦のどちらかの向きで画面が真っ暗になって壊れたのかと焦ったことがあります。今使っているフリーテルのMIYABIというスマホは、どの方向にしても画面が見えなくなることはないので、最近のスマホの画面はどの方向でも見えなくなることはないタイプになっているようです。登山時にメガネを使用していて、まぶしさに困った経験のある方にはお役立ちグッズだと思います。


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40日ぶりのご来光登山: 伯耆大山夏山登山道その2 

2017年2月16日(木) 鳥取県大山町 大山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


六合目から上は、完全な一枚バーンと化していて、雪質も硬く横殴りにたたきつけてくるような強い風が吹いていました。体調不良で休憩した時にハードシェルまでしっかりと着こんでいたので、特に寒さを感じることはありませんでしたが、さすがに厳冬期の山は甘くありません。


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6:16 ようやく頂上台地の端にたどり着きました。明るくなり始めた空の下、風紋が描かれた雪原の上を渡っていきます。途中で温度計を見ると、マイナス8度でした。とくに寒さを感じていなかったので、思いのほか低い気温にちょっとびっくりです。


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山頂避難小屋は半ば雪にうずもれていました。


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弥山の頂上には10人ほどの登山者がご来光を待っていました。久しぶりの晴天予報を見て、暗いうちから登ってきたのでしょう。


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6:37 弥山山頂に着きました。すぐにバックパックを降ろしてカメラを取出し、撮影の準備にかかります。荷物は雪に突き刺したアックスにくくりつけておき、カメラだけもって撮影ポイントを変えながら日の出を待ちます。


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この日はいい天気ですが、空気中にチリが多かったのか、日の出前の空はあまり赤く染まりませんでした。


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予報通りの6時51分に太陽が顔を出しました。


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弥山からの日の出は以前に撮影しているので、今回は三角点からの写真を撮るために、急いで三角点に移動しました。三角点からだと太陽の位置が剣ヶ峰に近くなって構図的にはいいのですが、山自体は完全に影の側になってしまいます。RAWで撮影しておけば現像時にある程度は調整できますが、最優先するのは空の白飛びです。しかし、山が黒潰れしてもだめなので、ヒストグラムを見ながら設定を決めます。


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日が高くなってそろそろ潮時かなと思っていると、ソロの男性が剣ヶ峰に向かって縦走し始めました。うまくすれば途中のピークで太陽と人物のシルエットが重なってちょっとドラマチックなシーンが撮れるかもと思ってしばらく待ってみました。


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しかし、彼が小ピークに到達したときには太陽はすっかりピークから離れた場所に移動してしまったので、思っていたような写真は撮れませんでした。


三角点でかれこれ20分ほど撮影していただけですが、さすがにじっと座っていたので、指先が冷えてジンジンしてきました。天気がいいので、このまま縦走してユートピア側から宝珠尾根経由で下山するという手もあります。時間は十分あります。雪質も問題なさそうですが、なぜか気乗りしなくてやめました。とりあえず、おなかも空いてきたことだし、避難小屋に入って朝食休憩をとることにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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三角点から小屋に戻る途中、見事な影大山が見られました。


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避難小屋の入り口は、誰かが掘り起こしてくれていたので、問題なく入ることができました。窓ガラスは完全に雪に埋もれていたので、中に入ると真っ暗でしたが、登ってくるときに頭に装着していたヘッドライトがまだそのままだったので、暗い中でライトを探す手間が省けて助かりました。


白湯と菓子パンの簡単な朝食を済ませ、少し休憩してから下山することにしました。せっかくの天気なので、もっとゆっくりしたいところですが、時間とともに風が強まりつつあり、外でのんびりできるほど快適な状況ではなくなってしまいました。


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小屋を出たところで雪の塊に座ってクランポンを装着したのですが、このとき使っていたSirexの青いシットマットをそのまま回収し忘れて下山してしまったのが悔やまれるところです。軽量コンパクトで断熱性能も優秀で気に入っていたのに・・・ 今度大山に登った時に、避難小屋に保管されていないか確認してみようと思います。


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小屋前にある煙突のようなパイプはほぼ埋まりかけていたので、けっこうな積雪があったことがわかります。おそらく2mぐらいは積もっていたのでしょう。


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8:05 下山開始です。


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下山時には左手(南側)からけっこう強い風が吹き付けていて、雪原には細かい縦溝のような風紋ができていました。それでも、雪煙が舞い上がるほどではなく、バランスを崩されるほどではなかったのが幸いでした。


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気温を確認してみると、マイナス5度でした。日が昇って少し気温が上昇したようですが、風がきついこともありなかなかシビアな状況です。


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頂上台地の末端まで来ました。あとは下るだけです。


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頂上台地の末端から下り始めてすぐのあたりです。六合目まで続く吹きさらしの稜線は、ゲレンデのような状況になっていました。ここを下っている途中で左膝が痛み始め、しばらくすると右膝まで痛み始めました。左をかばっているうちに右にしわ寄せが来たのかもしれません。痛む膝をだましながらゆっくりと下らないといけないため、下山速度はあっというまに遅くなってしまいました。


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これは六合目の上にできていた雪庇のクラックです。暗いうちに登っているときに知らずに乗ってしまうと崩落しかねません。ここまで大きなクラックがあれば気づくでしょうが、もしもこの上に新雪がのっていたらと思うとぞっとします。六合目から頂上台地までの区間は、北壁側にあまり近づかないように注意する必要があります。


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六合目避難小屋のある場所です。上から見ると、完全に小屋は埋没していました。


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登るときに雪洞のように見えたのは、小屋を掘り起こした跡でした。


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五合目にある山の神の祠です。こちらも完全に埋まっていたのを、誰かが掘り起こしたようです。まるでかまくらの中に祭られた神棚のような状態でした。ここで少し休憩を取りましたが、膝の調子が良くなることはなく、ここから先も苦痛との戦いでした。


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10:23 膝の痛みと闘いながら、2時間以上かかってようやく下山することができました。一か月以上も運動しない状態での雪山登山は、さすがに負担が大きすぎたようです。もしも撮影後に稜線の縦走に行っていたら、途中で膝痛を発症してかなり悲惨な目にあっていた可能性があります。縦走に気乗りしなかったのは、なんとなく自分の体調の悪さを感じ取っていたのかもしれません。なんにしても、無理せず下山したのは正解でした。


のんびり着替えていたらちょうど11時前になったので、豪円湯院で温泉につかり、ついでに昼食も食べて帰ってきました。昼食は奮発して蒜山おこわとそばの定食980円を食べたのですが、おこわは芯の残った米粒がけっこう混ざっているし、お蕎麦も小麦粉の割合が高そうなうどんのようなそばだったので、980円の価値はありませんでした。入浴料が380円に値下がりしたのでサービスの質が落ちたのか、もともとこんなレベルのレストランなのか知りませんが、うどんとかカレーとか、あまり外れのないものを食べたほうがよさそうです。


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駐車場へ戻る途中、大山寺橋から見上げた大山は、ものすごい雪煙を舞い上げていました。僕が下山し始めた時は、まだ雪煙が舞うようなレベルではなかったので、午後になって強烈な風が吹き始めたようです。あんな風の中を膝痛を抱えてゆっくりと下山していたら、それだけで消耗しそうです。風が強まる前に下山できてよかったと思ったのでした。

おわり。

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| 2017年2月 大山夏山登山道 | 18:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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40日ぶりのご来光登山: 伯耆大山夏山登山道その1 

2017年2月16日(木) 鳥取県大山町 大山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


正月山行以来、山から遠ざかっていました。理由は、以前にも書いた通り腰痛で静養していたことと、休みと天候が合わなかったこともあります。日本アルプスに登った後は、毎度のことながらアルプスロスとでもいうような気分的に盛り上がらない時期があることも重なって、すっかりウダウダな生活になっていました。


例年、2月は比較的暇な時期ですが、今年は前半はけっこういつもどおりの仕事量があり、あまり暇になりませんでした。連休を過ぎてやっと暇になり、ちょうど腰痛も痛みが治まり、アルプスロスからも脱却することができたので、晴天の平日を狙って大山に登ることにしました。どうせ行くなら、山頂でご来光を見たいというわけで、夜のうちに出発しました。


米子道 蒜山SAで仮眠をとり、午前2時に起床。溝口ICで降りて枡水方面へ県道45号を上って行きました。枡水高原スキー場から大山寺までの環状道路は閉鎖になっていたり、凍結していたりするので、途中で県道52号へと左折し、融雪道路になっている県道24号経由で大山寺を目指すことも考えていましたが、県道45号はまったく雪がないばかりか路面が完全に乾いていました。外気温も6度という表示が出ていて、前日もけっこういい天気だったことを考えるとこのまま行っても大丈夫そうだなと思えたので、県道52号の分岐を直進して枡水高原を目指しました。


予想通り、枡水高原スキー場まで難なくたどり着くことができました。ところが、環状道路に入って少し進んだところで目を疑いました。前方にバリケードが設置されていて、通行止めになっているのです。バリケードの先は1m以上はあろうかという雪が積もっていました。どうやら、途中に出ていたであろう通行止めの看板を見落としてしまったようです。


バリケードが設置されていたのは県道284号との合流点なので、左折して県道284号を下るしかありません。そのまま下っていけばもともと行くつもりだった県道52号と合流するのでなにも問題はないのですが、ずいぶん遠回りをしてしまいました。


けっこうな勾配の下り坂が続く県道284号線ですが、最初のうちは雪も凍結もなく問題ありませんでした。ところが大山まきばみるくの里のあたりから凍結路面が出始めました。勾配のきつい下り坂は相変わらずなのに、昼間融けた雪が凍結した路面は、さながらスケートリンクのようで、ブレーキを踏むといとも簡単にタイヤがロックして滑り始めます。アンチロックブレーキが作動するので、すぐにガガガッという音と振動が発生しつつも、制御不能に陥ることはないのですが、減速できないというのはかなり恐怖です。


4シーズン目となるスタッドレスタイヤですが、まだグリップ力は衰えていないのでじわじわと減速してくれます。しかし、一度まったく減速できないばかりか、じんわりとスピードが上がりながら横滑りし始めた時は、さすがに焦りました。前方には左カーブが迫っているし、もはやこれまでかと一瞬思ったものの、すぐにグリップが回復して減速し始めたので難を逃れました。久しぶりに心臓がバクバクするようなドライブを経験しました。


大山ゴルフクラブを過ぎたあたりからは凍結路面もなくなり、県道52号から県道36号と24号をつないで南光河原駐車場に無事たどり着くことができました。


南光河原駐車場には3時前に着く予定だったのに、予定よりも20分ほど遅れてしまいました。さすがに平日の午前3時過ぎなので、駐車場は満車にはなっていませんでしたが、それでも結構車があるなあというぐらい埋まっていました。


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3:42 急いで着替えて準備を整え、出発しました。駐車場前の環状道路はやはり全面通行止になっていました。ただし、この先の山荘やお寺さんなどのために1車線分の除雪はされていました。なので、登山口までは除雪された道路を歩いていくことができます。山頂までは休憩込みで約3時間とみています。本日の日の出時間は6時51分なので、なんとか間に合いそうです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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先日の大雪で途中の登山届ポストもほぼ埋まりかけていました。


一合目から四合目までの標柱は雪の中に隠れてしまっていたので場所はよくわかりませんが、おそらく三合目を過ぎたあたりで汗をかいてきたので、休憩がてらウェアリングの調整をしました。出発時は、
ドライレイヤ(TNF パラマウントタンク)
ベースレイヤ(ミズノ LWブレスサーモ)
ミドルレイヤ(バーグハウス スモルダーライトフリースジャケット)
アウター(マーモット アイソザムフーディー)
というレイヤリングでしたが、暑くなってきたのでミドルレイヤを脱ぎました。風がなければアウターをぬいでもいいのですが、それなりに風があったので、フリースだけでは寒すぎるという判断です。また、頭も汗が流れ始めたので、ウールのビーニーもとりました。


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4:57 五合目まで来ました。途中で道を譲った二人組が休憩していたので、五合目は通過し六合目避難小屋まで行って休憩することにしました。


ところが、六合目までもう少しというところでなんだか体が重くなってきました。心臓もドキドキしてきました。立ち止まって少し息を整えて、一歩踏み出したら軽い眩暈がしてクラクラします。なんだかやばい予感。とりあえず、座って休憩することにしました。朝食に卵サンドを一つ食べたきりなので、シャリバテかもしれないと思い、チョコレート二欠片を水筒に入れてきたアミノバイタルウォーターで流し込みました。


じっとしているとさすがに冷えてきたので、一度脱いだフリースをもう一度着こみ、さらにハードシェルも着ておきました。この上はもう吹きさらしの稜線になるので、どうせ必要になるだろうという判断です。そして、ビーニーももう一度かぶりなおしました。今思うと、シャリバテもそうですが、頭が冷えすぎてクラクラしていた可能性もあります。汗で濡れた状態でフードもかぶらずに登ってきたので、熱を奪われ過ぎていたのかもしれません。


休憩しながら撤退すべきかどうか考えていました。正月の山行以来40日間ほぼ運動らしいことをしていません。運動不足で体がなまっているのは明からです。腰痛はよくなったとはいえ、運動不足に寝不足の状態でいきなり極寒の雪山登山はちょっと無茶かなと思います。しばらくそんなことを考えていると、動悸も収まり体調も回復してきたようなので、ひとまず六合目避難小屋まで行って、まだ体調が思わしくないようなら、撤退ということにしました。


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5:32 六合目避難小屋を探しながら一歩一歩登って行きました、それらしいものがまったく見つかりません。そろそろ避難小屋があってもいいはずと思いながら左手をよくよく見ていくと、雪庇になりかけたところから左に下っていく踏み跡が見つかりました。奥を覗いてみると雪洞のようなものが見えましたが、小屋は影も形もありません。


ヘッドライトの電池がだいぶんへたってきたらしく、少し離れたところを明るく照らし出すことができなくなっているので、避難小屋なのかどうかは行ってみないとわかりません。幸い、体調は回復していて、眩暈はすっかり収まりました。体の重い感じもありません。さっき休憩したばかりだし、体調も問題ないのなら、わざわざ避難小屋に立ち寄る必要もないかということで、登山を続行することにしました。

つづく。


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| 2017年2月 大山夏山登山道 | 16:04 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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山小屋通信簿: 蝶ヶ岳ヒュッテ冬期避難小屋

山小屋通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、ヤマふぉと派の観点から撮影山行基地としての評価も加えた山小屋の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:小屋内の部屋や食堂、トイレ、布団など、清潔に保たれているかどうかももちろんですが、小屋周辺の状況やごみの処理なども含みます。
●快適度:小屋内で過ごす時間を快適に過ごせるかどうかです。乾燥室の場所や利用時間、自炊場所の有無と位置、談話室の有無と居心地、本や暖房などの設備をチェックします。
●ホスピタリティ:宿泊や幕営の申込み、売店の対応など従業員の応対をチェックします。
●食事のうまさ:朝食夕食だけでなく、昼食メニューなどボリュームや味をチェックします。ただし、食べたものにもよるのでかなりいい加減です。基本的にあまりグルメではないので、味については甘い評価かもしれません。
●施設充実度:宿泊客以外の登山者が利用できる設備についての項目です。小屋前のテーブル&ベンチ、無料の水場、屋外トイレ、雨をしのげるひさし付きベンチがそろっていると評価5です。1種類を1ポイントとして評価します。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要

蝶ヶ岳ヒュッテ冬期避難小屋 
清潔度:4
快適度:5
ホスピタリティ:-
食事のうまさ:-
施設充実度:2
ロケーション:5
総合評価:3.75

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蝶ヶ岳ヒュッテの冬期小屋は、無人小屋として解放されています。2015年の大みそかに宿泊させてもらいましたが、寒風吹きすさぶ蝶ヶ岳山頂でも、小屋の中は暖かく快適でした。


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風が強く雪の積もりにくい稜線に建つためか、冬期小屋の入り口は高いところではなく地面の高さに設置されています。小屋の横に設置されている赤い鉄製の箱のようなものが入り口で、ここから這って中に入ります。大荷物になる冬期の宿泊装備のバックパックを引きずりながら入っていかなくてはならず、けっこう大変でした。


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内部は、入ったところに6畳ほどの広さのコンクリート土間があり、その奥に8畳ほどの板の間があります。でかい冷凍庫のようなものが置いてあったので、板の間の定員は7名前後だと思います。僕が利用した時は7名での利用になり、ほぼ板の間はいっぱいの状態でした。最悪、コンクリート土間でも寝られますが、ちゃんとした断熱性能のマットがないと、安眠は難しそうです。


利用者のマナーがいいのか、小屋内はきれいに保たれていました。管理人が常駐していないからこそ、利用した後はゴミを持ちかえるとか、ほうきで掃いてきれいにして出るといったことを心がけたいものです。


冬期小屋には珍しく小屋の中にトイレがあるので、厳寒の屋外に出ていく必要がないのがとても助かりました。また、コンクリート土間に木製のベンチも用意されていたので、施設充実度はトイレとベンチがあるということで2ポイントとしておきます。個人的には、屋内トイレがあるだけで5点にしてもいいと思います。また、冬期小屋なので乾燥室とか談話室とか普通の山小屋にあるものは全くありませんが、極寒の蝶がヶ岳山頂に利用できる小屋があること自体が快適なので、快適度は満点にしてます。


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小屋を出て少し歩けば、槍ヶ岳から穂高岳まで3000m峰を一望できる抜群のロケーションです。常念岳方面や大滝山方面へも行けますが、槍・穂高連峰がこれだけ間近に見られる場所で、これ以上何を望む必要があるでしょうか。


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| 山小屋通信簿 | 23:51 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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高ボッチ高原の星空~オリオンと諏訪の夜景

昨日第3回日本星景写真協会写真展を見学していた時に、正月に高ボッチ高原で撮影した星景写真を現像していないということを思いだして、現像してみました。写真をクリックして単独で画像を見てもらったほうがきれいです。


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2017年1月3日 21時55分の撮影です。


撮影機材は、EOS6D、EF16-35F2.8LⅡUSM。 撮影データは、焦点距離23㎜、ISO3200、Tv15秒、F2.8です。ただし、このまま撮影してしまうと、諏訪の街灯りが白飛びしてしまうので、現場でできるある技法を使って一発撮りしました。といっても特別難しいことではなく、片手でできる程度のことなので、それなりに写真歴のある人ならご存知の方法だと思います。



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ある技法というのはとってもアナログな方法なので、安定して同じ結果をだすことは難しく、35枚撮影したカットの中で、使えそうなのは3枚程度という成功率でした。


もう少し安定していて微妙な違いを意図的に反映できる方法を考えると、多重露光という手があるなと思うのですが、1回目と2回目の露光のときの境目ができてしまうような気がします。今回の方法も原理的には多重露光と同じなので、もしかしたら境目はできないかもしれません。うまくつながれば多重露光のほうが確実なので、機会があれば一度やってみたいと思います。


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| 写真ネタ・ニュース | 18:28 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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第3回 日本星景写真協会写真展 「星の風景」 倉敷展に行ってきました

再び寒波が来て日本海側は大雪だそうで、岡山でも風が強く凍るような冷たく強い風が吹いています。そういえば、午前中は晴れていたのに、いつの間にかどんよりとした曇り空になっています。


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朝、倉敷で仕事があったので、帰りにライフパーク倉敷で今日から始まった星景写真展を見てきました。2012年の3月に開催された第2回の写真展も見たのですが、今回のほうがレベルアップしたなと感じる内容でした。



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個人的に一番気に入ったのは、大西浩次さんという方が撮影された「天空を繋ぐ光」という作品です。北アルプス燕岳の上空をまたぐ天の川を撮影したものですが、月明かりを利用したのか燕岳もしっかりと写っているし、明かりの灯った山小屋も白飛びすることなく表現されていました。背後には残照に光る積乱雲もあって、これほど輝度差のある被写体を1枚の写真にまとめあげたテクニックに感心しました。



日本星景写真協会では、一枚撮りで星空の風景を切り取った作品を対象としているので、星空と山や雲の部分合成ではないはずですし、比較明合成のようなものでもないはずです。ISO4000でF2.8、20秒露出というデータを考えると、普通に一発撮りしただけだと積乱雲や山小屋は白飛びしてしまうと思われます。もしかしたら写真で見るよりも実際は山も雲ももっと暗くて、一発撮りで大丈夫だったのかもしれませんが、素晴らしい作品だと思います。



他にも、素晴らしい星空の写真がたくさん展示されているので、山好き、星好きの方はもちろん、天気が悪くて出かけられずに暇を持て余している方にもおすすめの写真展です。


第一部は2月11日から3月11日まで、第二部は3月12日から4月23日までとなっています。


詳しくは、日本星景写真協会のサイトをご覧ください。


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| 写真ネタ・ニュース | 15:03 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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余ったガスをひとまとめ: ガス詰め替えアダプター

テント泊などで使用するガスボンベですが、きっちりと使い切って帰ってくることはまずありません。そのため、気が付けば中途半端にガスが残ったガス缶がたくさんたまってしまいます。僕の場合は、押し入れに入れる収納ケースひとつ分ぐらいの数がたまってしまいました。


日帰り登山などでできるだけ中途半端なガスを使おうと思ってはいるものの、ガス缶とクッカーをわざわざ持って行っても、お湯を沸かしてラーメンとコーヒーを作るぐらいなので、それならポットにアツアツのお湯を入れて持っていけば事足りるわけです。というわけで、使い切れないガス缶はたまる一方です。


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以前、アマゾンで「ガス詰め替えアダプター」というものを見つけて、お気に入り登録していたのですが、先日ついに購入してみました。


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アダプターはアルミ製で、上下にガス缶を接続することができるようになっています。内側にはちゃんとゴムのパッキンも入っているので、ガス漏れもありません。


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上下にガス缶を接続したら、アダプターについているつまみを回してバルブを開いてやればガスの詰替えができるというものです。


ただし、ガス缶は内部の圧力がけっこうあって、上下につないでも単純に重力で上から下へと流れてくれるわけではないみたいで、充填する側(上の缶)の圧力を高くし、充填される側(下の缶)の圧力を低くしてやる必要があります。



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缶内圧力をどうやって調整するかといえば、単に温度を変えてやればいいだけです。充填する側を温めてやり、充填される側を冷やせばいいだけの話。充填する側の缶はお湯で温めてやるなどしたほうがいいみたいです。充填される側の缶は、今の時期なら廊下などの寒い場所に置いておけば勝手に冷えてくれるし、なんなら冷蔵庫に入れてやればすぐ冷えます。できるだけ、圧力差が大きい方が充填がスムースにできるようです。


実際にやってみたところ、何も問題なく詰替えができました。だだし、充填する側を室温の状態で接続し、手で温めながら充填するというやり方だったため、最後の一滴まできっちり詰替えるというわけにはいきませんでした。ガス缶をとりはずして振ってみると、充填する側の缶にはわずかにガスが残っている状態でした。


アマゾンのカスタマーレビューを見ると、最後の一滴まできっちりと詰替えができると書いている人がいるので、今回わずかに残ってしまったのはガス缶の圧力差が不十分だったようです。充填する側をお湯や蒸しタオルで温めるなどして、圧力差を大きめにしておく必要がありそうです。


1個2250円+送料360円とやや高いなと感じますが、これで余ったガス缶を処分できるし、500缶を買って250缶や110缶に詰替えながら使うこともできるので、長い目で見ればお得なんだろうと思います。


余談ですが、販売元のブラウオンラインという会社は、あまり親切な対応はしてくれません。アマゾンマーケットプレイスでは、購入すると受注したというメールをくれるお店が多いのですが、ここは何もありませんでした。発送時も、アマゾンから発送したというメールは来ましたが、販売元からは何もなしです。アマゾンのメールに、お届けが約1週間後の日にちとなっていたので、なんでこんな日にちが指定されているのか販売元に問い合わせたところ、ゆうパックの発送なのでシステムが勝手に余裕を見た到着日を指定してしまうだけで、実際には翌々日ぐらいに届くという連絡がありました。問い合わせに返答するだけまだましですが、それなら初めからそういうことをメールで知らせれば無駄な問い合わせをしなくて済むわけです。まあ、物はちゃんとしているようなので、お店の評価はさておき、便利グッズであることは間違いないと思います。


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ゴーグルが固定できる登山ヘルメット: オーストリアルピン ユニバーサルヘルメット

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今まで使っていたヘルメットは、ペツル エリオスです。使っていてこれといった不満もなく、かれこれ6年ほど使ってきました。エリオスを購入したのは2011年で、モデルチェンジする前のモデルなので、現行品と違ってサイズ調整がダイヤル式なのが気に入っています。逆に、ベンチレーション用の穴が小さかったり、開閉式シャッターが付いていない点がいまいちですが、穴の大きさは自分で中のポリスチレンフォームライナー部分をくりぬいて広げたりしたので、それなりに汗抜けもよくなったように感じます。


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ところが、雪山でエリオスを装着していた時にゴーグルを使おうとして愕然としたのですが、エリオスはゴーグルを装着することを考えてデザインされていないのです。というのも、エリオスについているヘッドランプ用のクリップでは、幅広で分厚いゴーグルのベルトをしっかりと固定することができないし、なにより後ろ側のクリップの位置がよくないので、そもそもゴーグルのベルトを固定するのに適していないのです。写真のグレーの三角形のものがクリップですが、後ろ側のクリップにゴーグルのベルトを挟み込んでも、きちんと固定できませんし、何より後頭部のあたりがヘルメットのシェルからはみ出るようになるため、すぐに外れて落ちてしまうのです。


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エリオスでゴーグルを使用する場合は、この写真のように後頭部の高い位置にベルトをもってきて装着するようになるのですが、上にひっぱりあげられているようで装着感がよくありません。また、この状態だとベルトを固定するものは何もないので、ずれたりはずれたりしやすいうえに、ゴーグルを額のところに一時的にあげておこうとすると、簡単に外れてしまいます。ということで、エリオスはゴーグル使用に向いていないヘルメットだと悟ったわけです。


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そこで、前から気になっていたグリベル サラマンダーを購入しようと思ったら、間の悪いことに生産工場のリニューアルで生産がストップされてしまい、手に入らなくなってしまいました。


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2016年秋になってようやくグリベルのヘルメットが生産再開になったのですが、なんといままでのモデルは生産中止となり、新製品が発売されました。残念なことに、新しいサラマンダーはエリオスと同じようなクリップタイプになってしまいました。もうひとつのステルスという新型も同じクリップタイプなので、グリベルのヘルメットはゴーグル使用に不向きなものになってしまいました。


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というわけで、昨年来ずっと探し続けていたゴーグルをきちんと固定できるヘルメットですが、いくつか候補がみつかりました。一つは、CAMP ロックスター。デザインがドカヘルみたいであまり好みではありませんが、販売価格はリーズナブルです。


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二つ目は、おなじくCAMPのパルス。このヘルメットは、スキー用にも使えるとなっていて、後頭部にゴーグルのベルトにも対応する固定具がついています。ちょうどサカイヤで半額の出物があったので購入してみたのですが、頭の形が合わず返品しました。インモールドタイプのヘルメットは一体成型で形作るので、形が合わないとどうしようもありません。





エバニューが販売するオーストリアルピンというブランドのユニバーサルヘルメットを知ったのは、スポーツオーソリティに立ち寄った時でした。たまたま店舗に置いてあったので手に取ってみたところ、ヘッドランプやゴーグルを固定するのがサラマンダーと同じ紐タイプになっていたので、これだ!と思ったのでした。エリオスと同じく樹脂製のシェルにポリスチレンフォームのインナーというタイプなので、ヘルメットの形状が直接頭の形と干渉しませんし、柔軟なヘッドバンドで固定するため、部分的にあたるということはありませんでした。2017年のお正月に八ヶ岳で初めて使用しましたが、使い心地は悪くありませんでした。



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オーストリアルピンという聞きなれないブランドですが、エバニューのサイトの紹介文によると、オーストリア・チロル地方で17年前に誕生した比較的新しいクライミングブランドのようです。


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頭頂部にでかでかとロゴのシールが張られていますが、全体的にはシンプルなデザインです。


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側頭部に2つのベンチレーション用の穴がありますが、他にはまったく空いていません。真夏にかぶると暑いかもしれません。


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後頭部にもゴム紐の固定具がついています。ゴーグルなどのベルトを這わせやすいようにするためか、水平な段差がぐるりと後頭部を巻くようについていますが、実際にはどういう目的の段差なのかは不明です。


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内部はポリスチレンフォームの緩衝材があり、頭頂部とその前後左右に低反発素材のような黒いクッション素材が付いています。この突起が緩衝材と頭の間に隙間を作ってくれるため、厳冬期での使用経験しかありませんが、ベンチレーション用の穴が左右の側頭部にしかないわりに蒸れる感じはありませんでした。


ヘッドバンドは見た目は四角い形状ですが、柔軟性があるので頭の形に合わせて変形してくれます。内側には、水を吸わないタイプのクッション材がついています。ただ、頭に接触する部分が黒い突起部分とヘッドバンドだけで、布系の柔らかい素材のものがないために、かぶった直後の感触はあまりなじむ感じがなく、多少の違和感を感じます。しかし、しばらくするとなじんできて、とくに違和感のようなものは感じなくなったので、フィット感自体は悪くはないと思います。


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ヘッドバンドは、後頭部のダイヤルでサイズ調整をするタイプです。顎紐の顎下部分には柔らかい素材の保護布がついていて、ベルクロで脱着することもできます。


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後頭部のダイヤルの内側にも同様の保護布があり、案外細かいところにまで気を使っているのがわかります。


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ゴーグルを装着したらこんな感じです。おおむね水平に近い状態なので、ゴーグルが上に持ち上げられるようなへんな感触がでることもありません。後頭部はゴム紐でヘルメットに固定されているので、ゴーグルを外してヘルメットの額の部分に上げても、ずれたり外れたりすることもありませんでした。


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前から見るとこんな感じで、ゴーグルとヘッドライトの併用も問題なさそうです。



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| ギア | 16:39 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 南御室小屋キャンプ場(冬期)

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


南御室小屋キャンプ場(冬期)

清潔度:5
快適度:5
施設充実度:3
ロケーション:4
総合評価:4.25

この評価はお正月に訪れた時のものなので、冬期限定の評価になります。


南御室小屋キャンプ場は、南アルプスは薬師岳の南にある鞍部に位置するキャンプ場です。登山口となる夜叉神峠から6時間前後かかるので、決してアクセスがいいとはいえません。


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キャンプ場は南御室小屋のすぐそばにあり、平坦な地形でテントの設営も楽だし、寝た時も体がずれることがないので楽でした。周囲を森に囲まれているので風の影響を受けにくく、利用した時はかなりの強風予報が出ていたにも関わらず、テントがはためくことすらないほど無風に近い状態でした。



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小屋からの距離は30m程度で、売店やトイレの利用にも便利です。ただし、お正月は小屋が営業しているとはいえ売店はドリンク類ぐらいしか売っていなかったし、食事時には人もいない状態なので、事実上売店はないに等しい状況でした。無雪期ならまた違うのだと思いますが、積雪期はあてにしないほうがよさそうです。


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水場は小屋に向かって右手奥に入ったところにあります。お正月でも凍結することなく水が利用できるのは助かります。どうやら湧水らしく、一年中凍結しないで湧いているようです。


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冬期用のトイレは、小屋の近くにあります。


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手前に男性小便器が3つならんでいます。


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小便器の奥に個室が二つ。


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内部は比較的きれいに保たれていました。ペーパーは基本的に常備されているようですが、覗いたときはなくなっていたので、自分でも用意しておいたほうが無難です。女性用の個室は、これとは別に水場の前に設けられているようです。中を確認したわけではないのですが、水場の前に案内板が設置されていました。


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幕営料はソロで500円でした。小屋の前にベンチとテーブルがありましたが、雪に埋もれていたので、冬期に使いたければ自分で積もった雪を除去する必要がありそうです。


ロケーション的には森に囲まれた鞍部なので、キャンプ場からはまったく眺望はありません。


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30分ほどのところに辻山という白峰三山を正面に眺めることができる場所があります。


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また、森林限界を超えた薬師岳手前の砂払まで約1時間で行くことができ、そこからは白峰三山だけでなく、富士山もきれいに見えます。キャンプ場から砂払までは比較的緩やかな森林帯の道なので、危険でもないしそこそこ楽に移動できます。撮影山行で行く場合、ロケーション的には比較的に恵まれているといえます。とはいえ、薬師岳から南御室小屋へ下山する途中で道迷い遭難した人もいるので、入山者の少ない時期には注意が必要です。実際、森の中でトレースがないとルートがわかりにくいかもしれません。


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| テント場通信簿 | 14:34 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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Polartec Alpha採用のジャケット: マーモット アイソザムフーディー レビュー

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昨年の5月に購入し、半年ほど着る機会のなかった中綿入りジャケットのアイソザムフーディーですが、雪山シーズン突入で期待を裏切らない性能を発揮してくれています。


米軍特殊部隊用に開発された素材(Polartec Alpha)だけあって、すぐれた防風性能と保温性能がありつつも蒸れにくい行動着として噂にたがわぬ性能です。とはいえ、いかなる状況でも着たままで大丈夫かというと、さすがにそれは無理。ある程度気温が低く、それなりに厳しい環境でないと汗をかいてしまいます。


実際に着用して登山した限りでは、インナーに山シャツ1枚だけなら11月上旬の岡山県北の1000m級の山でも下山時であれば汗をかかずに歩くことができました。それほど気温は低くなく、微風で時々晴れ間が出るような天気でした。11月下旬になり気温が0度近くまで下がれば、登りでも汗だくにならずに登ることができました。


厳冬期であれば、南アルプスの気温マイナス10度で風のない樹林帯の登りで、ウールの厚手インナーと薄手フリースを中に着た状態でやや汗ばむ感じです。フロントジッパーを大きめに開けておけば、汗が流れるほど暑くなることはありませし、少しペースを抑えてゆっくり登れば汗ばむ感じもなくなりました。気温マイナス5度ぐらいで風もそこそこ吹いている標高2700m前後の稜線であれば、寒さも感じず汗ばむこともなく、快適な登山ができました。


表の生地は、防風性と撥水性に優れたPERTEX Quantumで、肩の部分は摩擦に強くストレッチ性のある素材で補強されています。



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裏地は、吸汗速乾性に優れた独自素材「ドライクライムメッシュ」を使用。写真の白い部分がドライクライムメッシュで、名前の通りメッシュ生地になっています。柔らかく、さらっとしていて肌触りがとてもいい生地です。前身頃は胸部分に採用されています。


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背中側は、腰の上あたりまでドライクライムメッシュになっています。また、フードの後頭部もメッシュ生地になっています。


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ドライクライムメッシュは袖の脇下部分にも使われているし、胸の部分と背中もつながっていて、蒸れやすい脇まわりの対策もしっかりされています。とはいえ、この仕様は2014-15モデルのもので、2015-16モデルは袖下とサイド部分にストレッチ素材が使われ、現行モデルではポーラーテックパワーグリッドを採用しているそうなので、ドライクライムメッシュがどうなったのかはわかりません。


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残念ながらマーモットの商品ラインナップからはアイソザムフーディーは外れてしまっているようですが、アイソザムジャケットはまだラインナップされています。アイソザムフーディーのフードは、耳は隠れるものの顔はけっこうがっつり出てしまうぐらい小さ目のものなので、あえてフード付きでなくてもいいかもしれません。冬期の行動着として考えると、霧氷や着雪が落ちてくるときに首筋に入るのを防げるのでフードがあったほうが便利ではありますが、ネックゲータなどでも対応できるのでないと困るというものでもありません。


アイソザムジャケットは、まだほとんど安売りしているお店はないようですが、春になって冬物処分で安く手に入るなら、来シーズン用に購入するいいチャンスかもしれません。行動中に汗をかかないことを前提にしたウェアリングだとわりと薄着になり、ちょっと風が強くなったり休憩するときにすぐ冷えてしまいますが、中綿入りジャケットだとほぼ着たままの状態でOKなので、体温調節のために脱いだり着たりする手間と回数を減らすことができます。行動着として使う蒸れにくい中綿入りジャケットとしては悪くないと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Marmot(マーモット) Isotherm Jacket M5J-F7178 2015-16モデル
価格:16200円(税込、送料無料) (2017/1/30時点)





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