ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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素晴らしいブナ林で紅葉満喫: 別山(白山)その2 

2017年10月8日(日)~9日(月) 石川県白山市 別山(標高2399m) 避難小屋泊単独行 



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7:09 最終水場での小休止を終えて出発すると、すぐにきれいな石畳の道になりました。ずっとこんな調子なら歩きやすくて最高ですが、それほど甘くはありません。すぐに石畳は終わり、通常の登山道に戻りました。


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登って行くにつれて、次第に色鮮やかな紅葉が目につくようになってきました。


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登山道の両側にちらほら色づいた木々が増えてきました。


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7:46 ずっと展望のない森の中を登ってきましたが、ここにきてようやく木々の隙間から白山の姿を見ることができました。標高1440m付近になります。


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標高1450mあたりから、ブナ林も華やいできました。コンデジ写真なので彩の再現がいまいちですが、高木であるブナよりも林床の低木類の紅葉や黄葉が進んでいました。


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晴れてはいるものの、まだ日差しが差し込んで来ていないので、紅葉の鮮やかさがいまひとつですが、それでも十分な美しさです。これでブナの黄葉がピークだったら最高でした。


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色づいた森を楽しみながらのんびりと進んで行きます。


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8:02 別山と市ノ瀬のほぼ中間点まで登ってきました。標高1510m地点です。


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この場所からは白山が正面にドーンと見えて、多少開けているので休憩に最適の場所です。最終水場から約1時間歩きづめだったこともあり、シートを敷いてどっかりと座って休憩をとりました。


7分ほど休憩を取った後、出発しました。ここから上は比較的細くまっすぐな尾根上の道を東へと登って行きます。特に展望もなく、道幅が狭く止まって休憩できるような場所がないうえに、後ろから登山者が迫ってきていたので少しペースを上げて登り続けたのですが、これが大失敗。後ろから来る登山者を止まってやり過ごせるぐらいの場所はすぐにあるだろうと思っていたのですが、行けども行けども全然そういうスペースがありません。


息は上がるわ、汗は滝のように流れ落ちるわで、とうとう少し傾斜が緩く登山道の両脇も切れ落ちていない場所になったところで半分藪に体を突っ込んで立ち止まり、後ろの人を先に行かせて小休止する羽目になりました。一気に体力を使い果たしたような疲労感で、すっかりバテバテです。下手に強がらずに、後から来る人をさっさと先に行かせてしまうべきでした。そもそも小屋泊装備で日帰り装備の登山者と張り合おうというのが、大きな間違いでした。いつものテント泊装備よりも軽いからと調子に乗ってしまいました。体力も落ちているし、身の程をわきまえないといけません。


ちなみに、調子に乗って後続の登山者と張り合ったこの区間が、実は一番紅葉のきれいな場所でした。翌日、下山時に気が付くわけですが、この時は周囲を見る余裕などなく、まったくきれいな紅葉に気が付いていませんでした。もしもピストンでなく周回コースだったら、一番いいところで写真を撮らずに下山してしまっていたところでした。実際、チブリ尾根避難小屋でまだ体力に余裕があれば、別山を越えて三ノ峰避難小屋まで行ってしまうことも考えていたのですが、バテたおかげでその計画は実行不可能になり、登りで見逃した黄葉のブナ林を見ることができたというわけです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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心臓麻痺で死ぬかと思うほどバクバクだった鼓動がだいぶん静まったころに、再び歩き始めました。標高が1700mを越えたあたりから疎林になってきて、次第に空が広く見えるようになってきました。このあたりからシラカンバの木々が目につき始めます。


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日差しを遮る高木がなくなったおかげで、登山道脇のモミジに日が当たり、艶やかな紅葉を見ることができるようになってきました。


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ブナなどの高木が減ったおかげで、赤や黄色の混ざる低木の森がよく見えます。


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黄葉もまぶしく輝きます。


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標高1700mを越えたところで、道は尾根を外れて大きく南へと向きを変えます。等高線に沿った道になるため、傾斜もゆるくなり、西側の展望が開けました。


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進むにつれてどんどん展望が開けてきます。


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真っ白に輝くシラカンバの木々と足元の紅葉が見事なコントラストを魅せてくれます。


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尾根をぐるりと回り込んで、別の尾根に乗ったところにちょっとしたスペースがあったので、荷物を降ろして休憩しました。標高1820m地点です。南に向いて展望が開けていて、日当たりもよくいい場所でした。どうやら下界は曇り空のようですが、山の上は晴天です。はるばる来たかいがありました。


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休憩場所から標高差で70mほど登ると、比較的平坦な尾根に出ます。その尾根の先にチブリ尾根避難小屋があり、そこまではわずかなアップダウンがあるだけです。左手に白山のどっしりとした姿を見ながら、チブリ尾根避難小屋を目指して進みました。


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逆光に輝く紅葉がきれいです。


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9:57 市ノ瀬から約5時間かけてチブリ尾根避難小屋に到着です。山と高原地図のコースタイムはおおむね4時間ですが、1時間も余計にかかってしまいました。


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小屋の周囲には休憩する登山者がちらほらいましたが、中には誰もいませんでした。日差しがある外の方が暖かいので、皆外で休憩しているようです。とりあえず、荷物を小屋の中に下してこの後の行動予定を考えました。


先にも書いたように、状況によっては別山から三ノ峰を越えて三ノ峰避難小屋で宿泊することも考えていました。というのも、実は別山平で星景写真の撮影をしたかったからです。しかし、小屋泊装備でこれから別山と三ノ峰を越えて三ノ峰避難小屋までいくだけの気力も体力も、すでになくなっていました。仮に三ノ峰避難小屋まで行った場合、下山は六本檜から杉峠を経て三ツ谷川へ下り市ノ瀬に戻るという周回コースを想定していたので、白山でも有数のブナ林といわれるチブリ尾根のブナ林の写真を全く撮らずに下山することになってしまいます。これでは、何しに登ってきたのかわかりません。


ということで、宿泊はチブリ尾根避難小屋に決定。別山には小型バックパックで登ることにして、別山平は次の機会の楽しみにとっておくことにしました。同じルートのピストンなら、明日ゆっくりと撮影しながら下山することができるので、紅葉のブナ林を撮影したいという当初の目的も果たすことができます。


そうと決まれば善は急げです。小屋の床を備え付けの箒できれいにして自分の寝る場所を確保したら、必要なものを小型バックパックに詰めて外に出ました。小屋の中にいるとやはり冷えてくるので、とりあえず暖かい外で腹ごしらえです。


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白山を眺めながらおにぎりをほおばります。


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これから向かう別山はまだ遥か彼方です。避難小屋の標高が1900mですから、別山まではまだ標高差499mあります。コースタイムは1時間40分ですが、はたしてどれぐらいで登ることができるのでしょうか。

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つづく。


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| 2017年10月 別山(白山) | 21:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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素晴らしいブナ林で紅葉満喫: 別山(白山)その1

2017年10月8日(日)~9日(月) 石川県白山市 別山(標高2399m) 避難小屋泊単独行 



10月の連休は天気が良ければ南アルプス塩見岳を考えていましたが、3連休の初日が雨ということで断念。2連休になってしまうと信州方面は日程的に厳しいということで、白山に行くことにしました。といっても、白山本峰は連休で大混雑することは明らかなので、あまり登山者が多くないという別山に登ることにしました。混雑するバスに乗る必要もないし、市ノ瀬からの登山道であるチブリ尾根のブナ林が素晴らしいとのことで、紅葉のブナ林を撮りたいというのも理由の一つです。日帰りが可能なコースですが、白山の星景写真も撮りたいので、避難小屋を利用して1泊2日の計画で出発しました。


8日土曜日のお昼前にのんびりと出発しました。18時ごろ白峰に着き、白峰温泉総湯でゆっくりと温泉につかり、20時前に市ノ瀬に到着。


早い時間なので十分あいているだろうと思っていたら、ほぼ満車に近い状態でびっくり。警備員の誘導に従って奥の方にある芝地に入ってすぐのところにあった空きスペースに駐車することができました。芝地は奥に向かってゆるい上りになっていて夜露でしっとりと濡れていたため、あとから来たステップワゴンは途中でスリップして入ることができず、他の場所に誘導されていました。結局、その後はこの芝地に車が入ってくることがなかったので、警備員も無理だと判断したみたいです。こういうときに4WDの必要性を感じてしまいます。


トイレと給水を済ませて車に戻り、21時前には就寝。8日の午前3時に起床し、お湯を沸かしたり、朝食を食べたりしながらのんびりと準備を整えました。今回は避難小屋周辺には水場がないので、食事用に2リットル、行動時の給水用に2リットル、予備としてポットにお湯を0.6リットル、合計4.6リットルを担ぎました。ただ、1泊2日ということで食料が少なく、着替えやテントもないので思ったよりも重くなかったのが救いです。


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5:09 駐車場を出発します。


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芝地から石段を上がると、そこが別山への登山道入り口です。たまたまですが、いい場所に車を停めることができました。


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アスファルト道は別当出合へ続く林道で、別山はコンクリート舗装の道を右に上がって行きます。


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林道の分岐から約10分、橋を渡ったところで登山道は左の藪の中へと入って行きます。右手の林道はすぐ先に植物の種などをとるための水たまりが作られていて、歩いて通過するには路肩の細いコンクリートの上を渡る必要があります。林道をまっすぐ進んだほうが早いのですが、この時はそれを知らず、また先行のグループが登山道の方へ入って行ったので、そのまま後に続きました。


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分岐地点の藪の中にある道標です。暗いと気づきにくいので、初めて通る場合は見落とすかもしれません。


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藪の中へと続く登山道。暗い中、一人で歩くにはちょっと薄気味悪い感じです。


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10分ほど森の中を歩くと、再び林道に出ました。林道から分岐する前にはいなかった登山者が、数名すぐ先を歩いていたので、林道をそのまま直進した方が早かったということを知りました。昼間だと工事車両が通過するので林道を歩くのは危険ですが、この時間であればその心配もないし、早いわけです。この合流点のすぐ先で、登山道は再び右手の森の中へと分岐するのですが、先行の登山者にならってそのまま林道を進みました。


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林道との合流点から約5分で、堰堤のある場所に着きます。ここが登山口への入り口で、右手の堰堤を渡って行くのですが、道標も何もありません。もともと登山道ではない工事用の林道ですから登山者用の案内などあるはずがないわけです。知っていないと気がつかずに通過してしまう可能性が高いので、初めて通る場合は要注意です。今回は、先行者が数名いたので助かりました。初めて歩く場合で他の登山者がいなければ、素直に登山道を歩いたほうが確実かも知れません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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5:40 登山口の道標によれば、チブリ尾根避難小屋まで5.2kmだそうです。


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ようやく明るくなりかけた森の中を、トラバースするように登って行きます。初めのうちは等高線に沿った方向になるので、傾斜もゆるく歩きやすい道です。


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登山道のそばにはたくさんの大木がそびえたっていて、しょっぱなからわくわくさせられます。こちらはブナの大木。


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少し進むと、トチの巨木が多く見られます。


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幹が半分空洞になりながらも、立派なトチが枝葉を広げていました。


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これは幹周6mぐらいありそうなトチで、背後の木もトチです。このあたりはトチの巨樹巨木が林立する森になっていました。こんな森は初めてです。ちなみに、巨樹と巨木の使い分けは、幹周3m以上(直径約1m)を巨木、幹周5m以上を巨樹と言っているようですが、あまり厳密なものではありません。


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そして現れたのがカツラの巨樹。丸いかわいい葉っぱでカツラと判別。登山道の上に覆いかぶさるように伸びている堂々たる躯体が迫力満点です。幹周は8mはありそうな感じです。


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カツラは大きくなると、主幹以外にたくさんの枝が幹のように成長している姿をよく見かけます。


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カツラのすぐ下から見上げるとすごい迫力です。


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反対側から見るとこんな感じ。歩き始めて1時間も経たないうちに、こんなすごい巨樹に出会えるとは、チブリ尾根の森のすごさを雌つけられたような気がします。


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6:26 登山口から1km進んできました。カツラの巨樹の写真撮影で少し時間をロスしていますが、登山口から46分かかっています。


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小さな沢を越えていきます。


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6:34 清流沿いの開けた場所にベンチがあったので休憩することにしました。登山口からほぼ1時間弱のところなので、ちょうどいいタイミングです。地形図によれば標高1120m地点の等高線が広くなった場所です。ここまでは等高線に沿うようなコースでしたが、ここからは等高線に直角な方向へと向きを変えるので、傾斜がきつくなります。いよいよ本格的な登りの始まりです。


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沢沿いの休憩地点から歩くこと30分で最終水場に着きました。山と高原地図に上段床と記載されている場所ですが、道標には水飲場としか書かれていません。背負った時には思ったより軽いと感じた荷物ですが、さすがに登りがきつくなってくると次第にその重さを感じてきます。先の休憩から30分しかたっていませんが、ひとまず荷物を降ろして小休止です。水はあるので水場にはいきませんでした。

つづく。


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| 2017年10月 別山(白山) | 13:21 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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フォトギャラリー: 石鎚山 秋2

2017年10月1日に撮影した石鎚山の写真です。

横位置の写真はクリックすると拡大することができます。


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16㎜ではオリオンが半分しか入らなかったので、15mm魚眼にレンズを交換して撮影。ソフトフィルター使用。
撮影機材:CANON EOS6D + SIGMA 15mmF2.8 Fisheye


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夜明け前のもっとも美しい時間。
撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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日の出直前の天狗岳。
撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM



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太陽が顔を出した瞬間。
撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM



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太陽が地平線から完全に出ると、一気に光があふれだす。
撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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朝の光に輝きを増す紅葉に彩られた天狗岳。
撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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背後の山並みを入れると、天狗岳が孤高の鋭鋒であることがよくわかる。
撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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天狗岳の真下から。
撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM

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| 石鎚山 | 20:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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EOS40D、逝く。

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ここ数年は使う機会がほぼなくなっていたEOS40Dを、写真教室に通う母親に貸してあげていました。ところが、先日故障したとのことでキヤノンに修理依頼をしたところ、すでに発売後10年が経ち修理可能期間が終了しているので修理できませんということで戻ってきました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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うっかり忘れていましたが、40Dは2007年発売の一眼レフなので、10年が経過していたわけです。故障の内容は、センサークリーニング機構が壊れたことと、エラー99というよくわからない故障の2つです。センサークリーニングだけなら撮影そのものはできると思いますが、エラー99は撮影ができない故障のようで、電源を入れてもエラー表示が出るばかりで撮影スタンバイになりません。機械ですからいずれ壊れるとわかっていても、原因不明というのはなんとなく引っかかるものがあります。戻ってきたカメラに添付されていたキヤノンの修理受付伝票には、「2つの現象を確認したが、修理不可能のため返却」としか書かれていなくて、何が原因なのかわからないままです。


EOS40Dの使用頻度はあまり高くなく、僕が撮影した最後のカットは2016年5月で、17,335カットでした。母親が何カット撮影したのか知りませんが、まだ貸してから1年は経っていないので、せいぜい撮っても何千カットのレベルでしょうから、まだ2万カットを越えたぐらいのものだと思います。シャッターの耐久性能はもう少し上のはずなので、壊れるのが早すぎると思うわけですが、こればかりは個体差があるのでどうしようもありません。


40Dとしてももっとカメラとして存分に活躍したかったところかもしれません。その意味では、十分に活用しきれなかったのが残念ですが、40Dだからこそ撮影できた写真もたくさんあります。このブログにも掲載してあるフォトギャラリー「雷鳥」の写真は、40Dの連写性能がなかったら撮れていなかった写真なので、自分の中では40Dで撮影したもっとも思い出深い写真です。


残念ながら、見た目にはなんともないのにただの不燃ごみと化してしまったEOS40Dは、いずれカメラのキタムラで新品のカメラを購入するときの下取り品として保管しておくことにします。

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| 撮影用具 | 15:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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連休は別山(白山)で秋を満喫

土曜日の天気が良ければ2泊3日で南アルプスに行こうかと思っていたのですが、土曜日はあいにくの天気だったので、1泊2日で白山の隣にある別山に行ってきました。


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標高1500mより上あたりで紅葉が盛りになっていて、連休のわりに登山者も少なく静かでいい山旅を楽しめました。レポはのちほど。


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| ヤマネタ・ニュース | 15:28 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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アマゾンでドライナミックメッシュ3/4シャツと3/4タイツが15%オフ

以前にも記事にしましたが、夏は涼しく冬は暖かい究極のドライレイヤーとして評価の高いミレー ドライナミックメッシュの3/4シャツと3/4タイツがアマゾンで15%オフになっていたので、両方とも購入しました。いままではタンクトップとボクサーパンツを夏冬とも使っていましたが、なかなか優秀なので、丈の長いタイプを冬に試してみようというわけです。タンクトップや半袖、ボクサーパンツなども対象商品になっているみたいです。


キャンペーン前の販売価格がすでに14%オフなので、今回の15%オフが適用されると、元値6040円から約27%オフということになり、なかなかの値引き率です。


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注文確定時にクーポンコード「17SPOAKI」を入力すると15%オフになりますとのことですが、「クーポンで15%オフ対象商品」の説明ウィンドを開くと、「クーポンを適用」というボタンがあるので、それをクリックしておけば自動的に15%オフクーポンが適用されるようになっています。注文確定時に確認だけしっかりすればOKです。キャンペーンは10月17日まで。







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| ヤマネタ・ニュース | 23:45 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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彩色険美の鋭鋒: 石鎚山 

2017年10月1日(日) 愛媛県県西条市 石鎚山(標高1982m) 日帰り単独行 


紅葉シーズンの石鎚山を訪れたのは2013年9月以来なので、4年ぶりです。前回は9月21日だったので、紅葉はまだ始まったばかりという状況で、あまり秋らしさは感じられませんでした。その反省もあって、今回は10月上旬のタイミングを計っていたのですが、うまく日曜日が晴天ということになったので、10月1日に出かけてきました。


せっかくだから、星空撮影もと欲張って、土曜日の夜から出かけました。22時には出る予定が、やっぱり遅れて23時出発になりました。グーグルナビによれば土小屋まで3時間半必要で、土小屋から山頂まで2時間かかるとして、23時出発だと登頂時刻は4時半頃です。はたして星景写真が撮影できるかどうかビミョーなところですが、とりあえず石鎚山へと車を走らせました。


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2:28 土小屋に2時20分頃到着し、すぐに用意をして出発です。真夜中ですが、車はそこそこ停まっていました。週末なので登山者はそれなりにいるようです。


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真っ暗な登山道を歩くのも久しぶりです。10月ともなるとけっこう冷えます。ドライレイヤーにノースのパラマウントタンク、ウール混紡の山シャツ、ソフトシェルジャケットというレイヤリングですが、体が温まるまでは肌寒さが消えませんでした。


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登山道に入って10分ぐらい行ったところで、登山道が半分崩落していました。台風の影響でしょうか。


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3:06 ベンチ2まで来ましたが、休憩はとらずに進みます。暑くないのでベンチ3まで行って休憩する予定です。


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3:28 出発から1時間でベンチ3に着きました。ベンチに座って小休止をとります。寒いことを想定してサーモスのボトルに暖かいスポーツドリンクを入れてきたので、ドリンク休憩でも体が冷えずに済みました。山の夜は冷えます。


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休憩を終えて進んで行くと、登山道をごつい倒木が塞いでいました。下に這いつくばって通れるぐらいの隙間がなんとか空いていたので、腕立て伏せのような体制で倒木の下をくぐりました。早く処理してほしいものです。


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崖を横切る桟橋は、新しいものに付け替えられていました。冬の積雪で倒壊したのでしょう。


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3:57 汗をかかないように、あまりスピードを上げずに歩いてきたので、おおむね想定通りの時間で二の鎖下に出ました。


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階段を上がったところに立派な公衆トイレができていました。1階手前には休憩場所もあり、そこから2階へ上がれるようになっていて、2階は避難小屋になっているみたいです。


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公衆トイレのすぐ上で二の鎖経由の道と登山道の分岐があります。当然、右の登山道を進みます。


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ここに鉄階段を設置してくれたことに感謝しつつ、山頂を目指します。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



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4:25 山頂小屋の下まで来ました。この階段を登りきったら山頂です。前方に赤い光が見えたので、どうやら撮影している人がいるようです。ヘッドライトの光量を落としてライトが真下を向くように向きを変えておきます。山頂広場の手前で一度荷物を降ろして三脚を伸ばし、カメラを準備して、ヘッドライトの明かりが撮影の邪魔にならないように手で光を遮りながら天狗岳が見える方へ行くと、どうやら5~6人が撮影しているようです。石鎚神社の前あたりに行ってみましたが、撮影している人のカメラが画角に入ってしまうため、天狗岳への登山道降り口近くの岩の上に移動して、撮影にとりかかりました。


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この時間になると、すでに東の地平線が明るくなっています。もっとも、肉眼ではまだ真っ暗です。オリオン座もすでに天狗岳上空から離れた位置にあり、16ミリでは半分切れてしまったので、15ミリ魚眼レンズに交換して撮影しました。やはり、星空撮影するならもっと早く来るか、山頂小屋に泊まる必要があります。


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6:02 日の出の瞬間です。こういう写真も、一発撮りでは難しい状況です。空を飛ばさないようにハーフNDを付けているとゴーストが出るので、ハーフNDは外さざるを得ません。そうすると、空を飛ばさないようにすると山が露出不足になるし、山を適正露出にすると空が飛びます。HDRで撮影すると、空も山もきれいに再現することができました。一眼レフで撮影した写真は、後日フォトギャラリーのほうにまとめて掲出する予定なので、今回はこの2点のみ公開しておきます。


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ちなみに、コンデジS110で撮影したものですが、山が適正露出になるように撮るとこういう風に空が白飛びします。一眼で撮ってもほぼ同じ結果になるので、コンデジのせいではありません。


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山はきれいに撮れてますけどね。


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7時を回って太陽も高くなってきたので、撮影は終了です。たくさんいたカメラマンもいつの間にか誰もいません。寒いしお腹が減ったのでカップラーメンを食べましたが、いまいちあたたまりませんでした。


ちなみに、山頂の日の出前の気温は8度でした。風が少しあったので、かなり寒かったです。登ってきたときのウェアの上から、インナーダウンを着て、その上からゴアテックスのハードシェルジャケットを着たのですが、それでも寒さは完全には防ぎきれませんでした。まだ冬ではないので、ダウンはユニクロのULダウンを持ってきたのですが、それが失敗だったかもしれません。やはり、山で防寒着として使うには力不足のようです。


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食事を終えてどうしようかと考えていると、ふと二ノ森方面の風景が目に留まりました。そういえば、あっちから石鎚山を見たことがないので、どんなふうに見えるのか興味がわきました。ということで、二の森方面に行ってみることにしました。


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7:33 山頂を後にします。


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山頂下の鉄階段そばに紅葉したモミジがありましたが、あまりきれいではありません。


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三の鎖入り口近くの分岐から、二の森方面に向かいます。


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ちらほら紅葉があってきれいです。


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少し行くと、登山道が崩落していましたが、トレースはついていたので、そのまま進みます。


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尾根を乗越した先で、面河渓方面の道を左に分けます。二ノ森へは右に進みます。


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このあたりから先は広大な笹原の斜面をずっとトラバースして行きます。


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振り返ると、石鎚山が見えていましたが、こういう角度で見る弥山の姿は初めてです。なんだかスフィンクスみたいです。それに山頂の小屋が要塞みたいで仰々しく感じます。


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西ノ冠岳に向かって、笹原の斜面を登山道が横切って行きます。


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8:13 西ノ冠岳がだいぶ近くなってきたところで、おなかの調子が悪くなってきました。このまま行くとやっかいなことになりそうなので、二の森はあきらめて引き返すことにしました。


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引き返し始めて、いつの間にか空が雲に覆われていることに気が付きました。天気が良かったのは夜から早朝のうちだけで、真夜中に来たおかげで日の出の瞬間や朝日に照らされる天狗岳が見られたのでラッキーでした。


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石鎚山登山道の分岐まで戻ってきました。おなかの方はなんとかひどくならずに済んでいます。


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紅葉を眺める余裕もあります。


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ちょっと離れてみるときれいなモミジですが、近くで見るとあまりきれいではありません。今年の紅葉はいまいちかもしれません。


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9:03 公衆トイレまで戻ってきたので、さっそく個室に入って問題解決です。チップもちゃんと入れておきました。


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軽く休憩をとって、下山開始です。


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土小屋方面に向かいます。


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分岐からすぐのところで上を見あげると、石鎚山の大岩壁の真下の紅葉がきれいに見えていました。


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日があたっていればもっときれいに見えたはずなのが残念です。石鎚山山頂部の紅葉の見ごろは、この分だと来週いっぱいぐらいかもしれません。今度の連休はきっと大混雑することでしょう。


この後は写真も撮らずにすたこらさっさと下山し、駐車場に戻ったのは10時ぐらいだったと思います。GPSの電源を落とそうとしたら電池切れですでに電源が落ちていました。家に戻って確認したら、山頂から下山するときにすでに電池切れになったらしく、二の森方面へのトラックデータも残っていませんでした。予備電池はもっていたのに、電池切れに気が付かなければ意味がありません。今後はこまめにチェックしようと思います。


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| 2017年10月 石鎚山 | 22:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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大山開山1300年祭~秋の松明行列

烏ヶ山登山の前日9月24日に星景写真撮影に訪れた大山寺で、たまたま秋の松明行列に遭遇しました。


豪円湯院で夕食を食べ、温泉につかってさっぱりして駐車場に戻るときに、やけに参道に人がいるなと思っていると、放送で「松明行列はXXXを通過しました」というアナウンスが流れ、松明行列がいままさに行われていることを知りました。


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急いで車に戻ってカメラをもって参道に戻り、待ち構えて撮影してみたわけですが、何の準備もしていなかったので、ただ撮ったというレベルの写真しか残せませんでした。とりあえず、松明の明かりが流れるようにスローシンクロで撮ってみたものの、動いている人間が消えてしまうので、高感度で人がわかるレベルまでシャッター速度を上げて撮影したカットと多重合成してみました。写真クリックで拡大します。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



本当なら、もっと行列を俯瞰で見られるような場所から、ストロボを使って後幕シンクロすればいいのでしょうが、ストロボなんて用意していないので、現像ソフトで多重合成せざるを得ませんでした。あとで考えれば、ペンタックスのK-50を使えば、内臓ストロボもあるし後幕シンクロもできるので思い通りに撮れたはずですが、そこまで気が回りませんでした。


松明行列は、もともと6月の開山祭りの前日に行われているものなので、9月に行われるのは開山1300年祭のある今年のみの開催らしく、ラッキーな遭遇でした。


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松明行列の後は豪円山ののろし台に北壁と星空を撮りに言ったのですが、天の川は頭上遥か上にあって、まったく画角に入らず、特徴的な星座もないので、バルブ撮影で星を流して撮ってみました。北壁の見え方や手前のスキー場にある宿の明かりが入るなど、のろし台はあまり星景写真の撮影には向いていないようです。写真クリックで拡大します。



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星景写真 フルサイズとAPS-Cで撮り比べてみた

先週、烏ヶ山に登った前の日の夜、晴天予報だったので夕方から出かけて星景写真撮影を行いました。


今回は、烏ヶ山にペンタックスK-50を持っていくつもりだったので、フルサイズセンサー搭載機のキヤノン EOS6DとAPS-Cサイズセンサー搭載機のK-50とで、星景写真の撮り比べをしてみました。以前から、APS-Cセンサーで十分な品質の星景写真が撮れるなら小型軽量のミラーレスカメラに機種変更するというのもありかもしれないと思っていたので、そのためのテストという側面もあります。


結論から言えば、星景写真のように非常に暗くカメラにとって厳しい条件での撮影対象においては、まだまだセンサーの大きいフルサイズが有利であるという事実にかわりないということが判明しました。


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この写真はK-50で撮影したものです。標準レンズ18-135㎜F3.5-5.6の18㎜、F3.5、ISO3200、15秒での撮影です。RAWで撮影し、ペンタックス純正の現像ソフトで現像しました。現像時の設定はほぼデフォルトのままですが、色温度は4000K、トーンカーブでコントラストを強調しています。これは、6Dで撮影した画像とほぼ同じ内容です。


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そして、こちらが6Dでの撮影です。16-35㎜F2.8LⅡの27㎜、F3.5、ISO3200、15秒での撮影です。撮影時の設定はK-50とあわせています。K-50の18㎜は27㎜相当になるので、6Dは27㎜で撮影しました。RAWで撮影し、現像時に色温度を4000K、トーンカーブでコントラスト強調にしたのはK-50の場合と同じです。


2枚を比較すると、星の写り方に違いがあるのがわかります。天の川に関しては、K-50はあまりはっきりしませんが、6Dのほうはそれなりにわかるレベルで表現できています。星に関しては、暗く小さい星までたくさん写っているのは6Dですが、明るい星が明確に写っているのはK-50のほうです。言ってみれば、K-50はソフトフィルターを装着しているかのように、明るい星が強調されています。ちなみに、どちらもソフトフィルターは装着していません。


ぱっと見た感じでは、星空らしい雰囲気はむしろK-50のほうがあるかもしれません。人間の眼はあまり暗い星は見えませんから、K-50のほうが実際に見た感じに近いわけです。6Dは小さな星までたくさん写っているのですが、星の明るさにメリハリがなく、ややインパクトが弱いといえます。もっとも、星空の主役である天の川がちゃんと表現されているので、撮影時の目的に沿った表現ができているのは6Dのほうです。K-50では単に星空を撮ってみたというレベルです。


もっと明るいレンズを使い、シャッター速度を30秒など長めにすれば、K-50でもそれなりに天の川が写ると思いますが、その分星がわずかながら流れる可能性があります。過去の経験で、24ミリで30秒が星が点像で写る限界だと思っているので、27ミリ相当で30秒は厳しいと思われます。そもそも、星景写真で27ミリ相当では画角が十分ではありませんが、APS-C用で16ミリ相当ぐらいのF2.8クラスのレンズは、トキナーの11-20mm F2.8か11-16mm F2.8の2本ぐらいしか知りません。キヤノン、シグマ、タムロンには該当するレンズはありません。







K-50のほうが星のメリハリ感がある理由はよくわかりませんが、K-50のほうは100%表示で見ると、星のピントが若干甘いので、いわゆるピンボケ気味の可能性があります。そのため、明るい星がわずかににじんで強調されたのかもしれません。ペンタックスの18-135レンズは廉価レンズのため距離指標がなく、ピントは500mぐらい遠くの街灯に中央測距点をあわせてAFしました。6Dで使ったEF16-35レンズは、いつも使っているレンズなので、いつもどおりに距離指標の無限遠にあわせただけです。

ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



ノイズに関しては、どちらの機種も高感度ノイズリダクションは自動(AUTO)、長秒時ノイズリダクションはK-50がAUTO、6Dが標準という設定ですので、カメラ内で自動的に処理が行われているはずです。


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652×652ピクセルの等倍画像で見ると、空の黒い部分へのカラーノイズはK-50のほうが目立ちます。といっても、そうひどいわけではありません。写真クリックで拡大します。


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6Dのほうは気になるほどのノイズはほぼ見られません。写真クリックで拡大します。



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ノイズに関しては、ペンタックス シルキーピックスのシャープ設定の項目に「高感度ノイズ除去優先」という項目があるので、そちらを選択して現像してみた画像がこちらです。先の画像と比較すると、なんとなく星が減ったような感じを受けます。


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中心部分の等倍画像でみると、ざらっとしたカラーノイズの感じはよくなりましたが、全体的にのっぺりとした感じが強まり、星のコントラストも弱まったように感じます。


デジタルカメラのセンサーが大きいとなぜ暗い被写体の撮影に有利かというと、同じ画素数であっても面積の大きいセンサーの方が1画素あたりの面積が大きくなるからです。画素が大きいほど多くの光を受け取ることができるため、結果的に感度がよくなるわけです。技術的な革新が起こらない限りこの特性は変わらないので、現状ではフルサイズセンサーがより小さいAPS-Cなどのセンサーよりも有利なのです。


地上の風景と星空を組み合わせて撮影する星景写真においては、星空も地上風景も静止している写真である必要があるわけです。赤道儀などの特殊な機材を使って星を点像に写すことができても、地上の風景がぶれてしまっては意味がありません。そのため、おのずと使えるシャッター速度に限界があり、それを実現するために必要なスペックの機材がないとかセンサー性能の限界が低いという理由で、APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラはいまのところ向いていないと言わざるを得ないわけです。星空の一部を切り取ったり、星のみを対象とした天体写真や星野写真においては、赤道儀を使って1分でも2分でもかけて撮影すればいいのでこの限りではありませんが。


ということで、小さく軽いミラーレスカメラに変更して機材の軽量化を進めるという計画は、まだまだ当分先の話になりそうです。


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参考までに、6DでF値とシャッター速度をそれぞれF2.8、20秒に変更して撮影したものです。


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水の山行ってきた: 烏ヶ山 

2017年9月25日(月) 鳥取県江府町 烏ヶ山(標高1448m) 日帰り単独行 



サントリー天然水 奥大山編のCMで、宇多田ヒカルが尾根の岩の上に座っているカットを見た時、奥大山編のくせに烏ヶ山でロケしてるなと思って、ちょっと気になっていました。というのも、鳥取地震の影響で登山道が崩落し、公式的には烏ヶ山は長らく登山禁止になっていたからです。


2001年8月から登山禁止になっていましたが、2016年7月30日にようやく解禁となりました。ところが、同年10月21日に発生した鳥取県中部地震で再び登山道が崩落し、再び登山禁止になっています。もっとも、登山道が閉鎖されているというわけではないので、登ること自体は可能です。


僕が烏ヶ山に登ったのは、2015年3月が直近で、この時は当然雪山でした。その前というと2011年10月になり、ずいぶんご無沙汰です。鳥取中部地震以降、登山道がどうなっているのか気になっていたところにサントリーのCMを見たこともあって、久しぶりに烏ヶ山に登ってきました。


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10:05 鏡ヶ成から大山環状道路を鳥取方面に登ったところにある新小屋峠が登山道入り口ですが、わずか車2台分しかない駐車スペースは埋まっていたので、少し鳥取県側に下ったところにある路肩の広い場所に車を停めて歩き出します。


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新小屋峠から登山道に入ります。


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登山道入り口に熊出没注意の看板があり、ちょっとビビりました。クマ鈴をつけて入山します。


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歩き始めるとすぐに気持ちのいいブナ林が広がります。


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ブナの大木が適度に広い間隔で立ち並ぶ森は、明るく解放感があっていい感じです。


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奥に進んで行くと、二抱え以上もありそうなブナの巨木がたくさん現れます。わずかに紅葉が始まっていました。


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やがて、笹が繁茂して地面が見にくい状態が続くようになります。長らく登山禁止となっていたので、入山者が減ったためか、それとも草刈などの整備がされなくなったのかわかりませんが、ちょっと廃れかけたような雰囲気がありました。とはいえ、おおむね歩きやすくわかりやすい道です。


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緩い上り道から次第に傾斜が強くなり、ロープが設置された場所が現れました。しかし、このロープ場を登りきれば、尾根上にでます。


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10:54 尾根に出ました。ちょっとした広場になっていたので、荷物を降ろして少し休憩をとりました。登山道はここから左手方向、すなわち南へと向きを変えて尾根道をたどります。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



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5分間の休憩を終えて、出発します。今日は晴天予報でしたが、なぜか空は曇りで、烏ヶ山もガスって見えます。


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右が烏ヶ山北峰、左が南峰で、登山道は南峰の左側、肩のあたりに突き上げます。その突き上げた場所が鏡ヶ成キャンプ場からの烏ヶ山正面登山道と合流する場所になっていて、崩落個所はその合流点のある場所です。


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休憩場所からはしばらくくだりが続き、5分ほどで鞍部まで来ました。ここから登りが始まります。


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鞍部から南峰の肩にある登山道合流点までが、このコースの難所の一つです。かなりの勾配の道が続きます。


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標高1300mの尾根に出たところで一息つけます。ここからはしばらく傾斜が緩みます。展望もすこし開けてきました。


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烏ヶ山北側の断崖は、地震の影響はなさそうです。


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登山道わきの木々に真っ赤な木の実がたくさんついていました。ナナカマドかな?


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南峰の近くまで来ると、右手前方に崩落した跡のような裸地が見えました。地震で崩落した場所は南側のはずですが、北側でも崩落があったようです。


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南峰の肩に上がる直前の区間は、かなりの急こう配です。新小屋峠コース一番の難所といってもいい区間です。比較的新しい感じのロープが設置してあり、それほど厄介な場所ではありませんが、岩が滑りやすいことなどもあって慎重な足さばきが要求されます。


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11:41 登山道合流点に着きました。以前登った時にはなかったりっぱな道標が建っています。


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右上がすぐ南峰山頂です。


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尾根通しに下方へ烏ヶ山正面登山道が続いているわけですが、通行禁止の札やロープがないところを見ると、どうやら通行できるようです。


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どんな感じなのか、少し下ってみました。少し下にある大岩が、まるで掘り起こされたように浮き上がっています。この大岩の左側にトレースがついていました。


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大岩の下まで行ってみると、その先の南側斜面が大きく崩落していました。しかし、尾根そのものが崩れたわけではないので、登山道はなんとか残っているみたいです。


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昔の登山道は、崩落した尾根の南側を通っていたと思いますが、いまは北側の藪の中にトレースが続いています。通ることは可能みたいですが、新小屋峠コースの方が安心かもしれません。


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偵察を終えて、合流点に戻ります。南峰直下のところにも、小さな崩落跡のような部分が見えます。


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道標のすぐそばにある岩は下がなくなって半分宙に浮いていました。上から見ると下の様子が見えないので、うっかり乗っかると岩もろとも落ちそうでやばい状態です。


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ところで、サントリー天然水 奥大山編のCMで宇多田ヒカルが座っていた岩はどれだろうと思って、CMの画像をよく観察してみると、どうやらこの道標の左手にある岩の赤丸の位置みたいです。


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CMのキャプチャー画像ですが、道標が写っていません。設置される前のロケなのか、画像処理で消しているかのどちらかだと思います。位置を特定するために、特徴的な岩を探してみると、右下の大岩と左上の白っぽい三角の岩がわかりやすそうです。写真クリックで拡大します。


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左上の白っぽい三角形の岩は、どうやらAの岩のようです。


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拡大してみるとフラットな三角形の面があるので、光を反射して白っぽく見えているのでしょう。頭の部分だけ少し色が違うという特徴も一致します。


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右下の大岩は、合流点から少し下にあった浮き上がったような大岩だと思われます。頭のでっぱりと、下の方だけ色が違うという特徴が一致します。こちらの岩はBとしておきます。


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ということで、位置関係を書き入れてみると、こんな感じだと思われます。道標の位置は後ろの草むらが妙な感じで丸くボケているので、おそらく画像処理で消去したのだと思われます。だからなんだといういわけではありませんが、宇多田ヒカルも撮影のためとはいえ、よくここまで登ってきたなと感心します。写真クリックで拡大します。


さて、宇多田ヒカルの座った岩探しはこれくらいにして、さっさと烏ヶ山山頂を目指して先へ進みたいと思います。


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登山道合流点から少し上がったところが、下から見えた北側の崩落個所の真上のようで、岩が浮いたような状態になっています。通過するのがちょっと怖い場所でした。


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少し登ると、崩落個所の様子がよくわかります。


ガスが上がってきた尾根
2011年の時の写真と比べると、一目瞭然。


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南峰は台形のフラットな山頂ですが、そこに至るまで少し岩伝いの歩きにくい場所があります。


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南峰山頂に出ると、紅葉が進んでいました。


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まだ紅葉は始まったばかりというところです。


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南峰の西端までくると、ガスの中に北峰が姿を現しました。


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南峰から北峰へは、一度鞍部へと下り、登り返します。南峰からの下りはあまり問題ありませんが、北峰の登りはそこそこ大変です。


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山頂直下の岩場です。初めて見ると、どこを登るんだと思うような岩ですが、左側から割れ目を伝って登れるようになっています。


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12:00 ちょうどお昼ぴったりに登頂することができました。


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さすがに平日のお昼なので、誰もいません。


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ガスガスで展望もよくありません。南側の方は、少し日が差していますが、全体的に曇り空です。


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南峰も半分ガスの中。


とりあえず、ランチにしようと思って山頂の大岩の上に登ろうと思ったら、そこらじゅうに虫が団子になって飛んでいて、近づきたくない雰囲気です。いわゆる蚊柱です。


南峰を見下ろす、登山道上のフラットな岩のあたりには蚊柱がいなかったので、そこでお昼にしようと移動すると、なんと蚊柱が追いかけてきて、頭のあたりにたかってくるではないですか! 虫よけスプレーを噴霧しても、一瞬たじろぐだけですぐにまた向かってくるし、グローブを振り回して追い払ってもまったくひるむ様子がありません。吸血昆虫ではないとはいえ、こんなのに頭の周りを飛び回られてはランチどころではありません。滞在時間わずか3分で、逃げるように北峰を後にしました。


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南峰まで戻ってくると、一瞬ガスが晴れて、北峰が見えました。写真を撮っていると、静かだった山が急に騒がしくなり、結構若そうなグループがどやどやとやってきました。こんな平日に登ってくるところを見ると、大学生だろうかと思っていると、そのあとからも数名の登山者が登ってきて、みな比較的若いのが不思議です。平日だし、登山者に会うこと自体あまりないだろうと思っていたら、予想外に多くの登山者に会いました。


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登山道合流点まで戻ってきて、岩に座っておにぎりを食べていると、またもや若者グループが登ってきました。今度は完全に学生らしく、一人を除いては普通にジョギングでもしているかのような服装だったりしていて、登山が初めてといった雰囲気でした。平日に若者に人気の烏ヶ山って、いったいなに? もしかして宇多田効果なんでしょうか。そういえば、南アルプス編でロケ地となった栗沢山も、いままでは全然人気がなかったのに登山者が急増したというニュースを何かで読んだのですが、同じことが起きているのかもしれません。


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12:40 ランチを終えて出発するときに北峰を見ると、天狗の鼻のような突き出た岩がよく見えていました。


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13:08 尾根道からの下降点まで戻ってきました。汗ふきと水分補給で立ったまま小休止をとりました。


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あとはひたすら下って行くだけです。


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13:44 登山口に出ました。朝、2台停まっていた駐車スペースを、でかいベンツが1台で占領していました。


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13:47 駐車場所まで戻ってきました。今回の行動時間は、約3時間42分とけっこう短めでした。そのためか、あまり休憩をとっていないわりに、足の痛みも疲労感もなく、行動を終えることができました。


帰りは、鏡ヶ成国民休暇村にあるホテルで、日帰り入浴してかえりました。ここのお風呂は温泉ではありませんが、超軟水である奥大山の水で沸かしたお湯なので、肌触りが滑らかでとっても気持ちのいいお湯でした。料金は510円とリーズナブルなので、烏ヶ山登山の後におススメです。


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| 2017年9月 烏ヶ山 | 19:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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